大 祭 式

大祭は、その名の通り1年に1度、その神社で一番大切なお祭りです。

1年間の御恵みに感謝し、また1年の御加護をお願いします。

最近は一般の方にはお祭りイコールイベントという意識になりつつあり、当社にも「お神輿が出ないならばお祭りはナシですね」という問い合わせがあったりしますが、本来お祭りとはこの大祭式を差すものであり、メインはお神輿でも縁日でもなく、この大祭式なのです。

11時より大祭式があります。どなたでも御参列頂けますのでどうぞお参りください。

   
  [朝]

大祭式にふさわしいように社殿内をきれいに装飾し、御神饌(ごしんせん。神様にお供えする新鮮な海産物や野菜、果物など)を整えます。

当社は築地に近いこともあり、朝早く起きて築地の市場まで買い出しに行くんですよ(だから場外の有名な「井上」というラーメン屋さんが仲良しだったりする)。

港区内の神職の皆さんのお手伝いにより大祭式は奉仕されます。

神職の着けている装束の色はその身分(階級や奉職年数によって変わります)によって決められているのです。

   
  [祓戸(はらいど)]

御神前に進むときは、身を清めてからとなります。

大祭時は特別に祓戸(はらいど)を設け、神職・伶人(れいじん。雅楽の演奏者)・参列者をここでお祓いします。

「お祓い」というと、紙のついた棒(正式には幣「ぬさ」といいます)でしゃっしゃっと祓うイメージがありますが、これは祈願をする前段階で、身を清めるため・・・と覚えておいてください。

   
  [参進(さんしん)]

社殿へは、みな並んで進みます。これを参進(さんしん)といいます。

雅楽、先導神職に続き斎主(さいしゅ。お祭りの責任者。大祭時はそのお社の宮司が務めます)、祭官がおごそかにご社殿に進み間sん。

そして御社殿の中で大祭式が斎行されます。

   
 

 

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