愛宕山でほおづき市が開かれたのは、江戸の古きにさかのぼることができます
ほおづき市といいますと、今では浅草の市が有名ですが、ナ、ナント、もとはこの愛宕からはじまったものなのです。
愛宕で求めるほおづきは、江戸時代には薬として珍重されてきました。
ある人が、ほおづきが薬であることを愛宕様のご神託によって知り、さっそくほおづきを家族に飲ませたところ、子どもの虫が治まり、婦人の癪がまおったと伝えられております。
愛宕のほおづき市は浅草のにぎわいとはまた趣きをかえ、お祓い済みのほおづきを受けると特別に社殿内でまたお祓いをしてもらえます。
また、巫女さんにほおづきを選んでもらえるのも、愛宕ならではの楽しみで、花や緑に囲まれたまさに都会の別天地に皆様踊れ枯れます。もちろん「さくら」ちゃんや「権(ごん)」さん、「ビーノ」も仲良く(?)お迎え致します。
ほおづきは完売が予想されますので、お早めに電話でご予約ください(03-3431-0327)。