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神社に行くとよく「宮司(ぐうじ)さん」といういう呼び名を耳にしますが、一体誰のことなのでしょう?
神社にいる男の人はみんな宮司さんなのでしょうか?
宮司さんとは、実はその神社を仕切っている人のことなのです。
神社での「宮司」とは、企業でいうところの社長にあたります。
会社にもいろいろな役職があるように、神社にはいろいろな資格があります。一般職のような資格、総合職のような資格とか、まあ、たくさんありますが、宮司はその神社での一番上の地位です。
ですから、すべての人が宮司になれるわけではないのです。ちゃんとした研修を積んで、しかもひとつの神社をまかされるくらいの人でなくてはいけないのです。
しかし、宮司になるのに男女の差はありません。
愛宕神社のある港区内や東京都全体の中にも、女性が宮司をつとめているお社は数多くあります。
私は、神様にお願いするのに男性も女性もないと考えますが、あなたはいかがですか?
また、同じく宮司と呼ばれていても、その中にも身分級というものが存在しています。
その区別は袴の色や紋様などで区別されていて、見る人が見るとすぐにその区別がわかります。
神社オタク希望者の方には、今度そこら辺の区別もお教えしましょう。ここら辺を知ると神社に来る楽しみがまた、ひとつ増えますよ。