Qラリーのページ
What‘s The Q‐Rally?
Qラリーとは読者挑戦ツーリングQ−RALLYの略で、且ゥ公社が関西地区で発売しているBIKEBOYという雑誌のコーナーで、イラストマップとコマ図を参考にコースを走り、設定されたクイズを解いていくというものです。
クイズの回答とワンショットボイスをついているエントリー用紙に書いて編集部まで送れば、Qラリーの感想コーナーに掲載されると共に、エントリー5回毎にワッペンやプチワッペン(あまりつけている人を見たことがありません)がもらえるというものです。
クイズ自体は簡単でそのチェックポイントの看板やモニュメントから出題されることが多いです。ただまれにクイズの場所までかなりの距離歩かないといけないこともありますが(千早城のてっぺんまで歩いたこともあります)。あとこのコーナーを作られているさちさんが特別に出題する、さちクイズというものもありこちらは少々難しいです。
コースは冬場は大阪を基準にして近場で距離も比較的短め(50km前後)で、夏場は遠場で距離も長め(100km以上)のものが多いようです。基本的には日帰りでいける地域の出題ですが、GWや夏休みをはさむ5月号や9月号ではロングQラリーと称して通常のQラリーとは別に遠方(僕自身行ったものでは、能登半島や四国、富士などがあります)のコースが設定され、こちらは観光も兼ねて泊まりでいった方が無難でしょう。
僕自身もう5年位毎月参加していますが、Qラリーの面白さは色々な人が同じコースを走る訳ですから、色々な人と知り合いになれて仲間の和が広がるということでしょう。中にはこれで知り合って結婚されたカップルもいるようです。 それと今まで走ったことや行ったことの無い所がコースとして設定されることが多くて、毎回新鮮な体験が得られます。
以下に僕自身が独断と偏見でセレクトした過去の思い出のQラリー(古いBB誌を処分してしまったので多少誤りがあるかもしれません)を紹介してみたいと思います。
最もきつかったQラリー
2日間で四国を一周したこともありますが、僕自身一番きついと思ったのは、96年6月号で確かスタートが伊勢の二見浦で、御座岬を回ってから愛州の里に行って最後は伊勢の辺りに戻るというコースで、自宅からの行きと帰りの走行距離をあわせると600kmを超え、走行時間も10時間以上かかりました。これに懲りて次の96年7月号ではテントを持って泊まりで出かけました(詳細はこちらで)。今から思うとこの頃は結構ハードなコースが多かったような気がします。
最もしんどかったQラリー
これはなんと言っても千早城のてっぺんまで歩いた95年の6月か7月号でしょう。ほとんどウォークラリーと化してました。
最も怖かったQラリー
98年2月号でコースは、太子町の道の駅 近つ飛鳥の里をスタートして、国道166号竹内街道で峠を越えて奈良県に入り、少し南に行って国道309号で道の駅 ちはやあかさかまで戻ってくるというコースでしたが、竹内峠を越え奈良県側に入ると周りが雪景色に変わり、これはまずいなあと思いましたが、何とかいけるだろうと思って走っていると、他のQラリーの人たちがコースを逆送して戻ってくるので、どうしたのだろうと思っていたら国道309号の電光掲示板を見ると水越峠チェーン規制中と出ていて、僕も引き返そうか迷いましたが、大型トラックが先に走って行ったので、あの後についていけば大丈夫だろうと思ってついて行きましたが、峠に近づくにつれ雪はますます深くなってきました。大阪側は雪が降っていなかったので、峠のトンネルを越えて大阪府側に入れば雪は降っていないだろうと期待してトンネルをくぐりましたが、川端康成の小説ではありませんがトンネルを越えるとそこは雪国でした。立ち往生している車もいて僕もバイクを停めて歩いて帰ろうと思いましたが、積雪のため路肩も解らずバイクを無事停めれるかどうか解らなかったのでそのまま走りぬくことにしました。雪の積もる国道を時速20キロ位でゆるゆると下っていきました。しばらく走ると雪も無くなりほっとしたのを覚えています。最終CPの道の駅 ちはやあかさかに着くと、僕だけではなく他にもあの雪の水越峠を越えた人がいて、Qラリーの人は本当にタフだと思いました。
最も感動的なQラリー
98年3月号でゴール近くの南部梅林では梅が一面に咲き誇っていて、その中を走っていると、まるで夢の中のような気がしました。
これ以外にも色々思い出に残るQラリーがあって、今後も紹介して見たいと思っています。
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