99年12月号
空に一番近いワインデイングを走る!
99年最後のロングラリー
兵庫/神崎郡神崎町 水車公園〜宍粟郡山崎町 道の駅・山崎 約126km
予定していた仕事が早く終わったので、慌てて自宅に帰り服を着替えてヘルメットを持ってバスに乗り、6ヶ月点検に出していた愛車を取りに行く。
11時半頃店を出て武庫川の河川敷を北に向い、宝塚インターより中国自動車道に乗る。
途中加西SAで食事をする。曇っていて少し寒いのでライデイングジャケットにライナーをつける。
福崎インターで播但連絡道路に入り神崎南インターで降りて、県道8号を西に進む。少し走るとCP1水車小屋があった。
横手から水車小屋の内部を覗くと、今でも精米が行われていた。
Qをチェックして出発しようとするときにTDMがやってきた。Qラリーの人かなと思いながら出発する。
県道8号はしばらく進むと1.5車線になる。
道端にさちQのもすの大榎があった。木のそばでは道路の改修工事が行われていて、バイクを停めて見ていると、工事の人に何をやっているのか?と物珍しいそうな目で見られた。
峠道を越えて国道29号を右折する。しばらく国道を走り、県道6号に入る。雨が降り出してくるがそのままCP2まで走り、CPでレインパンツをはいた。
CP2の家原遺跡公園には、CP1で後から来たTDMの人がどういう訳か先に来ていた。聞いてみると地元の人でコースとは別の道で来られたとの事だった。雨がかなりきつくなってくる。TDM氏はここで中止して後日回るらしい。
Qチェック後国道429号を進み、その後県道6号に入る。だんだん道は山中に入る。今年は残暑が厳しくて紅葉には期待していなかったが、ここ2〜3日冷え込んだせいか、山中の木々は少し紅葉で色づいていて美しい。
雨も止んで、落ち葉の舞い散る道を快調に飛ばしているとOPT1の看板に気がつく。危うく見落としそうだった。慌ててUターンしてきつい上り坂を登ると明延鉱山学習館があってその向かいに明延鉱山鉄道の電気機関車が置いてあった。
明延鉱山は歴史のある鉱山で、往年には鉄道も走っていて賑っていたらしいが、今は人もいなくて、すごく寂しい感じがした。
さちQ2の明延振興館をチェックした後、県道48号に入る。少しきつい峠を越える。しばらくして再び国道29号に合流する。
国道を南に向い、OPT2の引原ダムをチェックする。反対車線にあって少し停めにくかった。
CP3道の駅はがでQをチェックしてから店の中を見物していると、「雨の中大変ですね。」と声を掛けられた。
村中の道に迷いそうになりながらOPT3波賀城史跡公園に着いて、Qをチェックしていると先ほど道の駅で声を掛けてくれた人が後から来た。車で奥さんと二人で回っているらしい。よく
よく話を聞くと、僕が今住んでいる町の隣町の出身の方で、今は転勤して加古川に住んでおられるとのことだが、実家は今でも隣町にあるという。意外なところで人というのは繋がりがあるものだ。
波賀城の城山の頂上まで登る。天気も良くなって見晴らしが良く、天守台から見た麓の景色がすごく奇麗だった。
その後国道29号を最終CPに向かって走る。夕方で日が沈み、辺りはだんだん暗くなってくる。
第4CP道の駅山崎に着いたら6時頃で、道の駅のレストランも休みなのか真っ暗で道の駅には誰もいなかった。Qをチェックしてそそくさと道の駅を後にする。
そのまま山崎インターから中国自動車道に乗り、西宮北インターで降りて家に帰った。