Qラリー 7月号
細道がメイン! 自然の音ってどんな音
奈良県桜井市 初瀬ダム〜
吉野郡黒滝村 道の駅・吉野路黒滝 約55km
走行日 6月6日 天候 晴れ
たまたまBB誌7月号発売日に仕事が休みだったため、朝一番本屋に行ってBB誌を買って出発する。
国道43号線に出て、武庫川入り口より阪神高速に乗り、松原JCTで西名阪自動車道に乗る。いつものように西名阪松原インター付近は渋滞しているが、気にせず路肩を走って先を急ぐ。
西名阪自動車道に入ると車の量は少なくて、120q/hぐらいで快調に飛ばして行く。
天理インターで名阪国道に入るとしばらく登り坂のカーブが続くが、大型トラックが多く、車の列の間を掻き分けながら走る。
福住インターで名阪国道を下りて、大和高原広域農道を走る。しばらく調子よく走っていたら県道38号との交差点があった。右折して県道38号に入る。
県道38号に入るとすぐに工事中の区間があって道が細くなり、ダートの区間もあって注意しながら走る。一車線の区間もあって、いきなりの細道に先が思いやられる。
何とか細道区間を通り抜けて、1CP初瀬ダムに着いた。ダムには平日のせいか誰もいなかった。
ボタンで有名な長谷寺の前を通る。いかにも門前町といった感じの古い通りを抜けて国道165号に出た。
しばらく国道を快走して県道37号に入る。道は山中に入り険しくなり、まるで舗装林道のようになってきて、木立の中を走り抜けて行く。
やっとの思いで山中を抜け、県道28号に入る。OPT1の緑の道標吉野路竜門をチェック後、OPT2の津風呂湖園地に向かう。緑の林の中に、緑色の湖水が広がっている。釣りをしている人も多く、非常にのどかな景色の美しい湖だった。
一旦国道169号に出て、すぐに吉野川を渡り、県道39号を経て県道37号に入り吉野の山中を走る。カーブの連続していて調子よく走っているとOPT3小判井戸の看板があったのであわてて停車してQをチェックする。
小判井戸は後醍醐天皇や豊臣秀吉が飲み水や茶の水として使ったらしいが、今では少し濁っていてどうもそのままでは飲めそうになかった。
土産物店や旅館が並ぶ吉野の道を抜けて県道257号に入る。またもや舗装林道のような道を走ることになる。
県道47号に入り、少し走るとOPT4の黒滝村カンバンがあった。そのまま走りすぎてトンネルの手前を左に入り地蔵峠を目指す。峠付近にバス停があってそのとなりに地蔵堂があった。いかにも山を切り開いて造ったという感じでの峠で、雰囲気がある峠だった。
県道138号に入って国道309号に出たところに3CPの道の駅吉野路黒滝があった。館内にQの巨大な杉の木のモニュメントが鎮座していて目を奪われる。
ところでQの答えは杉の木で良いのでしょうか?
国道309号を北に向かい、途中でOPT5広橋梅の里のカンバンをチェックして下市で国道169号に出た。
国道169号に入ると少し交通量が多く、ペースが上がらない。しばらく走ると高取城跡というカンバンがあったので右折して、OPT6高取城跡に向かう。
狭い山道を走ると、山中にQのカンバンがあった。チェック後、歩いて城跡を見物する。
高取城は江戸時代初期に譜代大名の植村氏が入って、この標高583mの山奥に急峻な石垣が組み上げられ、近代的な築城形式に模様替えされたという。
今でも山中の林の中に石垣が残っていて、登るにつれ立派な石垣が次から次へと現れるのには少々びっくりした。
石垣造りの山城というと安土城が有名で、あちらはほぼ天下を手中にした織田信長の城だが、時代は少し下るとはいえ、わずか2万5千石の植村氏がこれだけ立派な山城を造りあげたということは、驚くべきことでもある。
その後国道169号、国道24号を通って西名阪郡山インターより高速を走り、松原JCTで阪神高速に乗って家に帰った。