Qラリー 5月号 PART−U
歴史と伝統! 滋賀県オススメ探索ルート
滋賀県栗東町 道の駅・こんぜの里りっとう〜
大津市 水のめぐみ館・アクア琵琶
走行日 4月15日 雨
前日の天気予報どおり朝起きて空を見ると大雨だった。しかしバイクの6ヶ月点検をGWまでに済ませるため、今日の夕方、バイクショップに入庫を予約していて他に日が無いため、仕方なく雨の中Qラリーをスタートする。
西宮インターから名神高速に乗り、栗東インター目指して走る。
いつもなら大阪と京都の県境辺りは渋滞するが、雨のせいか車の量も少なくスムーズに流れている。交通安全週間中だが、この雨の中では取り締まりはやっていないだろうと思いスピードを上げる。
栗東インターで高速を降りて、県道55号から県道12号に入る。沿道の桜並木が美しい。調子良く走っていくが、1CP近づくと急に山道になって、きつい上り坂の急カーブが連続してびっくりする。コンクリート路面の上、雨で濡れているので恐々走る。
CP1道の駅・こんぜの里りっとうには11時半ごろ着いた。雨はますます強くなってくる。あわててQをチェックした後、少し公園内を歩いてみる。雨のため、霧がかかって幻想的な風景だった。
県道12号から県道16号に入り、国道307号に入る。すぐに左折して、OPT1紫香楽宮跡に向かう。
紫楽宮は聖武天皇の御代、742年に本格的な構造の宮として造営が開始され一時は平城京と同じ程度の規模の都を造る計画だったらしいが、相次ぐ災難により計画は破棄され、2年後には平城京に都は戻ったという。
宮跡を少し歩いてみる。今は礎石が残るだけだが、規模の大きさは感じられた。
その後国道307号に戻る。道沿いには信楽焼の店がたくさん並んでいる。色々な大きさのたぬきの置物が並んでいてとてもユーモラスだ。信楽焼のルーツは、紫香楽宮造営の時に宮や寺の瓦を焼いたのが起源らしいが、何故たぬきの置物が名物になったのかはよく解らない。
水口の町に入り、OPT2水口城跡に向かう。水口城は桜の花が満開できれいだった。
その後本コースに戻り、県道4号を走る。相変わらず雨は降り続いていて、レインウェアーを通して雨が体に染み込んできて少し寒い。
コースの途中に甲賀流忍術屋敷の看板があって行きたかったが、体が濡れていたので断念する。
県道49号からアップダウンの楽しい広域農道に入り、県道775号を経て再び県道49号に出た。
CP2のあやまふれあい公園の手前から工事のため片側交互通行となっていたのでQの石碑がなかなか解りにくかった。
県道674号を経て、国道422号に入り、再び国道307号に合流しCP3陶芸の森を目指す。
信楽駅前を過ぎてしばらく行くと陶芸の森があった。
園内をしばらく散策してから再び国道307号を走る。
途中、道端に巨大なたぬきを発見したので停車する。
よく見ると分福という名の食堂だった。
その後国道422号に入る。山中を気持良く飛ばしていると急に道が一車線に狭くなってびっくりする。
しばらく走るとまた道は2車線になったのでまた飛ばしているとOPT3のモニュメントがあった。
停車してバイクを降りて見てみると、モニュメントのそばの木にQラリーらくがき帳が吊るされていた。
中を開けて見ると、今日はさすがに雨が降っているせいか、他に記帳しているのは車で回っているという人だけだった。
ここしばらく見かけていなかった久し振りのらくがき帳だった。
その後国道422号を渓流に沿って走る。山中を抜け瀬田に近づいてくると川幅もだんだん広くなって流れも緩やかになってくる。
4CP南郷洗堰には3時半ごろ着いた。
qチェック後水のめぐみ館・アクア琵琶を見学する。
琵琶湖の生い立ちや、琵琶湖の治水とその歴史などがわかりやすく解説されていて、入場料無料だが内容が充実していて非常にためになった。
雨体験室で600ミリの雨を体験する。用意されていた傘をさして中に入ってみたが、今日も大雨の中、高速をバイクで飛ばしてきたせいか、思っていたよりも600ミリの雨はたいしたことが無かった。
その後帰路に着く。瀬田東インターから名神高速に乗り雨の中を走る。終点の西宮インターで降りて国道2号線沿いの甲子園口にあるバイクショップに行って、バイクを点検に出してバスに乗って家に帰った。