Qラリー 5月号 PART−T
歴史と伝統! 兵庫県オススメ探索ルート
兵庫県神戸市 赤松台石碑〜
三田市 青野ダム
走行日 5月6日 晴れ
GWの前半はロングツーリングに出かけていたりして、PART‐1の方は回れないかと思っていたが、家の許しを得たので急遽、連休終盤のこの日にQラリーを回ることになった。
県道82号大沢西宮線で山を越えて第1CPを目指す。西宮北インターに抜けて、藤原台から鹿の子台、フラワータウンとニュータウンの中の道を抜けてCP1に向かう。ニュータウンの中の道は、高速道路のような道だが、速度取締りが怖いので制限速度を守って走る。
中国道神戸三田インターを越えてすぐの所に、CP1の赤松台石碑があった。
このCPのすぐとなりが震災後、尼崎から移転したキリンビールの神戸工場で、工場の見学もできるようで、三田市内で、ビールのラベルのデザインの巡回バスが走っているのを見たことがある。
第1CPから高速のガードを抜けて有馬高原病院に行くまでの細い道で、どういう訳か車が脱輪していた。道を半分以上塞いでいるので他の車が通れず、困っているようだった。
病院の角を右折してしばらく走っていると、道路の左側にOPT1の石碑があった。
Qの石碑の脇にはホタルの里という看板も立っていて、夏の夜にもう一度来てみたいと思った。
コマ図10の交差点を直進して、しばらく急な上り坂を登るとCP2があった。
大川瀬ダムは、誰もいない静かなダムだった。
コマ図10に戻って県道75号を進む。田園に中ののどかな道を進む。舞鶴道のガードを潜って、県道141号に入る。田舎道を淡々と走っているとOPT2があった。
バイクを降り、渓流沿いの細道を歩いて、瀬戸地蔵を見に行く。
少し行くと、山中の岩に地蔵の像が彫られていた。何もないこんな山中に、このようなものが残っているということは、昔の人々の、信仰心の強さが解るような気がした。
国道372号との交差点を越えると、道の両側には、典型的な丹波の農村の風景が広がる。どういう訳か立派なつくりの家が多く、茅葺屋根の農家などもあったりしてなかなか風情がある。
道はやがて山中に入り、細い道を走っているとCP3黒岩ダムがあった。
黒岩ダムは、さっきの大川ダムと違って、辺鄙なところにあるのにもかかわらず、釣りをしている人がたくさんいて賑っていた。
山の中の峠を越え、茶畑の間を走る。
知らなかったがこの辺りは茶の名所らしい。
のんびり走っていると国道176号との交差点に出た。右折して国道を大阪方面に向かう。
少し走って国道を左折して県道に入る。一直線の道をしばらく走って左折し、OPT3の篠山城に向かう。
篠山城は、何度か来たことがあるが、平城で、平坦なところに、台状に本丸の石垣が高く詰まれていて、初めてこの城を見たときにはすごく威圧感を感じた。
特に本丸への上り口あたりは、石垣が幾層にも重なっていて、その重なりが見事な景観を造っている。
今回行ってみると、大書院が復元、建築されていた。まだできて間もないせいか、新しすぎて周囲の景
観とマッチしていないように思えた。
その後、県道49号を南に向かう。きつい峠道を越えた山の中に、OPT4ふきのとう休憩所があった。Qの石碑をチェックしてすぐに出発する。
花しょうぶで有名な永沢寺の手前で右折し、県道308号に入る。山の中をしばらく走ると尼ン滝があった。渓流沿いの静かなところで、滝のそばではハイキングの人たちが、お弁当を食べていた。
渓流に沿って山の中を抜け、千丈寺湖畔をのんびり走る。少し走ると最終CPの青野ダムがあった。
ダムでは、釣りやバーベキューをしている人が多く、パーキングは混み合っていた。
天気が良くて暖かいせいか、Qのモニュメントでは、子供が水浴びして遊んでいた。
冬用のライディングジャケットを着ていて汗だくだったので、僕も一緒に水浴びしたい気分だった。
3時過ぎに最終CPを出て、帰路に着いた。
そのまま県道308号を直進して、国道176号に出た。三田市内を抜け、県道82号大沢西宮線で家に帰った。