朝、8時30分ごろJR浜松駅前のビジネスホテルをチェックアウト、出発する。
国道1号線を東に進み、袋井バイパスを堀越インターで降りて県道61号を進む。
県道277号、県道279号と進み、森町に入ると道は一直線の農道となる。
太田川沿いの道に出て、そのまま北に進む。
県道58号袋井森線に入ると、道は次第に山中に入る。
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CP1戦国夢街道の看板があったので、左折して県道63号藤枝天竜線に入る。
細い道を抜けて行くと、突然CP1戦国夢街道の馬のモニュメントがあらわれた。
結構リアルな馬のモニュメントで、夜知らずにこの辺りを通りかかったらびっくりすることだろう。
この戦国夢街道のある森町は、秋葉街道や塩の道の宿場町として栄え,
また、戦国時代には、今川・武田・徳川氏による激しい攻防があった町だそうだ。
そんな所以から、この戦国夢街道が作られたそうで、もともとあった山道や林道を使って造られた、
自然と景色が満喫できる、おすすめのハイキングコースらしい。 |
再び県道58号に戻り、北に進む。
国道362号に入り、しばらく行くとOPT1天狗の里春野の巨大な天狗の面が見えてきた。
この天狗面は、たて8m、よこ6m、鼻の高さ4mもある日本一大きい天狗面らしいが、なんでこの町にこの面があるのか良くわからない。 |
国道362号を進む。道はだんだん狭くなり、森林の中を抜けてゆく。
今回のA ラリーのタイトル通り、延々細道山道回り道が続くが、いい加減疲れてくる。
途中の久保尾辻という峠でしばし休憩。深呼吸してマイナスイオンをたっぷり吸い込んで、再び出発する。
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道は峠を越えたようで下りになり、前方に大井川が見えてきた。
国道362号を大井川に沿って進む。
しばらく行くと道の駅・フォーレなかかわね茶茗館があった。
道の駅の周りには、茶畑が広がっている。
茶茗館の資料をゆっくり見て回っていたら、道の駅のそばを、SL
が通り過ぎていった。
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国道362号を外れOPTに向かう。
大井川鉄道千頭駅の前に差し掛かると、駅に人だかりが出来ている。
駅の構内を覗くと、ちょうどホームにSLが停車中だった。
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県道77号川根寸又峡線を走る。道は狭く険しいが美しい渓谷の中を抜けてゆく。寸又峡は「二十一世紀に残したい日本の自然100選にも選ばれているそうで、すばらしい自然を堪能しながら走る。
県道の終点にOPT3寸又峡温泉があった。
寸又峡温泉は別名「美人づくりの湯」と言われ、成分の硫化水素系の単純硫黄泉が、白く、つるつるすべすべのお肌をつくるらしい。
まさにひなびた秘湯といった雰囲気のところだった。
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順番は逆になったが、県道77号を戻り、OPT2長島ダム四季彩公園へと向かう。
ところどころに、大井川鉄道井川線の急勾配のアプト式と呼ばれる線路が見える。
長島ダム建設に伴い、大井川鉄道井川線のアプトいちしろ駅〜長島ダム駅間の1.5kmの旧線がダムの湖底に水没するため、平成2年にルート変更したことにより生じた急勾配区間を登るために、アプト式鉄道が出来たという。
長島ダムは堤高109m、堤頂長308m、堤体積861千m3の巨大な重力式コンクリートダムで、洪水調節、流水の正常な機能の維持、灌漑及び水道用水の補給を目的として27年もの歳月をかけて建設されたというが、わざわざアプト式の鉄道を作ってまで、本当にダムが必要かどうか疑問に思った。
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再び国道362号に戻り、しばらく進むと、道は山中に入る。
またも細道山道回り道といった感じの道が続いている。あとでツーリングマップルでこの道を見たら単に悪路とだけコメントされていた。
静岡市に入り県道32号との分岐点の手前にOPT4の看板があった。
Qだけチェックしてすぐに出発する。
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県道32号藤枝墨俣線を走る。これまた細い道が続き、まるで茶畑の中を走っているような感じがする。
ヘアピンカーブの横の斜面の上に、CP3墨俣の大いちょうがあった。
樹齢約500年、根回り8.3メートル、高さ20メートルのイチョウの大樹で、静岡県指定天然記念物に登録されているという。
このいちょうはオスだそうで、いちょうの木に性別があるのを、このとき初めて知った。
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県道63号藤枝天竜線に入り山中を抜けて、再び大井川沿いに出て少し下ると、最終CP4道の駅・川根温泉があった。
この道の駅・川根温泉は、日帰り温泉併設の道の駅で、岩風呂、檜風呂、炭風呂など4つの露天風呂とプール、ジャグジーなどがある有名な温泉だそうで、 そのせいか利用客が多くて、ごった返していた。
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道の駅の裏側には、大井川の河原が広がっている。
広々とした開放的な河原で、キャンプをしている人も多い。
しばらく河原の石の腰掛けて、ぼうっとしていたら、目の前の鉄橋をSLが通り過ぎていった。
少し小振りのSLだが、煙を吐きながら進むその姿は、迫力満点だった。
その後、国道473号を南下し、相良牧之原インターより東名高速に乗って、そのまま家に帰った。
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