渋滞が予想されるので、国道173号を避け、県道12号川西篠山線で川西市内を抜け、猪名川町に入って県道68号に入る。
能勢電のガード沿いを進み、一庫ダム手前で国道173号に出た。
国道173号もこのあたりまで来ると道は空いていて、調子よく走っているとCP1道の駅・能勢(くりの郷)があった。
駐車場に巨大なアルミのケースをつけたR1100GSが先に停まっている。
持ち主が現れたので話して見ると、BMWBIKESで連載しているライターの森 雲遊氏だった。関西方面の巨樹・巨木を巡る催しがあって、この道の駅で集合だそうだ。
氏のMacにて花の画像を見せてもらったりしてしばらく話した後、氏はきつねうどんを食べに道の駅のレストランに入っていった。
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府道53号園部能勢線から府道732号亀岡能勢線に入り、国道423号に入り北に向かう。
亀岡盆地への急な下りにさしかかる所にOPT
1法貴谷ハイキングコースがあった。
ほとんどけもの道のようなハイキングコースに入る。途中に蛇がいてびっくりする。
しばらく行くと大きな岩が道に覆い被さるように屹立している。これが明智の戻り岩だった。
1582年6月1日、中国攻めをしている秀吉への明智の援軍の先鋒隊がこの岩まで来たところ、本能寺攻めの指令が届き引き返したという。
今はけもの道のようなこの道だが、戦国時代には大軍が通るほどの、立派な街道だったらしい。 |
亀岡市内を抜け府道405号郷ノ口余部線に入る。郊外の田園の中を気持ちよく抜けてゆく。
橋の手前の川沿いにSQの和らぎの道があった。
和らぎの道は、豊かな自然を生かし歩きながら歴史や文化にふれられる道で、周辺には丹波国分寺跡や神社仏閣があり、メインストリートの桜の道は、有名な桜の名所らしい。
また桜の季節にゆっくりと来てみたいと思った公園だ。
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和らぎの道から少し進むと水鳥のみちが会った。
オニバスの自生する池として京都の自然二百選出にも登録されている平の沢池沿いのみちで、野鳥も飛来するという。
池を望んで散策路やボードデッキ、あずまやが設置され、またロードパークも設けられているので、これまたゆっくりと来てみたいと思う公園だった。 |
国道477号から府道50号京都日吉美山線に入る。
よく整備されたほぼ一直線の道を走る。
ダムの湖畔をハイスピードで飛ばしていると、CP2日吉ダムビジターセンターがあった。
Qチェック後、ビジターセンターの上の展望台よりダムを眺める。
日吉ダムは近畿圏では最大規模のダムだそうで、ダム湖の大きさは甲子園球場の約70倍もあるらしくさすがに大きい。
また、釣り場として公認されている数少ないダム湖でもあるらしい。
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日吉ダムを過ぎて県道19号園部平尾線に入る。
園部の市街地を抜け、工場の一角にOPT2園部黒田古墳があった。
看板がないとただの小さな丘としか見えないこの古墳であるが、説明文にもあったように、古代の丹波を知る上で、また弥生時代から古墳時代への変遷を知る上でも、大変貴重な古墳であるらしい。 |
府道453号大河内口八田線を南下し、府道54号園部能勢線に入るとCP3府立るり渓自然公園があった。
るり渓は、通天湖から流れ出す清流によってできた渓谷で、青色の美しい宝石・瑠璃にも似た美しさというところからるり渓と名付けられたという。
国の名勝に指定され、平成8年環境庁の「残したい日本の音風景百選」にも選ばれている。約4
kmの渓谷には、るり渓12勝とよばれる見どころがあるが、何度も来たことがある所なので、今回はSQの名瀑のみ見物して帰路に着く。
県道54号で、るり渓を通り過ぎて国道173号に出た。
渋滞のため一庫ダムを過ぎたあたりで動かなくなる。
あわててUターンして脇道に入り、来た時と同じ県道12号経由で家に帰った。 |