Aラリー2001年
8月号


いやし系コース
ココロとカラダにしみるコース!?


滋賀県浅井郡 史跡姉川古戦場〜
愛知郡愛東町 道の駅・あいとうマーガレットステーション 約114km




走行日 7月14日 曇り
 連日の熱帯夜で寝不足気味だが、猛暑を避けるため早起きして8時過ぎに出発する。西宮ICから名神高速に乗って、ひたすら高速を飛ばす。
 コマ図に名神高速長浜ICとあったので、まだかまだかと思って走っていたが、北陸道との分岐点を過ぎたあたりで、長浜ICは北陸道ということに気付き、関が原IC料金所手前でUターンして引き返した。
 長浜ICで高速を降りて、しばらく走ると、CP1史跡姉川古戦場跡があった。
 織田信長の天下統一のきっかけとなったこの戦いにより、この姉川の流れも、数多くの死傷者によって赤く血に染まったというが、今ではそんな戦いがあったことが、信じられないようなのどかな川の流れだった。
 国道365号から板浅東部広域農道に入り、伊吹山の麓を快走する。県道229号に入り、山中をしばらく走ると、2CP関ヶ原鍾乳洞があった。
 鍾乳洞の出口付近にQの玉倉部の清水があった。覗いて見ると水はきれいで、水量も豊富そうだった。周りの岩が緑色に苔むしていて、いかにも霊験がありそうな水だった。
 ところでQの日本武尊居寤清水とは、なんと読むのでしょうか。知っている人いたら教えてください。
 県道56号南濃関ヶ原線を走る。
 この県道56号は薩摩カイコウズ街道というらしくて、道路沿いに鹿児島県の県木であるカイコウズの赤い花が並んでいて、気持ちがよい。 
 国道258号に合流して、すぐのところにCP3さぼう遊学館があった。
 このさぼう遊学館は、砂防ダム堰堤で仕切られた下流の谷に設けられていて、特に巨大な竜のモニュメントがある広場に立つと、公園自体が起伏に富んでいて、確かに谷底にいるということが実感できた。
 県道25号南濃北勢線を走る。
 急峻な崖を這うように道は続き、急なカーブが連続する。調子よく走っていると、峠付近にOPT1庭田山頂公園があった。
 展望台から濃尾平野の景色を見るが、少し霞んでいて残念だった。
 国道306号に入る。国道365号との分岐点を過ぎると、緩い上りのコーナーが連続する。
 今は、道もきれいに整備され、こうやって車やバイクで調子よく峠を越えることができるが、昔の人はさぞ大変だったことだろう。
 トンネルの手前に、OPT2鞍掛峠のトンネルを抜けると、滋賀県で、急な下り坂にヘアピンカーブが連続する。
 この国道の、もう一つ大きなトンネルの佐目トンネルを抜けて少し行くと、県道34号との交差点があった。
 県道34号から県道226号に入り、しばらく走ると大滝神社の向かいに、OPT3犬胴松があった。
 稲依別王命が、愛犬の忠犬の霊を祀ったらしいが、それよりも犬の吠え声がうるさいからと愛犬の首をはねた稲依別王命は、何と短気な人(神)なのだろうか。
 子孫もあまり自慢できないような気がする。
 国道307号近江グリーンロードに入る。
グリーンロードというだけあって、湖東の田園地帯の中のさわやかな気持ちよく走れる道だ。
 ところどころ名神高速道路と平行している。
 国道から入った、田んぼの真ん中に、OPT4上蚊野古墳公園があった。
 この上蚊野古墳は県下最大級の古墳群で、6世紀後半から7世紀に渡来系の氏族によって築かれたものだそうだが、こうもり塚やたぬき塚のように、動物の名が付けられているのはなぜでしょうか。
 最終CP道の駅あいとうマーガレットステーションには12時過ぎに着いた。
 昼過ぎになると、さすがに暑い。
 自動販売機で、缶ジュースを買って、一気飲みする。
 Aラリー終了後、国道307号をこのまま進んで、信楽のあたりまで行く予定だったが、あまりの暑さに断念、八日市インターに出て、そのまま名神高速で家まで帰った。

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