 今日は日曜日です。もったいないくらいの青空です。午前中は仕事の山に囲まれて机に向かっていましたが、午後は南風に誘われて、カメラ片手に春の散策を楽しみました。 桜（ソメイヨシノ）は満開を少し過ぎて、桜吹雪が舞い始めていました。春を求める観光客の車で道路はあちこちで渋滞していました。 今回は再び小湊鉄道を取り上げます。 小湊鉄道を知らない人のために解説すると、ＪＲ内房線の五井駅（市原市）から大多喜町の上総中野駅まで、房総を縦断するように走る延長３９．１ｋｍのローカル鉄道です。 小湊鉄道沿線は、隠れた桜の名所でもあります。特に上総牛久駅以東の上総鶴舞駅、里見駅、月崎駅などでは、古い駅舎と桜の古木の風情が魅力満点です。 そうした風景を求めて、今日も多くの鉄道カメラマン氏が集まっていました。 沿線の人気ポイントでは、多くのカメラマン氏の姿と、路上にずらりと並んだ自動車の列（恐らくカメラマン氏たちの車でしょう）を見ました。列車に乗っているお客さんの数より、列車を撮っているカメラマン氏の数の方が多いという不思議な光景です。 小湊鉄道も、多くのローカル線の例にもれず、利用客は年々減少していると聞きます。 どんなに人気があっても、お客さんがいなければ経営は成り立ちません。 みなさん、小湊鉄道を利用しましょう。 小湊鉄道沿線は、のどかな田園風景が広がるほのぼのとした空間です。 都会にはない、のんびりとした時間を過ごせます。 ぜひ一度足を運んでみてください。（2008.04.06取材） 小湊鉄道のＷｅｂページ http://www.kominato.co.jp/  こちらは市原市瀬又の村田川にかかるこいのぼりです。春の風物詩です。 （小湊鉄道沿線ではありません） |