鳥の気持ち 2007/06/03




房総の山々はすっかり初夏の装いとなりました。ホトトギスやシジュウカラが忙しくさえずりながら通り過ぎていきます。
ぽっかり浮かぶ雲を眺めていると、時おり、タカたちが青空を背に高く高く飛んでいる姿を目にします。
渡りの途中なのでしょうか、どの個体も時々旋回しながら高く高く飛んで、南風に乗って北上していきます。
写真は5/27、6/3大福山付近で撮影したサシバとハチクマです。




鳥たちの目に房総の自然はどのように映っているのでしょうか。
この日は比較的大気の透明度がよく、房総半島のほぼ中央部にある大福山から東京湾がよく見えました。アクアラインと対岸の川崎市の工場地帯がまるで箱庭のようです。ここを通り過ぎたタカたちも同じ風景を眺めていたことでしょう。(2007.06.03取材)

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