|
洞窟の入り口
これは人によって作られた素掘りの洞窟です。何かの鉱山の跡地のようです。この洞窟には、4種のコウモリが生息していました。(夷隅郡)
|

|
キクガシラコウモリ
砂岩の洞窟の壁面は滑らかですが、所々侵食から取り残されたレキ(泥岩)が露出しているところがあります。そのようなわずかな取り掛かりに爪をかけてぶら下がっています。
このコロニーを撮影した洞窟は、その後の台風で崩壊してしまいました。(市原市)
|

|
飛ぶユビナガコウモリ
いったん洞窟から出たユビナガコウモリがUターンして戻ってきたところ。コウモリの翼は大変薄く、正面から見ると、トンボの飛翔を思わせます。(夷隅郡)
|

|
キクガシラコウモリの親子
黒っぽい色をしているのがこども(幼獣)です。キクガシラコウモリの子は親にしがみついたまま授乳を受けて成長します。左の親子は、親子の向きが上下反対であることに注目してください。子は親の下腹部の擬乳頭をくわえています。(夷隅郡)
|

|
キクガシラコウモリの育児コロニー
子がある程度成長してくると、このような幼獣だけで構成される育児コロニーをつくります。親が採餌などで出かけている間、仲良くお留守番です。(夷隅郡)
|

|
モモジロコウモリ
キクガシラコウモリやコキクガシラコウモリが後ろ足だけでぶら下がるのに対し、モモジロコウモリは伏せるような姿で天井にしがみついています。(夷隅郡)
|

|
ユビナガコウモリ
千葉県に住むコウモリの中で、最も体が大きいのはユビナガコウモリです。体が大きいせいか、狭い洞窟内を飛ぶのはあまり得意ではないようです。(夷隅郡)
|

|
キクガシラコウモリのこども
成長して独り立ちできるようになったキクガシラコウモリの幼獣です。キクガシラコウモリの大人は茶かっ色の毛並みをしていますが、こどもは黒かっ色ですから簡単に区別ができます。
天井に片足でぶら下がり、体をぐるぐると回転させながら辺りの様子を探っている様子です。足の関節は柔らかく、かなりねじれても平気なようです。(夷隅郡)
|


|
冬眠するコキクガシラコウモリ(上)とキクガシラコウモリ(下)
コキクガシラコウモリが集団で冬眠するのに対し、キクガシラコウモリは単独で冬眠します。(夷隅郡) |