房総の動物たち

イタチの部屋

イタチは、里山でよく見かける動物のひとつです。水田の残ってい地域では、たいていのところで生息しています。本来は夜行性なのですが、昼間も活動するようで、ときどき、川べりをちょろちょろと走っている姿を見かけます。
繁殖期が近づくと、道路を横断して交通事故にあう個体が増加します。テリトリー(なわばり)に関係した行動なのでしょうか。
最近、特に西日本では、ニホンイタチにかわって、より体の大きなチョウセンイタチの分布が広がっているといわれています。房総での分布に変化が起きているかどうかについてはわかっていません。


 
水路のトンネルにイタチが現れました。イタチは水辺を好む動物です。(市原市)
 
 

 
イタチの後姿です。足の裏の肉球が見えます。イタチの通り道は決まっているらしく、いつも同じところを通っていきます。(市原市)
 
 

 
イタチの死体です。道路わきで見つけました。交通事故にあったようです。春から初夏にかけて、交通事故にあうイタチの数が増加します。反対に、秋から冬はほとんどありません。
しっぽが太く、細長い体の特徴がわかります。(千葉市)


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