ラダイユから高速地下ケーブルカー、フニバルで上がったベルバードゥからグランモット氷河を望む景色です。フニバルは１８００メートルから２８００メートルまで４分半で上がります。ベルバードゥからヴァルディゼールに下るコースがオリンピック滑降コース（ファス：下の写真）、ラダイユに下るコースがワールドカップ滑降コースです。ワールドカップコースの方は最下部が狭く、ティーニュから移動してくる人が合流するので少し混むことがありました。ベルバードゥの奥に広がるコースは限りなく広い雪原という感じで、中斜面、緩斜面のゲレンデとなっています。もちろん雪質もゲレンデ整備も最高でした。

アルベールビルオリンピックの滑降コース（ファス）はここのゲレンデでは珍しく全く整備されていないコースで新雪こぶ斜面がえんえん続きます。きついけれども、ほとんど人がいないので日本のようにひとこぶ一人状態のゲレンデよりは楽でしょう。コースの途中には両側の岩と岩の間が５メートルぐらいしかないところもあります。