エールフランスだと、昼出発して直行でその日の夕方遅く到着する便と、夜出発してモスクワ経由で翌日早朝到着する便がありました。前者のほうがはるかに楽で、パリに一泊するため少し観光もできます。正月前後であれば、シャンゼリーゼ通りの美しいライトアップを見ることもできます。後者は、夜中のモスクワの空港でハッチを開けたまま長時間駐機して、機内は凍りつきそうな寒さになって最悪でした。

パリからジュネーブは１時間程度、ジュネーブからスキー場（ティーニュ）までタクシーで４時間弱かかりました。大雪が降ると渋滞して、飛行機に遅れたり大変だそうです。途中高速道路でなければ、アヌシーなど古い町やアルベールビルなどを通るので、ちょっとした観光になります。

パリのリヨン駅を朝８時４５分に出発し、ブールサンモリス（ティーニュの最寄り駅）に１３時２３分に着くＴＧＶをエイム駅（１３時７分着）で下車、そこからバスでスキー場（ラプラーニュ）へ４０分ぐらいで着きました。ブールサンモリスからティーニュまでも、タクシーで１時間弱で着きます。ＴＧＶは、パリからアルベールビルまでノンストップでそこから各スキー場の最寄り駅に各駅停車します。日本でたとえると新幹線で上野駅から長野駅までノンストップ、そこから湯田中温泉まで各駅停車という感じです。時刻表によるとパリのシャルルドゴール国際空港（８時２６分発）からブールサンモリス（１３時５９分着）への直通ＴＧＶもありました。これら直通のＴＧＶは運行される曜日が限られているようです。