1-Dual Gate FET QRPp 50MHz AM TX



 デュアルゲートMOS-FET 1石で、発振とAM変調にトライしてみました。この回路(Ver.1)で使えたFETは、3SK51,55,60,85などです。



 実際にFCZの基板上で作った写真です。FETには3SK85を2つ並列につないで、ソースには30Ωの抵抗が入っています。クリスタルは50.62MHzのものを第1ゲートに接続して発振させています。この状態で第2ゲートの電圧を2〜4Vの範囲で振ればAM変調がかかりそうであることがわかったので、2SC1815Yを使ってマイクからの音声信号を増幅して第2ゲートへ加えてみました。



 結果は、まずまずです。もともと小信号用のFETを使っていますから、出力は期待できません。せいぜい、数mW程度です。出力を欲張って第2ゲートの電圧を高く設定すると、変調がかかりにくくなってきますし、出力波形がクリップして音声が歪んできます。第2ゲートの電圧を2〜3Vに固定して、これを±1Vくらいで振ってやるのがよいようです。大きすぎると、発振が止まることもあります。

 今後は、出力を100mW程度まで引き上げてみます。後段にB級増幅器でもつけてみましょう。

12.June.1999


 上記の回路を少し改良してみました。マイクアンプの回路定数が変わっています。また、FETのDからG1へ小容量のコンデンサーをつなぐことで、だいぶ回路として安定しました。ただし、このコンデンサーの効果は、部品の配置などに影響されるようです。



使用したトランジスターは2SC1815GR、FETは3SK51でした。電源9V、負荷50オームで、音声入力なしの状態で負荷抵抗両端におけるVppは2Vでした。ここで、口笛を吹いてみたところ、Vppは4Vとなりました。ここで使えたFETは、3SK51,55,60,85といったところでした。3SK114はこの回路のままでは使えません。

08.Nov.1999



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