ある日ある時、5人兄弟の末っ子そして
生まれたエージというふわふわ仔猫がいました。 何分末っ子 そしてその人懐っこさから それはそれはみんなに可愛がられていました。 エージは何不自由なく 毎日元気に 暮らしていました |
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ところがある日
岳ねこちゃんがエージのしっぽを指差して (指せるのかという質問は受け付けません) 「もっと延ばしてみそ?」 と笑ったのです |
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今までそんなこと言われた事がなかったし 「そういえば兄ちゃんたちのしっぽと違うな…」 |
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夕方になるまで 延々しっぽとにらめっこ パタパタと動かしてみても |
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「…お前 ひょっとして しっぽなんか気にしてんの?」 偶然通りがかった人間が |
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「にゃあああああ!!!」 エージは精一杯威嚇しました 「えっ!? なに!?図星なの!!」 |
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「……じゃあ ホラ これ」 おチビはエージのしっぽに お花を挿しました 「こんなのできんの そのしっぽだけっしょ」 |
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「にゃあ にゃあ にゃあ!!!」 「なっ なに!? お前 うちくんの!?」 もはや以心伝心です 『…まぁ 1匹くらい増えてもいいか…』 |
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