本因坊・王将戦にも利用されたことのある旅館。本館は今は有りません。
玄関先にこんなものが。到着してまず、お茶と豆を頂く。
身長を見てすぐに浴衣を取り替えてくれました。
沸かし無しの自然湧出。
白い湯ノ花が浮いていて、かすかにゆで玉子臭が。
内湯(オリンピック風呂)はとにかく長く、33m(歩いて約26歩)もある。
露天と内湯は離れているので一度、着替える必要がある。
内湯からは湯滝が見える。と言っても上部の旅館から流れ出た温泉、つまり廃湯。
東京オリンピックの時の聖火リレーで、山形県庁バルコニーに備え付けられ
点火された聖火台をこの旅館に持ってきました。
これにちなんでオリンピック風呂と命名。
客室係の中山さんは山登りのスペシャリストで高山植物や風景写真が趣味との事。
この方の話がとても面白く、この付近にはツキノワグマ、タヌキ、サル、カモシカ、ハクビシン等
たくさんの動物たちがいるそうです。実際ツキノワグマには何度も遭遇したそうです。
食事はボリュームたっぷりで、特に芋煮が美味しかった。
芋煮自体を食べたのが初めてで、この日から大の芋煮ファンになってしまった。
近くには天元台高原スキー場もあり、白布温泉地内の駐車場から無料のシャトルバスが出ています。
不動閣ではスキーの早朝着のお客様のために、予約してあれば1,500円で朝食・入浴(6：00〜8：00)が可能。
白布温泉から湯元駅まではロードヒーティング(不凍結道路)が完備。
夏山の西吾妻山トレッキングや天元台高原スキー場の拠点にいかが。