東河内温泉(ひがしごうち)


住所 静岡県静岡市葵区
泉質単純硫黄泉

インプレッション
渓谷に下りなければならないのだが、降りる道がみあたらない。
ひたすら突き進んだら筑波大学保有の山林入口があり通行不可となっている。
付近に車を止めて、歩いて河原に降りることにした。
茂みを掻き分けどうにか河原に下りてみた。
そこから上流をめざす。あいにく川の流れは穏やかだ。
30分ほど歩いただろうか。いっこうに温泉らしきものが見当たらない。
ついにダム下に来てしまった。間違っている!!
車のとこまで戻り、まるか山荘のほうまで逆戻り。
再度、車を走らせて5分ぐらいのとこに河原に下りる道があった。
そこから降りて吊り橋を渡り河原に下りてみる。
  
東河内川の始まり地点の表記があり、上流へはダムがあり進めない。
川を下ること20分。あたりにゆで玉子臭が漂いはじめた。「ここに違いない」
ついに川の右手の崖が白くなっている部分が見えた。ステンレス製のパイプからどとうの勢いで
湯が出ているではないか。

以前はパイプで送られていたのであろうが今ではパイプも接続されていない。
源泉口も沸きに、小さすぎる湯ツボがあるのでここにつかることにした。
それにしても、ゆで玉子臭もあり、こんなヌルヌル感のある最高の湯にめぐり合えるとは、
ここまで来た甲斐があった。
疲れもふっとび、素っ裸で時間もたつのも忘れて遊んでいた。

温泉名は「ひがしかわち」と呼ぶ人が多いが、川の名前が「ひがしごうち」なのでそう表記した。


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