1251 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月10日(月)23時07分55秒

アイネクライネさん
ようこそおいでくださいました。

管理人も、日本が強くなったことは素直に認めています。2年前は三流であったものが、二流の上くらいになったと思います。しかしそこから一流への道はもっと長いものです。
もう一つ付け加えれば、予選は軽く流して本番で上位に入ることだけ考えているチームと、予選で全力を出さなければならないチームと、どちらが上か、常識的に考えているつもりです。

それでも日本にとってメダルは近いと主張なさるのであれば、管理人からこれ以上申し上げることはありません。
編集済


1252 突然の書き込み失礼しました 投稿者:アイネクライネ  投稿日: 5月10日(月)23時58分46秒

ytori@BJFCさん、はじめまして。
数年前から貴サイトを愛読させて頂いております。特に『シドニー五輪世界最終予選観戦記・特別編』の「魔女の呪縛からの解放」は、バレーの見方・考え方とその面白さを教わった、私にとってもっとも学恩(?)のある文章です。それ以来、あまり更新がないのを勝手に残念に思っているところです。アテネ後にまた分析を読めますでしょうか?どうか、これからもよろしくお願いします。

さて、ytori@BJFCさんが、日本は「ベスト4は無理」と判断される根拠は一応理解しました。対イタリア戦を観戦なさって、なおそう思われるのであれば、世界バレーに不明な私の「感じ」が「過大評価」なのかもしれません。

しかしながら疑問もあります。他でもない、前記「〜観戦記・特別編」を下敷きに現全日本を評価した場合です。
1・「バレーでは相手の隙を突くのが大事だ。従って単調さを克服すべきだ」→イ戦ではかなり多彩な攻撃を繰り出していたように見えました。
2.「守備が攻撃の前提である」→成田、木村、高橋(あと、意外に大友も)は守備力に優れている。これまでの全日本より明らかに堅くなっていると思います。
3.「大砲が必要」→バーバラクラスとは比較になりませんが、栗原・木村・佐々木(大山)といった中砲(?)が台頭しています。

そこでytori@BJFCさんが一流との差とお考えなのは、やはり4・「セッターの大型化が必要」という点が克服されていないのが最大の原因でしょうか?


1253 スッキリ 投稿者:かざん  投稿日: 5月11日(火)00時16分26秒

ytori さん
五輪での(というよりか世界大会での)組分けの疑問が解けてスッキリしました。ありがとうございます。私は団体ボールスポーツはバレーボールぐらいしか見ないので、開催国がそういう扱いを受けるなどということは全く知りませんでした。

まだ決まったわけではありませんが、こうやって出場予定国を見てみるとランキング1〜8位のチーム、欧州予選で出場権をもぎ取ったドイツ、北中米、アフリカ代表、開催国とランキング上では無難な出場国になりそうですね。(まぁ、個人的にはFIVBのランキングシステムに疑問を感じてはいるのですが。)ランキング10位前後の欧州第二レベル軍団の一つドイツとアジアの第二レベル軍団(日本、韓国)との対戦を、主要大会においての両軍団の力関係測るためにも予選リーグで見てみたかったですが。


1254 かざんさんへ 投稿者:アイネクライネ  投稿日: 5月11日(火)00時48分36秒

「信じ」ているのではなく感じたのです。信仰ではなく印象です。
日伊戦を観戦して、それを根拠に、メダルもあり得るのでは?という印象を持ったのです。

信じるというのは、試合も観ずに「ベスト8には入る確率が高いとは思いますが、それ以上は・・・まぁ、冷静に考えて無理」と闇雲に思い込んだりすることです(ネームバリュー信仰、少し前の実績の固定化、事大主義)。

2002年当時とは、現全日本は全く別チームといってもいいでしょう。監督・スタメンが違うのはもちろん、やっているバレーの内容もずっと高度になっていると思います。

海外での主要大会出場経験が少ないことが、どれほどのハンディになるのかは微妙だと思います。大ベテランなら兎も角、選手個人に限れば「2回と1回の差」に過ぎないのではないでしょうか?テレビで全国中継され熱狂的な応援の中で試合をする経験は、見方を変えればビジターゲーム以上の緊張かもしれません(ヘマすると表を歩けなくなる!)。そうだとすれば「春高バレー」を経ている選手たちは、若くしてなかなかの経験者かも。

移動・時差・気候・食事・言語等の問題にしても大きな問題ではないでしょう。全日本メンバーは若いころから現在まで海外遠征を繰り返してきた人たちです。


1255 別にどうでもいいのですが 投稿者:かざん  投稿日: 5月11日(火)05時27分12秒

アイネクライネ さん
まぁ、そう感じたのであればそうなのでしょう。私は試合が見られないのでその点に関しては何ともコメントが出来ません。私の「ベスト4は無理だという信仰」の方が正しいか、あなたの「メダルに近いという印象」の方が正しいかはあと数ヶ月もすれば答えが出ることでしょう。私はバレーボールという競技自体は好きですが、格別全日本というチームに思い入れがないので、全日本がメダルを取ろうが、取るまいが別にどうでもいいことなだけです。


1256 アイネクライネさんへ補足 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月12日(水)01時13分49秒

疑問があるとのことなので回答します。
当ページの内容を熟読されたとのことで、大変ありがとうございます。
そして、ご指摘の点については、大筋はその通りだと思います。
しかし、管理人は、これらの条件を満たせば世界一あるいはメダルに手が届くというつもりで、あの文章を書いていません。あくまで、五輪に出るためには(ないし世界のベスト8に入るには)という意図です。

メダル有力チームとの差としては、セッターが小さいことは確かに守備面で大きな不利と思います。ただそれよりも、例えば守備にしても、今大会を根拠に一流国に追いついたという判断はできない、ということです。(根拠として不十分)
今大会はイタリア(・ロシア・韓国)を除けば楽に勝てるはずの相手で、そのイタリアにしてもベストメンバーではなく、全力で勝ちに来ているわけでもない。

管理人はスポーツに関しては全くの素人のため、このような場合には、過去の実績を重視して判断するしかありません。それをネームバリュー信仰とか事大主義とか受け取られたとしても、それについて何も申し上げることはありません。


1257 バーバラの思い出 投稿者:まも〜  投稿日: 5月12日(水)22時16分6秒

バーバラの通訳をしていた知り合いがいたので、バーバラとは何度か話した事があります。
初めて話した時に、ファンだと伝えると「私のプレーのどこが好き?」と聞かれ(笑)日本人選手にはない発言だなあと感心しました(笑)でも、結構気さくで、クロアチアのバレー事情などを話してくれたり、好きな歌手の話をして盛り上がったりと楽しかったです。「私は監督の娘なので、大学を卒業してもバレーを続けていける可能性が残されている。でも、他の仲間は働くしかなくて、バレーを出来ない環境なのよ、クロアチアは・・・」と訴えていたのを思い出しました。
バーバラには、他の選手の分まで頑張って欲しいですね。


1258 Re: バーバラの思い出 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月12日(水)23時21分1秒

まも〜さん、バーバラの話をありがとうございます。
なるほど、バレーを続けるのは大変に厳しい環境だったわけですね。
それでも、各国リーグで活躍するクロアチア選手はバーバラ以外にも増えているので、次第に状況はよくなっているのではないかと思います。(クロアチア国内でバレーを続けるのは、今でも難しいのでしょうが)
もしそうだとすれば、とにかく自分の足で立って五輪に出場したこと、そしてユース世代からの育成の努力が少しずつ形になっているのでしょう。


1259 最終予選第4日第1試合・イタリア対韓国 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月12日(水)23時54分38秒

とりあえず、この試合だけは、見終わった直後で印象が熱いうちに書きます。とにかく恐ろしく劇的な試合だったのだ。

...... ITA - KOR
........ 2 - 3
1st ... 25 - 17 ...... 20 min. 8-7 16-13 21-15
2nd ... 25 - 10 ...... 17 min. 8-3 16- 5 21- 8
3rd ... 17 - 25 ...... 20 min. 8-6 13-16 16-21
4th ... 18 - 25 ...... 23 min. 6-8 9-16 13-21
5th ... 16 - 18 ...... 17 min. 2-5 7- 8 12- 9
Total .101 - 95 . 1 h. 37 min.

第1セットは、前半は競り合い、一時韓国の12-10リードの場面もあった。しかし、13-12韓国リードからリニエーリのサーブが韓国の攻撃を封じ、チェントーニのライトからの攻撃が立て続けに決まって一気に17-13イタリアリードと逆転。この後終盤にかけてもイタリアがリードを広げた。
第2セットは、韓国が、チェ・カンヒ、カン・ヘミを休ませる戦術に出た。イタリアが序盤から一方的にリード。チェ・カンヒに代わって出た14番の選手が、イタリアのブロックにまともに当ててしまい全く勝負にならない。チェントーニのサーブで12-5から16-5としたあたりから、韓国は戦意喪失といった雰囲気だった。この時点で、この結果を予想できた人間が、いったいどれだけいただろうか。
しかし第3セット、韓国がベストメンバーに戻し息を吹き返す。イタリアの攻撃に対し、ノータッチで落とすボールがほとんどなくなった。前半はイタリアが先行したが、12-11イタリアリードから2枚替えで入ったキム・サネのサーブでイタリアを崩し、15-12韓国リードと逆転した。終盤にイタリアはロビアンコに代えてカッチャトーリを入れるが、カッチャトーリのトスが低い方にぶれて、かえって裏目。終盤にも韓国がリードを広げる。
第4セットも、いきなりピッチニーニとリニエーリがお見合い気味にサーブレシーブをミスするなど、流れは序盤から韓国。イタリアはサーブレシーブの乱れが多く、攻撃がレフトに集まり単調になった。7-6韓国リードからク・ミンジョンのサーブでイタリアが崩され、4連続ブレーク。この後も韓国が小刻みに連続得点、18-10までリードを広げた。イタリアはたびたび選手交代を試みるものの、大勢に影響はなかった。
最終セット、イタリアはカッチャトーリを先発させる。序盤はそれでも韓国が先手をとった。カッチャトーリはやはりトスのぶれが大きい。パッジがブロードをミスして5-2と韓国リード。
しかし、そのカッチャトーリが見事なつなぎを見せて流れを引き寄せた(そのラリー自体は韓国の得点になったが)。そして、第4セットまで目立たなかったリニエーリとのコンビが絶妙にあってきた。リニエーリのフェイントで7-7同点。9-9からは、リニエーリのサーブ順で、チェ・カンヒをブロックで2回仕留めるなど4連続ブレーク。この時点では、90%以上イタリアが勝ったものと思われた。
韓国はまずチェントーニの時間差攻撃を止めて1ブレーク返す。それでもイタリアが14-11でマッチポイントを迎えた。14-12とした場面で、韓国は第4セットでも効果を上げた2枚替えを行う。ピッチニーニをブロックして14-13。そして、2枚替えで入ったキム・サネのサーブがイタリアコートのコーナーいっぱいに落ち、ついに同点。この時点ですでに、韓国は、まるで世界大会で優勝したかのような喜びようである。16-16からチェ・カンヒのスパイクが決まり、ついに韓国マッチポイント。その直後、リニエーリのスパイクをチャン・ソヨンがブロックした。最終セット18-16。韓国が奇跡的な大逆転勝利を上げた。

最初2日の出来の悪さから考えると、韓国がロシア・イタリアを立て続けに破るとは、とうてい想像ができなかったことである。


1260 まるで 投稿者:かざん  投稿日: 5月13日(木)01時21分1秒

まも〜 さん
バーバラと話をする機会があったなんて、うらやましいです。私は欧州バレーに関しては去年あたりから本格的に関心を持ち始めたので、詳しいことはよく分からないのですが、ECLの参加国を見ても10年ほど前の「イタリアリーグ」だけに選手が集中している(あ、ロシアのウラロチカもありますが。)状態からは変わってきたのではないかと想像しています。欧州内の様々な国にバレーボールリーグができ、選手もその間でかなり流動的になっているのではないのでしょうか。クロアチアの選手達がバーバラの後に続いて欧州内で揉まれることで、クロアチアのチーム力がアップすることを期待しています。

ytori さん
私が一番気になっていたイタリア対韓国の試合レポート、どうもありがとうございます。この試合の流れはまるで欧州予選でのSFドイツ対イタリア戦を思い出させます。あの試合も序盤の2セットでイタリアは完全にドイツの攻撃を封じていたのですが、第3セットからイタリアが若干集中力を欠いたプレーをしたところで、ドイツの選手が調子を取り戻しフルセットに持ち込まれました。ファイナルセットでは息を吹き返したイタリアの選手が終始リードをしマッチポイントまで持ってきたものの、そこからイタリアの攻撃がミスになりまさかの逆転負け。(この様子はユーロスポーツの「M2A」という番組で紹介されていたので、ひょっとしたら今でも過去ログを辿れば見られるかもしれません。)

イタリアといいロシアといい「予選は軽く流して」いるのかもしれませんが、それにしても完全な二軍メンバーで戦っているわけではないのですからこういう負け方は本当にお粗末。特にロシアはヨーロッパ選手権、欧州予選、そしてECL(ウラロチカ)のどの試合を見ても精神的にチームの核になる選手がいなく、ちょっとでも追い込まれるとすぐにミスをボロボロ連発し敗れ去る、という姿ばかり露呈しています。この「核」になる選手がアルタモノワであり、キリッチであり、ゴーディナであるのかもしれませんが、今の状態からこの3選手が加わってお粗末なセッターをカバーできるのかどうか・・・私にはちょっとその姿が想像できません。逆にアテネでしっかり立て直してきたとすれば、過去の実績がある、キャリアのある選手の存在の偉大さを再確認することになるのでしょうが。


1261 クロアチア 投稿者:障子  投稿日: 5月13日(木)20時00分0秒

来年(2005年)の欧州選手権がクロアチア開催になっています。そのため予選が免除に
なっているので実戦面で不安があるかもしれませんが、久しぶりの表舞台でもあり期待
したいと思っています。

イタリアとロシアはアテネ本番でうまく行くのだろうか?
3強(中国、ブラジル、アメリカ)から少し離されて来ているような感じがします。

かざんさん、先日はどうも。こちらではたぶん初めてです。
ところで、ユーロスポーツでモントルーの放送はあるのでしょうか?
アテネをにらんで重要な大会になってきました。


1262 (無題) 投稿者:かざん  投稿日: 5月14日(金)00時22分18秒

障子 さん
いつも的確で詳しいワールドレベルのバレーの情報、感謝しています。

さて、ご質問のモントルーの中継の件ですが、おそらく無いと思います。基本的にユーロスポーツがカバーしているのは欧州バレーのようなので、欧州選手権、欧州予選、ECLの中継はありましたが、2002年の世界選手権、昨年のワールドカップなどニュースにさえ登場しなかったほどです。

ホームのアドバンテージを活かして一気にランキングを駆け上がった昨年のトルコのように、クロアチアも来年の欧州選手権で同じような活躍が出来るでしょうか?そうなれば、ますます欧州バレーが面白くなりそうです。


1263 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)11時26分16秒

実況します
第1セット25-21タイ
両チームともミスが多めだったがプエルトリコのほうがひどかった


1264 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)11時41分33秒

第2セット16-14タイリード
前半プエルトリコがリードしたが、セーンムアンのサーブ順でタイが逆転


1265 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)11時50分16秒

第2セット25-17タイ
セット後半、プエルトリコにサーブレシーブ・つなぎの乱れが続けて出た


1266 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)11時57分5秒

第3セット6-8プエルトリコリード
セッターを12番に交代して流れがよくなったようだ


1267 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)12時17分21秒

25-23タイ
互いにアタックミスが多く、逆転に次ぐ逆転となった
最後はセーンムアンがアタック・ブロックに活躍しセットを決めた


1268 世界最終予選第6日第1試合 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)12時52分34秒

...... THA - PUR
........ 3 - 0
1st ... 25 - 21 ..... 21 min. 8-3 16-11 21-14
2nd ... 25 - 17 ..... 21 min. 7-8 16-14 21-16
3rd ... 25 - 23 ..... 23 min. 6-8 16-15 20-21
Total . 75 - 61 . 1 h. 5 min.

お互いにミスが多い試合だったが、プエルトリコのほうに特にミスが目立った。
プエルトリコはエースのA.Cruzが精彩を欠いたように思われた。
タイは10番のエースの活躍が目立った。


1269 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)13時08分14秒

第1セット4-9ロシアリード
イタリアの攻撃が単調で、ロシアのブロックにつかまっている


1270 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)13時14分17秒

第1セット12-16ロシアリード
一時6-13ロシアリードだったがイタリア追い上げ


1271 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)13時23分14秒

第1セット25-18ロシア
イタリアにコンビミス・スパイクミスが相次ぐ
終盤は、問題のロシアのサフローノワも踏ん張った


1272 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)13時38分8秒

第2セット11-16ロシアリード
ガモワがスパイクのみでなくブロックでも威力、ロシアは速攻も効果的


1273 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)13時49分30秒

第2セット25-22ロシア連取
ガモワの攻撃炸裂
終盤にイタリアはサーブでロシアを崩し追い上げたが、及ばず


1274 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月15日(土)14時13分8秒

第3セット25-15イタリア
イタリアがロシアのサーブレシーブを崩し、また、ブロックアウトも取れるようになり大差
すみません、バッテリ切れのためこれ以上の実況は不可能です


1275 ランキングシステム 投稿者:かざん  投稿日: 5月16日(日)20時10分29秒

最終予選も終了。日本が予選トップで通過ということでかなり盛り上がったのではないでしょうか。トップ通過が決まったことで気が抜けてしまったのか、最終日ロシアにあっさり負けてしまったようですが、それでもライバル国(?)であった韓国をしっかり叩いて出場権を決めたのは大きいでしょう。

さて、オリンピックの最終予選出場にランキングの順位が使われましたが、私はこのランキングシステムがどうも「?」と思っています。例えば昨年の大陸選手権で優勝したポーランドとブラジルが同じランキングポイントなんですよねぇ。団体スポーツのバレーボールと個人スポーツのテニスを比較するのは理に合わないのかもしれませんが、テニスであれば勝ち上がったラウンドまでのポイントとそれまでに勝利を上げた相手のランキングに応じたボーナスポイントが加えられます。なので、大金星を挙げればそれに応じた高ポイントが加えられることになります。こういうシステムってバレーボールを含めた団体スポーツでは無理なんでしょうか?例えば、サッカーなどもランキングシステムがあるようですが、やはりバレーボールと同じようなポイントシステムなんでしょうか?サッカーのこと全く知らないのでどなたか詳しい方がおられたら解説をお願いしたいです。


1276 最終予選 投稿者:障子  投稿日: 5月17日(月)21時02分4秒

私にとっては予想通りの結果に終わり、盛り上がりという点では今一つでした。

せっかく不十分とは言えランキングシステムを作っているのだから、最終予選の参加国
もランキングに従うべきでした。でないとランキングの意味がありません。
アジア4ヶ国、その他のランキング上位4ヶ国が順当な所です。
日本、韓国、タイ、台湾、イタリア、ロシア、オランダ、ポーランドであれば、
最終予選にふさわしい大会になったのに残念です。
これでも日本は予選通過が出来たと思うしアテネ本番に向けてもいい予行演習に
なったでしょう。今回の結果だけではアテネの予想は難しいです。


1277 補足 投稿者:障子  投稿日: 5月17日(月)21時40分30秒

>今回の結果だけではアテネの予想は難しいです。

韓国にストレート勝ちしたのでメダル確実だとか、ロシアにストレート負けしたので
予選敗退だろうとは言えないということ。
各チームが全力で戦う最終予選の結果でなければ、アテネ本番の予想は出来ません。

女子バスケ、女子ホッケー、女子サッカーの五輪予選はそれぞれ素晴らしい大会でした。
人気で上回るはずの女子バレーの最終予選が一番ダメでした。何かが欠けていたのでしょうね。


1278 確かに 投稿者:かざん  投稿日: 5月17日(月)22時03分7秒

障子 さん
私も最終予選の参加国決定は障子さんの意見と同じです。さらに、アジア予選と最終予選を兼ねる必要など全くなく、他の大陸予選同様に12月の下旬か1月の初旬に行い、大陸予選で敗れたチームのランキング上位から8チームで世界最終予選を行うのが、五輪を世界最強チームを選ぶ大会と位置づけるのであればベストだと思うのですが。まぁ、こうなると大陸予選と日本の国内リーグがぶつかってしまうので、日本サイドがいい顔をしないのでしょうが。


1279 是非、こちらにも 投稿者:奇行士  投稿日: 5月17日(月)22時51分18秒

はじめまして おじゃまさせていただきました
是非、こちらにも遊びにきてください。
失礼いたします。

女神が輝く瞬間 Contortion

http://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=contortion


1280 アジア予選と最終予選 投稿者:障子  投稿日: 5月17日(月)22時58分56秒

かざんさん、こんばんは。

まずアジア予選と最終予選は分離すべき。アジア予選は他の大陸予選とほぼ同時期に開催
する。アジアだけを特別扱いするのはよくない。
日本がVリーグを優先したいなら、アジア予選の出場を辞退する代わりに最終予選の
開催権を得る。たぶん韓国がアジアの代表になるでしょう。
最終予選の日本以外の出場国は基本的にランキングに従うべきですが、欧州偏重だと
批判が強いなら、多少他の大陸チームを入れても良い。
ただしアフリカチームは最終予選には全く無意味なので呼ぶべきではない。

レベルはともかく、男子バレーのアジア予選兼最終予選は見所が多いと思います。
息の抜ける試合がほとんど無さそうで、それだけでも楽しみです。


1280 無理なのでしょうが 投稿者:かざん  投稿日: 5月18日(火)00時17分7秒

障子 さん
ごもっともな意見だと思います。あと、「欧州偏重で批判」という事に関しては、各大陸予選で既に大陸代表が決定している訳ですし、その後にまで「大陸分散」を行う必要は全くなく、残ったチームで実力のある(=高ランキング)のチームが最終予選に加わるのが当然だと、私は考えます。
この最終予選にしてもW杯にしても、日本にとって都合のいいようなスケジューリングが組まれていますよねぇ。W杯が開催される11月は、例えばセリエAは既にリーグが開催していたように思います。W杯出場チームは各大陸選手権の結果によって決まりますし、例え出場が決まったとしても確実に五輪切符が狙える位置にいるチーム以外には、本気でW杯に臨んでくるかどうかというのも「?」のように感じます。


1281 (無題) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月21日(金)23時02分0秒

かざんさんと障子さんのおっしゃることは全く正論だと思いますが、問題の根本原因は次のようなところにあると思われるので、これを何とかしない限りは無理でしょう。
・女子最終予選開催に手を挙げる国が日本以外にない
(男子最終予選はまだポルトガルとかスペインとか、シドニー予選ではアルゼンチンなどが開催したが)
・日本開催の世界大会が11月開催に偏る(世界選手権でも、日本で開催される場合は11月)のは、日本のスポーツ興行では「プロ野球」が優先されており、それとの重複を避けるため


1283 佐野選手のカンヌ移籍につき(1/2) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月21日(金)23時26分14秒

各地の掲示板で出ていますが、佐野選手がCannesに移籍とのことです。

Cannesは01-02シーズンおよび02-03シーズンに欧州CLを2連覇(前回は3位)。(決勝の相手は、01-02シーズンがBergamo(イタリア)、02-03シーズンはUralochka Ekaterinburg)
本間が一時期いたModenaも屈指の名門だが、近年の欧州の実績では、Cannesはそれ以上だろう。日本選手としては一番の「ビッグ」チームへの移籍だ。

個人的には、佐野の活躍にももちろん期待しているが、RC Cannesの映像が見られる(だろう)ことがもっと楽しみ。
特に、動くVictoria Ravvaを見られると思うと今からわくわくしてしまう。ヴィカはECL2連覇の最大の立役者であり、2シーズンともMVPを獲得している。本職はセンターだがどこからでも打ちまくるようだ。
管理人は、美人で世界のエースといわれるような選手はだいたい見てきた。(もちろんここ数年に限ったことだが)バーバラはもちろん、リューバ、アル、ピッチニーニ、エリカ、レイラ、…ネスリハンも生では見たことがないが、ワールドカップの映像は全部持っている。ヴィカだけ、生はもちろん映像でもプレーを見たことは全くない。

http://ticcannes.free.fr/index1024B.htm


1282 佐野選手のカンヌ移籍について(2/2) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月21日(金)23時25分26秒

カンヌのトップページを適当な機械翻訳で英語に訳してみた。原文でアクセントがついていたところが文字化けしているのは勘弁。

Today, May 19, 2004, the RC Cannes organized a conference with certain journalists of press and television. With this occasion, Yuko SANO signed a contract of 1 year to replace our old and excellent lib?ro Sacha FOMINA. It left its old club (TOYO REYON) to come to join the small cross. This player of 1m58, born on July 27, 1979 in OSAKA already cumulated forty selections in national team of Japan. Yuko besides has been just qualified to J.O. of 2004 in Athens with its national team.

It is the premi?e Japanese player?signer a contract in the championship fran?is. She is tr? motiv? and pass?hier a tr has? agr?ble evening? with the remainder of the?uipe (mount? steps of the festival and meal?l' h?el Majestic). She is immediately int?r? in the group of Cannoises. We wish him an excellent season and a r?ssite?la height of that of Sacha. The deuxi?e contract sign?pendant this conf?ence of press is that of Olga TOCKO. Ag? from 21 years, this player of 1m90 comes from Villebon. That made d??plusieurs ann?s that Yan FANG wished to see it coming on the small cross. It had d??vu in it a player?fort potential offensive. Its contract???sign?pour hard? from 3 years.

For the next season, Olesja KULAKOVA and Simona RINIERI will play under other colors. We wish them?toutes two much r?ssite in their new respective clubs. Will Sacha FOMINA when?elle take a pause of a ann? in its carri?e. Continuation of recruitment the next week!!!


1284 (無題) 投稿者:かざん  投稿日: 5月22日(土)00時08分4秒

ytori さん
プロ野球がある限り日本開催の国際大会が11月より前になることはまずありえないのでしょうね。民放テレビ局と縁が切れればありえるかもしれませんが、今の状態を考えると縁が切れることはなさそう。(私は野球が超マイナースポーツに位置づけられている土地で暮らしており、あの日本の年中通しての押しつけがましい野球オンパレードの報道に触れなくて済むので、野球なんてどうでもいい私には精神衛生上とても良い環境です。)

>・女子最終予選開催に手を挙げる国が日本以外にない
アルゼンチンの最終予選参加辞退などを考えると、そうなのかもしれませんが。ただ、最終予選に出場するのさえ困難な状況にある欧州第二グループの一つが五輪出場のチャンスを狙うために手を挙げる、等ということはないのでしょうかねぇ?

佐野選手のカンヌ移籍には驚きました。カンヌというチームは「大砲はいないが、繋ぎが上手くコートのどこからでも攻めてくる。」という印象でしょうか。久しく見てはいませんがブラジル型のチームカラーかもしれません。あと、もう一つの特徴がバレーがそれほどメジャーでない国(フィンランドなど)からの選手がメンバー入りしている、ということでしょうか。

カンヌに関して何も予備知識の無かった私ですが、カンヌの中で一番印象に残った選手はytori さんご指摘のラフヴァという選手でした。彼女は機動力があり、速攻、移動攻撃、オープン、バックアタックとなんでもこなし、しかも軟攻も非常に上手い(フェイントを落とす位置タイミングが抜群)。あと、サーブもジャンピングサーブで非常にキレがあります。彼女のような選手がいるフランスチームがなぜ欧州内で上位グループに食い込んでこないのか不思議でなりませんが。


1285 かざんさんへ 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 5月22日(土)01時28分55秒

かざんさん、カンヌに関する情報ありがとうございました。全く見たことのないチームなので本当にありがたいです。

>ただ、最終予選に出場するのさえ困難な状況にある欧州第二グループの一つが
>五輪出場のチャンスを狙うために手を挙げる、等ということはないのでしょうかねぇ?

女子バレーは残念ながら世界的にそこまで盛んでないのだろう。男子バレーでは、今回の最終予選開催国であるスペイン、ポルトガルあたりはまさにそのポジションだ。

>彼女のような選手がいるフランスチームが
>なぜ欧州内で上位グループに食い込んでこないのか不思議でなりませんが。

名前からわかるかもしれないが、ヴィカはフランス生まれではない。カンヌのページによると出身国はグルジア、そして95年ユニバの記録をたどったところアゼルバイジャンチームにそれとおぼしき名前(V.Ravva)を見つけた。(これについては不確か。この時期の旧ソ連出身選手の国籍に関する事情は複雑な場合がしばしばあると聞いている。もちろん、同じスペルの別人である可能性も否定はできない。)だから、例の国籍変更選手の規定により、これまでは代表として出場できなかったのではないかと思われる。
もしヴィカがフランス代表に加わることがあれば、かなり強くなるのかもしれない。しかし可愛らしいヴィジュアルと違い(??)、ヴィカは75年生まれでそれほど若くはなく、これから代表に加わるとしても残された時間は長くはない。


1286 うーん、カンヌですかあ〜。 投稿者:フリスト  投稿日: 5月22日(土)02時20分57秒

ytoriさん、御無沙汰しています。かざんさん、障子さんはじめまして。

うーん・・・そうですかあ〜、佐野選手がカンヌ移籍なんて驚きですね。
全く予想もしてなかったけど(^^;;。彼女が来るって事はフォミナが何処かへ移籍
してしまう予定なのかな・・・?。流石にそれはないだろうけど(^^;;

ついでにというか、ほとんど話題になりませんでしたが(^^;;オランダリーグの二人の日本人
プレーヤー(畠山亜希子さんと林田咲子さん)せめてこれを機にバレー誌でも取り上げて
欲しいものです。まあ、代表選考にかすりもしないというのが凄く好きですね。
http://www.martinus.org/html/dames1.html
もうすぐシーズン終了だと思うけど次は何処の国でプレーするのだろうか・・・?
まあVはないだろうけど・・・ >特に畠山さん。(^^;;;

http://www.ne.jp/asahi/pikaso/letom/index.html


1287 (無題) 投稿者:かざん  投稿日: 5月29日(土)20時26分51秒

ytori さん
ヨーロッパ選手権、欧州予選、ECL、イタリアセリエAの様子を見る限り日本の試合とはまた違った盛り上がり方をしているので、誘致すれば結構いい線いくと思うんですけどねぇ。やはり国際大会となると話は別なのでしょうか。

ラフヴァ選手ですが、顔立ち名前からしてフランス人っぽくなかったのでそうではないかと思ってたんですが。

フリスト さん
オランダリーグにも日本人選手がいるんですね。それは知りませんでした。以前は「井の中の・・・」状態の日本人選手は海外には出て行けないのでは、と思っていましたが、地道なところではそういう努力をしている選手もいるんですね。


1288 ラフヴァ 投稿者:フリスト  投稿日: 6月 3日(木)20時37分0秒

ytoriさん、かざんさん、こんにちわ。

ラフヴァは、盟友のサリナと一緒にフランス代表として頑張ってるみたいです。
今回のヨーロッパ選手権予選では、しっかりエントリーされていますね。
ytoriさんが言われているように彼女にとって残された時間はそう長くないかもしれませんが
ナショナルでの活躍に凄く期待しています。

畠山選手のギリシャ・リーグ時代の記事がこちらで紹介されていましたね。
http://www9.plala.or.jp/allestage/volleyballdivision/hatakeyama02.htm#vol.1


1289 Re: ラフヴァ 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 6月 4日(金)01時14分54秒

ラフヴァ選手の情報ありがとうございます。
ラフヴァとサリナがそろっているとなると、フランスの躍進もあり得そうだ(とはいえ、少なくとももう1枚まともなサイドがいないと無理くさいが)


1290 エレーナ、グランドスラム決勝へ 投稿者:ytori@(j)elena_fan  投稿日: 6月 4日(金)01時38分55秒

ディメンティエワが、本日の全仏オープン準決勝でスアレスを6-0 7-5で下し、ついにグランドスラムの決勝に進出である。
(本当は今夜の放送までネタバレはしないつもりだったのだが)

4回戦ではダベンポートを6-1 6-3で一蹴。ダベンポートは腰が痛み万全ではなかったようだが、それにしても信じ難いスコアである。
準々決勝でも、地元期待のモーレズモを6-4 6-3で下している。
試合を見ている人からは、97年のマヨーリ(ヒンギスを決勝で破り優勝)を思わせるとまで言われている快進撃である。

しかし、第1週は、これとは全く正反対のだめだめの状況だった。
エレーナは決勝進出を果たした(決勝ではセレナに虐殺された)マイアミのNasdaq-100 Openの後故障を起こしてしまい、クレーコートシーズンに何とか間に合わせたものの初戦敗退が続いた。
この全仏も、1回戦で7-6(4) 1-6 6-4というかろうじての勝ち上がり、
3回戦のピストレシ戦では第1セットなんと0-6で落とし、0-6 7-6(2) 0-1の場面で、相手のピストレシが負傷で棄権してしまい(スコアはリードしていたにもかかわらず)4回戦進出という有様だった。
この第1週の時点で、この確変をいったい誰が予想できただろうか。

決勝の対戦相手はミスキナ、グランドスラムでは初めてのロシア選手どうしの決勝である。
ミスキナはここ1,2年は安定感抜群である。準々決勝でヴィーナスに6-3 6-4、準決勝ではカプリアティに6-2 6-2の一方的勝利、こちらもどんどん勢いに乗っている。決勝とは思えないなどとかなり悪口も言われているが、おもしろい対戦になりそうだ。(ミスキナ、ランクは今や5位なのに、ディメンティエワ以上に地味な扱いで、過小評価されがちだ)

しかしこれで、もしエレーナが優勝ともなれば、ついにメジャーアイドルデビューになってしまうのだろうか。(ひょっとすると優勝しなくてもそうかもしれないが)エレーナは、ランクは上位に定着しているにもかかわらず、そのときそのときの旬のアイドルに隠れ、目立たない印象がある。テニス界で、ランク一桁で美人でスタイルも抜群、それでいてアイドル扱いされないのは、ある意味奇跡的である。


1291 オルガ・モロゾワ 投稿者:障子  投稿日: 6月 4日(金)22時01分57秒

全仏オープン決勝がロシア対決になったことで欧米のマスコミにオルガ・モロゾワの名前がよく出ています。
日本ではあまり知られていないでしょうが、モロゾワは1974年の全仏と全英の決勝に進出し、ともにクリス・エバートに敗れて準優勝になりました。
今までロシア人女子で旧ソ連時代を含めて4大大会決勝に出たのはモロゾワだけです。
1988年の全仏でナタリア・ズベレワが決勝まで行っていますがベラルーシ出身でした。

そのモロゾワは最近デメンティエワのコーチをしています。デメンティエワは2000年の全米でベスト4、その後のシドニー五輪で銀メダルを取った後、4大大会ではつねに4回戦どまりでした。今回久しぶりに準々決勝に残ったらそのまま決勝まで来ました。
地元のモーレズモに勝った試合が大きかったですね。モロゾワの指導が効いているのかな?

さて決勝は同じ歳で小さい時から同じクラブで練習(コーチはサフィンの母)してきたミスキナです。
ミスキナの全仏後のランキングは3位になるそうで、モロゾワの最高ランキングが7位だったことを考えると凄いことですね。地味だけど好きな選手の一人です。
いろんな所での予想では大体ミスキナ有利ですが、ロシア人女子初の4大大会優勝者が今年出るとは思っていなかったので興味深いです。
モロゾワが決勝に出てからちょうど30年後というのも何だか因縁めいていますね。

長文失礼しました。


1292 全仏決勝 投稿者:ytori@(j)elena_fan  投稿日: 6月 6日(日)02時49分2秒

大方の予想は正しかったようだ。
ディメンティエワにはミスキナのペースを崩す力がなく、ひどい試合になってしまった。
エレーナは第1セット最初のゲームこそブレークしたものの、次の自分のサービスゲームで、ダブルフォルト連発でリズムを崩した。その後も、ラリーを続けても最後はミスキナが決めるし、攻め急いだらエレーナのミスという繰り返し、その上エレーナはサーブを入れるのに苦しみ、一方的な試合になってしまった。
各地でグランドスラム史上最悪と評価される有様で、実際そう言われても仕方がないと思う。(最近、決勝が近づくにつれて萎えるので決勝をまじめに見たことがないが)
せめてこれをバネにしてもう一段成長することを願いたい。

しかしミスキナも、準決勝・決勝と完璧なテニスだった。つまらないミスを全くと言っていいほどしない。相手の強打を浴びてもそれをいいところに返し続ける。そして、相手が先にミスをするか、相手の攻めが甘くなったところで逆に攻めに転じてポイントを取るのだ。その意味では、この決勝も、準決勝のカプリアティ戦のビデオテープを見ているかのようだった。
このクールでねばり強いプレースタイルはクレーコートにこそもっとも相性がいいと思えるが、これまでミスキナがどうして全仏で極端に成績が悪かったのか、不思議でならない。(昨年は2回戦敗退、その前は3度のチャレンジでいずれも初戦敗退)

GS決勝まできて、それでさえ確変中のエレーナを全く見られなかったのが何より心残りだ。地上波で動くエレーナを見られたのは、準決勝の第2セット以降、このときはすでにサーブがまともに入らずだめだめのエレーナだった。
CSに出てくれば必ず見ているなどという人間はともかく、大方の視聴者にとっては、エレーナに対して最悪の印象しか残らない。そこがなんとしても悔しい。

>障子さん
オルガ・モロゾワの情報ありがとうございました。
編集済


1293 はじめまして 投稿者:コーン  投稿日: 6月 6日(日)04時49分39秒

初めてお邪魔します、デメンティエワのGS初めての決勝は苦いものになり、良いときの彼女らしい躍動感がなくほんとにダメダメ自滅でしたね。
なのに、デメンティエワはなんか応援したくなる選手で、不思議です。
UP DOWNの差が激しく、期待させられては『ガッカリ』する、というのをある意味楽しんでいたトコもありますが、全仏のダベン、アメリー戦のデメはほんとに強かったですよ。
際どいコースはすべてインと言うくらいのっていたし、フォアの破壊力たるやすさまじかった。
それにフォアだけでなくバックも、ストレートにクロスにすごいウィナーが決まりまくっていました。なにより「前へ、前へ」という向かっていく気持ちが良かった。
課題のサーブも2試合とも1stが60%を超えていて、彼女にしては安定していました。
常にこのレベルでプレーできるとほんとにNo.1も夢じゃないくらいでした。

決勝は残念でしたが、個人的にもし相手がミスキナではなく、カプリアティーだったならNOプレッシャーでもっと向かっていく姿勢が出て大胆になれたのかな?というきがしました。

しかし、せっかくの地上波フル登場なのに一番悪い試合が放送されて、メジャーブレイクはまだ先ですかね〜?あんなに雰囲気があって美しくて可愛いのに(声も)(やはりYON○Xのウェアが…)



1294 ミスキナ 投稿者:かざん  投稿日: 6月 6日(日)20時40分26秒

ytori さん
ミスキナに関して、私は「球足の速い芝や室内コートでカウンターとフラットの強打で相手を粉砕する」というイメージがあったので、球足の遅い全仏で優勝したことにかなり驚いています。(去年の秋にその強打でエナンを粉砕してしまったように。)自分のフラットの強打に頼らず粘ることを覚えたからこそ、今回の優勝に繋がったのでしょうが。また、彼女は自分の強打が決まらないと金切り声をあげたり、ラケットをコートにたたきつけたりと試合中のメンタル面のコントロールがあまり上手くできないイメージもあったのですが、今回はそういう部分もほとんど見せず、冷静に試合運びをしていた部分にも成長の跡が見ることができます。
苦手のクレーコートを克服したことで、この先勢いに乗って得意の球足の速いサーフィスで活躍が出来るのか、またはタイトルを取ったことで燃え尽きてしまうのか、ちょっと注目してます。


1295 ロシア対ポーランド 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 7月 9日(金)17時26分36秒

...... RUS - POL
........ 3 - 0
1st ... 25 - 12 . 18 min. 8-5 16- 6 21- 9
2nd ... 25 - 22 . 20 min. 6-8 16-13 21-17
3rd ... 25 - 17 . 21 min. 8-7 16-11 21-14
Total . 75 - 51 . 59 min.

正直、ガモワちゃんすごすぎ、以外の感想が思い浮かばない。
決定率7割は超えているはず。高いトスを打たれたらはい終了、という感じである。
というより、ポーランドは、それはないだろうというメンバーである。グリンカがいないことはわかっていたけれども、フラトチャクまで出てこない(控えメンバーの中にはいるのだが)。まともに打てるメンバーがいない。
センターもスコブロニスカを出したり引っ込めたりだったが、効果がない。

しかし、試合と試合の間に自分の部屋に帰る余裕のある大会とは、いったい何なんだ。


1296 日本対ポーランド 投稿者:ytori@BJFC  投稿日: 7月11日(日)02時44分1秒

...... JPN - POL
........ 2 - 3
1st ... 25 - 22 ...... 25 min. 8-6 16-14 21-18
2nd ... 16 - 25 ...... 24 min. 6-8 11-16 14-21
3rd ... 14 - 25 ...... 21 min. 6-8 9-16 13-21
4th ... 30 - 28 ...... 34 min. 7-8 16-15 21-17
5th ... 11 - 15 ...... 13 min. 3-5 6-8 10-12
Total . 96 - 115. 1 h. 57 min.

第1セットは、日本が中盤にリードしてそれを守ったものの、このセットからして、ポーランドの方がいいバレーをしているという印象だった。いったい日本はどうしてポーランドのペースにつきあっているのか、と思われた。
第2セットは、ポーランドが拾い続けて最後はエースが決めるというポイントが続出する。逆に日本は、最初の1本で決められないとほとんど点数がとれない。日本のサーブレシーブの乱れも絡み、序盤からほぼ一方的にポーランドがリードを広げた。
第3セットには、6-7からポーランド3番カルチマジェウスカのサーブで日本が崩れ、実に6連続ブレークを許した。このセットも早々とポーランドの一方的な展開になった。
第4セットも日本のサーブレシーブの乱れ、ポーランドのブロックなどで、前半は13-10ポーランドリード。しかし、13-11の場面で、栗原にあまりにも怪しいサービスエース。いったんラインジャッジはアウトのコールをしたものの、主審がオーバーコールした。エンドラインから見ていたから断定はできないものの、会場でもアウトに見えたし、テレビ中継画像を見る限りでもボール半分くらいは出ているように見える。この瞬間は、これで日本が流れをつかんで勝つのだろう、と思われた。それと同時に、そこまでして勝ちたいか、という強い嫌悪もわき出てきた。特に勝ち負けにこだわる大会でもないし、この相手には日本が勝って当たり前である。
案の定その後日本に流れが傾き、ポーランドに少しずつミスも出て21-17日本リードとした。そのあとはポーランドがブロックで差を縮め、ポーランドマッチポイントも1回あったが、結局は29-28日本リードからカルチマジェウスカがスパイクミス、日本がセットをとった。
しかし、最終セットも、スタートこそ日本が3-1リードとするものの、日本のミスも絡みすぐに5-3とポーランドが逆転。その後も、日本が追いついても先行できず、逆にすぐにポーランドに突き放される。そして11-10ポーランドリードから、栗原のスパイクをポーランドがブロック。さらにポーランド16番ピシュビシュが決めて13-10。13-11の場面から、ピンチサーブで出た高橋がサーブでラインを踏み越してしまう。最後はカルチマジェウスカがライトから決めて15-11ポーランド。

特に第2セットから第3セットにかけては、日本の攻撃は、センターの時間差とかバックアタックとかの絡みがほとんど見られない。一方ポーランドのシュリワのは、センターを序盤に効果的に使っている。ポイントがほしいところでセンターをおとりにしてレフトにあげるから、日本のブロックが遅れ、スパイクが決まる。特にニエムチェクヴォルスカがうまくブロックをかわし、ほしいところで立て続けに決めていた。(アタック24/43の超高率)
日本は葛和か吉川時代に逆戻りしたかのようだった。その当時、欧州で10位前後のチームにも負けたわけだが、今回のポーランドも欧州女王の陣容とはほど遠い。基本的に、ベテランでうまいエースのニエムチェクヴォルスカが孤軍奮闘するしかない。ブリンクマンしかいなかったオランダとか、レトしかいなかったクロアチアとかと同じような戦力だと推定される。
本来ポーランドはロケット2発持っているはずなのに、その2発ともない。メインロケットのグリンカはきていないし、ペンシル(くらい?線が細いので)ロケットのフラトチャクも重いけがらしく試合前に全く練習さえしていない。

○ちゃんねるにしてもふつうに試合放送があったときとさほど変わらず、ほかの有名掲示板にしても驚くほど静かだ。テレビだけを見ていれば、ポーランドが強いと思ってそこで終わってしまうのかもしれない。
しかし、彼らが全員初日の第1試合を見ていたとしたら、荒れ狂いまくって収拾不能な事態が起きることは間違いない。
皆さん、初日第1試合は見ていないのでしょうが、それくらいひどかったんですよ、ポーランドは。守備も乱れ、決められる選手もなく、まともに打ち込んでロシアのブロックの餌食になり、あるいはガモワに上から打たれればはいそれまで。その時点では、当然この試合もストレートで日本の勝ちを予想した。イタリア対ロシアの試合が終わったら逃げ出そうかと思ったくらいだ。

ポーランドがいいバレーをして勝ったのは管理人としてはうれしい。(それも、予期しない?予想された?妨害を乗り越えて)
しかし、吉原がいないとここまで締まらないのか、日本は?吉原は不死身ではないのだが。


1297 (無題)  投稿者: ytori@BJFC  投稿日: 7月18日(日)02時12分40秒
11日のロシア戦を見ての感想だが、柳本監督の意図として、大山・栗原の両レフトにかなりボールを集めているように思えた。ブロックが2枚3枚とついてくる場面をあえて作っているようだった。
本番では、ブロックを振れればその方がよいに決まっている。でも、ブロックが1枚以下の場面で打つのなら、Vリーグクラスの選手なら誰でもできる。大山・栗原に期待しているのはそのようなレベルではない。
とすればポーランド戦の状況も納得できるものがある。(それでもあのポーランドに負けてはいけない)

しかし、この観点で言えば、初戦のイタリア戦は逆に中途半端だったように思える。


1298 2006世界選手権予選・欧州大陸展望  投稿者: ytori@BJFC  投稿日: 7月18日(日)03時35分35秒
組み分け抽選が昨日あったので、まだ鬼も笑わなさそうだが書いてみる。

今回、世界選手権の欧州大陸予選は3ラウンドに分けられる。以降、1次予選・2次予選・最終予選と呼ぶことにする。1次予選、2次予選とも、各グループの2位までが次のラウンドに進出する。最終的に予選通過は7チームなので、最終予選2位以内であれば本戦進出、各組3位のチームから1チームだけが拾われることになるのだろう。
最もランクの高い国は最終予選まで登場しないが、ランクの低い国は1次予選から出なければならない(中間の国は2次予選から)。
なお、イタリアは前回優勝国のため予選免除
組み分けの詳細については下記のリンクを参照

1次予選
A組: イングランド・スコットランド・セルビアモンテネグロ・アルバニア・スペイン
B組: ポルトガル・スロベニア・オーストリア・スロバキア・ベラルーシ
C組: ノルウェー・フィンランド・フランス・ボスニアヘルツェゴビナ・ベルギー
はっきり言ってほとんどわからないチームばかりだ。
この15チームの中で波乱要因があるとすればフランスだと思う、ラフヴァ・サリナというものすごい切り札を出すことが可能だからだ。この2人プラスもう1枚守備のできるエースがいれば(全盛時のレトとかシュヴェニヴィチのような感じ)、一時のクロアチアかブルガリアに似た戦力であり、一気に本戦出場の可能性も出てくる。

2次予選
D組: ルーマニア・アゼルバイジャン・A組1位=セルビアモンテネグロ?・C組2位
A組1位はたぶんセルビアモンテネグロだと思うので、これを加えて3チームほぼ横一線である。

E組: ギリシア・ウクライナ・C組1位=順当ならフランス??・B組2位
順当ならシード2チームが勝ち抜くのだろうが、前述の通りフランスのメンバー次第でひっくり返る可能性はある。

F組: クロアチア・チェコ・B組1位・A組2位
この2次予選で最も読めない(というか今回予選の最大の不確定要因)のがクロアチアだ。バーバラとレトが戻ってくればこのレベルの相手は問題でないのだが、そうでないとあっさり敗退もあり得る。1次予選上がりのチームが波乱を起こす可能性はあまりなさそう。とすると、チェコは最終予選進出はセーフのように思える。

最終予選
G組: ロシア・ブルガリア・D組1位=アゼルバイジャンかな??・F組2位=チェコ(とりあえず)
ロシアは別格だろうが、それ以外の3チームは、2次予選からどこが上がってくるにしても予測がつかない。ゼトバ・マリノバはまだ代表で頑張るのだろうか。

H組: オランダ・トルコ・E組1位=ウクライナ(期待も入れて)??・D組2位=ルーマニアあたり???
最終予選3グループの中でも最も飛び抜けたチームがいない。D組2位で上がってくるチームは苦しいと思うが、それ以外の3チームはどのような順位になるか見当がつかない。

I組: ポーランド・ドイツ・F組1位=クロアチアだと大変・E組2位
クロアチアのメンバーがそろってF組1位で抜けてくるとすると、ここは死の組になる。さもなければポーランド・ドイツが楽に抜け出す可能性が高い。

結局、現段階での予測は無理(すみません)。予選までおよそ1年あるので、各チームの世代交代・のびしろも考慮しなければならないだろうし。(とはいえ、五輪をのぞけば世界選手権の予選まで目立って大きな大会はなく、特に中堅以下のチームの戦力をはかる機会は欧州選手権予選くらいしかない。)

いずれにしても欧州大陸の出場枠は7しかないので激戦は必至である。ロシア以外はどこが予選落ちでも不思議はない。
編集済

http://www.fivb.org/EN/Volleyball/Competitions/WorldChampionships/Women/2006/eurDOL.asp


1299 about Vika Ravva  投稿者: ytori@BJFC  投稿日: 8月 8日(日)23時06分44秒
CEVのページで見つけた。
このページの記事によると、
グルジア生まれ、14歳の時にアゼルバイジャンへ、後にフランスに移り現在まで9年間住んでいる(たぶんカンヌ移籍と同時→計算合うかな?)
なので、これまで見かけた断片的な情報とも一致するようだ

http://www.cev.lu/mmp/online/website/main_menu/volleyball/2224/2226/2229/3212_EN.html


1300 ドイツ執念の勝利  投稿者: かざん  投稿日: 8月14日(土)18時05分18秒
今日から始まったバレーボールの初戦で、ドイツがキューバにセットカウント0-2から大逆転勝利。いやー、ドイツというチームは本当に粘り強い。欧州予選でも負けはしたものの、ポーランドに対してセットカウント0-2から追い上げ、あと一歩の所まで追いつめていたし、グループ予選通過をかけたロシアとの対戦ではセットカウント1-2から逆転勝ち。そして、準決勝ではイタリアに対してセットカウント0-2から2-2に追い上げ、ファイナルセットも2-7から追い上げ、最後マッチポイントを2度握られるもののそこから逆転。いくらリードされても諦めない精神力、ここ一発の勝負にしっかり照準を合わせてくるところは本当に見事だと思います。

このドイツの勝利はロシアにとって精神的にかなりイヤでしょうねぇ。B組はどこが予選落ちするか全く分からなくなってきました。



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