851 COX2課題の進行状況 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:10月20日(土)00時32分38秒

現在、ルルは最初のカウントですでに1時間を経過、まだ枝番は39まで進んだだけである。それも、毎秒20〜100conformerという恐ろしいペースのときがあった。先ほどのアリーナの課題は、問題の1カウントで5時間40分、トータルでは8時間半を要している。
軽い課題も多いけれども、やはり大きなターゲットだけに、なかなかしんどそうだ。

課題の最初のカウントから長時間の戦闘になるとは、極めて久しくなかったことである。新ターゲットの配布直前にも、特にSODで重い課題が時折あった。しかしその課題では、山場は必ず50%の手前と100%の手前と決まっていた。いきなり1カウント何時間というのは、プロジェクトのごく初期(SOD100カウント・デュース無制限の時期)以来だと思う。
いつどこで山場が来るのか全くわからない。大変なことは大変だけれども、このほうが間違いなく面白い。また、全く新規のターゲットということで、SODの初期に見られたような、様々な名前で始まる分子の課題が配布されている。参加したばかりの頃の興奮が久しぶりに思い出される。
この「先が読めない」ことこそがUD THINKである。同じ時期でも、割り振られる課題の重さに極端に差がある上、同じ課題の中でさえ進行は全く一定ではない。
世界中のPCの空き時間を利用して、それらのPCに問題を割り振って巨大な問題を解こうという、分散コンピューティングのプロジェクトは、数多くある。しかし、これほど先が読めないものは、ほかにはあまりないと思う。「先が読めないこと」が、(参加する側にとっては)UD THINKの難しさであり同時に面白さである、と思っている。

10/19 6:00(UTC)までの戦果: 撃退3,551体、経験値378,471、1y 349d 20: 46' 9"


852 大きなターゲット、重い課題 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:10月21日(日)21時08分36秒

巨大なターゲットタンパク質の出現により、1課題100カウントに減らされたにもかかわらず、課題も急激に重くなっているようだ。
集計によると、4倍近くに課題が重くなっている。COX2配布前の19日付集計と、21日付の最新集計を比較すると、各チームとも、1課題あたりのポイントが3.5倍〜4倍近くになっている。もちろん、毎日のポイント増加が急に大きくなるはずはなく(ほとんど変わらないかむしろ減っている)、それに反比例して課題完了数が激減している。

うちの部隊でも、配布直後の一日こそ実感はなかったものの、土曜の夜あたりから堅い課題が目立って増えている。アリーナも含め、1カウント2時間を超えるのが全く珍しくない。ミシェルは、現在の課題で、20時間突破の可能性が高くなっている。

10/20(UTC)までの戦果: 撃退3,586体、経験値380,942、1y 353d 23: 36' 58"


853 史上最難関に突入 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:10月23日(火)15時51分27秒

昨日、ヴィクトリアが1カウント6時間の山越え、その途中で2回墜落し、7時間を超えるロスタイムになっている。
一度墜落すると、再起動の後も続けて墜落する危険が大きいことがわかっている。そこをクリアするまでは、腫れ物にさわるような(というか、できる限りさわらないようにする)扱いである。録音だけはするけれども、録音したものを再生・加工とか、録音元の音楽チャンネルの番組表を見ることさえできない。しかも、夜中にもかかわらず窓は開けっ放し、さらに扇風機の「強」の風を当てている。
その山が94%のところだったけれども、97%でさらに山、1分子に10分を超えた。何か操作をするたびに1秒くらい凍ったような間があるという、明らかに危ない状態だったので、40分のロスもやむを得ず、一旦落とした。

ミシェルは8時間半経過で枝番52、ルルは7時間経過で枝番34と、いずれのマシンもそろってとてつもない難関に当たっている。毎秒10conformer、1の位まで読めそうな速度である。ルルはこの課題全体の所要時間もすでに28時間になっている。

アリーナだけは、日付が変わってから5課題完了と、順調な進行である。ほかの機械と比べると、異常と言えるかもしれない。たまたま軽い課題のロットに当たったようだ。

最近は、カウント終了のめどがつかない場合、ミシェルにバッテリを差し込み、電源を入れたまま持ち運びするようにしている。遠出は不可能だが、2時間くらいなら持ってくれるようで、自宅と研究室の間を行き来するのは余裕である。(現バージョンのUDAでは、バッテリ動作時には自動的にSnoozeに入る)
そういうことをするから、ミシェルのハードディスクはすぐに危なくなる!

COX2配布前の4倍の重さというのも、これなら納得である。難所でたびたびの墜落など、5月後半の死闘の連続を思い起こさせるけれども、100カウントの課題でこの重さとは、カウントあたりではそのときを上回る。参戦以来最も厳しい戦いになっている。


854 最凶最悪を連日更新 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:10月25日(木)04時56分21秒

ルルは、ここまで最強と思われる課題に遭遇している。枝番20で、12時間経過。いったいこのカウントがいつ終わるのかさえ、全く見当がつかない。毎秒20〜100conformerくらいで、最悪100万近くまで行くのだから、1分子で何時間というオーダーになる。
こうなると、ここまでの解析を破棄するのも時間がもったいないからできない。後に引くこともできず、先に進むのも断崖絶壁の上りである。

前回の記事で書いたルルの課題は、結局1カウント15時間、合計38時間を要した。ところが、その後の3課題は、合計3時間以内で完了。
このわけのわからないのがUD THINKなのだ、とつぶやきながら、ひたすら解析を続ける。

ヴィクトリアも、前回の書き込みの後、1カウント18時間近くの難関をどうにか越えた。その間は、ただ録音し放し、ほかの作業は怖いから何もできない。
前回、1カウント6時間のところで2回墜落と書いたけれども、現状では、1カウント5,6時間は軽いジョブでしかない。
これほど堅い課題ばかりになると、ヴィカの戦線離脱も検討すべきかもしれない。あまりにも効率が悪いからだ。どれほどよくても、2日の連続稼働が限度のマシンである。ここ2日で、すでに4回の墜落を経験している。
UDを気にしていると、怖いからヴィカでは何も作業ができない。

所属チーム"techside.net"の昨日の課題提出数は、わずかに500あまり。チームの勢い自体も極度に落ち、特にCOX配布以降の落ち込みが急激である。昨日のCPU時間増加は1年と165日、全盛時と比べると半分以下になってしまった。(課題が極度に堅くなったために、多くの離脱者を出していることは疑いない。)それにしても、CPU時間1日で1課題に達しないとは、恐ろしい事態である。


855 第6のターゲット登場 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:10月26日(金)01時22分53秒

第6のターゲット、C-ABL Tyrosine Kinaseの配布が始まっている。今後、ABLと略すことにする。
# オックスフォード大のページでは、BCR-ABL Tyrosine Kinaseとなっている。C-ABL Tyrosine KinaseとBCR-ABL ... は、掲示板の記事によると別物とのことである。どちらが正しいのかはわからない。
新しいターゲットに出くわしたのは、一昨日の朝にまとめて送受信をしたときだが、前の記事で書くのを忘れていた。不思議なことに、このときには20近い結果を送ったけれども、受け取った課題の全てがこの最新のABLで、COX2さえ一つもなかった。
このターゲット画像もまた、COX2と同様カラフルである。赤・青・黄色・白の4色の模様の入ったリボンが、右上から左下にうにゃうにゃと伸びている。

しかし、このターゲットが重いのか軽いのかは、まだ確かめられない。というのも、COX2の課題がいつまでも片づかないからだ。キャッシュの数も一時に比べ3分の1くらいに減らしたけれども、それでもなかなか一回りしない。
# なお、現バージョンでは、各キャッシュが一つのデバイスIDに対応する。そのため、キャッシュを減らすといっても、削除するのではなく、キャッシュのフォルダから別の場所に移動してキャッシュとしての使用をやめるだけである。

現在のカウントに突入してから、ルルは9:00:00 (+24h)を過ぎた。枝番は86。このペースだと、合計40時間弱で終了といったところか。
頑張れルル!!
1カウント半日を超えるような難関越え、それで枝番が90を過ぎるあたりになると、思わず「頑張れ」という声が出てしまう。ルルやアリーナなら心配はいらないけれども、それがヴィクトリアになると、カウント完了まで持ちこたえてくれるか心配で気が気でない。そこで落ちてくれたら元も子もない。


856 スケート・アメリカ 投稿者:障子  投稿日:10月26日(金)20時33分31秒

いよいよ始まりましたね。

ショートプログラムを終わっての順位は
クワン、ヒューズ、ヴォルチコワです。
荒川さんやソコロワは下位のようでした。

http://www.usfsa.org/skatamer01/index.htm


857 サネックス選手権 投稿者:障子  投稿日:10月26日(金)20時39分11秒

テニスのサネックス選手権は来週です。
予想通り、ビーナスは欠場しました。恐らくセリーナも従うでしょう。

ダベンポートが圧倒的に有利な状況です。昨年の二の舞にはならないと思いますが。
デメンティエワはクレムリンカップ以降、また不調です。
昨日もパノワに負けました。サネックスでは1回戦負けが濃厚に思えます。


858 (無題) 投稿者:ytori  投稿日:10月28日(日)18時29分56秒

障子さん、毎回ありがとうございます。

ディメンティエワの結果くらいは、一応見ているが。ああまたか、の一言。すでに指摘されたとおり、調子が上がってきたところで怪我をして落ちてしまう。この繰り返しである。

スケートアメリカ、状況が状況だけに、開催できて本当にほっとしている。
順位は順当に見えるけれども、点数を見ると、そうとも言い切れない。SPでは、クワンに3回転がシングルになるというミスがあったようだ。2位ヒューズとの判定は、SPでは4対3・フリーで5対2と、いずれも割れている。
これでクワン1位が動かないということは、全員完璧な演技ではなかった、ということだろう。
クワンは、この大切な時期にコーチが代わったということで、その観点でも内容が気がかりである。
日本の荒川はフリーで4位と頑張り、順位を上げた。それも、3位のヴォルチコワと3対4スプリットまで接近している。ソコロワが10位とは、いったいどうしたことか。

今週末からはバレーの女子イタリアリーグも開幕。
だからこのページも本格的にシーズンに入らなければならないのに、管理人の状況が深刻。いつの間にか、まともな記事を書けなくなっている。ここで愚痴を言っても、何も解決しないのだが。


859 Re: サネックス選手権 投稿者:ytori@(j)elena_fan  投稿日:10月28日(日)18時31分53秒

サネックス選手権のドローがすでに出ています。セレナは出場します。(ヴィーナスの不出場は怪我のため)

ドキッチがすごい。USオープン明けの出場6大会で、一度の初戦敗退を除いて、全て決勝まで進出している。以前は、某所で年に一度のドキッチ祭りとか騒いでいたけれども、最近は毎週がお祭りである。チャンスをものにするだけの実力が付いている。
今大会は先週と同じ、ダベンポートとドキッチという決勝の顔合わせ。多分ダベンポートが勝つだろう。

実際のところ、ドキッチが決勝進出とはいっても、いずれの大会でも格上の選手とは対戦していない。相当に運も味方している。トップの相手に勝つのは、まだ難しい。それでも、これだけ勢いに乗っているとなれば、怖い存在であることは間違いない。
サネックス選手権を真面目に展望すると、ダベンポートの対抗は本当はカプリアティのはずだ。しかし、シーズン前半の勢いはない。ドキッチが台風の目になることを、大いに期待している。


860 移籍情報など 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:10月28日(日)18時32分52秒

いよいよイタリアリーグ開幕直前ということで、移籍情報をいくつか。

まず、ピンク掲示板での情報だが、東北パイオニアが、アメリカのダニエル・スコットを獲得したとのことである(ファンの集いに姿を見せた)。
今シーズンのグランプリでは最優秀選手に輝いた、強力なセンターエースである。センターが手薄のチーム事情、キューバが代表選手を出さない(と思われる)中では、ほぼベストの選手の獲得に成功したと言える。

さて、イタリアでは、先週末にスーパーカップ(昨シーズンの上位チームによる大会)が行われ、さらに今夜のリーグ第1節の予想スタメンも出ている。
中国の選手がまだほとんど合流していないこと、Perugiaにアゲロが加わったこと以外は、9月14日付の記事から大きく変わっていないチームが多い。
唯一の例外はReggio Calabriaである。アルタモノワの名前が消えており、しかも背番号も埋まっている。つまり、アルタモノワはほかのチームに行くことが確定的と受け取れる。そして、チューリナとレトを獲得している。(チューリナは、先週の試合で結構打っていた。シェイプアップしたのか?)

さらに、トルコも、今シーズンのリーグのメンバー表が出ている。これによると、例年ロシア代表を獲得するEczasibaciは、昨シーズンのシャシコワに代わり、今シーズンはゴディナを獲得している。

つまり、私の把握している範囲では、アルタモノワとシャシコワの所属が不明になっている。両選手の来日の可能性を否定できない。


861 ルルの最後の増強 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月 7日(水)18時25分37秒

この10月から11月にかけて、ルルにさらなる増強が行われている。まず、メモリを768MBまで増やしている。
さらに、CPUもCeleron 1.0Gに交換し、1.24GHz(124*10)で常用。リテール付属のヒートシンクがとんでもなく巨大(Socket 423のPentium 4のものと同じ大きさ)で、冷や汗をかいたけれども、何とか装着できた。(以前旧ユリアで無茶をして、マザーごと昇天されたから、怖いことは怖いのだが)

ルルのマザーボードは、Slot 1/440BXという、2年半〜3年近く前の代物である。しかし、今回の増強で、まだ十二分に現役のスペックになっている。ルル/ナターシャという名前にも恥じないものになった。枯れてトラブルのないルルは、まだまだ手放せない。
これはおそらくルルの最後の増強だろう。できる限りの手は打った。当初はCeleron 333->500MHz、メモリ128Mでスタートした。それ以降、何度も強化を繰り返してきた。メモリ768MBは、マザーの仕様の上限である。このマザーとアダプタでまさかTualatinが乗るとは思えないから、1.2GHzで常用もほぼ限界である。

この夏以降、結局イリナからアリーナへ世代交代の形になり、ルルもGHzオーバーの強化が行われた。次は、必然的にヴィクトリアの後継を考えることになる。Palominoのデュアルということはほぼ固まっている。


862 第7のターゲット出現 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月 7日(水)18時51分35秒

気がついてみると、2週間近くUDの話をしていなかった。

日本時間の今朝あたりから、新たなターゲットの配布が開始されている。Tyrosin Kinase (q3)という、新しいターゲットなのかそうでないのかよくわからないような名前である。UD Agentに表示される画像も、以前のTyrosine Kinaseと変わっていないように見える。以下、TKq3と略すことにする。
この新しいターゲットも、以前のTyrosine Kinaseに似て、1課題あたりの分子数が極端に多い。掲示板上の報告によると、1課題1000カウントのようである。
このターゲットの課題が、どれくらい堅いのかはまだわからない。ひょっとするとCOX2以上に堅いのかもしれないが、いずれにしても、1カウントあたりの所要時間はこれまでのCOX2あるいはC-ABLに比べるとかなり短そうなので、その意味ではぐんと楽になる。
(ちなみに、C-ABLはCOX2に比べると幾分軽いようだ。それでも恐ろしく重いものも多い。)

ここ数日、極端にBacking Offが多い。やっと送信できたと思っても、いくつか送信しているとすぐに罰金オフに戻ってしまう。
ただでさえ、COX2あるいはC-ABLの課題は1カウントが極端に長いから、送信しようと思ったときにすぐ送れるわけではない。セーブポイントを待って、やっと送信できると思ったところで、罰金オフ。実にいらいらする。

11/6(UTC)までの戦果: 撃退3,761体、経験値420,996、2y 55d 23: 18' 1"


863 記録づくめのユリア 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月 9日(金)16時57分10秒

ユリアは、先々週の週末から先週にかけて、とてつもない大物相手に戦い抜いた。1カウント約36時間、合計所要時間66時間57分53秒、所要時間・単位数ともうちの部隊の新記録、まさしく記録づくめだった。その後も、一度だけ軽い課題があったものの、それ以外は1課題に約2日のペース、極めて厳しい戦いが続いている。(いずれもCOX2またはC-ABL)
今週には、1カウントで41時間というさらに困難な山越えもあった。ただし、そのときの課題の所要時間は約45時間、1課題の処理時間のほとんどが1回の難所突破に費やされている。

課題が堅くしかも1カウントが極度に長いと、競争という観点で言えば、非常に差がつきやすい。課題が堅いから課題数の差は付きにくいが、ポイントあるいはCPU時間は、このような状況では一気に差がつく可能性がある。マシンが1回ハングしたり、あるいは定刻に止めなければならなかったりすると、極めて大きなタイムロスになりうるからだ。
しかし、白血病あるいはガンの治療薬を探すという本来の目的からすれば、問題がありすぎる。ボランティアの志願者をふるいにかけるようなまねをするのは、明らかに間違っている。


864 最も重い課題 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月 9日(金)18時14分16秒

どうやら、新しいターゲットTKq3の課題は、COX2以上に重いようだ。ユリアは、15時間を超えてまだ24%、トータル70時間のペースで進行中である。(以前のTKと同様、比較的一定のペースで%の数字が増えていくようだ)アリーナでも、これまで2課題を完了しいずれも13〜16時間を要している。
ここまでの進行を見る限り、少なくとも20単位という見積もりである。しかも、解析の進み方からして、このターゲットで軽い課題に出くわす可能性はほとんどない。例えば、COX2でも、以前のルルで1時間以内という軽い課題もわずかながらあった。TKq3では、そのような課題があるとは極めて考えにくい。

主要チームの課題完了数も、現在の規模に落ち着いて以降では最低をさらに更新している。techside.netの昨日の完了数は、実に420まで落ち込んだ。

ただし、1課題の所要時間は極度に長いものの、COX2やC-ABLと違い、1カウントで何時間もかかるような場面はない。昔の軽い課題を10個くっつけたようなもので、1カウント数分〜20分程度の解析がひたすら淡々と続いていく。
昔のTKの課題は、de novo structuresの数字が増えては0に戻ることを繰り返し、分子を解析している場面が極度に少なかった。しかし、今回のTK q3では、他のターゲットの課題と同様にきちんと分子の解析をしている。それで1課題1000カウント(?)だから、時間がかかるのは当たり前である。200カウントくらいなら、ちょうどよい重さになりそうなものだが。

11/8(UTC)までの戦果: 撃退3,787体、経験値430,975、2y 72d 14: 8' 16"


869 ソフトボールは地味なりに熱い(1) 投稿者:ytori@管理人  投稿日:11月11日(日)22時40分02秒

この2日間は、ソフトボール日本リーグの決勝トーナメントで大いに楽しみました。大変熱い試合だった!
土曜日の分に重大なミスが見つかったので、改めて投稿します。

予選ラウンドの試合も何度か見ているけれども、やはり決勝トーナメントはそれとは比べものにならないほど、レベルも緊張感も高い。
詳しくはわからないけれども、今シーズンは決勝トーナメント進出をかけた争いも熱かったらしい。最終節、戸田中央総合病院のエース坂井が、強打の日立ソフトウェア(リーグ戦2位)相手にノーヒットノーラン、望みをつなぐ。しかしその翌日、今シーズンは不振の大徳相手に、6回に2失点、タイブレークで敗れて沈んだ。
どこかのスレッドにあったタイトルのまねではないが、ソフトボールは地味なりにとても熱い。

この後4試合の観戦記いきます。内容の濃い試合が続いて疲れたし、メモがいい加減なので、いろいろ間違いがあるかもしれませんが。
初日の第1試合は全くメモがないので、完全に記憶に頼って書きます。


868 ソフトボールは地味なりに熱い(2) 投稿者:ytori@管理人  投稿日:11月11日(日)22時32分14秒

11/10第1試合: 日立高崎 1x - 0 ミキハウス(延長9回)

ミキハウスはローチ、日立高崎は上野、いずれもエースの先発。

序盤から、高崎のエース上野はボールがばらつく。ミキハウスの攻撃は、毎回のように走者が塁上をにぎわす。一方高崎打線は、ミキハウスのローチのライズと落ちるボールに手を焼く(つまり高低の変化である)。ほとんど走者も出ず、三振の山。
# 高崎は、予選リーグ22試合で全チーム最少の59三振しかしていないが、その5分の1を超える三振を1試合で喫した。それも、空振り三振と見逃し三振が半々くらい、見逃しが目立つのがローチの真骨頂と思われる。

7回まではミキハウスが押し気味に試合を進めるが、両チームとも無得点のまま延長戦に突入する。
8回は両チームともタイブレークの走者を3塁に進めたものの、無得点。
9回に入って、ミキハウスは走者を進められずに攻撃を終わった。一方の日立高崎は、きちんと1死3塁の形を作る。2アウト目はとられたものの、その後に岩渕にタイムリーヒット、日立高崎のサヨナラ勝ち。
なお、両チームとも、試合の最後まで投手の交代はなし。
# ソフトボールの延長戦では、無死2塁から攻撃を始める制度があり、タイブレークと呼ぶ。投手戦が多いため、点数を入りやすくして早く試合を終わらせるためのもの。

結局は、チャンスのときにきちんとした攻撃ができるか否かが、勝敗を分けたと思われる。高崎は試合巧者という印象を強く受けた。ミキハウスは3番のワード(萌え選手として一部で有名?)が打撃不振で、4番の前で攻撃が切れるパターンが続いてしまった。
日立高崎は、全日本監督の宇津木監督が率いるチーム、決勝トーナメントも常連である。一方ミキハウスはこれが初の決勝トーナメント。このあたりの経験の差も出たのだろう。


867 ソフトボールは地味なりに熱い(3) 投稿者:ytori@管理人  投稿日:11月11日(日)22時30分42秒

11/10第2試合: 豊田自動織機 2 - 1 日立ソフトウェア(延長9回)

豊田自動織機がスミス、日立ソフトウェアが石川の両エースが先発。

石川は、4回に先頭打者前川にソロホームランを浴びる。織機が先制。その後もエラーとヒットで2死1,2塁、織機はチャンスが続いた。これはしのいだものの、石川はこの回で降板、入山に交代。
入山は交代していきなり、ヒットと四球2つで無死満塁のピンチ。しかしこれをしのいでから、入山は一気に流れに乗り、6回以降走者を許さない。少しずつ流れはソフトウェアに傾いていった。

一方のミシェル・スミスは絶好調、強打のソフトウェア打線に付け入る隙を与えない。圧巻は初回から3回にかけて、全て空振りの8連続三振。
7回2死まで日立ソフトはノーヒット。ところが、四球の走者を1塁においたこの場面で、5番亀田にチーム初ヒット、それもタイムリー三塁打。土壇場で1対1の同点とする。(本塁突入のタイミングはアウトかと思われたが、キャッチャーがボールをこぼした)

タイブレークに入ってもソフトウェアの流れが続く。8回表、織機は走者を進めることすらできず。一方裏のソフトウェアの攻撃は、2死満塁のチャンス。しかし、ピッチャーゴロに打ち取られる。
このチャンスを生かせなかったことで、流れがまた微妙に変わる。9回、織機はタイブレークの走者をバントで3塁に送り、さらに代打の野田が犠牲フライを打ち上げる。
試合前半は、織機はたびたびのチャンスを生かせなかったけれども、ここではノーヒットで勝ち越した。
9回裏、ソフトウェアの攻撃は、1死2,3塁のチャンス。ところが、この場面でエンドランを外され、3塁走者がアウト。これで事実上勝負あり、その後セカンドゴロで試合終了。
一打逆転サヨナラを狙ったわけだが、果たしてそこまで勝負を急ぐ必要があったのか。7回以降、スミスも苦しいピッチングが続いていたから、とりあえず同点にすれば次回以降も十分チャンスはあると思った。ただし、10回からは、織機の攻撃が上位打線に回る。そのあたりも意識したかもしれない。

極端に言えば、スミスがソフトウェアの打線に勝ったと言えそうだ。ソフトウェアの打線は、16三振を喫し、ヒットは7回裏起死回生のタイムリー1本だけだった。
スミスは、ここ一番で極めて確実に三振をとれるピッチャー。相手としては、チャンスを作っても勝負を急がざるを得ない。となると、外されたりすればチャンスが一瞬で潰える危険も大きい。(予選リーグの試合でも、そのような場面は何度かあった。)このあたりもスミスの「凄さ」だろう。


866 ソフトボールは地味なりに熱い(4) 投稿者:ytori@管理人  投稿日:11月11日(日)22時29分26秒

準決勝: 日立高崎 1 - 0 日立ソフトウェア

ソフトウェアは昨日に続き石川、一方高崎は左の前田の先発。

石川は、微妙にコントロールが甘いように見えた。
初回先頭打者にヒット、2回は2アウトから連続ヒットを打たれる。この2イニングはしのぎ、3回はすんなり2アウトをとったものの、この場面で3番伊藤にホームランを浴びる。高崎が1点先制。
次のイニングも、先頭打者に二塁打を打たれ、ピンチ。さらに、1アウトの後鋭いライナーを打たれる。サードがそのボールをはじいたところ、ショートがカバー、ダイレクトでキャッチ。二塁走者が塁に戻れず、併殺になる。
高崎の攻撃は、5回も先頭打者がヒット。三振で1アウトをとったものの、打順が1番に回ったところで石川は降板。
救援の入山は後続を断ち、6回も無得点に抑えた。

一方、ソフトウェアは、4回までは四球の走者一人のみでノーヒット。
しかし、5回に5番亀田がチーム初ヒット、その後のバントが内野安打となり、さらに暴投でノーアウト2,3塁となる。
宇津木監督、ここで前田から上野にスイッチ。この交代がぴたりと的中した。ソフトの攻撃は内野ゴロが続き、このチャンスで得点なし。

日立ソフト7回の攻撃も2アウト走者なし、そして打球がセカンド正面へ。これで試合終了と思われた瞬間、二塁手がエラー。次の打者もヒットで続く。やはりただでは試合は終わらない。
しかし、この次の打者がライトフライに倒れ、1-0で試合終了。

日立ソフトは、全体的に打線が湿り気味に思われた。もともと左の多い打線のところ、初日に剛球左腕のスミス、翌日に技巧派左腕の前田とぶつけられた。ちょうど緩急の組み合わせになって、余計に苦戦したようだ。
この試合では、4番斎藤でいつも攻撃が切れてしまった。5番の亀田がもっとも当たっていたと思うので、亀田の前に走者を出したかったのだが。


865 ソフトボールは地味なりに熱い(5) 投稿者:ytori@管理人  投稿日:11月11日(日)22時27分51秒

決勝: 豊田自動織機 8 - 0 日立高崎

織機はスミス、高崎は3連投上野の先発。

4回、豊田自動織機は、ランナー2人おいた場面で、4番前川が2試合連続のホームランを放つ。とてつもなく大きな3点を奪った。
これ以降、試合は一方的展開になってしまった。5回以降、高崎は上野から前田に投手交代するものの、織機の勢いを止められない。6回は、織機の田中監督の代走・代打起用がずばり的中し、連続タイムリーで2点追加。最終回には、スミスに3ランホームランが出る。

一方の日立高崎は、6回まで走者さえ一人も出ないまま。最終回も、3ボールまで粘る場面はあったものの、全て三振に倒れ、ついに決勝戦で完全試合を喫してしまった。(三振14、内野への打球6、外野飛球1)織機のスミスは、実に6連続三振で最後を締めくくった。
スミスは、前日の日立ソフト戦では、左打者外角のスライダーとドロップが非常に多かったところ、この日は内角直球あるいはライズも効果的に使い、日立高崎の打線に全く的を絞らせなかった。キャッチャーシュナイダーのリードも光った。

決勝戦で8点はリーグ史上最多、決勝トーナメントでの1人2本塁打(前川)も初めてとのこと。そして何より、決勝戦での完全試合。記録づくめの試合となった。

4回に先頭打者の2番千葉が内野安打で出たところから、織機の猛攻が始まっている。
織機の打線は、3番スミス・4番前川の打点が圧倒的に多い。だから、2番の千葉はもっとも出してはならない(ましてここはノーアウトである)。その千葉は足の速い左打者である。ゴロを打たれると内野安打の可能性がある。
高崎のピッチャー上野は、まだ1年目の逸材、将来の全日本のエースと期待される。これも貴重な経験だろう。このような場面に、三振をとれる投手になってほしい、ということである。
# 上野は、日本にはなかなかいない剛球投手。体格もよく、こういういい素材がソフトに入るようになったのか、と感心する。バレーファンとしては、うらやましく思う。


870 画像作成の経過報告 投稿者:ytori@管理人  投稿日:11月11日(日)22時49分21秒

何度か予告した陸上選手の画像取り込みに着手しました。
# UD_THINKの課題があまりにも重くなり、ルルを丸1日程度止めたとしても、さしたる影響がないため。

昨日までに、取り込み作業は、最大の山場であるシドニー五輪の走り高跳びまで終了。
今年の世界陸上の分はまだ着手していませんが、残りのうち分量的に多いのは三段跳びだけです。

しかし、シドニー五輪のビデオは画質が著しく問題があることが判明。加工に思った以上に時間がかかるかもしれません。
# ブロックノイズが極めてひどい。帯域が足りず、無理に高率の圧縮をかけているのだろう。通常再生で見てもはっきりわかるときがあるほどである。

ところで、今度の火曜からバレーボールグラチャン出征は確実。
そのために、予行演習として1試合くらいはビデオを見ておきたい。ページの整理も必要で、時間は差し迫っている。


871 史上最大のSOD祭り開催中 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月13日(火)02時38分22秒

今回も祭りは突然に始まった。

日本時間で日曜の朝あたりから、懐かしのSODの課題が再び配布されている。現在配布されているのはSODばかりである。

そして、そのSODの課題が極端に軽い。自宅マシンの進行を見ると、どうやら1.5単位程度のようである。だから、直前のTKq3の課題と比べると、十数倍から20倍の差がある。しかも、これまでの課題とはうって変わって、課題による差が小さい。
そのため、自宅マシンは全て、使用を停止していたキャッシュを引っぱり出し、もちろん堅い課題も総入れ替えしている。アリーナとルルは、それでもキャッシュが足りないと思われたため、キャッシュを増やしている。このあたりの作業に一晩かかってしまった。
「祭りだわっしょい」になってしまったため、当然ながら、画像取り込みの残りは延期、再開未定である。

なお、今日・明日はグラチャン出征のため、ユリアの面倒を見られない。ユリアは堅い課題に当てたまま、放置プレーとなる(悲惨だ)。

それにしても、言うこととやることが全く違うから困る。UD Forumで、αテスターの書き込みに、「1台のマシンの課題提出を1日1〜2回にとどめたい」というものがあった。(ダイヤルアップ接続の参加者の通信費用を考慮しなければならない、ということである。)このような証言があったから、今後は課題が堅い傾向が続くのかと思っていた(#)。しかし、現在の課題の重さでは、相当貧弱なマシンでも1日5課題は確実に超える。(ミシェルで1日8〜10課題と考えられる)
# としても、一時期のCOX2とかTKq3は異常である。TKq3は、相当高速なマシンを1日中回して、やっと1課題。COX2では、1カウント10時間オーバーが当たり前。マシンを常時稼働できる環境で、なおかつ相当の忍耐力がなければ、ついてこられない。


872 GPファイナルへの道 投稿者:ytori@love_masha  投稿日:11月13日(火)02時56分33秒

五輪シーズンのフィギュアスケート、グランプリシリーズはもう前半を終わっている。
# マリアは、点数を見る限り、完璧ではないもののそれほど悪くもなかったようだ。Goodwill Gamesは特にひどかったから、かなり心配したけれども、無難に「滑り出し」たという表現がぴったり当てはまりそうだ。

グランプリ大会それぞれの出場者: http://www.isu.org/figure/events/0102/gp0102ladiese.html
現時点でのグランプリ大会成績: http://www.icecalc.de/isu/events/gpsladies.pdf

グランプリファイナル出場は、クワン・スルツカヤ・ヒューズ・ブチルスカヤは当確と思われるので、残る2つの枠をめぐる争いと考えることができる。出場のボーダーラインは14点と考えている。

その中で、もっとも有利な状況にあるのが日本の恩田選手である。ドイツ大会2位で、9点を獲得している。残るNHK杯4位以内で出場は堅い。しかし、NHK杯は、イリナ・マリアが上をおさえ、村主と直接対決、さらにリアシェンコ・マリニナと、実力者がそろう。大きなミスが一つあると、一気に順位が落ちる危険がある。

ニコディノフ(ドイツ大会3位)は、残るポイント対象のロシア杯で、ヴォルチコワとの直接対決に勝てば文句なく決まり。ヴォルチコワに負けても、3位であればなお有利な状況にある。ロシア杯は、トップ4選手の出場はスルツカヤのみ、ドイツ杯に続き組み合わせには恵まれている。
# ラリック杯でヴォルチコワが3位、ロシア杯でニコディノフ3位となった場合、両選手が2大会いずれも3位で並ぶことになる。この場合、審判一人一人のつけた順位が問題になる。スケートアメリカのフリーでは、ヴォルチコワと荒川の判定が4対3スプリットなどがある。ニコディノフがロシア杯でかなり大きなミスがない限り、それを下回ることは考えにくい。

ヴォルチコワ(アメリカ大会3位)はかなり厳しい。ラリック杯は、ヒューズ・ブチルスカヤ・ギュスメロリ・荒川と、なかなかの激戦である。次のロシア杯はポイント対象外だが、ニコディノフとの直接対決があるためミスは許されない。前述のジャッジの順位もなお不利な材料になる。本当はヴィクトリアに出てほしいのだが、この2大会を完璧に滑って、ニコディノフのミスを待つ、という形にならざるを得ない。

ここまでの3大会にまだ出ていない選手にも、要注意の選手は残っている。しかし、残る3大会はいずれも、昨年のベスト6選手が3人そろう。その中で、2大会続けて3位、あるいは1大会でも2位以内に入ることは極めて考えにくい。
また、現在5点で、村主・荒川・カークが並んでいるけれども、同じ理由で、このあたりの選手が残る大会で2位以内に入ることも考えにくい。

このあたりから、ファイナル出場をパーセンテージで表してみると、
恩田: 75%、ニコディノフ: 70%、ヴォルチコワ: 35%、それ以外の選手: 20%
くらいと考えている。


873 日本代表選考 投稿者:ytori@love_masha  投稿日:11月13日(火)03時00分52秒

それにしても、あと10時間でバレーの世界大会が始まるのに、ほかの話をしていていいのか!?>自分

五輪前の女子フィギュアスケートで、大きな注目となりそうなのが、日本代表選考である。
一昨シーズン以降、恩田が世界に名乗りを上げ、一方昨シーズンの世界選手権では、村主が好成績を上げている。ここに、前回五輪代表経験もある荒川が力を伸ばしてきたことで、一気に激しい争いとなった。日本女子は2人の枠である。

もっとも明快なやり方は、もちろん、日本選手権での一発選考である。ところが今シーズンは、グランプリファイナルの1週間後に日本選手権という日程になっており、両方出場することはほぼあり得ない。
グランプリ大会を判断材料にするにも、各大会の成績、ファイナルに出場できるかどうかは、出場選手の顔ぶれに大きく左右される。例えば、恩田はドイツ大会2位、村主はカナダ大会4位だが、カナダ大会は昨シーズン世界選手権のメダリスト3人がそろい、一方ドイツ大会はその3人いずれも出場していない。だから、この成績の内実は、同等かひょっとすると村主が上かもしれない。
だから、グランプリファイナルに出場したら内定、というのも公平を欠く。(実際はそうなる可能性は高いのだが)

現時点で、恩田はグランプリファイナル出場の可能性が高くなっており、一方、村主・荒川は難しい。
この場合の選考を、なるべく不公平が出ないよう、私なりにシミュレートしてみる。

・3選手総当たりのリーグ戦と見なし、各選手の直接対戦の勝敗を考え、それをもとに順位を決める。
・恩田と村主はNHK杯に出場するので、これが直接対戦となる。村主と荒川は全日本選手権で対戦する可能性が高い。

・問題は、直接対決がない恩田と荒川をどう判断するかである。
恩田はグランプリファイナル、荒川はラリック杯(必要あればスケートアメリカも)の成績をもとに判断する。そして、別の選手(外国の選手)を考え、その選手との対決を基準に勝敗を決める。具体的には、ヴォルチコワおよびニコディノフが基準になる。(この場合のみ「引き分け」もあるものとする)
# 必要があれば、ヴォルチコワとニコディノフの力は同等と見なす。(前の書き込みで書いたとおり、グランプリファイナルの最後の枠は、ヴォルチコワよりニコディノフの可能性が高いと考えられる。)


876 グラチャン初日(1) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月14日(水)09時25分16秒

今朝はUDの課題発射にかかりきりで、観戦レポートがなかなか書けなかった。
今朝起きたときには、アリーナとルルはキャッシュを使い切る本当にぎりぎりのところだった。まとめて送受信できればまだ問題はないけれども、課題を2,3送ると罰金オフ、この繰り返しで、効率が悪いことこの上ない。
いい加減にしろ!(こちらについては、グラチャンの休養日あたりに怒るだろう)

今回グラチャンは、予想外の結果の連続。もしtotoみたいな「グラチャン予想くじ」があったとすれば、当てるのは至難だっただろう。

...... USA - KOR
........ 1 - 3
1st ... 18 - 25 ...... 22 min. 6-8 12-16 16-21
2nd ... 21 - 25 ...... 23 min. 5-8 10-16 17-21
3rd ... 25 - 19 ...... 22 min. 7-8 16-14 21-16
4th ... 23 - 25 ...... 26 min. 6-8 13-16 19-21
Total . 87 - 94 . 1 h. 33 min.

初戦から思い切り予想を裏切る結果になってしまった。

第2セットの中盤までは、アメリカの動きが今ひとつ鈍い。攻撃にも迫力がないし、韓国の攻撃にブロックがついていけない。韓国が確実にリードを広げる。第2セットの後半には、しだいにアメリカのブロックのタイミングが合ってきたけれども、このセットは韓国が逃げ切る。
第3セットは、序盤に立て続けにアメリカにブロックが出て、6-3アメリカリード、これまで2セットとは違う展開になる。この後、アメリカにミスが出るなどでいったんは9-7と韓国が逆転するものの、チョン・ソンヘを止めるなどでアメリカが再逆転。中盤から終盤にかけてリードを広げる。
第4セットは、韓国がリードしてはアメリカが追い上げるという展開を繰り返す。アメリカが連続ブロックで、19-18と逆転。しかし、韓国もクロスバトルを止めて再逆転、さらにアメリカにバックアタックミス。チョン・ソンヘのスパイクで23-20と韓国がリードを広げた。23-21の場面で、ここまでほとんど効果がなかったボーンのジャンプサーブが、エンドラインぎりぎりに決まり、1ブレーク差。しかし、その次のサーブはミス、事実上勝負あった。
第4セット最初のTTOのときに、10番イ・ユンフイが倒れ、担架で運び出された。(なぜ倒れたのかはよく見えなかった)急遽16番ジョン・デヨンが代わって出場した。多少動きが鈍い印象は受けたけれども、この非常事態も乗り切った。

アメリカは、シドニー五輪当時のチームと大きな違いはない。レフトには、当時のトムに代わりクロフォードという選手が入っている。
第2セットまでは、ブロックが韓国の攻撃についていけず、攻撃も今ひとつ鈍かった。セッター対角のノリエガが何本かよいスパイクを打っていたのが印象に残った。期待の左の大砲が、やっとものになりつつあるようだ。

韓国は、一応代表経験のある選手はそろっているけれども、急造チームであることには変わりない。さらに、セッターの5番キム・サネは、世界大会でスタメンでトスを上げるのは初めてのはずである。
それでも、韓国らしい粘りとスピードのあるチームに仕上げてくるあたりは、さすがにキム・チョルヨン監督と感心する。グランプリのときの韓国チームのつもりでいては、大間違いである。
今大会、他のチームのメンバーとモチベーションに大いに問題があることもあって、韓国はかなりやるかもしれない。

スタメンおよびサーブ順(特記なき限り第1セット)
アメリカ: 9 クロフォード → 7 ボーン → 11 オーモー → 13 クロスバトル → 2 スコット → 16 ノリエガ
韓国: 10 イ・ユンフイ → 9 チョン・ソンヘ → 7 パク・ミキョン → 13 キム・ミジン → 6 チェ・カンヒ → 5 キム・サネ


875 グラチャン初日(2) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月14日(水)09時24分10秒

...... RUS - CHN
........ 1 - 3
1st ... 35 - 33 ...... 29 min. 8-6 16-14 21-16
2nd ... 21 - 25 ...... 20 min. 8-7 14-16 18-21
3rd ... 19 - 25 ...... 21 min. 5-8 13-16 17-21
4th ... 25 - 27 ...... 24 min. 8-6 16-15 19-21
Total .100 - 110. 1 h. 34 min.

非常事態発生である。

リューバがいない。(セッターもバシレフスカヤでなくグラチェワ)モロゾワがセッター対角に入り、ゴディナがセンターという、変則の上に変則の布陣での戦いである。

もともと、中国はグランプリでも見ていないため、全く勝手が分からない。ところが、ロシアまでわけの分からないチームになっている。第2セットあたりまで、頭の中は半ばパニックだった。

シャシコワ抜きのロシアは、攻撃も単調になるし、それ以上に守備で落ち着くところが全くない。ロシアはこのままでは、韓国・アメリカに落とす危険性も十分にある。

第1セットはそれでも、ガモワが打てばほとんど決まる。一方、中国にはコンビの合わない場面が目立つ。22-16とロシアがリード。しかし、この後ロシアのサーブレシーブミス、さらにアルタモノワを中国がシャットし、一気に追い上げる。3連続ブレーク→2ブレークで、23-23と同点。さらに、しかしその後は、中国にサーブミスもあって、とれそうでセットをとれない。アルタモノワのバックアタックで32-31とロシアが再び先行する。そして34-33から、4番劉亜男の速攻をブロック。欧州同士の対戦のような荒っぽいセットになったが、ロシアが長いデュースの末奪った。
第2セットと第3セットは、いずれも同じような展開を繰り返す。ロシアに先にミスが出て、中国が先行。17点あたりでロシアが追いつくものの、その後、中国のコンビ攻撃が決まったり、あるいはロシアにまたミスが出たりして、一気に突き放す。特に、ダブルブロード、3番楊コウのバックアタックなどが効果的だった。
第4セットは、前半ロシアが先行する場面があるものの、ミスが出て突き放せない。そしてこのセットも、19-19から、ロシアのサーブレシーブ・バックアタックのミス、楊コウのスパイクで、中国4連続ブレーク。その後、24-20中国リードでマッチポイントとした。しかし、24-21からサーブレシーブミス、チャンスボールをアルタモノワに決められると、しだいに浮き足立つ。趙蘂蘂の速攻がシャットされ、さらに次のプレーでもトスミスが絡み、マッチポイントから3連続ブレークでよもやの同点。このあたりに未熟さが出てしまった。しかし、24-24から、ラリーになったところを趙蘂蘂のブロードで制し、再び流れを引き戻した。26-25から1番張静のスパイクが決まり、試合終了。

中国は今シーズンに入って、メンバーをほとんど総入れ替え、レフトとライト・セッターは全て新しい選手である。
第1セットは、コンビも合わずそれ以外のミスも続き、どうなることか思った。しかし、試合が進むに連れて次第にチームの形になり、中国らしいコンビ攻撃も出てきた。
今シーズンスタートのチームだけに、まだまだ粗削りでミスは多いけれども、各選手の個人能力は極めて高く、これまでを大きく上回るスケールのチームになっている。特に、1番張静と3番楊コウのレフト線が強く印象に残った。高さもパワーも非常にある。また、セッターも180cmオーバーの大型で、アタッカーと高さの差がない。ツー攻撃、あるいはラリーが続いたときには、積極的にアタックも打ってくる。
初日の内容を見る限り、中国が優勝候補一番手と見る。

スタメンおよびサーブ順
ロシア: 6 ゴディナ → 8 アルタモノワ → 12 グラチェワ → 9 ティーシェンコ → 11 ガモワ → 2 モロゾワ
中国: 3 楊コウ → 8 趙蘂蘂 → 2 ヒョウ坤 → 1 張静 → 10 陳静 → 7 周蘇紅


874 グラチャン初日(3) 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月14日(水)09時23分33秒

...... BRA - JPN
........ 0 - 3
1st ... 24 - 26 ...... 26 min. 7-8 11-16 20-21
2nd ... 20 - 25 ...... 22 min. 7-8 12-16 16-21
3rd ... 21 - 25 ...... 23 min. 6-8 14-16 19-21
Total . 66 - 76 . 1 h. 11 min.

ブラジルは、レイラ・バロスが抜けたため、本職のライトの選手がおらず、このポジションに苦労を続けている。この試合では、ベテランのディアスも呼び戻し、本来レフトの選手を3人入れてコインブラをライトに回したものの、これが全く機能しなかった。
セッターのフロレンティーノも、この2年ほど代表に召集されていなかったと思う。あと、リベロも全然知らない選手である。この選手がなぜこの大会に呼ばれたのかは、全くわからない。(少なくとも、グランプリでは、ベストメンバーのソウザ、リマが出ていた)
グランプリでは、コインブラとドバルのレフト、本来センターのカリン・ロドリゲスがライトに回った。ドバルにしてもロドリゲスにしても、二段トスの決定力に難があるが、この試合よりはよほどうまく回っていた。センターの速攻かバックライトか的を絞らせないなど、ソウザのトスワークにも納得のものがあった。ここでドバルに代えてディアスという形にすれば、そこそこ強いチームになると思うのだが。

ロシアも相当寒かったけれども、今日のブラジルはそれ以上にやばい。

日本について一言言えば、特に変わったことをしているようには見えなかった。もちろん悪くはなかったけれども、特別によかったとも思えない。寒いミスも少なくはなかった。

スタメンおよびサーブ順
ブラジル: 10 ディアス → 13 フラビア・カルバーリョ → 16 コインブラ → 4 シルバ → 11 ロドリゲス → 1 フロレンティーノ
日本: 11 竹下 → 18 大友 → 14 高橋 → 6 田中 → 16 杉山 → 2 熊前


875 ブラジル〜 投稿者:えり  投稿日:11月14日(水)15時05分03秒

私も初日にはびっくり!そして一番の重症はブラジルだと思う。
 やっぱりフォフォンとリカルダ、バレウスカが抜けているのは致命的だし、だからと言ってエリカを急きょライトにするのも無理があったと思う。

 私も同じくグランプリのメンバーでドバルをバーナに変えたのが今の時点ではベストに思います。しかし、ライト誰かいないのかな?しばらくはカリンに頑張ってもらって、エリカをライトに育てるって感じになるのでしょうか?

 そうするにしても、やっぱりいきなりは無理だろう、モッタ監督。


876 (無題) 投稿者:  投稿日:11月15日(木)16時35分56秒

ロシアがなんで中国なんかにまけんのどうしたロシア。体調わるいの。
中国なんか普通にやればかんたんにかてるのに。
中国ごときにまけるなよ。


877 ロシアは 投稿者:えり  投稿日:11月15日(木)17時45分24秒

 シャチコワが出てないみたいですよ。
中国、日本以外はどこも故障者やら、世代交代などでベストメンバーじゃないんでない?

 外国チーム応援派の私にとっては少し寂しいです。
ロシア対ブラジル見に行きたかった〜


878 各チームについての感想 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月16日(金)00時07分58秒

えりさん、「ん」さん、はじめまして。

勝手ながら、2日目の掲示板上でのトレーラは中止、直接ページの観戦記をまとめます。

>中国、日本以外はどこも故障者やら、世代交代などでベストメンバーじゃないんでない?

完成したチームでそれも本気でやっているのは日本だけ。勝てるのも当たり前である。
アメリカも完成したチームといえばそうだが、イタリアセリエA所属の選手が多いため、直前集合で全体練習をろくにしていないのだろう。
韓国は、有力チームの現代建設 (hyundai) の廃部から、主力選手多数の引退を招いたとのことで、ここも全くの急造チーム。しかもこんな大会でけが人続出とは(2日目はセッターのキム・サネが左足打撲)、泣きっ面に蜂である。

中国もシドニー五輪後に主力を総入れ替え、世代交代して間もない。実際、粗削りでミスは多い。しかし、非常に魅力と可能性を感じる。欧米に負けない高さと迫力がある。今の中国は、二段トスを打って点を取れるチームだ。
そもそも、中国は胡進監督の時代が悪すぎたと思う。郎平監督の時代までは、ロシア対中国はむしろロシアに分が悪い対戦だったという。これからは、
>中国なんか普通にやればかんたんにかてるのに。
そのような甘い相手でなくなることは間違いない。

アメリカも韓国も相当悪いが、ロシアとブラジルはそれと比較にならないほど酷い。チームをなしていない。
(ロシア対ブラジル、見なくて正解だったかも>えりさん)
ロシアは、リューバ一人抜けるとここまで壊れるのか、というくらい壊れている。バーバラのいないクロアチアのほうがまだましかもしれない。
ブラジルは初日に書いたとおり。エリサンジェラ・オリベイラという本職ライトの選手がいるのだが、スタメンで使わないということは、何か重大な問題があるのだろう(おそらく守備面)。


879 (無題) 投稿者:コナン  投稿日:11月16日(金)06時58分01秒

まじめにやってるのは、そしてベストメンバーは、日本中国韓国だけ。みればあきらかにわかる。
ロシアアメリカブラジルはあきらかに、やるきないし、体調わるいし、ベストメンバーじゃないし、全員がてをぬいてる。だから、初日に優勝候補の3強がカクシタアジア3チームにまけた。
そして日本今日ぜったいに、中国にまけるな。あんなドーピング王国にまけるな。タイごときにまける日本が、中国にかって、中国のばけのかわをはがす。中国韓国なんて、ばけのかわさえはがせば、世界の上位にいるわけがない。


880 1勝2敗が4チーム? 投稿者:Hara  投稿日:11月16日(金)21時54分25秒

御久し振りです。意外な2連勝で始まった全日本ですが今日の中国戦は今までと同じく
両レフトはブロックアウトかシャット、強いサーブはネット、相手センターの速攻に振られる
2段トスが上がらない、何でも無いサーブレシーブミスが出ると言う形で自滅してしまい
ましたね。2ちゃんねるではグラチャンの大会意義そのものが問われていましたがどんな形であれ3位以内に入ればかなり変わってくると思いましたが微妙なところになってきましたね。
只前の2試合はセンター戦が高くなり良くブロックが出ていましたが。
クロアチアやスロベニアはサッカーで出場できて良かったのでは?
逆にユーゴスラビアはバレーにかけて来るのでしょうか。
余り外野がとやかく言っても仕方が無いので失礼致します。寒さに気をつけてください。

http://homepage2.nifty.com/H-revenge/index.html


881 いろいろと 投稿者:エンド  投稿日:11月17日(土)01時42分23秒

皆さん、おひさしぶりです。

恥ずかしながら私は今グラチャンにかなり興味津々なんです。
ブラジル(明らかに弱かったけど)、韓国(キムサネの怪我)と今まで勝てそうにない相手に
勝ったというのもあるけど、なんといっても川村さんら将来性がありそうな選手を全日本監督
が積極的に使おうという姿勢が見れたのが嬉しかったです。
でも、全日本が強くならないとバーバラの試合を見れる可能性が低くなるから全日本にはもっと
強くなってもらわないと困るというのが私の本音なんですけどね。
今日の中国戦は研究が長引いて見過ごしてしまったんですけど、テレビ欄のとこに
「万里の長城196p美女」なんて載ってたんで見たかったです。←バカ
それより気になるのは、バーバラ。今シーズンは休養するのかな?デンソーはやっぱ無理か。。

フィギュアの日本人枠について盛り上がってますね。(^^)
恩田さんはトリプルアクセルを狙っているらしいですが。(詳細は不明)
荒川さんも調子が良いみたいだし、おもしろそうです。
ロシアの3番手はヴォルチコワ近し!

PS.ytoriさんは薬学関係の研究をしている院生なんですね。
私も同じような分野に所属してるんですが、才能がなくて・・(涙) 


881 グラチャン中国対日本など 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月17日(土)03時50分26秒

みなさんこんばんは。グラチャン開催中ということで、にぎわっていますね。
書きたいことが一気に増えて、うまく整理できそうにないので、連投でしかもまとまりのない書き込みになってしまいますが。

第3日の試合結果について、実はある意味ほっとしている。というのは、これまで予想が一つも当たらなかった。中国対日本の試合は、内容まで含めて、予想にぴたりと当てはまっている。
中国も今シーズン作り始めたばかりのチームだから、(日本戦ではほとんどなかったが)コンビミスもあるし、守備が怪しいところもある。日本がその弱点をついていけば、現段階、ある程度接戦はできる。
しかし、日本は到底勝てないだろう。テレビでもはっきりわかると思うが、スパイクを打ったときの音から全く違う。そしてこのままいけば、両チームの差は広がる一方で、縮まることはないだろう。
>「万里の長城196p美女」なんて載ってた
これは#8 趙蘂蘂のこと。確かに結構可愛いかもしれない(可愛い系統)。速攻はタイミングが合わない場面があるけれども、二段トスは打つし、ブロックは反則ものに高い。

>将来性がありそうな選手を全日本監督が積極的に使おうという姿勢が見れた
そう見えるかもしれないが、あれでも大型選手の育成と起用には、不満が多すぎる。センターはともかく、レフトとライトはどんどん小さくなっている。河村(字はこちら)は、このままでは、攻撃力はなく守備もあまりできない、しょぼいセンターにされてしまいそうで、心配である。
# 個人的には、サイドアタッカー、それもライト(スーパーエース)で何とかならないかな、と期待しているのだが。シャシコワとかゼトバ並みは無理でも、スターレンス・トグットくらいのものにはなりそうな気がするのだが。

正直、私としては、今大会で破滅的な結果が出て、監督も選手も一気に入れ替えとなったほうが、将来的にはよいと思っている(「破滅的な結果」はすでにあり得ないのだが)。中途半端に結果だけ出て現在のチームが「信任」されれば、アテネ五輪までには、間違いなくより決定的な破局を迎えるだろう。大会の内実が思った以上に寒いものだけに。
# クロアチアチームについても同じことを言っていたような気がするが。
日本とクロアチア、バレーのスタイルは対極に見えて、危機の構造では驚くほど似たものがあると思う。チームの指導者を入れ替え、抜本的な改革に着手しなければ世界で通用しないことがわかっていて、破滅的な結果が出るまで何の行動もとらなかったことだ。
あまりにも遅きに失したが、クロアチアは、ついに監督が交代、変革へ一歩を踏み出した。しかも、その直後の欧州選手権では、順位自体は悪くとも、指導者が代わった効果がはっきりうかがえた。とにかく具体的な行動をとらなければ、何も始まらない。
日本は、すでに破滅的な結果が出ていて、なお手を打っていない。

# スロベニアがW杯出場とは、本当にびっくり。予選から、ロシア・スロベニア・ユーゴと三つどもえになっていたので、面白いと思っていたが、まさかここまで来るとは。


882 UD THINKについて 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月17日(土)04時15分30秒

私は薬学ではなくて、情報系の専攻なのですよ。
おそらく、UD THINKの書き込みが大量にあるせいで、勘違いのもとになってしまったと思われます。

これは、パソコンのCPUが空いている時間を使って(#1)、白血病やガンの治療薬を探すのに協力しようというプロジェクトです。要するに、ボランティアの志願者ということ。あくまで趣味の一つです。
#1 それほど悠長な態度では先に進めない、という場面がしばしばあるから困るのだが
パソコンを使っていない時間はもちろんのこと、ワープロ、表計算、Web、メール、音楽再生程度なら、CPUの能力はほとんど使われない。
世界中のパソコンの空いているCPU時間を使い、1台の計算機では到底できない巨大な問題(#2)を、参加者のマシンに細かく分けて配り、計算してもらおうというもの。
#2 UD THINKの場合、ターゲットのタンパク質と候補となる無数の分子を照合し、相互作用しうるかどうか、という計算。
(この内容は私の専門ではないので、パス。そちらの専門ということなら、補足をお願いしたい>エンドさん)

本当は、リンク集の一つくらい作らないといけないのですが。なかなかうまくまとまらないので、放ったままになっています。すみません。
# 以前は、UDおよびPC関連に別の掲示板を借りていて、参戦した初期はそちらのほうに書き込んでいた。参戦からかなり後にこちらの掲示板に併合したので、こちらの掲示板だけ見ていると、何が何だかわからないのももっともで、申し訳ない。
# そのログに参戦以来の足取りが書かれているので、興味があれば参照いただきたい。
# 旧PCおよびUD掲示板ログ: http://www.asahi-net.or.jp/~gr4y-trwk/board3/backnum.htm


883 100時間・300時間制限 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月17日(土)04時26分20秒

前回書いたSODの課題の配布は、2,3日くらいであっという間に終わり。現在はCOX2の課題が再び配布されている。
しかし、課題の重さ自体は、SOD祭りのときとさして変わらず、異常に軽い。アリーナで20分という、RAS以来の短時間記録が出ている。1日数回、まとめて課題を発射する必要がある。ヴィクトリアはこれにかかりきりで、なかなか自分の課題に取り組めない。

さて、100時間制限および300時間制限という話が最近出ている。これは、
1)ある課題に要したCPU時間が100時間
2)あるいは、課題をダウンロードしてから、PCのシステム時間が300時間
に達した場合、解析が最後に達していなくても解析を中断し、サーバと通信を行い新たな課題を受け取るというものである。
この場合、解析結果は破棄され、プロジェクトの観点では無駄になってしまう。また、原則として、CPU時間とポイントは加算されるものの、課題数は加算されない。

どうやら掲示板上での情報を集めると、TKq3以降の課題で、この制限が定められたらしい。COX2あるいはC-ABLの課題で10月に受け取ったものが、ユリアにまだ残っているが、キャッシュを切り替えしてみたところ、通常通り解析を始めた。

時間制限自体には、賛否両論があるだろう。しかし、問題の性質としては必要はない。各分子の解析結果は独立、つまり、ある課題の結果が出なくても、他の課題の解析はできる。実際、プロジェクト当初にはこのような制限はなかった。
# 問題によっては、前の計算結果が出ないと次の計算ができないものも当然ある。そのような問題では、本質的に時間制限が必要である。(例えばFolding@Homeはそう)

しかしそれ以前の問題として、UD側は、このような制限を決めたのならはっきりとアナウンスすべきである。このことについて、正式な発表はない。参加者の質問に対し、公式フォーラムの上で後から認める形になっている。
100時間の制限があると知っていれば、例えば10時間で2,3%しか進まなければ、間に合う見込みがないから破棄する、という判断もできる。しかし、この制限を知らされていないのだから、それもできない。100時間まで解析を続けて突然強制中断、となる可能性が高い。それで100時間かかった解析を無駄にされれば、いくらポイントが増えるにしても、怒るのは当たり前だ。(ポイントもCPU時間も増えなかったら、それこそブチ切れるが(^^;)

前回のエージェントアップデートの件にしても、全く説明が足りない。同一エージェントIDで一つの課題しか持つことができない、という点は、公式に発表されたけれども、これがアップデートとほぼ同時である。これだけ重大な変更であれば、もっと前に告知があってしかるべきだ。例えばうちの部隊の規模では、2日もあれば十分に対応をとることができたのだ。そして、旧バージョンのエージェントで同一IDで解析した課題が複数ある場合、無効にされる点については、いまだに何もアナウンスがない。

とにかく、UDは、参加者に知らせるべきことをあまりにも知らせない。前回のエージェントアップデート以来、相当不信感がある。

また、時間制限を設けるのであれば、課題の重さをまともな範囲におさめるのが前提である。それができないのに時間だけ制限するのはとんでもない話である。
少し前のCOX2あるいはTKq3の重さは異常である。うちの部隊でも、ユリアは、ターゲットTKq3で、2課題続けて72時間オーバー、これがミシェルに当たれば明らかに100時間を超える。ことUD THINKではさんざん罵られているミシェルだが、ノートマシンというカテゴリではまだ十分現役のはずだ。
かと思えば、突然1課題1時間の「祭り」が始まったりする。5月以降、こんなことが何度かあったけれども、落差はひどくなる一方である。
ユリアでしているような放置プレー、あるいはかつてのヴィカのような「怠慢な」稼働の場合、300時間制限も決して無視できない。ユリアのTKq3の課題は、提出期限が来週火曜に迫っている。

ここまで、部隊の規模をどんどん拡大して、この戦いを続けてきた。しかし、今月に入って、それを縮小することを真面目に考えている。コストの問題もさることながら、我慢の限界を超える事態が何度か起きている。

日本時間11/16までの戦果: 撃退4,070体、経験値452,172、2y 107d 20: 56' 33"


884 今日のロシア戦・・ 投稿者:エンド  投稿日:11月17日(土)22時16分03秒

こんばんは。
今日のロシア戦を見て思ったことは、なんで将来性がある選手をサイドアタッカーで使わないの
かなということ。来年はもう世界選手権だから、目先の結果なんかに囚われていちゃいけないは
ずなのに。また同じ事の繰り返しなんでしょうか。高橋選手でフル出場は素人の私から見ても、
酷だなと思います。
それと、テレビの解説者も協会連中に遠慮して、言いたいことも言えないみたいで悲しかった。
元監督や元セッターは日本の高さ不足に対してなんの注文もしてないし、櫻井選手が1回だけ
ミスしたくらいで愚痴いってるの聞いて、ハァ?って思いました。どこ目つけてんの、ホント。
(櫻井選手、バーバラと一緒にプレーしていたから思い入れが強いんです)
ってここで私が愚痴ってすみません。
ロシアはたまに崩れやすいけど、思ったより良かった感じがします。ガモワはシドニーの決勝で
見たけれど、あの時より存在感があって驚きました。高さは十分だけど、バーバラと比べたら、
未だパワー不足な感じがして、これからもっと伸びてくる感じがします。バーバラとの打ち合い
をいつかVリーグで見てみたいなぁ。

>ターゲットのタンパク質と候補となる無数の分子を照合し、相互作用しうるかどうか、という計算。
私は分子生物学専攻なのに数学・物理が苦手で理系人とは言えないどーしようも無い輩なんで、
補足なんてできません(笑)。タンパク質の分子設計(たぶんそうですよね)はポストゲノム
プロジェクトで花形だけど気の遠くなる研究なんで私みたいな怠け者には無縁の世界の事です。
今私が興味を持っているのは農業なんです。ってここでは全然関係ないことですが。それでは。


885 (無題) 投稿者:コナン  投稿日:11月17日(土)23時49分07秒

今の日本じゃこれからどんどんどんどんさがってくるだろう。げんにグラチャンまでの日本の成績を、みるとそうじゃん。これじゃずっと結果なんかでないし、オリンピックもいっしょうでれない。今の日本でいくとどんどん成績がさがるだろう。あと長島や解説しゃがまけてもいいとかいってるけどたたかいごとにめけていいわけないだろう。まけていいとおもって試合してるあほがいるか。でったい勝つとおもってやるにきまってるだろ。でも、熊前がそういわれてうなずいてたので
中国せんとロシアせんはそうおもってやったことがわかった。たしかにだれがみてもそうおもうだろう。だからいまの日本は弱いまえに普通の人間としての問題だね。さいやくだよ。ようはいまの日本は人間としてもさいやくだということだ。それから熊前てめー自分で自分をエースだとかいってちょうしこいてるんじゃねーよ。テメーぐらいのやつロシアでは5番手ぐらいのやつなんだよ。日本がつよくなる方法グラチャンごに選手全員をかえる。平均身長を中国ぐらいにする。もちろん
なにがなんだろうがめのまえのてきは倒すと思うきもちしかないやつでなおかつ実力のあるやつ。監督をかえる。なにもかもいちからやりなおせ。頭をひやせ日本、協会バカ連中。


886 ロシアについてのメモ 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月18日(日)03時01分01秒

日本についてはさすがに思い切り怒ってしまったので、ロシアの印象は別件にしました。

・ガモワは、パワーというよりコースをついている印象を受ける。とにかく圧倒的に高いから、普通ならあり得ないコースを狙うことができる。
・アルタモノワの本気のスパイク、久しぶりに何本か見たように思う。今の日本代表では、レシーバーごと吹き飛ばされそうだ。
・日本戦だけ見れば、グラチェワはよい、ということになるのだろうが。埼玉の2試合を見ている分には、「そんなにいいか?」疑問がありすぎである。我慢の限度を超えてトスがぶれまくっている。
日本戦は終始余裕を持ってトスを上げていた。それだけ日本が脅威になっていない、ということだ。


887 UD THINKさらに注記 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:11月18日(日)03時02分36秒

>>ターゲットのタンパク質と候補となる無数の分子を照合し、相互作用しうるかどうか
>タンパク質の分子設計(たぶんそうですよね)は・・・

タンパク質の分子設計ではなくて、白血病あるいは抗ガン剤の治療薬の分子設計です。分子設計とはいっても、可能性のある分子の構造について、要は総当たりで調べていくもの。秘密のパスワード(それもあるかどうかわからない)を総当たりで探すようなものです。


888 あまりにも寒い日本 投稿者:ytori@BJFC  投稿日:11月18日(日)03時29分19秒

書き直しがあったので、書き込みの順番が前後します。

日本対ロシアは、寒い試合だった、の一言。これを見せられたら、みんな暴れるだろう。
ベストメンバーのロシア相手ならともかく、リューバ抜きのロシアにここまで悲惨な試合をするとは。

技術的に厳密な説明は遠慮させていただく(私より適切な方、ここより適切な場が、十分にある)。
短く言えば、あまりにもサイドが小さいため致命的な欠陥がいくつもあり、そこを徹底的につかれた、ということだろう。

「なぜそこでフェイント?」とあきれ果てる場面が、たびたびあった。
守備が乱れてレフトに上げるしかなくなり、ブロックにかぶせられると、逃げようがなく苦し紛れにフェイントをする。これも読まれているし、放物線の軌道でないとブロックを越えないから、チャンスボールを返すのと同じことである。
もっとも、アタッカーがフェイントせざるを得ないのは、二段トスがよいところに来ないというつなぎの問題も大きい。
そして、ブロックがあまりにも低いために、そこをフェイントで徹底的に攻撃され、完全に守備の破綻をきたしている。
これは、何も昨日今日に始まったことではなく、このメンバーを見たときからある程度予想されたことである。そもそも今大会、ブラジル・韓国に勝ったというほうが、当初の予想とは外れている。

であれば、大型のレフト・ライトを試そう(高校生には期待される素材が多数)と考えるのが普通であり、今大会はそのためのこれ以上ない機会のはず。
しかし、監督はそれを全くしていない。このメンバーから感じられる思想は、とにかく目先の試合を勝つ、というだけだ。
前日対戦した中国と比べてみると、集められる素材の違いは本質的な差でないと思う。現在の中国は、アテネ五輪はもちろん、その先の北京五輪も目指すチームだ。だからチームのスケールが全く違う。
なぜそんなことになるのかはわからないけれども、タイに負けて4位に終わったアジア選手権のこともあるのだろう。今大会、もし全敗最下位ともなれば、いくら日本協会としても、監督の首を切らなければしめしがつかないだろう。

ベンチワークもまた寒い。前日の中国戦でも、タイムアウトが全体に遅い、あるいはタイムアウト1回を使うのを忘れるなどのボーンヘッドがあった。この試合も、第2セット23-24の大切な場面で、宝来を入れる交代が認められないというミス。これも前の試合にもあった。要するに、準備が遅いからそうなるのだろう。

すでに末期的症状だと思う。2年前のワールドカップ、私は、あまりのチームの無思想とベンチワークの無策に激怒し、それ以来イエリッチ更迭のキャンペーンを張り続けた。そのときと似たものをこの試合の日本には感じる。

長嶋一茂も、とんでもないことをしでかしてくれなければよいがと思っていたところ、案の定言ってくれた。国際大会で「負けてもいい」「レクリエーション」とは。このような人物をメインキャスターに起用する、放送局の見識のレベルも知れる。

最終アメリカ戦に勝てばまだしも、3連敗で終わるのなら、最初の連勝の意味も全くなくなってしまう。韓国・ブラジルに勝ったということで、監督・スタッフの更迭もないだろうから、かえって有害だ。

唯一の救いがあるとすれば、ファンの見方が冷めていることだろう。普通、世界大会でブラジル・韓国に連勝ともなれば、ピンク掲示板あたりは「感動の声」の嵐が吹き荒れそうなものだが、今大会は驚くほど静かである。さすがに昨日からは荒れ模様だが、あの試合内容では無理もない。
それだけ内容がないことが何となくわかるのだろう。というよりは、2年前のワールドカップで好成績を上げあれだけ騒いでおきながら、シドニー五輪に出られなかったことで、誰もが冷めているのだろう。


889 3位おめでとう&GP2戦 投稿者:エンド  投稿日:11月19日(月)00時14分40秒

バレーの国際大会で17年ぶりのメダル獲得というのは素直に祝福してあげたいです。
試合は睡魔がおそってろくに見てないんですけど(笑)。
高橋選手、いろいろ言われているけれど今の全日本には必要な人とも感じました。
あと10p背があればよかったのに。
だけど、中途半端の成績でまた改革が遠のいたという感じもしますよね?
2年前のワールドカップみたい。

今日1番に印象的だったスポーツ場面はクワンの転倒2連発です。クワンがジャンプミスする
のは回転不足か手をつくくらいなのに。今まで無理をしないでプァーフェクトな演技をしてき
のに、今になって限界に挑戦していこうなんてどうかと思うけれど、五輪で金メダルがどーして
も欲しいという思いは伝わってきて感心してしまいました。彼女のことだから五輪に照準合わせ
てきますよね!プログラムはあの出来だとまた違うのを用意してる感もします。
サラの演技は歳を感じさせないくらい完成度が高くて、落ち着いた曲のなかで躍動感と力強さを
表現できる能力はホント凄いです。3−3はきっちり決めてくるし、安定感があるので五輪での
メダルは確実でしょうか。でも、着地して回転するジャンプなんですよね・・
5.8 以上はきついかも。
イリーナもフリップでダブルになって最後せっぱつまって得意技のコンビネーションスピンが
出来なくなってしまったけれど、表現力の向上は感じられました。ロシア選手はジャンプの基本
を守っているので演技に神経を集中させるのは大変なのによくここまで仕上げたなと感心しまし
た。マリアもここのところ好調のようなので第6戦は凄く楽しみ!
ここのところ私1人で暴走してしまいましたが、明日からまた平常モード突入でネットとお別れ
なんですよね。12月の最初の週末にまた遊びに来ます。それではおやすみなさい。


890 (無題) 投稿者:コナン  投稿日:11月19日(月)13時38分48秒

しかしまータイより弱い日本にまけるシドニー銅ブラジルワールドグランプリ優勝アメリカ
アジア選手権2位の韓国っていったい・・・・


891 誰か 投稿者:ながとみ  投稿日:11月20日(火)20時35分57秒

グラチャンの福岡大会見に行った方日本戦以外の試合がどんなだったか、教えてください!
 どこの掲示板も日本ばっかりで、外国チームの情報がないんでね。


892 Re: NHK杯など 投稿者:ytori@love_masha  投稿日:12月 1日(土)04時07分52秒

新しいマシンの環境整備など、ここ数日いろいろありまして、NHK杯の放送を見るのはこれから後です。

マリアが虫垂炎という話はちらりと聞いていたけれども、入院するほどひどいとは。
# エンドさんも、大変な経験をなさったとのことですが、今はお元気なようで何よりです
昨シーズンも、ファイナルの前あたりに体調を崩し、結局世界選手権までペースが戻らなかったということがあったけれども、それとは比較にならないほど重大な事態だ。
この時期に入院となると、ファイナルと国内選手権はもちろん絶望、最悪五輪出場にも差し障る。正直、滑って内容が悪かったのなら、あきらめもつく。滑れないでだめというのが一番つらい。

シングルのロシア選手はこのNHK杯でチェックできると思って、グランプリシリーズ前半の放送を実は全くノーマークにしていた。その観点でももちろん今大会は大きな誤算だが、そんな悠長なことを言っていられる場合ではなさそうだ。気が気でない。

ランク上位選手の欠場はありながら、女子シングルのSPは、予想以上に内容の濃いものになったようだ。
イリナとマリアが欠場するということで、いったんは、しばらく前に考えたシナリオは吹き飛んだと思われた。というのも、恩田と村主の両方がファイナル出場という可能性が高くなったからだ。
しかし、村主がまさかの出遅れ。ニコディノフ・リアシェンコ・マリニナが上位を占めているため、村主のファイナル出場は可能性が低くなった。とすれば、結局前に書いた話に戻ることになりそうだ。


894 うちのミシェルはまた死んだ 投稿者:ytori@管理人  投稿日:12月 2日(日)03時33分26秒

フィギュアスケートの話が思い切り盛り上がっている期間中に、このタイトルはまずいだろうか。

文書入力中に、ミシェルが突然ハング。再起動しようとしたが、全く立ち上がらない。しばらく時間をおいて電源を入れたところ、何とか起動はできたけれども、それでもすぐにハングする。ハングした直後に再起動しようとすると、大きな警告音を出すこともある。
どうやら、内部の冷却ファンが回らなくなったのではないか、と勝手に推測している。以前アリーナのファンが壊れたときと症状が酷似しているからだ。

ミシェルが復活するかどうかはまだわからないけれども、すでに新しいエースが戦線に投入されている。
本名: Svetlana (Svetlana Boginskaya or Svetlana Khorkina)
別名: Irina (Irina Kirillova)

実は、ミシェルが倒れる前から、新しいノートの導入を検討しており、この1週間ほど、寝ても醒めてもそればかり考えていたような気がする。
というのは、タラも極めて危険な状態、「死にかけ」だからである。特に、バッテリ動作中は、画面を切ったりレジュームしたりすると復帰できないなど、トラブルが多い。バッテリできちんと動作しないのでは、もはやモバイルマシンの役を果たさない。タラに代わって、バッテリで何時間か動いて、インターネットに接続できるマシンが必要になっている。

もちろん、ミシェルを導入してからまだ1年、あまりにも早過ぎるという迷いはあった。しかし、これほど早くミシェルが逝ってくれるとわかっていたら、迷っている場合ではなかった。
しかし、11月のうちに逝ってくれたということで、ミシェルにはまだツキが残っているのかもしれない。ハードウェアの故障であると認められれば、無償修理してもらえるからだ。12月に入って、保証期間が切れてからお亡くなりになったら、それこそ復活断念の可能性が大きい。


893 スヴェトラーナの詳細 投稿者:ytori@管理人  投稿日:12月 2日(日)03時32分48秒

新しいエース「スヴェトラーナ」は、Pen3-1GHz、メモリ384MB、ハードディスク30GBというスペックである。ここまでは、ミシェルと比べてそれほど大きな飛躍ではないかもしれない。
# ついにノートもギガヘルツ突入。主戦でギガに届かないマシンは、ヴィカだけになってしまった。

しかし、それ以外のところで、ミシェルからはとてつもなく大きな飛躍がある。
もっとも大きな飛躍は、画面がSXGA+(1400*1050)の解像度になったことである。目が疲れたときなど、画面の遠い端が世界の果てのように感じられる(そんなバカな)。
ジャネット以来7年近くにわたって、画面の解像度はXGA(1024*768)のままだった。デスクトップマシンのディスプレイは、いまだにジャネットのものを使っているのだから、当然といえば当然である。ノートマシンも、マリア・ミシェルと、この解像度が続いた。解像度が上がったのは、私にとって最初のWindowsマシンだったジャネット以来なのだ。
さらに、GeForce GO(ビデオメモリ16MB)を搭載しているので、3D描画も速い。初代GeForce、1.24GHzにオーバークロックのルルより少し遅い程度である。
もちろん現時点では、Pen3M-1.2G / GeForce GO 32MBという組み合わせが最強である。この組み合わせにすると、直販のオーダーメイドで5万円ほど高くなるという見積もりで、性能価格比では、必ずしも割に合わないわけではない。
しかし、進歩の速さを考えれば、たとえ現時点で最強のマシンを導入しても、賞味期限は1年半、どれほど長く見ても2年、という判断でこのスペックのマシンになった。
# というより、オーダーメイドではどうしても必要な2〜3週間の納期を待てない、という理由のほうが大きいかもしれない

音もとんでもなくよくなっている。外部のスピーカを使うと、SoundBlaster Live!装備のヴィクトリアとほとんど遜色ない音が出る。音楽を聴くためだけにヴィカを動かす必要は、もはやない(今のところ、どのみちヴィカも終日稼働だが)。内蔵スピーカでさえ、かつてのカーチャの時代から使っている小振りのDIATONEスピーカと同じくらいの感じである。

このスヴェトラーナ、ミシェルの後継としてはほとんど文句がない。しかし、タラの役割を兼ねられるのかは、極めて怪しい。


895 50万ポイント祭り  投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:12月 5日(水)11時13分46秒

2日ほど前に、うちの部隊の通算ポイントがついに50万の大台に乗った。

ここのところは、罰金オフさえほとんどなく、トラブルらしいことには全く出くわしていない。
しばらく前に、ヴィクトリアで、1カウント29時間近くという超絶な山越えがあった。ヴィカにとっては、これまでで最も困難な戦闘である。いつもなら気が気でない状況だが、このときはスヴェトラーナの立ち上げにかかりっきりで、ヴィカの様子はほとんど見ていない。
これほど極端なものは滅多にないにしても、1カウントに時間のかかる場面は微妙に増えているように思える。しかし、その割には課題提出のペースは落ちていない。アリーナに至っては、1日15課題以上が普通である。
ひょっとすると、以前時間切れとなった課題を、小間切れにして再配布しているのかもしれない。

12/4(UTC)までの戦果: 撃退4,767体、経験値504,792、2y 202d 20: 53' 15"


896 うちのミシェルの状況 投稿者:ytori@管理人  投稿日:12月10日(月)03時35分04秒

ある程度予想はしていたものの、うちのミシェルは、想像できる限り最も凄惨な死に方だったようだ。夏場以降、吹き出し口近くのファンが回らず、キーボードまでも怖いくらい熱くなっていた。間違いなく「焼死」だろう。
マザーボード、ハードディスク、さらに液晶画面の一部部品も交換するとの連絡が入った。マシン丸ごと交換に近い。うちに戻ってくるときは、ミシェルであってミシェルでないというくらい、中身が入れ替わることになる。

UD THINKは、やはりとてつもなく過酷である。分散コンピューティングのプロジェクトはどれも似たようなものだとは思うが、UD THINKが特に厳しいのは、何時間もセーブなしという場面が極めて多いことである。どうしても無理をせざるを得ない(それも非力なマシンほど)。
UD THINKのために逝ってしまったハードウェアの供養塔が必要になりそうだ。すでにうちの部隊だけで、少なくともCPU2つ、マザーボード3枚が亡くなっている。


897 スケート特別強化週間 投稿者:ytori  投稿日:12月10日(月)03時40分26秒

この週末、土曜と日曜は、NHK-BSでフィギュアスケートグランプリの放送が立て続けにあった。金曜日からは、昨シーズンのショートトラック世界選手権の集中放送。さらに昨夜と今朝は、スピードスケート(ロングトラック)の放送もある。全分野そろって、まさにスケート強化週間である。
実はこの週末、フィギュアスケート四大陸選手権(もちろん昨シーズン)の放送もあったけれども、こちらは棄権せざるを得なかった。ショートトラックと完全に時間が重なるからだ。四大陸は、全選手を見るほどのものではない、と判断したわけである。(それならショートトラックは何なのか?という疑問が思い切りあるが)

BSに加入していない飛躍した管理人にとっては、冬季競技のシーズンインは例年相当遅い。しかし、今シーズンは五輪があるため、CSの放送日程も詰まっている。昨シーズンの集中再放送が終わると、一気にシーズン突入である。


898 最強の?鋼鉄ナマコ 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:12月11日(火)06時05分32秒

うちの部隊では、5000課題の大台達成が目前に迫ってきたが、何台かのマシンが祭りを前にして大きな障害にぶつかっている。
2,3日ほど前、ごく少数だけ、SODとVEGFの課題が再配布されたことがあった。このときのVEGFの中に、恐ろしく堅いものが混じっていたらしい。現在、ヴィクトリアは1カウント12時間、そしてアリーナが1カウント丸1日に迫るペースになっている。アリーナで1カウント1日となると、単位数で見るとうちの部隊の史上最大の難所である。
しかも、進行はまだ46〜48%といったところで、VEGFの課題だから、90%台にもう一度山がある可能性はかなり高い。さらに、50%の前の難関さえ、これで終わりとは断言できない。

12/10 12:15(UTC)までの通算: 撃退4,973体、経験値518,418、2y 228d 21: 15' 42"


899 Lガルキナ 投稿者:kuku  投稿日:12月12日(水)15時00分34秒

管理人さん。99年の世界陸上のガルキナの画像が見たいのです。おねがいします。


900 新ターゲットFGFR出現、ほか 投稿者:ytori@UD_THINK  投稿日:12月13日(木)01時03分03秒

UTCで12日に入ったあたりから、新たなターゲットの課題が配布されている。Fibroblast GF (Growth Factor) Recept. というタンパク質、以降FGFRと略す。
今回のタンパク質の画像は、青緑色のリボンが螺旋を巻きながら左上から右下に伸びている。
それと同時に、UD Agentのファイルも変わっている。しかし、今回の更新は、新たなターゲットに対応する以外、内容の変更は何もないようである。実際、UD AgentおよびTHINKのバージョン表記は、いずれも、2.1(2618)および1.03g(2617)で、これまでと変わっていない。

このFGFRは、どうやら1課題1000カウントと思われる。そして所要時間も相当長くなるようである。スヴェトラーナでは、FGFRの最初の課題で、7時間でやっと41%の進行である。(たまたまキャッシュにあった課題データに欠陥があったため、新たな課題の受信を始まり、この新しいターゲットの課題に取り組むことになった。)アリーナでも、最初の10%をクリアするのに1時間を超えそうである。
# 1課題のカウント数は、課題ファイルの大きさにおよそ比例する。ファイルサイズ(KB単位)を10倍した上で、100なり200なり1000なり、あり得そうでなおかつ近い数だと見なせばよい。
# 1課題のカウント数が多い場合、100カウントまで終われば、全体の所要時間もおおよそ見当がつく。だいたい100カウントまでと同じペースだと考えてそれほど大きな間違いにはならないようだ。

重い課題の配布が始まったということは、中断された画像取り込み再開のチャンスかもしれない。ちょうど催促されたことだし。
# しかし、正直なところ、時間的には厳しい。取り込みもまだ半分、加工は全く手つかずである。年を明けたら、いろいろな意味で、それどころでないことははっきりしているので、今週か来週末しかチャンスはない。年内にできなければ、申し訳ないですが、またお待ち願うことになります(2月いっぱい無理)。



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