(451)Argentina vs Tunisia 投稿者:ytori  投稿日:11月14日(日)17時12分58秒 ARG - TUN 3 - 0 1st 25 - 9 15 min. 8-3 16- 5 21- 6 2nd 25 - 23 21 min. 1-8 15-16 21-20 3rd 25 - 11 17 min. 8-3 16- 8 21-11 Total 75 - 43 53 min. アルゼンチン、初勝利おめでとう!チュニジア無念・・・ 第1セットはアルゼンチンの高いブロックと強打の前にチュニジアが沈黙。 また沈黙したまま終わってしまうのだろうか、という雰囲気になりかけた 第2セット、アルゼンチンのクイックをブリックが止めたところから流れが変わる。 ブリックの笑顔の前に、運命の女神も後ろにつき、ネットインエース2度、 ネットインでないサービスエース2本、クイックを再び止めるなど、 10-2とチュニジアリード。たまらずアルゼンチンタイムアウト。 この後、チュニジアにミスも続き、12-12となった。 しかしこのセットで勢いに乗ったブリックは止まらない。 アルゼンチンの強打に負けず、サイドアウトを続ける。 ブリックが引っ張って、年長のスーダニもすばらしいクイックを決める。 23-22チュニジアリードまでは点差が離れない。 ここでチュニジアに痛恨のサーブミス。 アンサルディのスパイクでアルゼンチンセットポイント。 そしてチュニジアのサーブレシーブが乱れ、 チャンスボールをコスタグランデがバックから決めた。 第3セットは第1セット同様、序盤からアルゼンチンの強打とブロックが炸裂、 初勝利に向かって驀進した。 (452)Korea vs Croatia 投稿者:ytori  投稿日:11月14日(日)19時56分40秒 KOR - CRO 3 - 0 1st 25 - 20 20 min. 8-8 16-12 21-18 2nd 25 - 20 19 min. 7-8 16-14 21-17 3rd 25 - 22 20 min. 6-8 16-15 21-19 Total 75 - 62 59 min. 今日は日曜なので変則放送日程、 10分休みのみで名古屋の試合の放送が始まる。大変だ。 負傷のレトはこの試合も欠場。もうこの大会は出てこないだろう。 となれば、今のクロアチアは、はっきり言って ジュニアチームの上にバーバラがのっかっているだけのようなものだ。 年齢的にはリヒテンシュタインもジュニアではないけれども、 トス回しの稚拙さ、精度の低さはジュニア以下だ。 このチームに韓国がセットを落とすことはあり得ないと思っていたし、 落としたら恥だ、というところである。 きちんとストレートで勝ったわけだが。 しかし、大阪3試合の中で最も見どころのない試合になったのは残念である。 バーバラはジャンプサーブをやめるほど疲労がたまっている。 まして韓国の守備を考えれば、決まらないのは計算済み。 それでも試合前半は、レトのポジションに代わりに入ったリビチッチ、 あるいはクズマニッチのブロードがけっこう決まっていたけれども、 韓国ともなればあの程度のアタックはすぐに拾えるようになる。 MIPはチャン・ユンヒ。当然の選出であった。 (453)ありがとう 投稿者:t.e  投稿日:11月15日(月)03時44分11秒  こんばんは。  2、3日前に来たt.eといいます。  ytoriさん、レスありがとうございます。  こんなに早くレスをもらえてうれしいです。  これからも来たいと思いますのでよろしくおねがいします。 (454)Croatia vs USA 投稿者:ytori  投稿日:11月15日(月)15時47分25秒 すみません、こちらも疲れがたまっていて、順番が前後します。 とにかく試合が始まってしまったので、今行われている試合を優先します。 昨日の試合は時間に余裕があるときに改めてまとめて出します。 CRO - USA 3 - 2 1st 19 - 25 18 min. 6-8 12-16 13-21 2nd 19 - 25 20 min. 3-8 7-16 14-21 3rd 25 - 21 20 min. 6-8 12-16 21-20 4th 25 - 20 21 min. 7-8 16-11 21-17 5th 15 - 8 12 min. 5-2 10- 7 12- 8 Total 103 - 99 1 h. 31 min. バーバラは長かった日本戦、イタリア戦を過ぎて、急激に力が落ちていた。 この試合の前半は、前回Vリーグ決勝ラウンド連敗のときよりも悪い最悪の状態だった。 第1セット、フェイントによる得点はあっても、強打は一度も決まらなかった。 ほかの選手に無理にトスを回しても、タイミングが合わない場面も多く、 サーブレシーブのミスも出た。 第3セットも、1回目と2回目のTTOの間だけで3度もバーバラがシャットされている。 アメリカのサーブレシーブは崩れず、コンビバレーを展開され、 この試合もストレート負けが濃厚となっていた。 しかし、バーバラ、シスコビッチのサービスエースが出て少しずつ流れが変わり、 バーバラのスパイクも決まるようになった。 それでもアメリカは、ミスがなければストレートで勝てただろう。 第3セットは終盤、コンビミス、スパイクミス、反則など、 明らかにアメリカがミスでやってしまったセットだった。 第4セットは前半から中盤にかけて、若いアタッカーが踏んばり、クロアチアリード。 しかし、21-18から、バーバラにボールを回しても決まらず、逆にウェストンに決め返される。 一度はウェストンを止めてしのいだのだが、ここでもセットを決めたのはアメリカのミス。 コンビミス、サーブレシーブのミスから、2連続ブレーク、24-20となった。 第5セットは序盤からクロアチアが勢いに乗り、8-2と大きくリードしてコートチェンジ。 バーバラが止められたところから、一度はアメリカに流れが行き、9-7となる。 しかし、ここで途中カステランと交代で入った16歳のポリャックがサービスエース。 これで再び流れが変わった。これまでだったら絶対に上がらないようなボールが 上がるようになって、最後は3連続ブレークでクロアチア。 このセットだけで、クロアチアのダイレクトレシーブボールによるポイントが2本。 勢いの差はこのあたりにも出た。 MIPは、前半点数は負けていてもボールをクズマニッチと若いスパイカーに散らし、 最後にバーバラの爆発を引き出したリヒテンシュタインが選出。 アメリカから見れば、当然ストレートで勝てたはずの試合、 これもまたラリーポイント制の怖さをまざまざと示す試合となった。 (455)Peru vs Argentina 投稿者:ytori  投稿日:11月15日(月)18時11分32秒 PER - ARG 3 - 1 1st 20 - 25 21 min. 7-8 13-16 20-21 2nd 25 - 16 18 min. 8-7 16-11 21-13 3rd 25 - 18 20 min. 8-6 16-10 21-16 4th 25 - 20 23 min. 8-5 16-13 21-17 Total 95 - 79 1 h. 22 min. 第1セットは中盤に入ってコスタグランデの強打、ブロックなどでアルゼンチンがリード。 しかし、19-16からアルゼンチンのミスが続いてペルーが4連続ブレーク、逆転する。 20-20となった場面で、アルゼンチンは5番のバンソンに代えて7番のビンセンテを ピンチサーバーとして入れようとするが、タイミングが遅すぎて認められず。 しかし試合はわからないもので、そのバンソンのサーブ順で アルゼンチンにブロック、ペルーのスパイクミスが出て、 5連続ブレークで一気にこのセットをとった。 しかし第2セット以降、ガルシアはトス回しを修正、 ペルーがサーブレシーブで崩される場面も少なくなる。 そしてペルーがアルゼンチンのコスタグランデ、コンデの両エースを狙って サーブを打つ作戦が効を奏する。アルゼンチンのサーブレシーブが乱れ、 またセンターしか使えない状態にして拾って切り返す場面も増えた。 第2セット以降3セット連取で、ペルーが南米選手権の雪辱を果たした。 この試合ではモイが難しいトスをたびたび決め、 オープンだけでなくブロード攻撃をする場面もあった。 チュワンの速攻も極めて決定率が高かった。 なお、MIPはセッターのガルシアが選出された。 (456)Korea vs Tunisia 投稿者:ytori  投稿日:11月15日(月)20時00分00秒 KOR - TUN 3 - 0 1st 25 - 8 15 min. 8-1 16- 5 21- 7 2nd 25 - 14 18 min. 8-7 16-11 21-11 3rd 25 - 12 18 min. 8-4 16- 8 21-10 Total 75 - 34 51 min. この試合韓国は、チャン・ユンヒ、ク・ミンジョンの両エースを休ませ(スコアをつけていた)、 12番のオ・ヨンスン、2番のイ・ユンフイをエースのポジションに入れた。 オ・ヨンスンはこの試合が(たぶん)初登場、 イ・ユンフイはこれまで2枚替えでセッター対角に入る場面が多かった。 チュニジアにとって、韓国のようにミスが少ない相手は、点数は極めてとりにくい。 それでも第1セットはやられる一方だったが、第2セット以降は 韓国のスパイクに対して少しずつブロックがついていくようになり、 ラリーの場面もかなり増えた。 第2セット序盤、恐ろしいコンビネーションが決まった場面があった。 前衛でブリックがクイックの位置に入り、後衛のスーダニにトスを上げる。 (ブラジルがよくやるコンビである) このようなことを決めてくる潜在能力はあるのだ。 (457)第9日・名古屋会場 投稿者:ytori  投稿日:11月15日(月)20時45分02秒 BRA - ITA 3 - 0 1st 25 - 22 22 min. 8-6 16-14 21-17 2nd 25 - 12 17 min. 8-2 16- 8 21-11 3rd 25 - 17 20 min. 8-2 16-11 21-16 Total 75 - 51 59 min. 第1セットこそ、ブラジルの速攻を止めたりブラジルにミスがあったりして それほど点差が開かなかったものの、第2セット以降は全く一方的な展開。 この試合、イタリアは、センターの速攻で切れた場面が極端に少なく、 ほとんど両サイドの攻撃に頼っていた。 バーバラやアルのような飛び抜けたアタッカーのいないイタリアにとって、 センター線でサイドアウトがとれないと非常に苦しい試合になる。 それにしても、今のブラジルにはとてつもない勢いがある。 RUS - CHN 3 - 1 1st 25 - 23 20 min. 6-8 14-16 21-20 2nd 15 - 25 18 min. 7-8 12-16 14-21 3rd 25 - 13 17 min. 8-2 16- 8 21-10 4th 25 - 17 19 min. 8-5 16-13 21-14 Total 90 - 78 1 h. 14 min. 第1セット、17-13中国リードまでは中国バレーの神髄といった試合展開で、 ロシアに1ブレークも許さなかった。しかし、ソコロワのジャンプサーブで崩され 1ブレークを許し、突破口をこじ開けられる。アルのスパイク、呉咏梅が止められ、 さらに呉咏梅のブロードがミス、ロシアが3連続ブレークで一気に逆転。 中国も王麗那にノータッチエースが出るが、20-20から、呉咏梅がセンターから打ってミス、 サーブレシーブが乱れ二段になったところ孫月が止められ、ついに2点差に。 最後はソコロワのクイックで、ロシアが逃げ切り。 ミスが続いた呉咏梅は、第2セット前半、一時李珊と交代でベンチに下げられた。 しかし、これで吹っ切れたか、第2セット後半に呉咏梅がサーブで崩し6連続ブレーク。 しかし第3セットは、いきなりアルのサービスエースで始まる。 さらに次のバシレフスカヤのサーブでも崩され、コンビミスやつなぎのミスも出て、 ロシアが大量リード。このセットは終始一方的な展開となってしまった。 第4セットも開始早々にアル、バシレフスカヤにサービスエース。 しかしこの後、ロシアのミスで1点差まで中国が追い上げ、 さらに同点にできるチャンスボールもあった。 しかし、そのたびに高いブロックに阻まれ、追いつくことはできなかった。 そうしているうちに中国にまたもコンビミス。 その後、ゴディナ・ソコロワのサーブで崩し、ロシアが一気に突き放した。 残念ながら、現時点でのアジアバレーの限界を露呈した試合、と言える。 キューバ・ロシアの攻撃力に対し、守って勝つというチームは、現時点ではあり得ない。 1試合の間、崩されないで持ちこたえることは不可能である。 崩されてもそれを小さい失点でくい止める、あるいは相手を逆に崩す、 それだけの攻撃力がなければ結局対抗し得ない。 CUB - JPN 3 - 0 1st 25 - 23 24 min. 8-5 16-13 21-18 2nd 25 - 14 20 min. 8-7 16-10 21-12 3rd 25 - 17 23 min. 8-5 16-10 21-14 Total 75 - 54 1 h. 7 min. 第1セットこそ、惜しい、という印象は残る。 しかしよしんばこのセットをうまくとれたとしても、 第2セット以降の展開を見れば、それを続けていくことは不可能であったとはっきりわかる。 第3セット序盤、何度もキューバをサーブで崩しながら、得点にはつながらない。 逆にキューバにサービスエース、熊前・大懸がシャットされ、点差が開く。 これが実力の差だろう。 この試合で、レフトオープンとセンターを使ったブロードばかりという 問題がまた浮かび上がってきたけれども、 それは昨シーズン以来何度も指摘されていたことだし、 これまでイタリア、クロアチアあたりに勝った試合でも、 複雑なコンビを多用したというよりは、このシンプルな攻撃で勝ったわけである。 これまでやってこなかったことを、キューバ相手にいきなりやれ、 といってもできるはずがないと思う。 (458)第10日・名古屋会場(1) 投稿者:ytori  投稿日:11月16日(火)02時25分10秒 今日は放送順の関係で、ドラフトの出る順番も変則になります。 RUS - BRA 3 - 2 1st 21 - 25 23 min. 4-8 7-16 19-21 2nd 25 - 20 21 min. 8-4 16- 8 21-17 3rd 25 - 17 18 min. 8-4 16-10 21-13 4th 22 - 25 21 min. 5-8 13-16 19-21 5th 15 - 9 12 min. 5-4 10- 6 12- 7 Total 108 - 96 1 h. 35 min. 第1セットは、中盤までロシアにスパイクミスが異常に多く、 (解説の前田健氏によれば、単にスロースタートというのではなく、 ミスしたりシャットされたりしながら調整しているらしい) それによる貯金がものをいってブラジルが逃げ切る。 しかし第2,3セットにわたって、ロシアが完璧なバレーを見せる。 この間、サーブレシーブの乱れからの失点はほぼ皆無。 これではブラジルに付け入る余地はない。 逆にブラジルがサーブで崩され、ブロックで仕留められて、ロシアがセットを連取する。 しかし、第4セットに入り、ブラジルが長いサーブを使うようになったことが効を奏し、 ロシアにわずかずつサーブレシーブのほころびが見えてくる。 ブラジルにシャットも出る。ブラジルのスパイクがロシアのブロックを抜けるようになり、 シャットされそうなボールもよくフォローした。 気力を振り絞り、ブラジルがこのセットを奪う。 最終セット、序盤はディアスにボールを集めブラジルがリードする場面もあった。 しかし、アルのバックアタック、コインブラのスパイクミスで、ロシアも追いつく。 6-5からゴディナにサービスエース、流れは決定的にロシアへ。 ディアスも力を使い果たし、9-6からついにブロックにつかまる。 最後はコンセイソンの速攻をティーシェンコがシャットアウト、15-9ロシア。 この試合、アルタモノワの出来は極端に悪かった。 スパイクミスもシャットされる場面も極めて多かった。 解説によれば、いずれも助走が短くしかも斜め方向に走っていた。 それでさえ、勢いのついてきたブラジルに勝てるのである。 このチームが全員調子がそろったら、どれほど恐ろしいことになるか見当がつかない。 実にすごい試合で、これまでの試合とは全く別のバレーを見ているようだ。 ほとんど男子バレーの世界である。 CHN - JPN 0 - 3 1st 17 - 25 22 min. 6-8 10-16 16-21 2nd 22 - 25 26 min. 8-6 16-14 20-21 3rd 18 - 25 22 min. 6-8 9-16 16-21 Total 54 - 75 1 h. 10 min. CSの放送を見ていて、選手入場などでやたら時間を使っているので、 この試合もきっとストレートで終わったのだな、と思った。 実際ストレートで終わったわけだが、まさか・・・ 正直なところ、これまでも中国を見ていて、強い、という印象は受けなかった。 韓国戦はともかく、明らかに格下のクロアチア・アメリカ相手に、 勝負所の強さでしのぐような試合をしていた。 奇跡は奇跡的には起こらないと、前にも書いたけれども、 振り返ってみると、やはりこのようなことが起こりうる兆しはあった。 中国は、最初のセットを落とした時点でおそらく切れたのだろう。 ブラジルがロシアから2セットを奪ったことにより、 中国は、ストレートで勝ち続けない限り3位があり得ない状況に追い込まれていた。 もちろん全日本は強かった。とにかくコートにボールが落ちない。 誰か一人、何か一つではなく、全部がよかった、それ以外に言いようがない。 一つだけ、いつも私が言っている(みなさんも多く指摘される) 攻撃のバリエーションについて、明らかに一つ増えているのは、 大懸がセンターに走り込んで時間差攻撃というパターン。 また、同じブロードといっても、アンテナ近くの長いものから Cクイックくらいの短いものまで、変化がある。 それにしても、中国はあまりにも集中力を欠いた試合で、 サーブレシーブ、トスの精度の悪さはクロアチア並みだった。 キューバ対イタリア戦の放送は、2時30分から。 私に寝るなというのか?>CSフジ (459)Cuba vs Italy 投稿者:ytori  投稿日:11月16日(火)04時35分15秒 CUB - ITA 3 - 1 1st 25 - 17 18 min. 8-4 16-11 21-15 2nd 25 - 21 21 min. 8-5 16-12 21-15 3rd 17 - 25 19 min. 8-6 13-16 14-21 4th 25 - 17 18 min. 8-4 16- 9 21-11 Total 92 - 80 1 h. 16 min. 第1セットは、イタリアチームにやや元気がなく、 序盤からキューバが強打、ブロックでリード。 イタリアはセット序盤から2枚替えを行うが、結果にはつながらず。 後半は、アゲロ・ベルのスパイクでキューバが突き放した。 第2セットは、アゲロのサーブ順でやはりキューバが一気にリード。 直後にイタリアもピッチニーニのサーブで崩し差を縮める。 しかし、中盤に、キューバがイタリアの速い攻撃をシャット、 イタリアにミスも出るなどで、キューバが再び突き放す。 終盤キューバに変なところでネットタッチが2度あったが、キューバが逃げ切り。 第3セットは中盤に、キューバにスパイクミスが続き、イタリアがリード。 終盤には、ルイザ、ベル、コスタと、次々とイタリアにシャットされる。 イタリア本来の勢いが出て、このセットは一気にイタリアが奪う。 これで目を覚ましたか、第4セットは序盤からキューバの強打が炸裂し、 第2セット同様アゲロのサーブで崩し、それ以降も一気に差を広げた。 (460)ワールドカップ最終日(名古屋) 投稿者:ytori  投稿日:11月18日(木)03時37分11秒 CUB - RUS 3 - 0 1st 25 - 19 20 min. 8-6 16-12 21-17 2nd 25 - 15 19 min. 8-3 16- 9 21-14 3rd 25 - 19 17 min. 6-8 16-13 21-14 Total 75 - 53 56 min. 期待通りの全勝決勝戦となったけれども、よもやというほどの一方的展開。 ロシアはこれまで全般にスロースタート、 早い時間の試合ではそれがさらにひどくなる傾向があったけれども、 この試合もまさに、目が覚める前にやられてしまったという印象だった。 特にアルタモノワは、前日に輪をかけた絶不調。何とスパイクが1本しか決まっていない。 (スロースタート、早い時間が苦手というロシアチームの中でも、アルは極端だ。 ひょっとしたら低血圧なのか?(笑)) アルと心中のような状態になったトス回しも問題がある。 バックアタックはよく決まっていたので、 前衛のスパイクとバックアタックを絡めれば、突破口が開けたかもしれない。 キューバは、適当にやって勝てる相手なら強いのか弱いのかよくわからない試合をするけれども、 本気でなければ勝てない相手に対しては、恐ろしく強い。 今大会では、ロシア、ブラジルとの対戦がそうである。 この試合も、前の2試合と比べたら、攻撃のスピードも全く違うし、 10cmくらい高くジャンプしていた。 CHN - ITA 3 - 1 1st 25 - 20 19 min. 8-3 16- 8 21-16 2nd 26 - 24 22 min. 8-4 16-11 21-20 3rd 18 - 25 20 min. 5-8 10-16 15-21 4th 25 - 21 21 min. 8-6 16-13 21-18 Total 94 - 90 1 h. 22 min. 試合はどちらもかみ合っていないという印象でスタート。 第1セットは、イタリアにミスが多く、中盤までに中国が大量リード。 第2セットも中盤に中国にサービスエース、イタリアにスパイクミスなどで、 中国がリード。このセット後半からピッチニーニが大当たり、 一気に追い上げて接戦になる。しかし最後は、トグットのスパイクミスで中国がとる。 第3セットもピッチニーニは好調を持続、トスを上げればほとんど決まる状態。 さらにスパイクのみならず、中盤では2本立て続けに呉咏梅をシャット。 ピッチニーニの活躍で第3セットはイタリアが奪う。 最終セットは一進一退、しかし17-17から孫月、邱愛華のスパイクやフェイントで 中国が突き放した。 MIPにはこの試合を通じて最も当たっていた王麗那が選出。 放送順としては、この試合が女子大会最後となる。 前半は両チームともミスが多かったものの、 中盤以降は大会最後を飾るにふさわしい接戦となった。 BRA - JPN 3 - 0 1st 25 - 22 24 min. 8-4 16-14 21-20 2nd 25 - 11 19 min. 8-4 16- 9 21- 9 3rd 25 - 20 26 min. 4-8 16-14 21-17 Total 75 - 53 1 h. 9 min. この試合の日本は、センターからの速攻は第1セット前半に何本かあっただけで、 それ以降はほぼ全てレフトオープンかブロード攻撃だった。 せめてもう少しセンターからのクイック、時間差攻撃を入れてほしかった。 それほど数は必要ではない。10本に1本でよい。 第1セット、序盤にリードを許してから追い上げたとき、あるいは第3セット序盤に リードしたときにしても、スパイク得点はほとんど大懸と熊前によるものである。 したがって、その場は得点できていても、 次第にブラジルのブロック、レシーブがあってくるようになり、 第1セットは20点過ぎてから連続シャット、第3セットは中盤で連続得点を奪われた。 第3セットのタイムアウトでも、レフトとブロードに偏りすぎのトス回しを 修正する指示が出た気配はない。 しかしながら、現在の全日本は、基本的にシンプルなバレーである。 その点、同じアジアのバレーでも、韓国や中国とは違う。 特に、大懸、熊前の両エースに頼る割合は極めて大きい。 要するに、一つの戦い方しかできないわけである。 それでうまくいく限りは強いけれども、うまくいかなくなればこのような結果である。 ブラジルというチームは、ほとんど飛び込んでレシーブすることがない。 だからといってレシーブが悪いのかといえば、全く逆である。 ボールがどこに来るかわかっていて、その通りのところにきているから、飛び込む必要がない。 ブラジルが、対戦した相手チームにアタックを決められた割合は約35%、 これは12チーム中断然低い値である。 個人技のレシーブが優れているということでなく、真の意味で守備のよいチームなのだ。 (461)ワールドカップ最終日(大阪) 投稿者:ytori  投稿日:11月18日(木)03時39分58秒 USA - TUN 3 - 0 1st 25 - 13 17 min. - 16- 8 - 2nd 25 - 11 16 min. 8-4 16-10 21-10 3rd 25 - 13 18 min. 6-8 16- 9 21-12 Total 75 - 37 54 min. 観戦58試合目にして、ついに痛恨の寝ブッチ、第1セットを見逃してしまった。 第3セット序盤、チュニジアがアメリカのスパイクを拾い続け、 最後にアメリカのミスを招く場面が何度かあり、 チュニジアがテクニカルタイムアウトを先にとった。 しかし、連続失点するとやはりチュニジアは元気がなくなってしまう。 CRO - ARG 3 - 0 1st 25 - 22 19 min. 8-7 16-13 21-18 2nd 25 - 22 21 min. 8-5 16-13 21-17 3rd 25 - 22 20 min. 8-6 16-12 21-17 Total 75 - 66 1 h. 0 min. 大会最終日だけに、試合が終わった後にバーバラもコスタグランデもコンデも ぶっ倒れるくらいの打ち合いを期待していたのだが、 終始クロアチアが余裕を持って試合を展開、リヒテンシュタインもトスを散らしていた。 そして若いアタッカーもスパイクをよく決めていた。 MIPは終盤の勝負所で速攻を立て続けに決めたクズマニッチが選出。 ただし、アルゼンチンもやはり弱いな、と思ったのは、 セット終盤でサーブミスやスパイクミスが多かったこと。 それがなければ、勝負としてもわからなかった試合である。 数字で見ると、アタック・ブロック・サーブによる自力得点の合計は、 アルゼンチンのほうが多いのだ。 相手のミスによる得点だけ、クロアチアが10点も多い。それで勝った試合だ。 それにしても、クロアチアの形がようやく見えたのが、大会の最終戦だったとは。 KOR - PER 3 - 0 1st 25 - 18 19 min. 8-6 16-13 21-16 2nd 25 - 20 21 min. 8-6 16-13 21-19 3rd 25 - 15 18 min. 8-5 16-12 21-13 Total 75 - 53 58 min. ペルーは日本・韓国式の守りのバレーを導入してきたため、 チームカラーとしては両チームとも似ている。 しかし現時点では、本家の韓国のほうが、攻撃のスピード、ミスの少なさ、 守備のねばり強さ、いずれでも上回っている。 (462)ytori さん、すごい 投稿者:T.w  投稿日:11月18日(木)14時29分25秒 ytori さん、こんにちは。T.w です。 ホントに全試合のレポのアップごくろうさまです。いつも楽しみにしてました。 今大会から私もCSを導入したので、うれしがってレポを書き始めましたが、 私の好きなブラジルの試合を中心に、注目の試合について書く だけで精一杯で、改めて ytori さんのすごさを今更ながら感じました。ホントすごいです! ところで、 > ブラジルが、対戦した相手チームにアタックを決められた割合は約35%、 > これは12チーム中断然低い値である。 この詳しいデーターはどこかで手に入りますか? 興味があるので詳しく見てみたいのですが。よろしければ教えて下さい。 またよければうちのレポも覗いてみて下さい。何か御意見いただければうれしいです。 では。 http://village.infoweb.ne.jp/~fwga2984/index1.html (463)男子ワールドカップ初日 投稿者:ytori  投稿日:11月22日(月)02時45分30秒 男子まで全試合見ることはいくら何でも不可能なので、男子については イタリア、ロシア、キューバあたりを中心に、好カードをつまみ食いしたいと思います。 (もちろん全日本もですが) RUS - CHN 3 - 0 1st 25 - 14 18 min. 8-5 16- 9 21-11 2nd 27 - 25 21 min. 8-6 16-12 21-19 3rd 25 - 13 16 min. 8-2 16- 5 21- 7 Total 77 - 52 55 min. とにかく気になったのは、中国の元気のなさ。明らかに調整不足。 そもそも張翔が先発でなかった。 第2セットこそ、終盤に中国にブロックポイント、ロシアにスパイクミスが出るなどで、 デュースとなったものの、1,3セットは全く沈黙。 確かにロシアには高さもありスパイクも威力があるが、 べらぼうに強いとは思えなかった。特に、手元集計でサーブミス18本の出血大サービス。 これでこの点差になっているのだから、中国がいかに悲惨な内容だったかわかる。 CAN - JPN 3 - 2 1st 19 - 25 22 min. 3-8 8-16 14-21 2nd 25 - 23 26 min. 4-8 16-14 21-20 3rd 16 - 25 23 min. 5-8 8-16 12-21 4th 25 - 21 24 min. 8-6 16-11 21-16 5th 15 - 8 12 min. 5-3 10- 6 12- 6 Total 100 - 102 1 h. 45 min. カナダが第3セット半ばからセッターを交代したところ、サイドへのトスが早く しかも高くなり、日本は結局上からやられてしまったという印象である。 日本に勝負所でミスが出るのは、昨年世界選手権と同様だ。 カナダのこの試合の先発は、 エースのダーデン以外ほとんど国際大会の経験のない若手である。 だから、昨年のチームに比べれば、力は落ちるはずの相手だった。 このような具合で、明らかに調整不足のチームとか、 急に若手に切り替えてきたチームとかあるので、 もしこの大会で全日本が上位に入ったとしても、それをそのまま信用することはできない。 まして、そのカナダに逆転負けでは(全日本にはこれ以上の秘策があるとも思えない)、 前途は途方もなく多難だと言わざるを得ない。 CUB - KOR 3 - 0 1st 25 - 23 21 min. 8-6 16-15 21-19 2nd 25 - 18 21 min. 8-7 16-13 21-17 3rd 25 - 20 21 min. 8-7 16-12 21-16 Total 75 - 61 1 h. 3 min. 点差以上に力の差を感じる試合。キューバはまだまだ半分の力も出していない。 (汗さえまともにかいていない!) ミスをしても思い切りやればいいという感じで、余裕が見えた。 一方韓国は、キューバのブロックを怖がってスパイクミスする場面が目立った。 キム・セジンも調子は今ひとつで、一時ベンチに下げられることもあった。 ARG - ESP 3 - 0 1st 25 - 21 22 min. 6-8 16-12 21-17 2nd 25 - 20 23 min. 8-6 16-11 21-15 3rd 29 - 27 29 min. 8-6 14-16 17-21 Total 79 - 68 1 h. 14 min. スペインはパスカル、アルゼンチンはミリンコビックと、 互いにスーパーエースを擁するチーム同士の対戦。 (ミリンコビックはポジションはセンターだが) パスカルは昨年世界選手権、ミリンコビックは前回ワールドカップの最多得点者である。 力の差はさほどないと思われたが、1,2セットは、スペインに続けてミスが出たり、 スペインの攻撃が素直すぎてアルゼンチンに止められたりして、アルゼンチンが連取。 第3セット終盤は、両チームのスーパーエースの壮絶な打ち合い、意地の張り合いとなる。 そしてデュースに突入。しかし最後は、ミリンコビックがパスカルを止めて決着。 ミリンコビックは当然MIPにも選出された。 (464)男子ワールドカップ第2日 投稿者:ytori  投稿日:11月22日(月)02時46分24秒 ITA - RUS 1 - 3 1st 21 - 25 19 min. 7-8 15-16 19-21 2nd 27 - 29 25 min. 6-8 16-15 20-21 3rd 25 - 23 23 min. 8-6 16-13 20-21 4th 18 - 25 22 min. 6-8 11-16 14-21 Total 91 - 102 1 h. 29 min. 第1セットは終盤、イタリアのトス回しがロシアにことごとく読まれ、 立て続けにブロック、ジャーニのバックアタックミスもあり、ロシアが一気に突き放した。 第2セットは中盤イタリアが18-15と3点リード、しかし第1セットと同様 20点前後からロシアのブロックにつかまったり、 イタリアのサーブレシーブが乱れたりして逆転。 デュースに突入したが、イタリアにとって痛恨だったのは、27-27の場面で出た 何でもないパスミス。ダイレクトで相手コートに入ってしまい、失点。 第3セットも19-17ロシアリード。しかもこの場面で、イタリアはパピが負傷交代。 雰囲気的には最悪だったが、交代で入ったサルトレッティのエースなどで (この選手は体をひねるような独特のフォームで強烈なジャンプサーブを放つ) 流れを変えて、25-23でイタリアが何とか1セットを奪う。 しかし第4セットは、ロシアに要所でブロックが出て、サーブでイタリアを崩し、 序盤から着実にリードを広げた。 ロシアとしては初の世界一に向けて、最大のハードルをクリア、視界は良好である。 KOR - JPN 3 - 1 1st 25 - 19 22 min. 8-3 16-11 21-16 2nd 25 - 16 21 min. 8-7 16-13 21-16 3rd 22 - 25 25 min. 4-8 13-16 20-21 4th 25 - 20 25 min. 8-4 16-10 21-14 Total 97 - 80 1 h. 33 min. 負けたという結果以上に、日本本来のバレーができていないことに 無力感を強くした試合だった。 試合開始から、サーブがきっちり返っていない、コンビがあっていない、 いきなり9-3という信じられないような流れになってしまった。 (465)男子ワールドカップ第3日 投稿者:ytori  投稿日:11月22日(月)02時51分59秒 寝てばかりできちんとメモも取っていないため、 書き込みもかなりいい加減になります。ごめんなさい。 ITA3 (25-16, 25-19, 25-17) 0BRA 世界ランクでは1位と2位の対戦ながら、まさかというほどの一方的な試合。 第3セットしか見ていなかったけれども、ブラジルは中盤以降、サーブで崩され、 ブロックで仕留められ、イタリアにやられる一方だった。 セット間の中断を含めて1時間もかからずに終わってしまった。 これではどうやらブラジルはロシアの敵にはなりそうにない。 RUS3 (25-18, 25-15, 25-21) 0TUN いかに格下の相手とはいえ、この試合のロシアは完璧に近い内容で、 付け入る隙を見つけるのは難しい。チュニジアは、随所に好プレーは出るのだが つまらないミスからの失点が多いという印象を受けた。 ロシアにとって最大の敵はやはりキューバだろう。 キューバはこれまで本気を出していないので、実力のほどが見当つかない。 両チームの日程は、女子のキューバとロシアと入れ替わったような感じで、 ロシアが前半で四強直接対決のうち2試合、アメリカ戦も消化し、 後半にはキューバ以外にそれほどめぼしい相手はない。 一方、キューバは四強との対戦が最終3連戦に集中する。 果たしてこの日程がどちらに味方するか。 USA3 (23-25, 25-21, 25-22, 25-14) 1CHN アメリカは、ブラジルにフルセット勝ち、チュニジアに1セット落とすという、 不思議な戦いぶりで、戦力のほどをちょっとつかみかねていた。 男子アメリカも若く非常に大型のチームに切り替えている。 第1セットは終盤逆転で中国が今大会初めてセットを奪う。 若いチームだとそれで崩れる可能性があるが、 第2,3セットはアメリカが後半の競り合いから抜け出した。 不運にも、張翔が第3セット終盤に相手選手と接触し負傷。 第4セットは一方的になってしまった。 このアメリカチームで最大の注目選手が15番のルーメイン。 現在最多得点独走中である。 最高到達点372cm。これまで何年間か、最高到達点世界一はキューバ鳥人軍団 トップのイオスバニ(エルナンデス)だったけれども、 それを抜いた「雲に一番近い男」である。 200cm,120kgという体格からして、バレーボール選手の常識をはみ出ている。 ブロックが2枚3枚ついていてもことごとく打ち破ってしまう。 現在でもスパイクの威力は十分恐ろしいが、この選手が磨き上げられたら とんでもないアタッカーになることは間違いない。 アメリカは粗削りだが勢いに乗っていることは確かで、 超大型チームということもあり上位チームにとっても怖い存在になりそうだ。 CAN3 (25-23, 28-26, 25-21) 0KOR 韓国がやや有利ではないかと予想された対戦だったが、 カナダは大型チーム、一方韓国には高さがないだけに、 韓国が乱れて二段になったりトスが少し低かったりすると、 ことごとくカナダにシャットされてしまう。 1,2セットとも、それが肝心の場面で出てしまった。 第1セットは中盤大きく韓国がリードしながら追い上げられ、 シン・ジンシクがシャットされてブレーク得点、一発決着。 第2セットは韓国に1回セットポイントがあった。 しかし、24-24からイ・キョンスがブロックにつかまる。 その次のプレー、韓国のスパイクをカナダが拾うものの、 選手が交錯してうまくトスを上げられず、結局キム・セジンが決め返す。しかし流れは変わらず、 27-26から韓国のフェイントが拾われ、5番ズロースキーのバックアタックで決着。 第3セットは最初のテクニカルタイムアウト前後から カナダに立て続けにブロックポイント、それを追い上げきれずに終わった。 それにしても、全日本が勝った試合を見ていないとは、何という不届者だ>自分 (466)男子ワールドカップ第4日(1) 投稿者:ytori  投稿日:11月22日(月)18時27分36秒 BRA - RUS 2 - 3 1st 20 - 25 20 min. 6-8 14-16 17-21 2nd 25 - 21 22 min. 8-4 16-11 21-17 3rd 25 - 19 19 min. 8-6 16-11 21-16 4th 22 - 25 23 min. 4-8 11-16 18-21 5th 12 - 15 13 min. 1-5 8-10 10-12 Total 104 - 105 1 h. 35 min. 第1セットは序盤ロシアがサーブで崩してリード。 一時ブラジルが先行する場面もあったが、 中盤にロシアの高い打点からの強打で突き放された。 しかし第2セットは、序盤にエンドレスのサーブで崩し、ブラジルが5連続ブレーク。 このあたりからブラジルのブロックがロシアの攻撃につくようになり、 シャットもしばしば出る。 第3セットも、ビテンクールのノータッチエースからブラジルが波に乗る。 ブラジルは相変わらずブロックがよく、一方ロシアのブロックは ブラジルのスパイクをことごとくはじくばかりだった。 今大会初めてブラジルが勢いに乗り、ロシアは苦しいかと思われた。 しかし第4セットは、テチューヒンのサーブで崩し、序盤からロシアリード。 ゴドイフィリョが止められ一時17-11まで差が開く。 ここからブラジルもチアロッティ、途中2枚替えで入ったモンテイロのサーブで 崩し、1ブレーク差まで追い上げる。しかしその後、ゴドイフィリョが またもロシアのブロックにつかまり、突き放された。 最終セットは、1-1からブラジルにサーブミス、スパイクミス2本、 ヤコブレフのバックアタックをはさみ5-1ロシアリードとなる。 この後ブラジルも1ブレーク差まで追い上げたのだが、 12-10からビテンクールがシャットされ、決定的な1ブレーク。 14-12から、テチューヒンのバックアタックがアウトのはずのところ、 ブラジルに痛恨のネットタッチで試合終了。 ブラジルは第2,3セットと本来の試合ができていながら、 結局ミスが命取りとなり試合を落としてしまった。 内容自体は濃い試合だったのだが、いずれのセットも、 序盤3分の1までにリードしたチームがそのまま奪っている。 ラリーポイント制によって、セットの展開が非常に単調なものに なってしまっていることが、この試合でも示されている。 ITA - USA 0 - 3 1st 23 - 25 20 min. 8-6 16-12 20-21 2nd 19 - 25 19 min. 4-8 8-16 13-21 3rd 22 - 25 20 min. 6-8 13-16 16-21 Total 64 - 75 59 min. 第1セットは、アメリカにミスが多く、スーパーエースのルーメインも シャットされるなど、一時13-8イタリアリードとなった。 しかしその後、次第にアメリカのリズムに変わる。 アメリカのブレークチャンスをイタリアはしのぎ続けていたが、 それでもアメリカの流れは変わらなかった。 19-16イタリアリードから、イタリアのサーブミス、オーバーネットで1点差、 ランバートがフェイントを見事に落とし、 ミラーがベルナルディを止めてアメリカが逆転。 この後、イタリアに3本続けてサーブミス、全く流れをつかめない。 イタリアはセッターを交代したが、これが裏目。 そのセッターとジャーニのタイミングが合わず、バックアタックがアウト、 ついにアメリカが2点リード。最後はルーメインに決められた。 第2セットも、イタリアに焦りからサーブミス・ネットタッチ・スパイクミスなどが続出、 アメリカはブロックでワンタッチをとりつないで決めるという理想的な形で、 14-6という信じられないような点差がつく。 終盤は両チームにミスが出て、しまらない展開になってしまった。 第3セットも、ジャーニ、ブラッチとシャットされたり、 イタリアにスパイクミスが出たりして、アメリカがリードを広げていく。 そして16-13からミラーのサービスエース、ハイデンのスパイクで2連続ブレーク、 イタリアは追い込まれる。終盤、イタリアはアメリカのクイックを拾ってつないで、 ジャーニと交代で入った新世代スーパーエースのジョンビーニが決めるという 好プレーがあった。しかし、イタリアらしいプレーがようやく出たのが、 2セットを連取され第3セットも19-23ビハインドと追い込まれてからとは。 アメリカのミスで21-23となったものの、 この後ルーメインに2本続けて決められて試合終了。 アメリカのビール監督は、イタリア・ロシアとの連戦で イタリアに絞ると語っていたところ、それが見事に実った。 アメリカはブラジル・イタリアを破って4連勝、ベスト3の可能性がかなり高くなり、 のみならず優勝の行方も大きく左右する存在になってきた。 ミスが続いていったんリズムが崩れると、実力のあるチームでも、 現在のルールではそれを取り戻せないまま終わってしまう。 今大会の男子では、特にそれが多いような気がする。 そうなれば確かに番狂わせは増えるが、やはりそれはバレー本来の醍醐味ではない。 (467)Russia vs USA 投稿者:ytori  投稿日:11月23日(火)18時29分24秒 RUS - USA 3 - 2 1st 25 - 22 23 min. 6-8 16-13 21-18 2nd 25 - 19 21 min. 8-7 16-10 21-13 3rd 20 - 25 22 min. 8-6 12-16 17-21 4th 30 - 32 27 min. 8-7 16-12 20-21 5th 15 - 11 14 min. 5-3 10- 7 12- 9 Total 115 - 109 1 h. 47 min. 男子バレー界に長年君臨した旧ソ連、近代バレーの基礎を築き一時代を画した アメリカ、米ソ戦の伝統が復活した大熱戦となった。 この試合、ロシアはローテーションを半周ずらし、 カザコフを最初にサーブに回す形でスタート。 これが成功、第1,2セットはロシアがサーブでアメリカを崩し連取。 第3セットは、12-11ロシアリードからロシアにミスが相次ぎアメリカが5連続ブレーク。 第4セットも、スーパーエースのルーメインに当たりが出ず、一時17-12ロシアリードとなった。 しかし第3セットから交代で入ったバーネットが流れを変える。 バーネットにスパイクとブロック、ボールにもブロック、 ミラーのノータッチエースで、18-18の同点。 さらにホフがテチューヒンを止めてアメリカ先行。 この後はサイドアウトが延々続き、息詰まるデュースに突入。 両チームとも何度かチャンスはあったが、そのたびに力が入りすぎミス。 30-30の場面から、完璧なトスが上がったが、ヤコブレフがよもやのスパイクミス。 その直後、カザコフのクイックが止められ、ついに最終セットに突入。 しかし、最終セットはロシアの高さとパワーが上回った。 ルーメインがこのセットだけで3度止められた。 このセットは、ロシアは通常のローテーション順でスタートさせたが (カザコフを3ローテ連続前衛でスタート)、これも成功した形になった。 最後は、第3セット以降要所でよく働いたバーネットが力尽き、スパイクミス。 (第2ラウンドのB会場は、2日間でしかも全日本が来ない日程ながら、 男女とも好カード・好試合が多く、大変な盛り上がりとなった。 この試合では、女子富山会場をも上回る異様な興奮に包まれた) (468)Re: シェフチェンコ 投稿者:ytori  投稿日:11月27日(土)03時19分09秒 フィギュアスケートのシーズンはとっくに始まっているのだが、それどころでない。 12月後半まではまともに見られそうにない。 せめてフィギュアスケートは真面目にやらなければ、という意識はあるのだが。 そうでないと、うちは本当にバレーボールだけになってしまう。 (テニスのほうもシュテフィ引退以来すっかり気が抜けて、 そのくせエレーナちゃんのチェックだけはばっちり。 完全に不届き者モードに突入している。) シェフチェンコが長野五輪を欠場したときは、本当に驚いたし残念でした。 直前になってもそういう話は全く出ていなかったので、 あっという間にやられてしまったのでしょう。 脱ぐのにプロもアマも関係ないような気がしますが、 インフルエンザでダウンした長野五輪以来、ターニャのいい滑りを 一度も見たことがないような気がします。そのほうが心配。 (469)Russia vs Korea 投稿者:ytori  投稿日:11月27日(土)03時20分03秒 RUS - KOR 2 - 3 1st 25 - 18 18 min. 8-3 16-11 21-16 2nd 25 - 15 18 min. 8-6 16-11 21-12 3rd 23 - 25 23 min. 6-8 13-16 18-21 4th 22 - 25 21 min. 7-8 15-16 20-21 5th 11 - 15 11 min. 5-4 8-10 9-12 Total 106 - 98 1 h. 31 min. 第1,2セットは、ロシアがサーブで崩し、高さとパワーで圧倒。 このままストレートで終わるだろう、という雰囲気になりかかっていた。 しかし第3セット、韓国が逆にロシアをサーブで崩し、 攻撃が単調になったところをブロックで止める。 また、韓国のアタッカーはことごとくロシアのブロックを利用して ブロックアウトをとることに成功する。 第4セットは、序盤に韓国に好レシーブが出て、それでロシアが一発で決めようと 力が入り、チャンスボールでのミスなど、おかしなミスが続出する。 終盤に韓国がイ・キョンスのサーブで崩し3連続ブレーク(うちエース2)、逆転でとる。 最終セットも韓国の流れのまま、最後はシン・ジンシクが決めた。 MIPは韓国が勝った試合だけに、世界のリベロ、イ・ホが選出。 拾ってつないで、相手のいやがるところに打って決めるという、 韓国のパターンが見事に出た試合だった。 相手としては、心理的に非常にダメージが大きい。 次は決めてやると力んで、悪循環に陥ってしまう。 この大番狂わせで、キューバの優勝の可能性はかなり大きくなった気がする。 ロシアが全勝でいる限り、キューバも全勝でいかないと優勝がない。 アメリカ・ロシア・ブラジル・イタリアという最終4試合、全勝は難しいだろう。 しかし韓国の大勝利により、セット率の関係で(キューバはいまだに失セット1)、 キューバは1敗しても優勝の可能性がかなり残る。 ここまでの戦いを見る限り、ブラジル・イタリアにはキューバは勝つような気がする。 この日は第1試合でブラジルがフルセットで敗れ、 第3試合もイタリアがアルゼンチン相手にフルセットまでもつれた。 (ブラジルは今大会不振だが、まさかカナダには負けないだろうと思っていた。 しかもブラジルも2セットを連取しながら、それも第2セット25-16で 楽勝ムードのはずのところ、その後3セットを奪われ逆転で落とした。 試合展開としては完全コピーのような試合が続いたことになる。 このようなこともあるものだ。唖然とするしかない。) 長野地方(ホワイトリング)は終日大荒れだった。 (470)Cuba vs Tunisia 投稿者:ytori  投稿日:11月28日(日)00時23分21秒 本日のスペシャル(?)は、何とキューバ対チュニジア戦。 Cuba3 (25-18, 22-25, 25-23, 26-24) 1Tunisia メモを取っていなかったので、記憶だけに頼って書きます。 第1セットから、チュニジアはキューバに食らいついていった。中盤までは それほど点差が開かなかったけれども、終盤になってキューバの高いブロックが チュニジアの攻撃を押さえ込み、突き放した。 第2セットは序盤からチュニジアリード。さらにテクニカルタイムアウトをはさみ、 4番バグダディの好サーブが次々決まり、チュニジアが4連続ブレーク(うちエース3)。 バグダディはスパイクでも、このセット以降、打てばことごとくブロックアウトをとった。 バグダディの活躍で、第2セットをチュニジアが奪う。 第3セットは、序盤にオズワルド(エルナンデス)の強烈なジャンプサーブを 立て続けに食らい、キューバが8-2の大量リードとなる。 ほとんどこの差のまま、24-19でキューバが最初のセットポイントを迎えたが、 チュニジアがこれを切った後、キューバのサーブレシーブを崩し3連続ブレーク、 24-23。しかも、チュニジアには同点にできるチャンスボールがあった。 そこでチュニジアのスパイクをキューバのピメンタがブロック、 かろうじてキューバがセットをものにする。 第4セット、中盤にキューバにブロックポイントが出るなどで、キューバが2,3点 先行するものの、チュニジアはキューバをサーブで崩してそのたびに追いつく。 このセットもデュースに突入した。24-24から、チュニジアはピンチサーバーを起用、 しかし痛いサーブミス。その直後、キューバもピンチサーバー、 そのサーブでチュニジアのサーブレシーブが乱れてダイレクトで返ってしまい、 たたきつけられた。最後は、ピンチサーバー起用の成否が勝負を決めた。 勝負にはキューバが勝ったものの、内容としては、特に第2セット以降は ほとんどチュニジアのいいところばかりが目立った試合。 MIPにもチュニジアのバグダディが当然に選出された。 チュニジアはこれまで、1本ミスが出たりシャットされたりすると 元気がなくなってしまい連続失点する場面が目立ったけれども、 この試合ではミスをしてもうつむくことなく、常に前向きにプレーを続けていた。 日本から見ると、こんなところでチュニジアをたたき起こしてほしくはなかった>キューバ これだけの試合をされると、日本は勝てないかもしれない。 とりあえず、日本が中国に勝って何よりだった。その試合を見逃さなかったことも。 (イタリアの試合が終わった後に切り替えたので、序盤は落ちているが) 今大会の中国はとにかく元気がなく、ミスも多く、 一方的に落としているセットが極めて多いので、これなら日本も勝てるはず (むしろ、この相手に負けるようでは、五輪出場などおぼつかない)と思っていたが、 とにかくよかった。 (471)2000年ISU四大陸フィギュアスケート選手権大会のチケット先行発売の御案内 投稿者:ISU四大陸フィ ギュアスケート大会事務局  投稿日:11月29日(月)21時11分41秒 突然申し訳ございません。ISU四大陸フィギュアスケート大会事務局です。 来年2月に大阪で、この大会が開催される事はもうご存知かとは思いますが、 12月11日のチケット一般発売にさきがけて、 12月1日の19;00から24:00まで先行発売を行ないます。 詳しくは下記の先行販売お知らせサイトをご覧ください。 http://mbs.co.jp/event/skate/senkou.html この件に関するご質問、お問合せは、 ISU四大陸フィギュアスケート大会事務局06−6357−6800 にお問合せください。 ISU四大陸フィギュアスケート大会事務局 鈴木 suzuki@sound-c.co.jp 06-6357-6800 (472)四大陸選手権の先行発売の補足とお詫び 投稿者:ISU四大陸フィギュアスケート大会事務局  投稿日:11月30日 (火)20時05分31秒 アリーナ通し券(ブロック指定)は指定ブロック内で ご自由にお座りいただきます。 前売チケットは1枚発行します。 当日会場にて、5日間分の5枚綴りのチケットとお引き換えいたします。 この事が、先行発売お知らせサイトに載っていませんでした。 申し訳ありません。 サイトにはこの件を本日補足しました。 ISU四大陸フィギュアスケート大会事務局 鈴木 suzuki@sound-c.co.jp 06-6357-6800 (473)防御と失敗の集計について 投稿者:T.w  投稿日:11月30日(火)22時14分17秒 ytori さん、こんばんは。 返事が大変遅れました。すいません...。 「防御と失敗の集計」に関しては、大昔に読ませていただき、なるほど そのとおりと思っていました。私もその昔、自分のサイトをたちあげた頃に、 Vリーグの個人ランキングをアップする上で、現状のデータの問題点を 感じており、サーブレシーブやスコアラー部門をあえて載せなかったり、 アタック決定率にも問題がある等の旨を簡単に説明していたページが ありました(今はページ容量等の問題もあり、削除してしまいましたが...)。 それはまさに ytori さんが書かれているのと同じような考え方から 来ています(ただしあれほど明解かつ具体的に私には説明できなかったのですが)。 今回また改めてもう一度「防御と失敗の集計」に関して読ませていただきました。 リードブロックのような、ブロックシステムとレシーブとを絡めて「守備」 と考えた時の、そのチームの「守備」の良さをデーター化するには、まさに あの考え方は比較的簡単でかつかなり精度の高いデーターになると思います。 今度は是非あれを男子バレーにも適応していただけたら...などと 期待してしまいます。すいません、わがままを言って。でももし、 今のようなハイレベルな戦術争いになっている男子バレーでも、 あのデータがそのチームのランキングを如実に反映していたら、 ますますもってあの考え方の有効性が立証できるように思います。 ブラジル女子の例のデータもやはりあれだったのですね。 また詳細にアップされる日を楽しみにしています。 (474)ターニャ欠場 投稿者:オコジョ  投稿日:12月02日(木)20時49分57秒 NHK杯、やはり欠場です。 昨年のスターズ・オン・アイスも体調不良で途中でキャンセル。 体調は良くないようです。 (475)NHK杯SP 投稿者:ytori  投稿日:12月04日(土)11時29分56秒 オコジョさん、こんにちは。 ターニャ欠場は残念です。しかし、今回のNHK杯は豪華メンバー、 よほど完璧な状態でないと、入る余地がないような気もします。 こうなったら、急がなくてもいいから、完璧に回復して出てきてほしい。 私にはそう願うしかできません。 ヴォルチコワの演技をノーカットで見るのは今回が初めてだが、 ジャンプが思った以上に高い。マリアのぐらぐらのと比べてみると、よくわかる。 抜群のスタイルのよさで、しかもあのジャンプができるというのは、 この先本当に楽しみ。マシンの名前に使った甲斐があった(^^;; マリアはステップからの3回転ジャンプで手をついてしまった。残念。 しかし、あの吸い込まれるような雰囲気を作れるスケーターは、 今の女子アマチュアではマリアだけだと思う。 芸術点ちょっと出すぎのような気がしないでもないが、許す(^^;; ただし、ジャンプで転倒はまだしも、スピンの回転数不足で減点はいただけない。 (リアシェンコもそれで減点されていたようだった) そういうミスは、完全に集中していれば防げるような気がするのだが、実際どうなのだろうか? 今回のNHK杯は、あまりにも見どころが多すぎる。 もちろんマーシャ様が最優先なのだが、ヴォルチコワはかっこいいし(こればかり(^^;)、 リアシェンコにも上位に入ってほしいし、悩んでしまう。 フリーがますます楽しみになった。それまでとても落ち着いていられそうにない。 グランプリファイナルに出場できるのは誰だろう? マリアさまはよほどひどいことがない限り大丈夫として、 ヴォルチコワにもリアシェンコにも行ってほしい! 追伸: 今年こそ体調に気をつけて、フリーですばらしい演技を期待します>リアシェンコさま (476)(かつては)がきんちょだったのに・・・・・ 投稿者:あずさ  投稿日:12月05日(日)16時53分17秒 プルシェンコの精神力の強さに脱帽。この1年で凄く格好良くなっていて驚きました。もって生ま れた容姿はさほど恵まれてはいないけれど、これからどんどん格好良くなっていくんでしょうね。 私がプルシェンコを初めて見たのは3年前。あのとき14歳だった洟垂れ小僧が、もう王子様 の衣装が似合ってしまうくらいに成長したんですねえ・・・・・・・・・。なんだかしみじみ してしまいましたよ。 あとはペトロワ&ティホノフの優勝も嬉しかった(^^) 女子は今速報見てきたんですが、上位3人(ブティルスカヤ、ボルチコワ、マリニナ)は接戦 だったみたいですね。マリニナに1位つけてるジャッジ(ウズベク以外)も2人いたし。 個人的にはボルチコワに優勝してもらいたかったけれど・・・・。 シェフチェンコの欠場も残念ですが、何より悲しかったのはルシンダ・ルーの棄権(涙) (477)はじめまして 投稿者:まいこ  投稿日:12月06日(月)01時55分19秒 フィギュアスケートを見ていてふといろいろなことを思い出し、検索をかけて ここにたどり着きました。 オクサナ・バイウルという選手は、確か、フリーの演技で「雨に歌えば」の曲で 演技をした選手だったでしょうか。鮮烈な印象をもったことを覚えていますが、 あのあとどの大会でも見かけたことはなかったように思います。人違いかな・・。 私もスポーツが好きでよく見ます。またこのページを是非拝見させて頂きたい と思っております。 (478)NHK杯感想 投稿者:ytori  投稿日:12月06日(月)13時17分01秒 まいこさん、はじめまして。 気がついてみれば、リレハンメル五輪からもうすぐ6年。 その今でも、オクサナ・バイウルの話題でカミングアウトする人が多くて、 本当に記憶に残る選手だったのだと、そのたびに改めて認識しています。 さて、NHK杯の印象を一言ずつ。 マリア・ブチルスカヤ ちらりと映った練習の様子からして、あまり調子はよくなさそうで、 心配になってしまった。とりあえず演技は2回見た。 というのは、最初に見たときは、ちゃんとジャンプしてくれるかどうか心配で 全体に気が回らなくなってしまう。 心配しなくてもいいくらい、いつもジャンプが決まってくれれば、よいのだが。 白鳥といっても、私のイメージしていたものとは違いがあった。 見る側としても、新しいプログラムに慣れるのに時間がかかりそうだ。 マリアの場合、2シーズン続いたOtapalの印象があまりにも強すぎるので。 ヴィクトリア・ヴォルチコワ 長身でしかも手足の長さが目立つが、現在のところ、 それは表現力よりむしろ迫力・力強さという方向に生かされているように思われる。 この点で、マリアとの差別化はできていると思う。 タチアナ・マリニナ けがで前の大会を棄権したということもあって、心配したけれども、ほとんど完璧。 昨シーズンは一つ一つの要素の美しさが目立ったけれども、 今シーズンの新しいプログラム「マラゲーニャ」では、 一つの演技としてのまとまりもよくなったような気がする。 ・女子以外 プルシェンコについては、格が違うとしか、私にはいいようがありません。 最初に見たとき('98世界選手権)から、すごいがきんちょが出てきたものだと思ったのですが。 しかし放送時間が、土曜日(ダンス、ペア、男子のフリー)あわせて75分、 女子シングルのフリーだけで60分。この時間配分は何とかならなかったものか。 エキシビ40分もきつい。 今大会の結果、女子シングルのグランプリの成績は次のようになります。 あくまで私の手元計算であり、正式なものではありません。 1. Michelle KWAN 24 Maria BUTYRSKAYA 24 3. Irina SLUTSKAYA 19 4. Julia SOLDATOVA 18 Viktoria VOLCHKOVA 18 6. Elena SOKOLOVA 14 Elena LIASHENKO 14 問題は、6位にソコロワとリアシェンコが同点で並んでいること。 このような場合、どうやって順位を決めるのでしょうか? それとも二人とも出場できるのでしょうか? グランプリファイナルの6番目の代表がどうなるかも気になりますが、 最も気になるのは、欧州選手権・世界選手権のロシア代表3人は誰なのかということ。 私の希望としては、ブチルスカヤ、ヴォルチコワは落とせないとして、 もう一人は、やはりスルツカヤでしょうか? しかし、ブチルスカヤ・スルツカヤの両方が残ることは、 残念ながら可能性が薄いと思います。 今シーズンはもう五輪の中間年。ロシアとしては、 ソルトレークで主力となるはずの選手に、経験を積ませていく必要があります。 今シーズンのグランプリシリーズは、ブチルスカヤ3勝、クワン2勝、スルツカヤ1勝。 この3人とも、95,6年頃からトップクラスにいる選手です。 フィギュアスケート界全体としても、そろそろ、クワン、ブチルスカヤに 取って代わるくらいの選手が出てこなければいけないと思うのですが・・・。 (479)ファイナルに進むのは・・・ 投稿者:あずさ  投稿日:12月06日(月)21時03分27秒 リアシェンコです。ソコロワは第一補欠になります。よく分からないのですが、ジャッジの つけたプレスナンバーだかなんだかで決定するようです。 (480)久しぶりに顔を出した 投稿者:ytori  投稿日:12月19日(日)00時23分07秒 みなさんお久しぶりです。 返事が大変遅れまして申し訳ありません>あずささん 朝起きてから、ずっと記事を書いていたり、手元集計をしたりで、 結局真夜中になってしまった。 ファイナル進出はリアシェンコですか。 昨シーズンはNHK杯で風邪を引いて以来、後半は結局今ひとつのまま 終わってしまったような気がするので、これから先の大きな大会で 一度でもいいからいい演技を見せてほしいと期待しています。 それでも、よほど上位に来ないと、結局見られないかもしれないが・・・ (481)インターナショナル! 投稿者:ベオグラードの太鼓  投稿日:12月19日(日)19時40分54秒 ytoriさん、ご無沙汰しています。 イタリア・セリエAの情報ありがとうございます。(^^) ナポリは絶好調みたいですね〜。(^^)バーバラが去ってしまった時は本当に辛かったのですが、 今の大活躍ぶりを見ていると、やはりイタリア・リーグに行って良かった!と思いますね〜。 Vリーグが開幕しましたが、まあそれはそれとして(爆)セリエ・Aの試合を楽しみたいですね。 >ytoriさん(^^) (482)はじめまして。 投稿者:うさこ  投稿日:12月19日(日)23時52分28秒 はじめまして。久しぶりにシェフチェンコの名前を見て、なんだかうれしくて書き込みしてます。 ヴィットが好きでフィギュアファンになった私は、もうすっかり「昔のファン」になってしまいました・・・ (^^ゞ ブチルスカヤはとても美しい演技をするし、同い年なので応援していますが、なんとなく最近の女子シングルには物足りなさを感じてしまうんですよね・・・。 私だけかな?しょっぱなからこんなこと言っちゃって、気を悪くしないで下さいね。 フィギュアスケートが大好きな気持ちはおんなじなので、よろしくお願いします! (^o^) (483)今夜も決戦 投稿者:ytori  投稿日:12月20日(月)00時44分04秒 うさこさん、はじめまして。 私はフィギュアを本格的に見たのはオクサナ以降という新参者、 フィギュアスケートの経験もないので(管理人は運動音痴なので フィギュアに限らずスポーツをまともにやったことはない)、 いろいろと至らぬところはあるかと思いますが、 こちらこそ今後ともよろしくお願いします。 ベオグラードの太鼓さん、お久しぶりです。 ナポリの状況は、はっきり言って現在はとても心配です。まともに勝った試合が久しくない。 バーバラが足を引きずるような状態で、それでもバーバラが打ちまくって勝つだけ勝っていた 昨シーズン終盤のエアリーに近いかもしれない。 今夜はBergamoとの対戦。この試合の結果で、 通常シーズンの順位がかなり決まってしまうという大切な試合です。 Bergamoもしぶとい。戦力的にはセンター以外はかなり悲惨な状態なのに、 負けてはいけない相手からは全部勝点3をとっています。 (484)マリアがクラッシュ 投稿者:ytori  投稿日:12月23日(木)06時12分50秒 マリアさま(もちろん私のノートマシン)は2度目のクラッシュに遭いました。 症状は1回目のクラッシュと全く同じ。 画面は完全に死んでいるけれども、その他の部分には異常はない。 修理は断念します。とんでもない費用が必要なことは 見積もりを取るまでもなくわかるので、 それなら新しいマシンを買ったほうがよい、ということ。 しかし、新しいノートマシンの導入を見送りたい事情は変わらないので、 マリアは当分、使う場所使う場所でディスプレイを乗っ取る形で延命します。 記事の更新・メールの送受信などには、 できる限り障害が出ないようにしたいと思います。 * さすがにこれで、2001年まで延命ということは非現実的になった。 (485)シドニー五輪欧州大陸予選+不退転の決意 投稿者:ytori  投稿日:12月23日(木)06時14分35秒 女子バレーシドニー五輪欧州予選の日程が出ています。 1/4 ITA - NED UKR - GER CRO - ROM 1/5 NED - UKR ROM - GER CRO - ITA 1/7 GER - NED UKR - CRO ITA - ROM 1/8 CRO - GER ROM - NED ITA - UKR 1/9 NED - CRO GER - ITA UKR - ROM 勝つのはまずはイタリアだろう。準備からして違う。 というのは、イタリアリーグ中にもかかわらず、ワールドカップ後 選手をクラブチームに返さず、1ヶ月半もの合宿を組んでいる。 もしイタリアを止めるとすればクロアチア以外にまずあり得ないけれども、 ワールドカップを見る限りその可能性もほとんどない。 さらに、直前に長期合宿を組んだイタリアに対し、 クロアチアはぎりぎりまで主力全員が外国のリーグに出ている。 力の差は開きこそすれ、縮まることは考えられない。 それに、あのチームに欧州予選で抜けてほしいとも思っていない。 最終予選に回って、そして厳しい現実を知って、 全く新しい体制で再出発するほうが、将来のためになる。 ここまで書いて、察しはついているかもしれませんが・・・ 勝手を言ってみなさんには非常にご迷惑をかけることになりますが、 クロアチアチームの応援は、ワールドカップを最後にします。 ワールドカップで、中国、韓国、日本、イタリアと、大陸予選または最終予選で 勝たなくてはならない相手に、ことごとくストレートか1セットしかとれずに敗れた。 おそらくオランダにも勝てないだろう。 再三言っているとおり、ワールドカップで明らかになったことは、 チーム作りの決定的な失敗、というより無策・無計画である。 その責任は徹底的に追及されなければならない。 よしんばシドニー五輪に出場できたとしても、 血縁で澱んだ部分を全て排除し、人事を一新してマイナスからやり直さない限り、 チームの進歩はあり得ない。ワールドカップ11試合を見て、確信した。 だから、そのような断固とした対応がとられない限りは、 私としても毅然とした態度をとるべきだ、と考えての結論である。 これまで迷いはあったけれども、決心は固めた。 応援ボイコットを他の人に呼びかけるつもりはないし、 クロアチアチームの応援をされている方は、今まで通り書き込みをなさってかまいません。 クロアチアに限らず、どこのチームのファンに対しても、 入ってきてはいけない、とは絶対に言いません。 ただし、ページの内容との関連がありますから、例えばアジアのチームの ファンにとっては、入りにくいことは確かです。それは仕方がないことです。 バーバラ選手のサポートは、今まで通り続けますし、 バレーの国際大会も機会があればできる限り見たいと思います。 ですから、私のページの内容としては、今までとあまり変わらないかもしれません。 しかし、クロアチアチームを特別扱いはしないし、 クロアチアチームに勝ってほしいという記事の書き方はしない、ということです。 (486)本年最後の書き込み(多分) 投稿者:ytori  投稿日:12月28日(火)13時03分03秒 来年もどうかよろしくお願いいたします。 日曜の夕方4時からは、見たい番組がいくつも重なり、困った。 結局、フィギュアスケートを見ながら、CMの合間にサッカーの得点経過だけ確かめ、 ビデオでは別の番組を(^^;;)(^^;;)録画した。 ・全日本フィギュアスケート 男子は本格的に4回転の時代に入ったのだと実感した。 国内だけでも4回転に成功した選手が何人も出てくるとは。 本田ののったときのスケートはすごい。認識を新たにした。 勝つべき選手が勝った男子に対し、女子はいったいどうしたことか。 四大陸や世界選手権の代表はどうするのだろう? 年明けの1月4日からは、バレーボールのシドニー五輪大陸予選が 男女とも集中し、アフリカ以外の代表が一気に出そろうことになる。 男子のアジア予選だけは年内、今まさに進行中。 昨日の初戦、全日本は中国と対戦、 3-2で勝ったとのこと。(20-25, 29-27, 18-25, 25-23, 15-13) 全日本は今日が韓国との対戦。アジアで勝つためには まずこの相手を考えなくてはならない、という対戦。最大の山場である。 (487)来年もよろしくお願いします。 投稿者:ベオグラードの太鼓  投稿日:12月31日(金)17時04分22秒 今年一年こちらで様々な話題を書き込みさせていただいて本当にありがとうございます。 特に、ややテーマを飛び越えてしまった感のある^^;;;政治問題や音楽の話題までレスを 付けていただいた事については深く感謝しています。 来年もまたいろいろと勉強させていただきますので、どうかよろしくお願いします。 >ytoriさん、皆さん。 (488)チュニジア男子チーム 投稿者:maya  投稿日:01月02日(日)20時07分17秒  Wカップのキューバ対チュニジアレポート拝見しました。  この日は都合でバグダディ選手がMIPとる少し前しか見れなったのですが、  客観的なレポート内容が解って喜んでいます。  ピンクのバボちゃん、今うちにきてます。 (489)今年もよろしくお願いします 投稿者:ytori  投稿日:01月06日(木)05時14分00秒 本年もよろしくお願いいたします。 管理人は、バレーボールこそなかったものの、スポーツ観戦に明け暮れ正月を過ごしました。 1/1 全日本実業団男子駅伝(9:00-) サッカー天皇杯決勝(13:00-) 筋肉番付スペシャル(18:00-) スキージャンプW杯(23:45?-) 2000年の幕開け直後になぜかプロフィギュアの放送(2:30-, BS7)もあったが、 さすがにそれを見ると大変なことになるので、録画して後から見ることに。 それでもこの日が最もきついはしご。 ニューイヤー駅伝の前に初日の出もばっちり見ている。 (なお、今年の初日の出は、ここ数年でも最も美しかったと思う) 名古屋出身の人間にとっては、グランパスが新年早々優勝とは縁起がよい。 スキージャンプで日本人選手が今シーズン初めて表彰台に立ったのも縁起がよい。 1/2 箱根駅伝往路(8:00-) 例により寝ブッチ。見たのは第2区の終盤くらいから。 平塚→小田原→箱根山登りの間でトップがこれほど激しく入れ替わったのは見たことがない。 実に面白いレースだった。 1/3 箱根駅伝復路(8:00-) この日はスタートからちゃんと見た。 気温が極めて高かったため、中継所付近でふらふらになる選手が続出。 スキージャンプW杯(24:00-) 2大会続けての表彰台はならず。今のビドヘルツル、シュミットは本当に強い。 ガルミッシュ・パルテンキルヘン(1日の会場)の台はシュミットは相性が悪いので 原田が食い込むことができたわけだが。 バレーボールではシドニー五輪各大陸予選が一斉に行われている。 女子欧州予選は、4日は順当な結果。 ITA3 (23-25, 25-19, 25-18, 25-23) 1NED GER3 (25-22, 25-20, 25-18) 0UKR CRO3 (26-24, 25-17, 20-25, 25-18) 1ROM さて、いよいよ今夜だ(本当にこればかりだ)。一応その最大の注目カード、 (最終予選にも大きな影響を与える)イタリア対クロアチアの対戦。 イタリアは初戦でオランダに勝っているので、 ここを乗り切れば五輪出場の可能性は極めて高くなる。 (490)フィギュアについては浦島太郎 投稿者:ytori  投稿日:01月06日(木)05時18分31秒 浦島太郎とはこのことだ。1週間記事を見ないと、何があったのかまるでわからない。 ロシア選手権でイリナ(スルツカヤ)が優勝したと知ってびっくり、 マリアの車が爆破されたと知って2度びっくり。 あと少し爆発が早ければ、マリアの演技を二度と見られることはなかったかもしれない。 何という恐ろしいことだ。 代々木のオープンフィギュアで、そのようなことがあったとはみじんも感じさせない すばらしい演技を見せてくれたことに感謝したい。 そして、この事件で一つ認識を新たにしたのは、 「マリアの演技が見られるのは当たり前ではない」ということだ。 スルツカヤ優勝ということで、ロシアの代表選考は非常に難しいことになったな、と思う。 我々の常識では、ロシア選手権の上位3人をそのまま代表に持っていく以外に 考えられないだろう。実際問題として、選考する側に、 マリアとイリナが五輪まで今の力を維持できるという確信があれば、それでよい。 しかし、イリナとマリアでは五輪まで持たないと判断するのなら、 過去の実績と現在の成績だけで代表を選考してよいものか。 国内でさえ、マリアの立場は非常に微妙なところにきている。 さて、今シーズンは「ミシェルとマリアの一騎打ち」という見方を かなりされているようだが、それは正直なところマリアには荷が重いと思う。 昨年の世界選手権は、ミシェルが体調を完全に崩して、そのときにマリアが 完璧な演技をしたから、マリアがタイトルをとれたのであって、 ミシェルが完璧な演技をすれば、やはりマリアが太刀打ちできる相手ではない。 とはいえ、そういう事情があったにせよ世界タイトルを一度とったことで、 ミシェルとの距離が以前ほど感じられなくなったことも事実だ。 さて、プロでは、ゴルデーワが何とクーリックとペアを組んだとのこと。 本当に頭の中がぐらぐらしそうだ。 実家のビデオも復活した(というより設定が間違っていた)こともあり、 今シーズンはグランプリ大会もばっちりチェックできる。 フィギュアスケートについては昨シーズンより充実できる、かもしれない。 (491)代々木行って来ました 投稿者:あずさ  投稿日:01月06日(木)22時39分20秒 仕事の関係で女子SPからの観戦でしたが。 ブティルスカヤは素晴らしかったですよ。「どうしても勝ちたい」という気迫はクワンより ずっと感じられました。・・・・ただ、ジャンプのランディングが不安定でした。転倒は なかったんですが。 個人的にはカザコワ&ドミトリエフの演技に一番感動しました。スロージャンプの転倒は ありましたが、そんなことが気にならないくらい美しい演技でした。 でも何と言っても、大好きなウルマノフを6年ぶりに生で見られたことが一番嬉しかったです。 やっぱり王子様でした(*^^*)。本当に綺麗だったのに、何故か得点は伸びませんでしたが。 「オペラ座の怪人」をやってくれなくてちょっと残念でしたが、プロ選手権でも使っていた ガイーヌの曲を使ったプログラムが見られて満足です。 #しかし、あのTV放映はいったい何?今月末CSで全演技放映されるそうですが、 それにしてもお粗末すぎ・・・・・。 ロシア女子ですが、ヨロ選は国内選の上位3名(スルツカヤ、ブティルスカヤ、ボルチコワ) が派遣されます。・・・・・ヨロ選で大きなミスがなければ多分このメンバーで世界選手権 じゃないでしょうか。 男子も国内選上位3名(プルシェンコ、ヤグディン、アプト)で世界選手権まで決まったそう ですし。アプトはなんやかや言われていましたが、念願の世界選手権初出場ですね。 #個人的に、オデッセイ(車)はブティルスカヤに取ってもらいたかったな・・・・・ (492)Re: 代々木 投稿者:ytori  投稿日:01月08日(土)09時00分51秒 あずささん、代々木の様子とロシア代表の件、ありがとうございます。 地上波で見た範囲では、車にふさわしいのはミシェルだと、 マリアのファンとしてもそう思わざるを得ませんでした。 しかし、ミシェルは車はすでに持っているはず(笑) だから、マリアにくれるくらいの計らいがあってもよかったかも。 キャンデローロになったのは個人的には(?_?)でしたが。 ウルマノフも良い演技だったようで、 地上波ではSP・フリー両方カットという許し難い暴挙が行われたので、 CSでの放送が楽しみです。 MAXが出てきたときには私も愕然としましたよ。 フィギュアスケートもこんなことをしなければ運営が成り立たなくなったのか? バレーボールに端を発する数々の悪習が フィギュアスケートにも大きな影響を与えていることに (助六ももとはバレー世界選手権が最初)、 バレーとフィギュア両方のファンとしては、強い危機感を禁じ得ません。 (493)女子バレー五輪予選(7日まで) 投稿者:ytori  投稿日:01月08日(土)09時06分05秒 あっけなくイタリアに勝ってしまいましたね。クロアチア。 イタリアには勝てないだろうと掲示板に書いたのは、 大陸予選段階でベテラン復帰はないと思っていたからで、 その部分で読みを外されていたわけですが。 ベテラン総復帰のメンバーを見れば、むしろ当然の結果かな、と思います。 キリロワにけががなくて、レトもワールドカップでけがする前のような 働きができれば、勝てるのは当たり前です。 問題はドイツですね。対オランダを含めてここまで3試合オールストレート勝ち。 ホームでやるとここまで強くなるのか、それとも強くなった理由がほかにあるのか。 ここでドイツが五輪出場権を獲得したりしたら、 日本にとってはとんでもない事態だ。 ドイツが最終予選に流れてくるとしても、侮れない相手ということ。 第2日結果 NED3 (25-22, 25-21, 22-25, 23-25, 15-12) 2UKR GER3 (25-16, 25-15, 25-19) 0ROM CRO3 (25-18, 25-21, 25-20) 0ITA 第3日結果 GER3 (25-23, 25-21, 25-20) 0NED CRO3 (25-20, 23-25, 25-19, 25-14) 1UKR ITA3 (18-25, 25-17, 25-17, 24-26, 15-11) 2ROM もしこの大会でクロアチアが五輪出場を決めても、 私は見解を変えるつもりはないし、まして応援ボイコットを撤回することはない。 この段階でベテランを復帰させるとは、 何のために、どういう見込みで昨年は若手だけで戦ったのか。 その意味がない。昨年一年まるまる無駄にしたということ。 若手だけで戦って、うまくいかなかったからベテランを戻すというのは、 非常に無責任だ。そのあたりをうやむやにすることは決して許さない。 サーブレシーブが課題だと分かり切っているのに、ここ数年間少しも進歩がない。 タイムアウトが2点くらい遅い。 何度となく失敗して、なおも同じ失敗を繰り返している。 リヒテンシュタインはセッターとして使いものにならない。 23にもなってこの有様では、まずこの先もだめだろう。 最も成長しなければいけない時期に、バーバラに高いボールをあげておけばいい、 というレベルの低いバレーをやっていれば、それも当然だ。 チームの責任者が代わらない限りクロアチアのチームの進歩はないという結論に、 変わりはない。 なお、南米大陸では、ペルーがアルゼンチンをフルセットで下し、五輪出場権を獲得しました。 アルゼンチンが最終予選に回ります。 北中米は、順当にアメリカとカナダで決勝です。 ドミニカはこの両チームにいずれもフルセットの末敗れ、涙をのみました。 (494)五輪欧州予選第4日 投稿者:ytori  投稿日:01月09日(日)15時58分49秒 GER3 (20-25, 25-22, 24-26, 25-19, 15-10) 2CRO NED3 (27-25, 25-23, 21-25, 28-26) 1ROM ITA3 (25-19, 25-23, 23-25, 25-15) 1UKR ついにドイツ、五輪出場に王手。 ドイツはまだイタリア戦を残しているとはいえ、 すでに予選1位の可能性が消えているイタリアにはモチベーションがない。 また、クロアチアが1セットでも落とせば最終戦の結果に関わりなく ドイツの五輪出場が決定である。 (495)ドイツ五輪出場決定 投稿者:ytori  投稿日:01月10日(月)02時14分18秒 ヨーロッパは、まだ全ての試合が終わったわけではありませんが、 クロアチアがオランダに負けたためドイツに決まっています。 オランダにも負けたということは、クロアチアは完全に五輪出場赤信号、 と言っていいだろう。 ドイツにもベテラン(ラーメ、シュルツ)が復帰していたのはともかくとして、 もっと注目すべきは、ドイツの監督がLEE Hee Wan氏に変わっていたこと。 過去の資料を調べると、昨年の欧州選手権から監督を務めている。 世界選手権が終わった時点で、このままではシドニー五輪出場の望みはないと 判断した上での決断と思われる。それもアジアの監督ということは、 緻密なバレーを徹底的に鍛える、という意図があってのことだろう。 時間は1年あるかないか。思い切った賭けである。 しかし英断だと言っていいと思う。今回のドイツの最もほめるべき点はここだ。 クロアチアがとっくにしていなければならないことを、ドイツに先にされてしまった。 いったいどれだけの時間を無駄にすれば、クロアチアはこの点に気がつくのか。 もし最後のチャンスと言えるシドニー五輪出場を逃して、 それでもチームの体制が変わらないのであれば、 バーバラ・ナターシャあたりには、クロアチアから出ていってもらうしかないと思う。 先の長くない選手ならともかく、まだ若くて素質のある選手が これほどでたらめな体制の下で終わってしまうということはあってはならない。 今大会の結果は、単に勝ち負けという以上に、 やるべきことをやったチームとやらなかったチームとの差である。 (496)最終予選大胆予想(1) 投稿者:ytori  投稿日:01月11日(火)02時46分55秒 気が早いですが、最終予選を大胆に(=多分当たらない)シミュレートしてみます。 まずはメンバー予想から。 私はアジアのチームは不得手なのでヨーロッパのチーム中心になります。 中国 呉咏梅の対角のセンターには197cmの趙蘂蘂が入るか、それともワールドカップと同じく 陳静や李珊を様子を見ながら使うか。それ以外は変更はないだろう。 韓国 ワールドカップのチームを変更することはないと思う。 今大会は4つに入ればいいので、計算できる試合が多い韓国にとって危険を冒す必要はない。 日本 Vリーグでの各選手の活躍を見る限り、日本もワールドカップ時点のチームのまま の可能性が高いと思われる。森山もなかなか実戦で活躍する段階まで戻っていないようだ。 イタリア 欧州予選ではメロ(本来セッター対角の選手)が入っていたようだ。 攻撃を考える限り、セッター対角はトグットのほうがいいと思うのだが。 レッジェーリの対角のセンターも固定できていない模様。 ここにメロを起用することも考えられる。 クロアチア このチームは変わりようがないだろう。 オランダ 欧州予選ではエースポジションに99年のレーンストラに代わり 長身のユールマンが戻り、トリプルタワーがそろった。 ベテラン総復帰という最終手段を使う可能性も否定できない。 カナダ ケリー・ソーシーの両ベテラン、それも比較的小柄な両選手がエース対角。 センターとセッター対角には若く大型の選手が入るだろう。 アルゼンチン コスタグランデとコンデの両エースが中心のチーム。 両エース以外は選手の入れ替えの可能性も。試合中の選手交代もある程度予想される。 (497)最終予選大胆予想(2) 投稿者:ytori  投稿日:01月11日(火)02時49分55秒 今回の予選は2連戦→休養日→2連戦→休養日→3連戦という日程なので まず、8チームをランキングで上位と下位4チームずつに分け、 前半4試合で上位対下位の対戦を行い、 後半3試合が上位どうしおよび下位どうしの対戦と予想している。 (98年の世界選手権の男子準決勝ラウンドがこの対戦順だった) 今回の参加チームを世界ランク順(ワールドカップ終了直後)に並べると、 中国、韓国、イタリア、日本、 クロアチア、オランダ、アルゼンチン、カナダ の順となる。 この予想に基づきシミュレートをしてみると、 中国は前半戦にそれほど問題となる相手はいない。 韓国も前半戦は問題なしと思うけれども、 あえて危険があるとすればクロアチア戦だろう。ここで万一韓国が敗れると、 韓国自身以上に日本やイタリアにとって困難な状況になる。 イタリアは、オランダはそれほど苦にしないが、問題はクロアチア戦である。 これまで、98年世界選手権準決勝ラウンド、99年欧州選手権準決勝、 先日の欧州大陸予選と、大勝負の試合では必ずと言っていいほど クロアチアに行く手を阻まれており、まさしく鬼門の対戦。 日本にとっては、クロアチアのみならずオランダも怖い相手である。 ウェールシンク・ブリンクマンが抜けて以来、それほど強くないはずのオランダだが、 98年世界選手権最終戦、99年ワールドグランプリで敗れるなど、相性はあまりよくない。 オランダに敗れると、五輪出場は本当に難しくなる。 一方、クロアチア・オランダなど下位の4チームにとっては、 前半で2勝が五輪出場の必要条件となってくる。 おそらく日本とイタリアに狙いを絞ってくるのではないか。 後半の3連戦の焦点は、イタリア対韓国、イタリア対日本のイタリア絡みの2試合。 現状のチーム力では、イタリアより韓国のほうが上回っているような気がするが、 この大会は9日間7試合の過酷な日程、しかも力を抜いて勝てる対戦は一つとしてない。 イタリア戦まで力を持続できるかどうか。 下位グループの対戦では、クロアチア対オランダが注目。 (498)最終予選大胆予想(3) 投稿者:ytori  投稿日:01月11日(火)02時50分42秒 最後に、現時点での確率予想。一応、最高90%とし、 合計が400%になるように整合をとりたいと思います。 中国: 90% 故障者が戻ってくれば実力的には断然トップだと思う。 韓国: 90% ミスが少ないチームで取りこぼしはまずない。計算できる試合が多く中国と並んで圧倒的優位。 イタリア: 65% センター線とセッター対角(特にセンター)をどれだけ固定して、 カッチャトーリとのコンビを合わせることができるかどうか。 日本: 50% 正直なところ、最もわからないチームが日本である。 勢いに乗れば一気に走る可能性もある一方で、これだけは大丈夫という最低のラインもない。 クロアチアもわからない。おそらく、この両チームのうち 出足でつまづいたほうが五輪出場を逃すことになるだろう。 この両チームともうまくいくと、イタリアあたりが食われる可能性も出てくるが。 クロアチア: 40% ベテラン選手の衰え、ラリーポイント対応の遅れなど、 マイナス材料ばかりでプラスが見あたらない。 95年ワールドカップ以降は弱体化の一途で、完全に空白の5年である。 バーバラに頼り切り、バレーの基礎をおろそかにしてきたつけが、 ラリーポイント制になってもろに出ている。 オランダ: 35% 不可もないが決め手もない。ここもアトランタ五輪以降は空白に近いが、 あえてプラス材料を上げるとすればスターレンスの成長か。 カナダ: 15% とにかくミスの多いチームだが、ミスを少なくすれば格上を食う可能性も。 アルゼンチン: 15% ワールドカップ時点ではバレーの精度も悪く、 これといった特徴もないチームだったが、伸びしろは大きい。 (499)スルツカヤ逆転優勝! 投稿者:あずさ  投稿日:01月16日(日)13時22分03秒 というわけで、ジャッジ全員から1位をもらってクワンに勝ったそうです。 何でも3ルッツ+3ループ、3サルコウ+3ループを含む7回のジャンプを成功させた そうです!・・・・・3ルッツ+3ループなんて男子でも見たことないですよ・・。 #以前ミョーが3フリップ+3ループ、アプトが3アクセル+3ループやってましたが (500)セリエA・オールスターゲーム! 投稿者:ベオグラードの太鼓  投稿日:01月16日(日)23時44分43秒 遅れましたが^^;;;今年もよろしくお願いします。(^^) セリエAのオールスター・ゲームのヨーロッパ選抜としてバーバラ&キリロワが 選ばれましたね!本当に二人を祝福したい気分ですね〜。(^^) 応援ボイコットということですが、私はやめておきます。(^^)バーバラ&クロアチア というのは、まるで劇画の世界からそのまま飛び出して来た様な(爆)チームで ラトビアとかルーマニアといった明らかに格下と思われる相手(笑)に負けたかとおもえば 今年のナポリでのヨーロッパ選手権・セミファイナル(圧倒的に不利という状況を見事に はね返してフルセットの死闘の末、イタリアの決勝進出の夢を打ち砕いた試合)とか 今や伝説となってしまった、Vリーグ史上最高の試合といえる金沢での大会等々、 その戦い振りは常にドラマチックでスリリング!おそらく見る側をこんなにドキドキさせてくれる チームというのまず見当たりませんね! やはり、イタリアやドイツとかオランダではだめです。全く応援する気になれません。 それからもうひとつ申し上げたいのが、あのクロアチア・私設応援団です。 はっきり言ってかっこよすぎです。というか最高です! 私が一番しびれたのが昨年のワールドカップの最終日、クロアチアに完敗し肩を落して コートを去ろうとしていたアルゼンチンの選手達に対して 「アルゼンティーナ!、アルゼンティーナ!!、アルゼンティーナ!!!」と会場に響き渡る 力強い励ましのエールを送っていたことですね。あの姿は忘れられません。 そんなわけで、これからもしぶとく応援を続けたいと思っています。(^^)