(401)ビトリチェンコ 投稿者:あずさ  投稿日:10月06日(水)20時10分14秒 個人総合の順位は仕方なかったと思います。ロープでちょっとミスがあったこともあるんですが、 何より、演技に余裕が感じられなかったんです。必至だったのは分かるんですが、あまりにも余裕 のなさが伝わってきてしまって、見ていて少々疲れるものがありました。 カバエワの演技はどうしても好きになれないんですが、優勝へのプレッシャーなんてまったく ないようでした(実際は凄かったと思うんですけれど)。自信満々で演技していましたし、 優勝が決まったときもコーチは泣いていたんですが、本人は「勝って当然」とばかりに表情 ひとつ変えませんでした。 表彰式で泣いていたビトリチェンコには胸を打たれましたが、あの順位には納得しています。 ふっきれたのか、種目別は非常に良い演技でした。 (402)イタリアリーグ開幕 投稿者:ytori  投稿日:10月11日(月)00時26分46秒 さて、いよいよ今夜ですね(最近こればかりだ)。 Napoliは初戦Bergamoとの対戦。 Napoliはバーバラとレトというクロアチアの2人、 Bergamoはカッチャトーリ、リニエーリ、ピッチニーニ、ガラストリと イタリア代表選手がそろっている。 クロアチア対イタリアの代理戦争にも近い対戦で、初戦から因縁つきまくり。 しかし、改めて見直すと、Bergamoも強い。 ルイスが入らないと事情は変わってくるけれども、 ルイスがいれば、サイドアタッカーもほぼ互角。 センターとセッターはBergamoのほうが明らかに上。 厳しいと言わざるを得ないけれども、とにかく頑張れ! ここではそう書くしかできない。 (403)ハイライトを見て 投稿者:千草  投稿日:10月11日(月)19時26分31秒 初めての記入です。 今日、NHKで新体操の世界選手権のハイライトを見ました。 エレーナの涙には、心を打たれました。 種目別を見に行ったときには、晴れ晴れとした顔で踊っていたのを 思い出してエレーナ自身また新たに好きになりました。 (404)イエリッチ、キャプテンなのですね 投稿者:daisuke  投稿日:10月19日(火)01時36分02秒 こんばんは〜。 月刊バレーボール11月号、見ました。 ヨーロッパ選手権の様子も載っているのですが、その中にバーバラの写真もあって、 イエリッチのユニホームに「キャプテンマーク」が付いていましたね。 知らなかったのは・・・僕だけ??(笑) それと、プレー中の「レト」の写真もあるのですが、 髪の毛が、去年の「にせものブロンド?」から、栗色の髪の毛に戻っていますね。 ベスナ選手のセッターも、楽しみですね(^^)では。 (405)(無題) 投稿者:ytori  投稿日:10月20日(水)16時57分37秒 最近ページの内容もパソコン本体も部屋全体も大整理が続いていて、 新体操ハイライトすらまともに見られない、という状態ですが・・・ 千草さん、はじめまして。 エレーナさまは、若い者に張り合わなければならないと、気負いすぎるのでしょうか? どうもそのような気がしてなりません。 次の五輪で、そういうところが悪いほうに出なければいいのですが。 ところで、ウクライナの女王は、伝統的に(?)種目別強いですよね。 種目別のメダルランクは、ウクライナの歴代女王3人がトップ3独占です。 (ティモチェンコ、セレブリアンスカヤ、ビトリチェンコ) もちろん、この3人それぞれ長い間トップにいた、ということもありますが。 daisukeさん、こんにちは。 今シーズン旧ソ連から帰化したベテランが抜けて、若手に一気に切り替わったことで、 バーバラがキャプテンになりました。 ベスナのセッターは、すぐにはないでしょうが、 3年後、4年後あたりには非常に可能性が大きいと思います。 男子ユーゴみたいに、妹がトス上げて、姉が打つ、というチームになりそうです。 親父が監督だから男子ユーゴよりもっとすごいですね。 グルビッチ兄弟に続いて、イエリッチ姉妹も大ブレークしてほしいものです。 (406)病み上がり 投稿者:ytori  投稿日:10月30日(土)04時02分24秒 管理人は少し前に風邪を引いてしまい、 おとといまで2日間ほど熱を出していました。 寒暖の変動が激しい季節ですから、 皆様もくれぐれもお気をつけください。 (407)クロアチアに栄光あれ! 投稿者:ベオグラードの太鼓  投稿日:11月02日(火)22時44分42秒 ytoriさん、お久しぶりです。(^^) 風邪をひかれたそうですが大丈夫ですか?あまり無理しないで下さいね。 私は今回、バーバラの勇姿を見られるのは仙台会場だけになってしまいそうですが 何としてもクロアチア・チームには、悲願のオリンピック出場を果たしてもらいたいですね! ロシアはもちろんですが、クロアチアは特に思い入れが強いチームなので やはり応援せずにはいられません! (408)急遽予定変更 投稿者:ytori  投稿日:11月02日(火)23時02分18秒 ベオグラードの太鼓さん、こんばんは。 本日は予定変更で代々一に行って参りました。 きちんとした観戦記は明日午前中までに何とかしたいと思いますが、 とりあえず印象をいくつか。 ロシア対アメリカ 特記すべきことはそれほどないと思う。アメリカは相変わらずミスが多い。 第1セットと第3セットの序盤は、 ロシアもサーブレシーブのミスやサーブミスが多く、意外と点数が競った。 ロシアにとっては、優勝に向けてやや不安の残る内容ではあった。 なお、アメリカは昨シーズンブラジルリーグで活躍したスコットがスタメン出場 したが、それでチーム力が上がったとはあまり思われなかった。 (トスがきちんと合えば、むしろゼメイティスのほうがきれいなアタックを打つ) 韓国対イタリア ラリーポイントの怖さをまざまざと思い知らされる試合。 24-23、韓国セットポイントで、イタリアのつなぎのミスで韓国がセットをとる。 (韓国もとんでもないトスミスで、イタリアにチャンスボールが行ったのだが、 イタリアはピンチブロッカーを入れていたためセッターがいなかった) 第2セット序盤にチャン・ユンヒのサーブでイタリアを崩し、何と8連続ブレーク。 第2セットはこのまま一方的な展開となり、 第3セットもイタリアが修正できないまま終わった。 この試合がメインイベントのつもりでいったのに、 二重の意味で「まさか」という結果だった。 日本対アルゼンチン 第1セットは凍りつくほど寒い内容。 鈴木洋美がサーブで狙い打ちされ、それをカバーしようとして 全体がおかしくなった。特に序盤は、日本のサーブ返球率は限りなくゼロに近かった。 しかし、第2セット以降は日本の本来の試合ができた。 日本は正セッター交代を決断したのが大会直前だったのに、よくあわせてきたと思う。 しかし、第4セット終盤に大貫にセッターを交代すると、 サイドアタッカーが立て続けにブロックされた。 森山を欠いた現状で、もし大貫セッターのままだったらと考えると、ぞっとする。 アルゼンチンは、初見だが比較的わかりやすいチームで、意外性はない。 サイドにはゆっくりとしたトス、センター線はクイックが多い。 このチームもやはり、サーブカットからつなぎの部分をまずきちんとする必要がある。 代々一には神風が吹く? これはかなりいい加減な推論なので、鵜呑みにしないでください。 第2,3試合を見ていて、北側(原宿側)がレシーバーのとき サーブレシーブのミスを連発することに気がついた。 (第2セットのイタリア、アルゼンチン) 代々一は独特な構造のため、風が舞い難しい会場として知られる。 さらにレシーバーの動きを見ると、 いずれもサーブが打たれてからあわてて後退して、結局そらしている。 そこで、今日の試合では、北側(原宿側)から南側(渋谷側)に風が吹き、 それでボールが浮き上がったのではないかと思われる。 これは観客席で座っていた感覚とも一致する。 (ただし、壁に当たるなどでコートと観客席で風向きが異なることもあり得る) 果たして全日本に神風は吹くのか? サーブのネットイン 世界大会初採用となるサーブのネットインだが、得点に関係する場面は 3試合で3,4点(うちエース2)くらいで、思ったほど多くはなかった。 むしろネットぎりぎりを狙いすぎてミスをする場面が目立った。 しかし、それがセット終盤の競り合った場面で出るような場合を考えれば、 サーブのネットイン容認というのは早計だろう。 (409)無念の時間切れ 投稿者:ytori  投稿日:11月03日(水)13時27分14秒 タイムアップ。観戦記は第2試合まで。それもいかにも工事中ですが、ご勘弁を。 (410)Brasil vs Peru 投稿者:ytori  投稿日:11月03日(水)15時04分54秒 BRA - PER 3 - 0 1st 25 - 17 18 min. 8-7 16- 9 21-11 2nd 25 - 15 18 min. 8-5 16- 8 21-11 3rd 25 - 16 19 min. 8-5 16- 6 21-10 Total 75 - 48 55 min. いずれのセットも、中盤にペルーがサーブレシーブの乱れから 攻撃が単調になってシャットされたりミスが出たりして、 一気に点数が離れるという試合だった。 ただし、ペルーも意外とよく拾うチームになっているので、 サイドからの攻撃だけで崩すのは決して容易ではない。 甘く見てかかると、痛い目に遭うことも必至である。 この試合はアナモーゼに代わりコインブラが出場、 サーブにスパイクに活躍しバボちゃん人形を獲得した。 (411)Croatia vs Tunisia 投稿者:ytori  投稿日:11月03日(水)17時40分01秒 CRO - TUN 3 - 0 1st 25 - 7 14 min. 8-3 16- 6 21- 6 2nd 25 - 15 16 min. 8-4 16-10 21-12 3rd 25 - 10 15 min. 8-1 16- 5 21- 9 Total 75 - 32 45 min. 試合開始早々バーバラが5連続アタック得点(4ブレーク)。 第1セット22-6からバーバラを初めて拾い、さらにチュニジアのスパイクが決まる。 第2セット中盤、何度かバーバラのアタックを拾う。 第3セット15-4から、バーバラのバックアタックを1枚でシャット。 場内盛り上がったのはこのあたり。 基本的には、クロアチアがやりたい放題。 しかし、クロアチアのサーブレシーブの悪さも尋常ではない。 昨年もひどいものだったが、それよりもずっと悪くなっている。 少しでも強いサーブがくると、ほとんどセッターに返らない、という印象である。 それこそ12チーム中間違いなく最低である。 (なお、チュニジアはバーバラのジャンプサーブをセッターにほとんど返した) まあクロアチアも弱いだろう。おそらく。 攻撃パターンは増えている。バーバラも平行トスも打つし、 クズマニッチの速攻、レトを絡めたコンビもある。 サーブレシーブが普通のチームくらいできれば強くなると思うけれども、 とにかくあれだけサーブレシーブが悪いと、攻撃にならないだろう。 (チュニジアがサーブを打った回数が少なく、 サーブミスも多いのでレシーブした回数はさらに少ないが、 サーブレシーブがセッターにきちんと返った割合は相当低い) しかし、あの弱さは半端ではない(^^; 昨年のケニアは強かった(^^)と思うのだがどうしたのだろう? (412)Cuba vs China 投稿者:ytori  投稿日:11月03日(水)20時57分19秒 CUB - CHN 3 - 1 1st 27 - 25 25 min. 8-7 14-16 18-21 2nd 25 - 18 18 min. 8-4 16-14 21-17 3rd 21 - 25 20 min. 8-7 12-16 18-21 4th 25 - 21 21 min. 8-3 16-14 21-18 Total 98 - 89 1 h. 25 min. さすがにレベルの高い試合で、第1セットから熱戦となった。 第1セットは中盤にサービスエース、キューバの反則などで中国がリード。 その後何度か追い上げられてもそのたびに突き放し、22-18となっていた。 しかし、サイドアウトの後ベル、コスタのアタックで2ブレーク。 24-22で中国のセットポイントを迎えるものの、 まずフランシアのクイックで切られ、そして次も決められず、 アゲロのアタックでついに同点。さらにベルのアタックで、キューバが逆転。 一度は王麗那で何とか切るが、流れは止められず、 26-25からサーブレシーブをミス、チャンスボールをルイザに決められた。 第4セット、序盤は中国にミスもありキューバがリードするが、 その後はキューバのサーブレシーブが乱れ中国が次第に追い上げる。 12-12と追いつくものの、キューバも逆転は許さない。 そして19-18から王麗那が止められ再び2点差。 タイムアウトの後、諸韻頴のネットタッチでさらにブレーク。 この後キューバが23-19リードとなった。ここでルイザを止めて何とかしのぎ、 さらに諸韻頴がまたルイザを止めてブレーク。 しかし、その次はアゲロの強打を拾いきれず。最後は王麗那がシャットされて決した。 なぜか息抜きはアラレちゃんだったりする(^^) (見ている暇があったら観戦記を書きなさい>自分) ワールドカップ期間中は、更新日時は分単位になります。 (放送の合間をぬって、少しずつ更新するので) (413)第2日終了 投稿者:ytori  投稿日:11月04日(木)03時10分22秒 全く休みなしで3試合連続はつらい。 本日4試合目(放送順)の日本戦がご覧の通りの厳しい内容だった上、 あれだけ試合時間も長かったので、次の放送まで休み時間もほとんどなし。 5試合目と6試合めはもともと連続で全く空き時間なし。 しかし、あと9日間あるのに、今から音を上げているわけにはいかない。 JPN - USA 3 - 2 1st 20 - 25 25 min. 8-6 15-16 18-21 2nd 23 - 25 25 min. 6-8 11-16 15-21 3rd 25 - 23 26 min. 8-5 16-13 21-18 4th 25 - 17 23 min. 8-5 16- 9 21-13 5th 15 - 13 15 min. 5-3 10- 9 11-12 Total 108 - 103 1 h. 54 min. 厳しい試合だった。プレーする側だけでなく、見る側にとっても。 大逆転には違いないが、「感動的勝利」で終わってしまっては、全日本の成長はないと思う。 特に第2セットまでは、反省すべき点が山ほどある。 攻撃の幅がなくなったとか、ブロックが合わなかったとか、サーブレシーブが乱れたとか。 少なくとも、アメリカにこれだけ苦戦しているようでは、 韓国・イタリア相手には絶望的、クロアチアも難しいかもしれない。 もちろん選手はそんなことはわかっているだろうが、 メディアの中にそのような正常な批判精神がないことが、 全日本の強化を阻害していることは間違いないだろう。 ファン層については、ほかのスポーツに関してもミーハーはたくさんいるし 一部の濃いファンという構成は変わらないと思うが、 バレーボールを取り巻く環境が他のスポーツと最も違うところがそこだと思う。 RUS - KOR 3 - 1 1st 25 - 16 18 min. 8-4 16- 8 21-13 2nd 25 - 20 21 min. 7-8 16-15 21-17 3rd 23 - 25 21 min. 8-7 16-15 18-21 4th 25 - 23 22 min. 8-7 16-15 21-19 Total 98 - 84 1 h. 22 min. 韓国はエンジンがかかるのが遅すぎた。第1,2セットと、 ロシアの強烈なサーブに崩される場面が目立ち、簡単にとられてしまった。 第3,4セットになって、 ようやく韓国の拾ってつなぐパターンが続いて競り合いになったけれども、 結局第4セット終盤に痛いサーブレシーブミスが2本続き、 この差を追いつけずに終わった。 ITA - ARG 1 - 3 1st 22 - 25 22 min. 6-8 11-16 14-21 2nd 25 - 14 17 min. 8-5 16- 9 21-13 3rd 25 - 19 22 min. 8-5 16-11 21-14 4th 25 - 9 17 min. 8-3 16- 7 21- 8 Total 97 - 67 1 h. 18 min. 日本対アメリカ戦で一気に疲れてしまったが、 このあたりにくると集中力も途切れがちになる。 第1セットはイタリアが昨日の不振を引きずり、サーブレシーブのミス、 アタッカーとセッターが合わない場面も多かった。 第2セット以降、イタリアが次第にサーブでアルゼンチンを崩し、 アタッカーも当たりを取り戻していく。 第4セットはイタリアに好レシーブが続き、大差となった。 日本・イタリアとも、アルゼンチン相手に1セットダウンから3セット連取したが、 情報の少ない相手だけに、第1セットは勝手が分からずにやられる という部分があるのかもしれない。 (414)あちゃー 投稿者:ytori  投稿日:11月04日(木)13時19分31秒 イタリア対アルゼンチン戦は当然イタリアが3-1で勝っています。 セットカウントが逆になっている!(各セットのスコアは正しい) 疲れていて頭もぼけぼけで、とんでもない間違いを書いてしまい申し訳ありません。 あと、昨日の日本の最も反省すべきところは、 第3セットあたりまでサーブでほとんど攻められなかったことでしょう。 少なくとも、クロアチアとの対戦では、これが出ないと勝ち目はありません。 (415)Cuba vs Brasil 投稿者:ytori  投稿日:11月04日(木)15時01分12秒 CUB - BRA 3 - 0 1st 29 - 27 26 min. 8-6 16-13 21-19 2nd 25 - 21 21 min. 8-7 16-13 21-16 3rd 25 - 14 17 min. 8-2 16- 5 21-11 Total 79 - 62 1 h. 4 min. 全体としては、よもやというほどの一方的な展開。 本日のメインイベントだけに、残念な結果となった。 第1セットは、キューバが突き放すもののそのたびに ブラジルがすぐに追い上げるという展開が続いた。 23-21からキューバがルイザのアタックで大きな1ブレーク。 しかし、ブラジルはまずクイックで切った後、 そのルイザをシャット、さらにディアスのサービスエース、 ルイザをもう一度止めて25-24と一度は先手をとる。 26-25の場面で、アナモーゼまでボールはつながるが、 難しいボールで打ちきれずミス。その後、ルイザのサービスエースで キューバ先行。28-27から、アナモーゼのスパイクミスで、 キューバがこのセットを制した。 第2セットの中盤から、ブラジルのサーブレシーブの乱れが 失点につながる場面が次第に増え、点差が開いていく。 第3セットは、序盤にサーブレシーブのミスが相次ぎ、 それまで決まっていたディアスにもミスが2本、 ブラジルが完全に集中力を失ってしまった。 ルイス、トレスがいなくても、キューバはやはり途方もなく強い。 中国・ブラジルを下したので五輪出場権も当確と言っていいだろう。 (416)Croatia vs Peru 投稿者:ytori  投稿日:11月04日(木)18時16分23秒 CRO - PER 3 - 1 1st 25 - 18 17 min. 8-6 16-11 21-16 2nd 25 - 21 19 min. 6-8 16-13 21-20 3rd 22 - 25 19 min. 8-6 15-16 19-21 4th 25 - 23 20 min. 8-2 16-13 21-17 Total 97 - 87 1 h. 15 min. ペルーは昨日ブラジルにストレートで負けたものの、よく拾うチームなので サイドの攻撃だけで崩すのは難しいと思ったが、全くその通りの展開。 バーバラのアタックは、特に前半は全くと言っていいほど決まらなかった。 第1,2セットは、肝心の所でペルーのミスに助けられてとったものの、 第3セットは終盤粘られ、逆にクロアチアがミスしたりブロックされたりして落とす。 第4セットも、序盤にサーブで崩しバーバラのアタックも決まり大量リード、 楽勝の展開とならなくてはならないのに、 直後にサービスエースを食らったところからあっけなく崩れて終盤までもつれた。 結論としては、サーブレシーブのできないチームはこれだけダメなのだ、ということ。 試合レポートの数字を見て、ある程度覚悟はしていたけれども、 想像をはるかに超えるひどさである。 今大会、順位的には上半分を目標にしていたが、下方修正せざるを得ない。 よくて7,8位、悪ければ10位もあり得る。 もちろん、シドニー五輪出場などとうていおぼつかない。 もしクラブチームで、これだけちゃんとしたアタッカーが2枚いて、これほど弱い、 この程度の試合しかできないのであれば、間違いなく監督の責任問題になると思う。 (今大会はバーバラよりもむしろレトのほうが好調で、得点もそれほど変わらない) クロアチアにはほかに監督をできる人物もいないだろうが。 (417)China vs Tunisia 投稿者:ytori  投稿日:11月04日(木)20時37分17秒 CHN - TUN 3 - 0 1st 25 - 9 15 min. 8-2 16- 5 21- 8 2nd 25 - 12 16 min. 8-6 16- 7 21- 9 3rd 25 - 17 19 min. 8-4 16-10 21-14 Total 75 - 38 50 min. 昨日は失礼ながら「半端でなく弱いチーム」と書いてしまったが、 試合を重ねるたびに、(中国が控え選手のテストに入っていたとはいえ) 目に見えて、点数に見えて内容がよくなっている。 中国のアタックをしばしば拾い、 4番ブリックがストレートに打ち続け中国と渡り合う場面もあった。 チュニジアのサーブは見かけ以上に威力があり要注意。 この試合でもサーブレシーブを崩す場面は少なくなかった。 ワールドカップは他の三大大会と違い、全てのチームに同じ11試合のチャンスがある。 このようなチームの成長を見るのも、一つの楽しみ方かもしれない。 中国はこの試合で控え選手を全員テスト。 1番の桂超然の目の覚めるような速攻が目立った。 (解説の杉山さんは、呉咏梅に最も近い、といっていた) (418)Korea vs Japan 投稿者:ytori  投稿日:11月04日(木)23時00分33秒 KOR - JPN 3 - 0 1st 25 - 17 21 min. 7-8 16-11 21-15 2nd 25 - 19 23 min. 8-4 16- 9 21-15 3rd 25 - 19 25 min. 8-4 16- 8 21-15 Total 75 - 55 1 h. 9 min. これだけの大差は予想していなかったにせよ、 前日の時点である程度は予想できた結果だった。 前日のアメリカ戦も、全くアメリカのデータ通りのバレーをやってしまった。 それが2セットダウンとなって現れた。後半も、大懸と熊前が難しいトスを決めて 勝った部分が大きい。こう書くと怒る人は多いだろうが、 アメリカ相手にあれだけ苦しんで勝って、それで舞い上がっているようで、 韓国に勝とうというのは、土台無理な話である。 上半分を狙うなら、アメリカには勝って当然、ということでなくてはならない。 韓国はサーブでコンスタントに崩すことが望める相手ではない。 だから、攻撃のバリエーションを増やして、ブレークされないようにして ついていくことが必要である。しかし、その観点では、 韓国に同じく完敗したワールドグランプリ以降進歩はなかった。 韓国は、日本戦には絶対の自信を持っているように思われる。 長いラリーの末日本の得点になったり、あるいは日本にシャットされたりして、 場内が黄色い歓声に包まれても、全く浮き足立つ気配はなかった。 (419)第1ラウンド終了 投稿者:ytori  投稿日:11月05日(金)03時14分03秒 今日は5試合ストレート、3-1の試合が1試合のみなので、見る側としては割と楽(^^; 特に、放送順第4試合(=日本戦)の後で空き時間が十分あったのは助かった(^^;; USA - ARG 3 - 0 1st 27 - 25 23 min. 8-6 16-15 19-21 2nd 25 - 22 23 min. 8-6 16-13 21-17 3rd 25 - 17 20 min. 8-5 16-10 21-14 Total 77 - 64 1 h. 6 min. 互いに守備面特にサーブレシーブに弱点があり、 一方で型にはまれば高い攻撃力のあるチームなので、 特に前半は連続得点が非常に多い展開となった。 しかし、この両チームを比べれば、アタック、ブロック、サーブレシーブ、 つなぎといった全ての面で少しずつアメリカが上回る。 それがこのような結果となって現れた。 第2セット中盤以降、アルゼンチンの攻撃がほとんどオープン攻撃ばかりになり、 アメリカのブロックに次々つかまり差が広がっていった。 RUS - ITA 3 - 0 1st 25 - 22 20 min. 8-6 16-14 21-18 2nd 27 - 25 24 min. 8-6 16-11 21-17 3rd 25 - 23 21 min. 8-5 16-15 20-21 Total 77 - 70 1 h. 5 min. いずれのセットも競るのだが、ここ一番というところで決め手の差が出た。 流れがイタリアに傾きそうなところで、 アルタモノワが超インナーの強烈なアタックを立て続けにたたき込み、 チームをストレートでの勝利に導いた。(バボちゃん人形を獲得) この試合、イタリアにベンチワークのミスが2度ほどあり、 結局それが致命傷となった。 第2セット12-9、指示が審判に伝わらず、タイムアウトが認められない。 これで監督がかっとなったのが選手にも伝わり、イタリアにミスが出て、 一時16-11までロシアのリードが広がった。 第3セット22-22からトグットのサービスエース。 しかし、その場面でトグットに代えてベルティーニを入れる。 アルにスパイクを決められると、なぜかトグットを戻した。 意図不明の選手交代。これで流れがロシアに行ってしまった。 この後アルが2連続アタックブレーク得点、勝負を決めた。 (420)富山の状況楽しみにしています。 投稿者:なおき  投稿日:11月06日(土)12時01分04秒 こんにちは。 こちらのページには初めて書き込みさせていただきます「ハチの巣」のあるじ、なおきです。 他会場の模様などレポしていただき、テレビの映らない私としては大変興味深く読ませていただいてます。 今日からはクロアチアにとっては重要な試合が2試合続きます。 また、レポのほう、楽しみにしていますので、宜しくお願いします(^^) (421)ワールドカップバレー第4日(1) 投稿者:ytori  投稿日:11月07日(日)09時43分45秒 書き込みが遅れて、しかも肝心の試合の書き込みがいい加減なものに なってしまい、申し訳ない。 とにかく、ノート(タラちゃんではなく、紙のノート) を会場に忘れるという初めての大失敗をやってしまったので。 なお、新設の会場ということで期待していたけれども、 会場内にISDN公衆電話はないようだ(+_+) CHN - BRA 1 - 3 1st 25 - 23 22 min. 8-7 16-13 20-21 2nd 16 - 25 21 min. 7-8 13-16 14-21 3rd 22 - 25 22 min. 5-8 12-16 17-21 4th 23 - 25 24 min. 7-8 16-15 21-20 Total 86 - 98 1 h. 29 min. これで中国はキューバ・ブラジルに敗れ、 3位以内は非常に難しくなった。 日本は、厳しい現実に直面する可能性が非常に高くなった。 第1セットは、中国が先行するがそのたびにブラジルが追いつくという 展開が続いた。しかし、ブラジルに痛い場面にサーブレシーブの乱れがあり、 25-23で中国。 第2セットは、中盤以降、中国のブロード・時間差・オープンの いずれにもブラジルのブロックがつき、シャットアウトも多く一気に差が開いた。 第3セット前半まで、中国に妙なミスが多かった。しかし、このセット中盤からは 中国のブロックがブラジルの攻撃に合うようになる。 コンセイソンのクイックを2度連続、レイラのライトアタックもシャット。 しかし、このもっとも苦しい場面でレイラが切り、ブラジルが3点差で逃げ切り。 第4セットは二転三転の展開となった。 21-21から、コンセイソンが孫月を襲うサービスエース。 23-22のブラジルリードで、ブラジルに好レシーブが続き、 ついに呉咏梅がフェイントをミス。中国が逆に粘り負け。 24-23から、レイラがライトからアタックを決めて、 3位以内確保に大きな1勝を挙げた。MIPはレイラ。 PER - TUN 3 - 0 1st 25 - 17 18 min. 6-8 16-15 21-15 2nd 25 - 11 15 min. 8-3 16- 6 21- 7 3rd 25 - 15 19 min. 8-5 16- 5 21- 8 Total 75 - 43 52 min. 第1セット、この大会初めてチュニジアがテクニカルタイムアウトをとった。 第1セット中盤まで競り合ったのは、チュニジアのサーブが思ったより 手元で伸びるため、ペルーにサーブレシーブのミスが多発、 つないでもアタックミスで結局失点という場面が続いたためだった。 しかし、ペルーがチュニジアのサーブをきちんと返せるようになると、 ペルーのレシーブとコンビの前にチュニジアに対抗する手段はなし。 第3セット21-8、チュニジアタイムアウトの時間以降、 クロアチア応援団リーダーがリードして、 会場一斉に、チュニジア、チャチャチャ!コールが起きる。 この応援が届いたのか、ペルーが油断したのか、 このセット終了までにチュニジアは4ブレーク含む7点を返した。 なおMIPはマラガだったが、よい速攻を数多く決めた チュワン・レイラという見方が場内大多数で、あれ、という感じだった。 この日は好カードが重なり、裏会場にもかかわらず場内は大盛況。 第1試合は特に、両チームの応援合戦が大いに盛り上がった。 しかし、ブラジルが中高生(主体はバロスのファンだろう)も巻き込み 応援団を編成していたのに対し、中国は留学生と在日の方が主体。 こちらでもブラジルの勝ち。 第3試合も、おなじみの(?)リーダーの方がバーバラファンの中高生を組織し、 クロアチア応援団を編成。キューバ応援の中高生もそれに刺激され、 途中から選手名コールも入った。 第3試合終盤など、ディスクジョッキーさえ入る余地なし。 本当の盛り上がりというのはこういうものであり、 アナウンサーの絶叫やアイドルで作られるものではない、 という見本のような一日。 富山のファンのみなさん、本当に感謝します、そしてよかったね! (422)ワールドカップ第4日(2) 投稿者:ytori  投稿日:11月07日(日)09時48分04秒 CUB - CRO 3 - 1 1st 25 - 20 18 min. - - - 2nd 25 - 19 18 min. - - - 3rd 21 - 25 19 min. - - - 4th 28 - 26 23 min. - - - Total 99 - 90 1 h. 18 min. 第1セットから、クロアチアの各選手はキューバのサーブをきちんと返し、 そのため点差がなかなか開かない展開となった。 しかし、バーバラはエンジンのかかりが遅く、第1セットは肝心の場面で バーバラがブロックされたりアタックミスしたりで差が開いた。 第2セットは、サーブレシーブの乱れもあり、キューバの21点までに大差が付いた。 しかし、第3セットになるとバーバラが爆発。このセット、 バーバラはおよそ15点を得点、2度ブロックされた以外は決定率100%に近かった。 このセットはキューバとの激しい打ち合いになり 終盤まで点差がほとんどつかなかったが、 21-20クロアチアリードからルイザがアタックミス。 これがきっかけでクロアチアが突き離した。 その2 第4セットは、アゲロのサーブにクロアチアがたびたび崩され、 22-17か18まで点差が開き、誰もがこのまま終わるものと思った。 しかし、ここで、クロアチアがベルを相次いでシャット。 さらに、キューバのスパイクが2連続でミス、 何と4(5?)連続ブレークでクロアチアが先行、場内の盛り上がりも最高に。 24-23から、クロアチアのブロックがルイザのスパイクに合うけれども、ブロックアウト。 25-25から、このセット何度も痛い目に遭っているアゲロのサーブ、またエース。 26-26から、ルイザのインナースパイクがレトの正面に。 さわらなければアウトと思われたが避けられず。 そしてその次のプレー、レトにトスが上がったが、 先ほどのレシーブが尾を引いていたか、強打せずフェイント。 これが拾われて、最後はコスタにライトから決められて試合終了。 MIPはキューバのフランシアとなった。 もちろん惜しいという気持ちはある。 しかし、正直なところ、ペルー戦までの内容からすれば間違いなくストレート負け、 全く勝負にならないと思っていたので、やればできる、との思いのほうが大きい。 実は今回は、ぎりぎりまで行くか行かないか迷っていて、 そのために掲示板での通知もできなかった(ごめんなさい)。 富山まで見に行って本当によかったと言えるすばらしいゲームだった。 その3 ペルー戦のときは、サーブレシーブができないとこれだけだめなのだ、と書いたが、 この対戦が引き締まった好ゲームになった要因は、 何と言ってもクロアチアのサーブレシーブに尽きる。 バーバラも第3セット以降爆発していたが、 とにかくサーブがきちんと返らないことには、バーバラが打つこともできない。 ただし、キューバのサーブはこの試合は心なしか弱かったような気がする。 サーブミスは異常なほど少なかった。 キューバは、もともと多少のミスは気にせず 強いサーブをどんどん打ち込むチーム。(必然的にミスは増える) クロアチアとしてはそのほうが怖かったはずである。 むしろクロアチアのほうがサーブで攻めていて、ミスも多かったものの、 第4セット終盤の連続ブレークも、クズマニッチのネットぎりぎりの好サーブが キューバの速攻を封じた結果生まれた。 それにしても、わずか2日でこれだけ試合内容が変わるものか。 試合によって出来不出来の差が大きいというのは、 五輪予選を考えると不安材料である。 その4 前の試合とあまりにも書くことが違うと言われるのももっともだし、 私自身、ことクロアチアチームになると感情的になりすぎてだめだと思う。 しかし、サーブレシーブさえそこそこに返れば、 現時点でもこれだけの試合ができるポテンシャルがあるのだ。 それがわかっていたからこそ、ペルー戦のときはあれだけ怒ったのだと理解してほしい。 初めから弱いと思っていれば、怒りも出てくるはずがない。 奇跡は決して奇跡的には起こらない、という。これは確か金大中韓国大統領の 言葉だったと思うけれども、バレーボールでもまさにそうだと思う。 要は、それだけの力がなければ、奇跡は起こらない、ということ。 クロアチアにはその力はまだない。 しかし、若い選手がさらに成長して、もっとサーブをきちんと返して 速攻やコンビをさらに有効に使えるようになれば、 それが夢でなくなる日が来るかもしれない。 もちろん、この内容なら、今日の中国戦も非常に楽しみである! (423)ワールドカップ第5日(1) 投稿者:ytori  投稿日:11月07日(日)22時12分14秒 BRA - TUN 3 - 0 1st 25 - 10 14 min. 8-5 16- 7 21-10 2nd 25 - 14 15 min. 8-5 16- 8 21-11 3rd 25 - 16 16 min. 8-4 16- 9 21-11 Total 75 - 40 45 min. もともと、大陸選手権にケニアが不出場という事情の中で勝ったチュニジア。 ベテランのスーダニ、若手の大型アタッカーのブリックもけがを抱え (出場は続けている)、さらに苦しい状況に追い込まれた。 ブラジルは第2セット以降、レギュラーのうち残したのはディアスとロドリゲスのみ、 ほとんど控えメンバーで戦った。 CUB - PER 3 - 0 1st 25 - 19 18 min. 8-7 16-13 21-18 2nd 25 - 23 20 min. 8-6 16-14 20-21 3rd 25 - 18 17 min. 8-3 16- 9 21-15 Total 75 - 60 55 min. 基本的には、ペルーの粘り強いバレーの前にキューバが苦戦を強いられた試合。 第2セットは22-20ペルーリードの場面があり、場内も騒然となった。 しかし、ペルーは決め手にあまりにも欠ける。これはどの試合でもそうなのだが、 拾ってつないでもその後無理をしてもったいない失点をする場面も多かった。 また、ペルーは基本的にコンビバレーだが、その割にサーブレシーブが不安定で、 得意のコンビに持ち込めない場面が多い。サーブレシーブのミスが少なくなれば、 攻撃力はなくても相手にとっては非常に嫌らしいチームになるだろうが。 (424)ワールドカップ第5日(2) 投稿者:ytori  投稿日:11月07日(日)22時13分00秒 CHN - CRO 3 - 0 1st 25 - 22 18 min. 4-8 14-16 21-18 2nd 27 - 25 24 min. 7-8 13-16 18-21 3rd 26 - 24 20 min. 8-4 16-14 20-21 Total 78 - 71 1 h. 2 min. 第1セットは16-15クロアチアリードから、孫月のサーブがネットにさわり これで失点した後、サービスエース2本。これで実質的に勝負あった。 第2セット22-18クロアチアリード、中国タイムアウトの後で、 サーブが中国に移動した後王麗那のノータッチエース。 ここからバーバラ、レトが相次いでシャットされ、同点。 ここでやっとバーバラで切ったが、中国に行った流れは戻らず、 最後は王麗那のアタックで27-25。 第3セットも第2セットのショックを引きずり、レトもバーバラもほとんど決まらず 9-4中国リードとなる。しかし、14-10からバーバラのサーブで崩し4連続ブレーク、 これでそれまで2セット同様接戦となる。 このセット、クロアチアの18点目から24点目まで、 ブロック1本を除き全てバーバラのアタック。 この間、クズマニッチの速攻を1本でいいから入れてほしかった。 バーバラしかないと思っている相手に、ほかにもあるのでは、 と思われればそれで十分なのだ。 バーバラに頼る限り、やはりいつか止められるかミスして終わる。 結局それは、リヒテンシュタインの力になっていないということ。 このセットの最後は、王麗那のサーブがネットイン、 コースが変わってレシーブできなかったのだが。 なお、おそらく大会初めて、敗戦チームからMIPが選出された。 (当然バーバラ) これが実力なのだ、という以外に言いようがない。 肝心の所で完璧なバレーをした中国と、 一つのミスから傷口を広げたクロアチア。 1ポイントのブレークは仕方がない。その次で確実に切らなければならないのだ。 技術的な観点から言えば、結局は中国をサーブで崩せなかったことであろう。 得意のコンビバレーに持ち込まれる限りは、付け入る余地はほとんどない。 ストレートながら、お互いの持ち味が出て内容は非常に濃い試合だった。 それだけにあまりにも悔しい。 しかしある意味では、このような戦いは望んでいたものでもある。 繰り返すが、この大会は、クロアチアにとって結果の必要な大会ではない。 勝った試合より、負けた試合のほうが得るものはずっと大きいという。 競り合って負けたのならなおさらのことである。 本当の勝負、五輪大陸予選あるいは最終予選の舞台で それが生きてくることが、クロアチアにとってもっとも望ましいのである。 もちろん、この2試合の内容自体は、この大会の後半、 あるいはシドニー五輪予選に向けて十分手応えのあるものである。 最初3試合、かなりおかしなチーム状態でスタートしたが、 その立て直しはできていた。 なお、試合が終わって駅の待合室に直行したら、日本対ロシア戦の放送中、 1ポイントごとに歓声とため息が上がった。 (425)ytoriさんも富山行ったのですね 投稿者:蜂雄  投稿日:11月08日(月)09時14分13秒 おはようございます、蜂雄です。 我々も、富山に行ってクロアチアの応援をしてきました。 昨晩の夜行バスで帰り、会社直行です。 ytoriさんの書きこみの通り、惜しい内容でしたが 選手達はよく頑張りましたよ。昨日はかなり気合入っていたのでその分 さすがにショックが大きかったようですが・・・ でも、聞くところによると、選手達も応援うれしかったようです。 本当に富山の観客の方はマナーもよく、ノリも最高で大変盛りあがった大会になりました。 こういった試合を全国放映して欲しい、国際試合の盛り上がりとはこういうものだ! と言うのを見てほしかった。 最後に、富山でクロアチアの応援をしてくれた皆さん、会場に詰め掛けてくれた方々に この場を借りて感謝いたします。 これで、ytoriさんにはばれてしまったか・・・ (426)私も富山へ行ってました 投稿者:みょー  投稿日:11月08日(月)14時19分09秒 昨夜の「北陸」で帰り、会社直行です(笑)。 いやー、この2日間のクロアチアは良かったですね。 マリアも、ナターシャも、スラヴィも地味に巧いし。 あれでお父さんがタイムを決断するのがもう少し早ければどっちの試合も勝ててたんじゃないか… と思います。 昨日は席の周りをほとんど中国ファンに囲まれていましたが、全力でクロアチアに声援を送りました。 次に生バーバラを見られるのは4年後(たぶん)なんですね…。 (427)Re: 富山 投稿者:ytori  投稿日:11月08日(月)17時32分21秒 アリーナJブロック(入口と対角線側)の3,4列目、ネットに比較的近いあたりで、 クロアチアが得点するごとに「よっしゃー!」と叫んでいた方を見かけたのですが、 あれはこの掲示板に書き込みなさっているどなたかなのでしょうか? 私は通路をはさんで反対側でメモを取りながら、 これではやはりダメだろうとため息をついていました。 さて、初日にノートを会場に忘れてしまったのですが、 出てきたのは2日目も遅くなってから。第1試合開始前はパニック状態だった。 それでも最後には出てきてよかった。なくなったものを嘆いても仕方がない、 とにかく不眠不休で見直すしかないと覚悟していたので。 いい試合ができることと、試合に勝つことには、途方もなく大きな差がある。 それは、昨年の全日本男子の試合を見た人ならみんな知っているはずのこと。 クロアチアがその差を埋めるためには、改善しなければいけないことは山ほどある。 サーブレシーブであり、攻撃の幅であり、センター1枚とライトの戦力であり、・・・ それは結局夢のまま終わるような気もする。 しかし、このクロアチアチームは今シーズンスタートしたばかり。 ここで下手に勝つよりも、世界の壁を経験するほうが、 長い目で見ればプラスになるはずだ。 ここまで2勝3敗は予定通りで、何も悪いことがあったわけではない。試合内容は期待した以上だ。 選手には気分を切り替えて、次の日本戦に臨んでほしい。 (428)ロベルト&ディノ 投稿者:蜂雄  投稿日:11月08日(月)21時20分04秒 ytoriさんこんばんは、チュニジアコールの震源地です。 クロアチア私設応援団を兼ねる、漢蜂のロベルト&ディノ蜂雄Bros.でございます。 何度か会場では存在を確認し合っていますが、きちんと挨拶するのは これが初めてかと思います。 戦闘服に身を包む前にもかかわらず、チュニジアコールのでどころを我々だと言い当てられて 正直ビックリしております。 この2日間、バーバラ率いるクロアチアチームは持てる力を出しきって戦い抜き、 諦めなどかけらも見せなかった姿には感動と今後の飛躍を感じさせてくれました。 今後のクロアチアに期待してみましょう!! 最後に、 我々のまだまだ手探りの応援に声を合わせ、力を貸してくれた富山の皆さん&よい子ちゃん達 本当にありがとう!! (429)はい私です 投稿者:みょー  投稿日:11月09日(火)09時32分17秒 あれ、横にいらしたのは ytoriさんでしたか。 なんか山形の時と印象が違うような……(髪型変えられました?)。 私は ytoriさんの独り言を聞いて、随分ペシミスティックなクロアチアファンがいるなあ(笑) とか思ってたのですが……。でも今考えるとおっしゃる通り、勝利からは遠い善戦だったような 気もします。 これでお顔は完全認識しましたので、今度お会いしたらご挨拶しますね。 (430)ニアミス再び 投稿者:ytori  投稿日:11月09日(火)20時06分50秒 私信モードですみません(^^;; 夏の日露対抗のときは極端に髪が伸びていて、 (揚げ足取りですみませんが、このときは宮城の田尻町です) 2週間ほど前に思い切り短く切った(ただし丸刈りにしたわけではない) ので、印象が違うように思われたのかもしれません。 >随分ペシミスティックなクロアチアファンがいるなあ(笑)とか思ってたのですが はははは・・・(^^;; 私の場合、緊張感が高まってくればくるほどそういう雰囲気になってしまうのです。(^^; こちらこそ、お顔ははっきりと記憶しましたので、 今度お会いしたらきちんとご挨拶したいと思います。 (431)前半戦・各チームの印象 投稿者:ytori  投稿日:11月09日(火)20時08分09秒 キューバ 五輪出場権当確一番乗り。 さすがに破壊力は抜群である。サーブレシーブに弱点は見えるような気がするが、 それでも肝心の所はきちんとしめる。要は、それだけの余力を持って戦っている。 ロシア こちらの破壊力も驚異。集中していれば防げたはずの失セットが多いのは気になるが、 ロシアは四強との直接対決が最後の3連戦。 おそらくチーム状態としてはまだ6,7割といったところではないか。 ブラジル 昨シーズンまでのような複雑なコンビネーションはあまり見られないけれども、 安定した戦いぶりである。 韓国 アジア選手権以来、いいらしいということは聞いていたが、 噂通り、勝てる相手には完璧な試合をしている。 気がかりなのはアメリカ相手にフルセットまでもつれたこと。 内容はともかく(この試合はまだ見ていない)、 韓国のような小型で粘りが持ち味のチームは、 勝てる相手には楽に勝たないと絶対に体力切れを起こす。 中国 孫月がフル出場できない。前衛では殷茵との交代が多い。 韓国以下の相手ならそれでも何とかなるけれども、四強が相手ではやはり苦しい。 日本 イタリアをフルセットで下したのは健闘といえるのでは。 しかし、内容としては、板橋セッター、大貫対角という布陣以外、 特に目新しいものは見あたらない。フルセット勝ち2試合は、 大懸と熊前の両エースの奮闘によるところが大きいという印象で、 果たしてこれがいつまで続くか。 イタリア 予想外の低迷。最大の原因は、10/24まで国内リーグでほぼ全員 各チームに散らばっていて、合わせる時間がおよそ1週間という、 強行日程にあるだろう。 このあたりの事情はクロアチアも同様だが、クロアチアが救われたのは、 前半5試合はどのみち勝てる相手とどのみち勝てない相手しかなかったこと。 イタリアは、韓国・日本と、本来の力でないと勝てない相手が前半に2試合もあった。 また、クロアチアならバーバラに上げておけばある程度何とかなるが、 イタリアにはそのようなエースはいない。 クロアチア 最初の3連戦はサーブレシーブが目も当てられない状況でどうなることかと思ったが、 富山の2試合でかなり修正されてきた。選手の気持ちの切り替えさえできていれば、 十分巻き返しは可能である。 アメリカ BCV杯の頃に比べると、かなりチームらしくなってきた。フルセット2試合を いずれも最終セット2点差で落としたのは、やはり経験の浅さ、 勝負所がわかっていないことの表れだろう。 ペルー 思ったよりよく拾う、粘りのあるチームにはなっている。 しかしサーブレシーブのミス、粘っても無理なプレーでもったいない失点が多い。 チュワンの対角のセンターがもう少し力がほしい。 アルゼンチン サイドアタッカーには思ったよりパワーがある。 サーブレシーブからつなぎの悪さを何とかしないと。 チュニジア スパイクやサーブが決まったらもっと喜んでいいんだよ! このチームに25点ラリーポイントはかえって酷かもしれない。 (15ブレーク以上食らっているセットは相当数ある) (432)Brasil vs Argentina 投稿者:ytori  投稿日:11月10日(水)15時47分54秒 BRA - ARG 3 - 0 1st 25 - 22 19 min. 8-5 16-14 21-17 2nd 25 - 18 18 min. 8-4 16- 8 21-12 3rd 25 - 17 18 min. 8-4 16- 8 21-15 Total 75 - 57 55 min. ブラジルは全体的には今ひとつの内容だったけれども、 点をやってはいけない場面では必ずしめるあたりはさすがである。 さて、試合内容であまりコメントが思いつかないので、 アルゼンチンチームについて少し書く。 このチームは、女子では通常3人制のサーブレシーブのところ2人制、 スパイクレシーブも全体的に前加減で守っているという。 一言でいうと、男子バレーに近い守備のフォーメーションである。 これは各選手の個人能力がよほど高くないとできない。 監督がイタリアセリエAのクラブチームの監督を歴任、 選手もイタリアリーグで活躍する選手が多いこともあり、 バレースタイルもイタリアに非常に似ている。 しかし、個々の能力ということではイタリアを上回ると見る。 このチームは、所属チームとの折り合い、あるいはアルゼンチンバレー協会の 財政事情などにより、来日したのは何と開幕前日。 そのためチームプレーでのミスが多く、 また特にセンター線が思うような動きができていない。 しかし、経験を積めば、恐ろしいチームになる可能性がある。 将来最も期待される選手が2番のコスタグランデ。 187cmの大型のアタッカーで高さもパワーもある。 南米大陸のシモーナ・リニエーリといったところか(顔も似ている)。 (433)Cuba vs Korea 投稿者:ytori  投稿日:11月10日(水)18時00分52秒 CUB - KOR 3 - 1 1st 19 - 25 18 min. 8-6 13-16 15-21 2nd 35 - 33 28 min. 8-6 14-16 21-19 3rd 25 - 19 19 min. 8-6 16-11 21-15 4th 25 - 15 19 min. 8-2 16-10 21-14 Total 104 - 92 1 h. 24 min. 第1セットは、チャン・ソヨンのサーブでキューバを崩し、 またスピードとコンビネーションでキューバの守備を翻弄し、韓国がとる。 第2セットも中盤にチャン・ソヨンのサーブ順で逆転、一時3点韓国リード。 19-18韓国リードからキューバの3連続ブレークのときに、 韓国のタイムアウトが1ポイント遅かった。 23-22キューバリードから、パク・ミキョンのライトスパイク、 ルイザのスパイクミスで2連続ブレーク、韓国が先行。 しかしキューバもフランシアのクイックで切り、デュースに突入。 25-25からキューバがアゲロのサーブで崩し先行。 韓国は29-29からベルを拾い、パク・ミキョンが決めて再び先行。 31-30から、キューバのスパイクを拾いク・ミンジョンまでつなぐが、ブロックされる。 この場面で、チャン・ユンヒが右足を捻挫したらしい。 32-31の場面、キューバのサーブレシーブが大きく乱れるが、アゲロがライトから決める。 直後にコスタのライト攻撃で、キューバが先行。 34-33から、再びコスタのライトからのスパイクがブロックをはじき、 この大会最長のセットをものにした。 第3セット以降、チャン・ユンヒの打数はめっきり減り、 次第に韓国らしからぬミスが出てくるようになる。 第4セット15-10、フェルナンデスの怪力スパイクをチャン・ユンヒが顔面に受け、 脳震盪でチョン・ソンヘと交代。韓国はついに立て直しがきかず、一方的展開となった。 チャン・ユンヒのけががなければ、もう少し粘れたかもしれない。 しかし、やはり韓国の限界はこのあたりにあるような気がする。 世界トップのチームとなれば、序盤はスピードとコンビに対応できなくても、 試合中に修正できてしまう。 それにしても、不安なのはチャン・ユンヒのけがの状況である。 (434)China vs USA 投稿者:ytori  投稿日:11月10日(水)20時12分34秒 CHN - USA 3 - 0 1st 29 - 27 23 min. 8-6 16-14 21-19 2nd 25 - 23 23 min. 8-5 16-15 21-19 3rd 25 - 18 19 min. 8-7 16-13 21-16 Total 79 - 68 1 h. 5 min. アメリカのブロックとサーブに中国は予想以上の苦戦を強いられた。 中国の胡進監督は、第2セットのタイムアウトの際、今までにない厳しい表情を見せた。 もちろん、クロアチアとアメリカではチーム構成が全く違うけれども、 試合の流れとしては、先のクロアチアと中国の試合と 似たようなものに感じられた。アメリカは中国を苦しめながら、 1つの凡ミスからセットを落としている。 中国はスピードとテクニックにかけては世界でもトップにある。 また、相手に点をやってはいけないところで必ず得点する、 相手のミスに乗じて得点するなど、勝負勘も鋭い。 しかし、それを武器にぎりぎりでセットをとっているようでは、 同じ四強が相手では勝てない。 四強直接対決はロシア戦を残すのみだが、やはり難しいだろう。 (435)ヒールに仕立てられたバーバラ 投稿者:蜂雄  投稿日:11月10日(水)23時59分40秒 こんばんは,、蜂雄です。 バーバラが日本で戦ってきた5年間は何だったんだ!!と言いたくなるような 日本偏重の放送。Vリーグでの貢献度は何処に? 少しでもバーバラを応援するコメントをいれるのが普通じゃないのか? あまりに、アンフェア−な放送だったので、 思いっきりテレビの前でクロアチアの応援をしてしまいました。 バーバラの調子が良くない上にこんな試合環境じゃあまりにかわいそうに思ってしまった。 もうこんな環境下でクロアチアの試合をやらせたくない。 クロアチアの応援に身を投じる意志をかためる一戦でした。 それにしても、レトは良くなったね。バーバラの調子が?だったので、 レトが要所で流れを切ってくれて結構助かった面があった。 レトって去年は金髪にしてたけど、今年は真っ黒に戻して少しふけてしまったように見えるのは 気のせいだろうか。鼻が低いシドレンコってイメージなんだけど・・・ (436)李月明、孫月、ラーメ、ペレス、イエリッチのファンの人! 投稿者:t.e  投稿日:11月11日(木)01時41分44秒  はじめまして。  東京都内在住のt.eと申します(25歳、男性)。    バレーボールを見始めたのは1990年のワールドトップ4からです。  ファン暦としてはそう長くないかもしれません。  当時、好きだった選手は中国の李月明選手、ドイツのラーメ選手、ペルーのペレス選手、 デビュー間もないアルタモノワ選手などです。特に中国の李月明選手が好きでした。  時は流れ、今は中国の孫月選手、クロアチアのイエリッチ選手、 ロシアのアルタモノワ選手、イタリアのカッチャトーリ選手、 ポーランドのレチコ選手をを応援しています。  こんな僕ですがよろしければメール交換しましょう。  >蜂雄さん   僕もそう思いました。   日本のホームなのである程度はしかたないかもしれませんが、   バーバラファンの自分は複雑な心境でした。 (437)Croatia vs Japan 投稿者:ytori  投稿日:11月11日(木)02時39分48秒 CRO - JPN 1 - 3 1st 25 - 27 25 min. 8-2 16-11 21-17 2nd 19 - 25 23 min. 4-8 11-16 16-21 3rd 36 - 34 33 min. 3-8 12-16 18-21 4th 22 - 25 24 min. 8-5 13-16 19-21 Total 102 - 111 1 h. 35 min. いくら何でもクロアチアがここまで弱いとは思わなかった。 さすがに、この負け方は許せない。 技術的な問題もともかくとして、勝負というものが全くわかっていない。 ラリーポイントで20-13リードからセットを落とす。これ以外の説明は不要だろう。 ミスしてほしい、と相手が一番思っているところでミスをするのだから、信じられない。 第2セット終わったときには、さすがに怒りを抑えきれなくて、 おまえら、クロアチアに帰れ!!とテレビの前で叫んだ。 会場にいてもおそらく"Go Home!!"と怒鳴っただろう。 これで今大会上位進出の望みはなくなった。 選手が目標を見失うという可能性も大いにある。 それだけに、順位ではなく、内容が問題となる。目先の勝ち星は意味がない。 バーバラ一人に頼るのでは、世界で勝負にならないことがはっきりしたのだから、 使えるときには、センターの速攻、コンビを増やさなければならない。 それも、相手が強いときほど、勝負所ほどそうしなければならない。 そしてサーブレシーブを常にきっちり返すこと。 この大会を、組織力で戦えるチームを作る第一歩にするのだ、 そのような明確な意識を持って戦わなければならない。 しかし、これまでの試合を見る限り、この意見に聞く耳持っているとは思えないが。 このチームではシドニー五輪出場も無理だろう。 果たして旧ソ連から帰化のベテランを復帰させるのかどうか。 復帰させようとして、選手が応じるかどうか。 そのあたりのトラブルでチームがばらばらになることも、大いにあり得る。 (前回五輪に出場できなかったのも、監督と選手との対立で 最終予選にバーバラとキリロワ以外の主力が全員来日しなかったことが要因) もとをただせば、ワールドカップ直前、五輪大陸予選もあと1年を切った時点で、 いきなり若手に切り替えることが間違いのもとだ。 アトランタ五輪の出場権を逃した直後から、それはやっていなくてはならないことで、 若い選手を育てるための時間もこれまでいくらでもあったはずなのだ。 よしんばクロアチアがシドニー五輪に出場できたとしても、 このあたりの責任は断固として追及されなければならない。 (438)クロアチアチームほか 投稿者:ytori  投稿日:11月11日(木)05時28分09秒 t.eさん、はじめまして。こちらこそよろしくお願いします。 私より6年も先輩だ(^^; えらそうに掲示板に出没したりページを作ったりしていますが、 李月明もラーメも全く見たことがないという、とんでもない新参者なのです(^^;;; ワールドカップ期間中はとにかく観戦のほうが大変なので、 メール交換のほうは時間的に余裕ができたら(あと、頭を冷やしてから) 日本戦の放送の内容は全く覚えていません。それくらい、切れていました。 正直なところ、中国戦も切れる寸前だったのです。 それを2日間何とかおさえて、日本戦を迎えて、 それであの第1セットを見せられて、完全に堪忍袋の緒が切れました。 足し算間違えています>下の書き込み 今でもそれほど切れている状態。 私の見る限り、バーバラの調子そのものはそれほど悪いとは感じられなかった。 力任せに打ってシャットされる、無理に打ってミスする、 バーバラの悪いところがこの試合でも肝心の所で出ただけ。 エースでキャプテンなら、ここ一番というところほど冷静にプレーをしなければならないのに、 昨日のプレーでは失格。 国際大会に出てもう5年以上になるのだから、もう少し精神的に成長していてほしかった。 シドニー五輪予選のことを考えれば、欧州大陸予選で決められればともかく、 そうでなければ否応なしにこの環境でやらざるを得ない。 アウェーは最初からわかっていることなのだから、理由にならない。 昨年より一つだけよくなったといえば、蜂雄さんご指摘の通り、レトがよくなったこと。 (昨年は打数自体ほとんどなかった) だからなおさら、クロアチアのこれまでの戦い方は許せない。 (439)おいおい、クロアチア... 投稿者:T.w  投稿日:11月11日(木)13時50分48秒 ytori さん、こんにちは。実に久しぶりの書き込みになります。 昨日のあまりのショックで書き込まざるを得ない気持ちになってやってきました。 私は別にイエリッチのファンとか、クロアチアのファンとかそういうことではないですけども いい試合を見せてもらいたい、大会全体(広い意味で)を盛り上げて欲しいという意味で、 クロアチアには頑張ってもらいたいと思っていたし、これまでの数試合を見ていて、確かに ベテラン勢が抜けて、穴が多くはなったけれども、レト・クズマニッチと役者はそろってきたと 確信していたのですが...2人にトスを振って、 イエリッチを活かすトス回しができれば、確実に日本には勝つだろうと。 あれだけ日本がイエリッチ一人にマークを絞ってくるとわかっていて、どうしてああいうトス回しを するのか? 特に第1セット...まさかそんなことをしてくるほど馬鹿じゃないだろうと思っていたら ほんとにやってきた...ほとほと呆れました。 レシーブの穴とかスパイクミス連発とかを日本につかれて負けるならともかく、 そうではなくて、トス回しで自チームの首を絞めるような形で自滅するような負け方、 点数的にいくら競っていても、見ていて全然興奮するような試合ではありませんでした。 韓国が今日明日と中国・ブラジルと死闘を演じて、 そのあとのクロアチア戦では足下をすくわれることもあり得る という予想を立てていたのですが、あれでは韓国には歯が立ちそうもないですね。 だからどうということもないのですが、とにかく見ていて歯がゆいのは ストレスがたまります。何とかしてください、クロアチア! http://village.infoweb.ne.jp/~fwga2984/index1.html (440)ワールドカップ第6日第56試合(CS放送順) 投稿者:ytori  投稿日:11月11日(木)20時48分23秒 本日は、前日の残り2試合の補充から。 クロアチア戦で完全に集中力が切れたのでぼけぼけの状態でしたが・・・ RUS - PER 3 - 0 1st 25 - 19 18 min. 7-8 16-15 21-17 2nd 25 - 17 17 min. 8-5 16-11 21-14 3rd 25 - 21 19 min. 8-5 16-11 21-17 Total 75 - 57 54 min. ペルーは相変わらず粘ることは粘るけれども、 サーブレシーブが乱れたりラリー中で二段トスになると、 ロシアの高さの前に何とも手の打ちようがなくなってしまう。 この日はゴディナの調子がかなり悪く、 シャットされたり、スパイクミスやサーブミスも多かった。 それでもこんなものである。 なお、MIPはリューバが2度目の獲得。 第3セット、控えセッターの16番セーニコワが先発。しかもバシレフスカヤもコートの中。 ロシア、ツーセッター???と思ったら、 どうやら監督が選手の番号(6と16)を書き間違えたらしく、 すぐにゴディナと交代。監督生活20年(以上?)の大御所にして、 こういうミスもあるものだ。これも余裕の現れか。秋の珍事であった。 ITA - TUN 3 - 0 1st 25 - 11 16 min. 8-4 16- 8 21- 9 2nd 25 - 13 17 min. 4-8 16- 9 21-11 3rd 25 - 3 13 min. 8-0 16- 1 21- 2 Total 75 - 27 46 min. 第2セット序盤は、レベアイのサーブが思ったより強く、 しかもイタリアに気の抜けたミスが続いたため チュニジアが何と3連続ブレーク、よもやのスコアでTTOを迎えた。 イタリアはさすがにこれで目を覚まし、直後に6連続ブレークですぐに逆転した。 第3セット、開始直後からイタリアが13連続得点(12ブレーク)。 ラフラフィのスパイクがネットに当たりぽとりと落ち、 幸運な当たりでようやくチュニジア1点。その後も6連続ブレーク、 3連続ブレーク、最後はチュニジアのサーブミスで25点目。 チュニジア相手となるとどのチームもサーブで前後に揺さぶったり ネットぎりぎりを狙ったりというテストをするのだが、 (そのためサーブミスが意外と増える) イタリアは第3セットに入ってもその気配なし。 それでもチュニジアは速攻の打てるアタッカーもいないから、 サーブが甘くても、単調な攻撃を止めるか拾って打ち返せば簡単にブレークできる。 25-3というのはこんなセットだった。 (441)ワールドカップ第7日・金沢(1) 投稿者:ytori  投稿日:11月11日(木)20時56分43秒 昨日のクロアチア戦以来、疲れが一気に出てしまい、 今日は早く終わったキューバ戦の後中韓戦の直前まで寝ていて、 ドラフトが出るのも遅れて申し訳ないですが・・・ BRA - USA 3 - 1 1st 25 - 19 21 min. 6-8 15-16 21-17 2nd 20 - 25 21 min. 8-7 16-15 19-21 3rd 25 - 15 19 min. 8-4 16- 5 21-12 4th 25 - 14 20 min. 8-4 16- 7 21-11 Total 95 - 73 1 h. 21 min. 第1セットは、中盤まで競り合いとなる。しかし、17-16ブラジルリードから、 アメリカがサイン違いで失点。この後、ソウザのサービスエースを立て続けに食らい、 ブラジルがエース3本含む5連続ブレーク、第1セットを奪った。 終盤のミスでセットを落とすパターンが続いたアメリカだが、 第2セットも中盤まで競り合い、そして19-18ブラジルリードから ハーリーのサーブで崩してブロックで仕留めたところから、 ブラジルがスパイクミスやコンビミスが次々出て、ようやくセットをとった。 しかし、第3セットは、前半アメリカにスパイクミスや反則が次々出て、 9-5ブラジルリードからブラジルが7連続ブレーク、大差が付く。 第4セットも、序盤にアメリカの攻撃がブラジルのブロックにつかまり、 それ以降もコインブラの剛速球サービスエース、アメリカのミスなどで 一方的な展開となった。 (コインブラのジャンプサーブは、アゲロ、イエリッチと並ぶすさまじい威力だ) CUB - ARG 3 - 0 1st 25 - 14 18 min. 8-6 16-11 21-13 2nd 25 - 18 17 min. 8-4 16-12 21-16 3rd 25 - 14 18 min. 8-4 16- 7 21-11 Total 75 - 46 53 min. キューバとアルゼンチンでは攻撃の威力も違うし、 アルゼンチンにはそれほど複雑な攻撃があるわけではないので、 キューバのブロックもすぐに対応できてしまう。 アジアのバレーのような精度の高さということではないけれども、 キューバのセッターのパス力もすごいと改めて認識した。 コートの反対側まででも、アタッカーが打ちやすいトスを楽々と上げる。 (442)China vs Korea 投稿者:ytori  投稿日:11月11日(木)20時59分39秒 CHN - KOR 3 - 1 1st 25 - 23 21 min. 8-6 16-15 20-21 2nd 25 - 22 22 min. 8-5 14-16 21-18 3rd 16 - 25 20 min. 6-8 11-16 11-21 4th 25 - 17 20 min. 7-8 16-12 21-17 Total 91 - 87 1 h. 23 min. 第1セットは終盤まで接戦が続いた。21-21から、韓国のサーブレシーブが乱れ、 センターから無理に打ったところシャット。 さらに、パク・スジョンのブロードがミスとなり、中国2点リード。 韓国はパク・ミキョンのスパイクで23-23の同点とする。 しかし、24-23から、韓国のサーブレシーブがまた乱れ、 最後王麗那のフェイントで決められた。 韓国は終盤、サーブレシーブの乱れから痛い失点が2度あった。 第2セットは、序盤孫月のスパイクなどで中国が先行。 韓国は次第に呉咏梅を拾うようになり、 呉咏梅をシャット、呉咏梅のスパイクミス、王麗那もシャットでいったんはリード。 しかし、またも孫月のスパイクとフェイントで中国が逆転。 第3セットは、中国のサーブが弱くなったところ韓国が自在にコンビバレーを展開、 一方中国はセンター線が思うように使えず、中盤以降大差が開いた。 第4セットも序盤は競り合い。ここから中国を生き返らせたのは、 孫月の気迫のサービスエース2本。この後、邱愛華のサーブでも韓国を乱し4連続ブレーク、 最後は孫月のサーブ順でまたエース、一気にラッシュをかけ、 最後は邱愛華のライト攻撃でセットをものにした。 MIPはセッターの諸韻頴だったが、今日の孫月の気迫はすさまじいものがあった。 どこかのチームのエースキャプテンにも、 今日の孫月の10分の1でいいから気迫を見せてほしい、 そうすればチームがあれほど簡単に崩れることはないはずだ。 (443)チーム作りの決定的失敗 投稿者:ytori  投稿日:11月11日(木)23時14分13秒 T.wさん、本当にお久しぶりです。 さすがにバレーの経験があるだけに、なぜあのようなばかげた事態が起きるのか という説明にちゃんとなっていますね。私は怒ってばかり。 トス回しの観点では、リヒテンシュタインの頭の中身が全くセッターになっていないこと、 柔軟な考え方というか応用ができないこと、 (これは大貫セッターにも指摘されたことである)これが問題だと思う。 技術がないわけではない。チュニジア戦ではできていたのだから。 しかし、今のメンバーで続けてよくなるという望みは、昨日限り捨てた。 これは、チーム作りの決定的な失敗、その方法が根本的に間違っているということだ。 今やるべきことは、スタッフの責任を徹底追及し、チームの抜本的改造に取りかかること。 そのためにシドニー五輪を捨てるのなら、仕方がない。 そもそもまともな国なら、アトランタ五輪出場を逃した時点でスタッフは全員更迭のはずだ。 実力的には当然出場できたはずの五輪を逃し、 これまで3年間、選手育成という観点では全く無為に過ごしてきた、 その責任者がなぜ安穏としていられるのか。 その責任を問わないできたことが、このような結果につながっている。 昨日の試合は、思い出すだけではらわたが煮えくり返る。 あのチームは二度と見たくないし、バーバラをあんなチームでこれ以上やらせたくない。 (444)ワールドカップ第7日・宮城 投稿者:ytori  投稿日:11月12日(金)04時23分45秒 RUS - TUN 3 - 0 1st 25 - 13 17 min. 8-1 16- 8 21-12 2nd 25 - 18 20 min. 8-5 16-12 21-16 3rd 25 - 12 16 min. 8-2 16-11 21-11 Total 75 - 43 53 min. これまでも全開でない試合の多かったロシアだが、 この試合は2割か3割くらいの力しか出していないという感じ。 そもそも、MIPにチュニジアのスーダニが選出されたことからして、 ロシアの動きの鈍さがわかる。(敗戦チームからの選出は、おそらく大会2度目) 一方、前日25-3という悲惨きわまりないセットのとられ方をしたチュニジアは、 この試合は見違えるほど動きがよくなっていた。 ロシアのスパイクをシャットしたり、拾ってラリーが続いたりする場面も多かった。 第2セットの18点は、この大会チュニジアの1セット最多得点、総得点43も最多タイである。 第3セット、ロシアにちぐはぐなプレーが続き、バシレフスカヤがセーニコワと交代。 下げられていた間、バシレフスカヤが涙を流していた。 23-11リードとなった場面で、監督はバシレフスカヤを戻した。 思わぬドラマのあった試合だった。 さて、今日(日付が変わっている)チュニジアは全日本との対戦だが、 チュニジアのサーブは甘く見てはいけない。この試合、サービスエースは実に6本。 ロシアの失点の多くは、サーブレシーブの乱れに起因する。 ITA - CRO 3 - 1 1st 25 - 23 21 min. 8-3 16-12 21-17 2nd 25 - 19 19 min. 6-8 16-13 21-17 3rd 18 - 25 19 min. 6-8 10-16 16-21 4th 25 - 23 21 min. 8-6 16-12 21-17 Total 93 - 90 1 h. 20 min. クロアチアは、中盤までに、サーブミス、サーブレシーブのミス、 スパイクミス、ラリー中の反則など、つまらないミスを積み重ね、 それで逆転不可能な差をつけられた。終盤に追い上げようとしても、無理がある。 見るのもうんざりするいつものパターンである。 大方サーブカットは短すぎるか長すぎるかどちらか。 そうなるとリヒテンシュタインもアンダーでしか上げられないし、すぐに反則をする。 前日はそれほど調子が悪いとは思われなかったバーバラだが、 この試合では、前日の無駄遣いのせいもあり、 特に第2セット以降は見るからにジャンプ力が落ちていた。 第2セットは、バーバラのスパイクは8点目以降わずか1本しか決まっていない。 第3セットに入っても、序盤で立て続けにシャットされた。 このセットから、レトも下がっており、リビチッチが入っていた。 (リビチッチはこの試合までセッター対角で先発が多かったが、 このポジションはこの試合シスコビッチが入った。 レトの決定率はこの試合極めて高かった。この交代の真意は定かではない。) とにかく、クズマニッチの速攻か、若い選手を使わなければならない という状況に追い込まれたわけである。 その中で、シスコビッチ、リビチッチ、クズマニッチと、とにかく1本ずつスパイクを 決めたことで、少しずつ流れがクロアチアに傾いた。 決まらなかったが、ブレークチャンスでクズマニッチの速攻を使う場面もあった。 (これまでなら、絶対にバーバラに持ってきている) 連敗で上位進出の望みはなくなり、ようやく、順位はどうでもよい、 この先につながる試合をしなくてはならないと、気持ちが吹っ切れたのだろうか。 前日の日本戦第1試合で、これができていれば、という思いはあるが、 もうどうでもよいことだ。もう怒りたくもない。 とにかく今は、大会の後、クロアチア協会が何らかのアクションをとることを期待している。 あり得ないこととは思うが。 (445)Brasil vs Korea 投稿者:ytori  投稿日:11月12日(金)15時34分13秒 BRA - KOR 3 - 0 1st 25 - 21 25 min. 7-8 16-15 21-17 2nd 25 - 23 25 min. 8-3 16-11 21-19 3rd 25 - 12 18 min. 8-5 16- 7 21-10 Total 75 - 56 1 h. 8 min. 先ほど、マシンが不安定になったため無念の(?)再起動。 試合の合間を縫って、できる限り短時間で投稿するため、 掲示板のウィンドウは開いたまま、原稿ができたら電話線をつないで即投稿。 私のノートマシンは、富山から帰ってきて最初に電源を入れて以来、 一度も電源を切っていないし再起動もしていなかったと思う。 第1セットは序盤から長いラリーが続く熱戦となった。 しかし、長いラリーが多いことは、すなわち韓国の速い攻撃に ブラジルのブロックがついていきレシーバーもよく拾っていることだった。 次第に決め手を失った韓国は、第1セット終盤にスパイクミスを連発。 ブラジルがこのセットを奪った。 第2セット序盤も第1セットの流れのまま、韓国の攻撃は決まらず、 逆にブラジルの強打で打ち返され、韓国にミスも出てブラジルが先行。 このセット中盤、ク・ミンジョンに代わり19歳のイ・ユンフイが入る。 そのイ・ユンフイが流れを変えた。外に打ちタッチアウトをとる努力が効を奏し、 ブラジルにスパイクミスが出たこともあり、 次第に韓国が追い上げ、イ・ユンフイのスパイクで22-22とついに同点。 しかし、24-23から、ここまで何度も乱されているアナモーゼのサーブ順で またしてもサーブレシーブが乱れ、チャンスボールをディアスに決められた。 第3セットは、5-5までは点数が離れなかったけれども、 ここでまたしてもモーゼのサーブで崩され、 一方的なブラジルペースになってしまった。MIPはレイラ・バロス。 守りといえば韓国の専売特許のように言われるが、 この試合については守備面でもブラジルが上回った。 韓国のスピードとコンビネーションに振り回されることが全くなかった。 韓国がやらなくてはならないことを、全部ブラジルにやられてしまった。 今日のブラジルは完璧に近い内容で、これではとても全日本の歯が立つ相手ではないと見る。 (446)お怒りはごもっともだが・・・ 投稿者:蜂雄  投稿日:11月12日(金)17時52分48秒 こんにちは、蜂雄です。 今日も、ロシアにストレート負け。完全に集中が切れてしまったようだ。 まあ、あれこれ文句言ったところでどうしようもない状況なのだろう。 これもまたクロアチアらしさなのかな、と悟りの境地にはいってしまいましたが・・・ 日本戦でワールドカップは終了、あとはヨーロッパ予選に向けた実戦練習なのでしょう。 選手全員そろっての練習なんてほとんどないようなものなのだから、 若手の選手は、この機会にキャリアを多く積んで欲しい。 まあ、気持ちを切り替えて、最後の大阪3連戦を3連勝で大会を締めてくれれば 何も言うことはない。僕らも大阪で頑張ります。 (447)Cuba vs USA 投稿者:ytori  投稿日:11月12日(金)18時03分17秒 CUB - USA 3 - 1 1st 25 - 12 16 min. 8-3 16- 7 21-11 2nd 26 - 24 21 min. 8-7 15-16 20-21 3rd 21 - 25 19 min. 8-6 14-16 17-21 4th 25 - 13 16 min. 8-6 16-11 21-12 Total 97 - 74 1 h. 12 min. この試合、アメリカのスタメンは、 サンス−デジレ、ゼメイティス−スターク、ロベル−オーモー と、サンス以外は全員メンバーを入れ替えた。 第1セットはサーブレシーブの乱れから崩れ、ミスから失点を重ねて、大差が付く。 しかし、第2セットになると、逆にアメリカにサービスエースが出るなどで、接戦となる。 中盤アメリカが2点リードの場面が何度かあったが、キューバもそのたびに追いつき、 22-22からアゲロのノータッチエース。 24-23からベルを止めてデュースとするものの、アメリカにブレークチャンスはなく、 25-24からサーブレシーブが乱れてチャンスボールをコスタに決められた。 第3セットも前半はアメリカのサーブレシーブの乱れからキューバがリード。 しかし、オーモー→ノリエガ、ロベル→タガロアの2枚交換で、流れが変わる。 解説のゼッターランドがタガロアをえらく低く評価している (私も上手だとは思わないが)間に、 そのタガロアのサーブ順でよもやの5連続ブレーク、逆転。 この後もキューバに焦りからかスパイクミスが出て、 最後はロベルのスパイクがブロックアウトをとり、アメリカが1セットを奪う。 第4セットは、8-6キューバリードで、これまでほとんど止まっていなかった アメリカの速攻を止めたあたりから、キューバがペースをつかむ。 15-11から、アゲロの2連続ノータッチエースなどで3連続ブレーク。 終盤はキューバがサーブで崩し、ブロックも次々出て、一方的となった。 この試合で初めて、アメリカの控えセッターオーモーのトス回しをじっくり見られた。 ほとんどジャンプトスできっちりとボールを上げる。画面で見ていても、打ちやすそうだ。 (タガロアのトスはアタッカーに向かって戻ってしまい、打ちにくいボールになることが多い。) なぜオーモーが先発でないのか、と不思議でならない。 MIPはキューバのアゲロが受賞したが、このアゲロのジャンプサーブは恐るべき威力がある。 この試合でも6本のエースをたたき込んだ。この大会、実に5本に1本がエース。 こうなると、アゲロにサーブ順が回ってくるのが楽しみになる。 (448)Russia vs Croatia 投稿者:ytori  投稿日:11月13日(土)17時21分33秒 RUS - CRO 3 - 0 1st 25 - 22 18 min. 3-8 12-16 19-21 2nd 25 - 10 15 min. 8-4 16- 8 21- 9 3rd 25 - 17 19 min. 8-4 16-11 21-14 Total 75 - 49 52 min. 怒るのもイタリア戦で最後。 どれほどばかげたプレー、ばかげた試合を見せられても、今さら怒らない。 怒ったところで何一つよくならないから。あの連中に怒るだけ無駄だ。 ただでさえ毎日6試合を見ている中で、そんなことで体力・気力を無駄遣いしたくない。 クロアチアの選手は、何も考えずに試合をしている。 相手のコートを見ていない。相手がどのようなプレーをしてくるのか考えていない。 だからセット終盤に必ず逆転される。 もちろん、国際大会出たての選手にいきなり、 相手のことを考えてプレーしろ、というのは無理だ。 だから、キャプテンがその見本とならなければならない。 しかしキャプテンも全くその役割を果たしていない。 馬鹿正直にプレーして、肝心の場面ではことごとく失点している。 勝利への気迫も全く感じられない。 監督については、選手育成の能力も非常に疑問だ (バーバラ以外、一人でもまともな選手を育てたか?)が、 試合中のベンチワークの能力も皆無。タイムアウトが常に2ポイントくらい遅い。 この大会だけでそれで何度失敗したかわからないのに、 ロシア戦でも全く同じ失敗を繰り返している。 神は自ら助くる者を助く、という格言がある。クロアチアチームは、 監督も選手も五輪出場が悲願と口にしながら、この3年間、 その五輪出場に向けて自らを助ける努力は全くと言っていいほどしなかった。 それにもかかわらず、神はこのチームを助けようとした。 欧州選手権を思い起こしてみてほしい。 ロシアもイタリアも、予選リーグでクロアチアとは別の組になった。 同じ組のチームは、ベチェバを欠き片方の翼をもがれたブルガリアと、 チーム再建途上のドイツ、ポーランド。逆の組のロシア、イタリア、オランダ と比べると、失礼ながらいかにも格下である。 しかも、他チームの試合結果により、予選リーグ3試合のうち1試合を残して、 クロアチアの1位通過が決まった。準決勝もシナリオ通りのイタリア戦、 しかも選手を最大限温存した状態で準決勝に臨めた。 運命の女神は、このチームがワールドカップに出場できるよう、最大限の後押しをしたのだ。 しかし、そのワールドカップをこのチームは全く無駄に過ごしてしまった。 もう何の言葉もない。ただただ悲しい。 今後の見込みとしては、まず韓国にはストレート負け、50点もとれれば上等だろう。 日本戦であれほど無様な負け方をしたチームが、どうやって韓国に勝てるのか。 アメリカ戦も苦しそうだし、アルゼンチンにもいい勝負になるかもしれない。 これだけ長い連敗、それも無様な負けばかり続くと本当につらいと思いますが、 応援のほうは頑張ってほしいと願っています。 私からは、そう言葉をかけるしかできませんが>蜂雄さん (449)第3ラウンド終了 投稿者:ytori  投稿日:11月13日(土)18時02分55秒 まず、昨日のロシアについて補足。 スロースタートの試合の多いロシア、第1試合だとさらにひどくなるらしい。 この試合も終盤までクロアチアにリードを許すが、 クロアチアのいつものボーンヘッド、ソコロワのサービスエースなどで、難なく逆転。 第2セット以降は一方的な展開となった。 ただし、アルタモノワは第2セットまで全くエンジンがかかっておらず、 打数自体ほとんどなかった。 MIPは「バーバラのジャンプサーブを平然と拾った」リベロモロゾワが選出。 ソコロワのサーブもすさまじい代物。どうやって捕るんだろうか、という感じである。 ITA - PER 3 - 1 1st 25 - 17 18 min. 8-6 16-14 21-16 2nd 25 - 14 22 min. 8-4 16-10 21-14 3rd 23 - 25 23 min. 8-6 12-16 19-21 4th 25 - 15 18 min. 8-3 16-11 21-13 Total 98 - 71 1 h. 21 min. ペルーは伝統的にアジア式の守りとコンビを引き継いでいるが、 日本・韓国と大きく違うところは、フェイントをほとんどしないことである。 徹底的に強打で攻撃する。コンビを絡めているにもかかわらず、 シャットされる割合が異常に多いのは、そのせいかもしれない。 特に、ロシア戦では25点ラリーポイント3セットでシャット21本という歴史的な被弾だった。 この試合でも第1セット7本、第2セット5本のシャットを食らい、 一時はイタリアのブロック練習のような様相さえ呈した。 しかし、そのイタリアのブロックが、第3セット4点目を最後に全く出なくなる。 粘って決め返されたり、逆にブロックされたりして、ペルーに逆転を許す。 イタリアは、セット中盤で、セッターカッチャトーリをロビアンコに交代。 しかしかえって流れが悪くなり、一時18-12までリードを広げられる。 結局この差を逆転できず、最後はサムディオが決めて第3セットはペルー。 第4セットは序盤から、強打、サービスエースなどでイタリアが着実にリードしていった。 JPN - TUN 3 - 0 1st 25 - 10 17 min. 8-1 16- 5 21- 6 2nd 25 - 12 18 min. 8-2 16- 4 21- 9 3rd 25 - 12 20 min. 8-5 16-10 21-12 Total 75 - 34 55 min. チュニジア相手の場合、気を抜きすぎてつまらないミスから失点という 場面が意外と多いけれども、この試合の日本はそのようなところは 見られなかったと思う。 ただし、第3セット中盤までのチュニジアの出来のよさは 今大会一番だったと思う。相手のミスでなく、 きちんとスパイクやブロックで得点していた。速攻を使う場面もあった。 CHN - ARG 3 - 0 1st 25 - 17 17 min. 8-5 16-12 21-15 2nd 25 - 15 16 min. 8-4 16- 9 21-14 3rd 25 - 16 16 min. 8-7 16-12 21-13 Total 75 - 48 49 min. アルゼンチンというのはある意味、今大会の12チームの中で最もやりやすい相手だ。 アタックにしてもサーブにしても、難しい攻撃は全くない。 (繰り返しになるが、チュニジアのサーブはけっこう曲者である) 中国がそのアルゼンチンを軽くあしらってこの程度のものである。 (450)USA vs Peru 投稿者:ytori  投稿日:11月14日(日)15時46分47秒 USA - PER 3 - 2 1st 22 - 25 21 min. 4-8 11-16 17-21 2nd 25 - 22 23 min. 8-5 12-16 21-20 3rd 29 - 27 27 min. 7-8 15-16 21-20 4th 17 - 25 20 min. 6-8 11-16 15-21 5th 15 - 12 13 min. 5-3 10- 7 12-10 Total 108 - 111 1 h. 44 min. チーム再建途上の両チーム、実力も互角と思われたが、予想以上の熱戦となった。 第1セットはペルーが持ち味のレシーブとコンビバレーを発揮し常時先行、 何度かアメリカに追い上げられるがそのたびに突き放す。 第2セットは序盤はアメリカが先行、しかしアメリカにミスが出るなどで 中盤はペルーが流れをつかむ。しかしテクニカルタイムアウトの後 逆にペルーにサーブレシーブが乱れるなどで追い上げ、 アメリカにブロックも出て逆転でアメリカ。 第3セットは接戦が続く。アメリカは突き放せそうで、ミスが出て突き放せない。 それでもチュワンを止めて24-22でセットポイント。 しかし、そこでウェストンがサーブミス、さらにサーブレシーブが乱れて チュワンの速攻で2連続ブレーク、ペルー先行。 ここでペルーにもサーブミスなどで、セットポイントをものにできず。 27-27から逆にペルーのサーブレシーブが乱れ、連続でブロックポイント、 アメリカがこのセットを奪う。 第4セットは中盤以降ペルーのレシーブがよくなり、 ペルーがモイ、マラガのサーブ順で一気に突き放す。 しかし最終セットは、ペルーの時間差攻撃をアメリカのブロックが読み切り、 強打も炸裂してアメリカがリード、最後はウェストンが決めた。 MIPはアメリカのリベロであるシコラが選出された。