'99-00 Superliga Women

Ranking
Match Result
Impression of Teams (Japanese Only)
Regular Season Highlights (Japanese Only)
Statistics (Japanese Only)
Play Off Highlights(Japanese Only)


Ranking

REX BCN MRM BLP FLP LON SCE PMA REC FCA PFO Game Set Point
Won Lost Won Lost Ratio Won Lost Ratio
REX Rexona ---- O3-1
O3-0
O3-0
X0-3
O3-1
O3-0
X1-3
O3-2
O3-0
O3-0
O3-0
O3-1
O3-1
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
18 2 55 12 4.583 1618 1251 1.293
BCN BCN/Osasco X1-3
X0-3
---- O3-2
O3-1
O3-1
O3-1
O3-2
O3-1
O3-2
O3-0
O3-1
O3-1
O3-0
O3-1
O3-0
O3-0
O3-0
O3-1
O3-0
O3-0
18 2 55 20 2.750 1787 1465 1.220
MRM MRV/Minas X0-3
O3-0
X2-3
X1-3
---- O3-1
O3-0
X0-3
O3-1
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-1
O3-0
O3-0
O3-1
O3-0
16 4 51 16 3.188 1600 1293 1.237
BLP Blue Life/Pinheiros X1-3
X0-3
X1-3
X1-3
X1-3
X0-3
---- O3-0
O3-1
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-1
O3-0
O3-0
O3-1
O3-0
O3-1
14 6 46 22 2.091 1598 1457 1.097
FLP Flamengo/Petrobras O3-1
X2-3
X2-3
X1-3
O3-0
X1-3
X0-3
X1-3
---- O3-0
O3-1
O3-0
X2-3
O3-2
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
O3-0
13 7 48 25 1.920 1668 1494 1.116
LON Gremio Londrina X0-3
X0-3
X2-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X1-3
---- O3-1
O3-1
O3-1
X2-3
O3-1
O3-1
O3-2
O3-0
O3-1
O3-1
9 11 32 42 0.762 1500 1689 0.888
SCE Sao Caetano E.C. X0-3
X1-3
X1-3
X1-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
O3-2
X1-3
X1-3
---- O3-0
O3-2
O3-2
O3-2
X0-3
O3-2
O3-2
O3-2
8 12 29 50 0.580 1644 1759 0.935
PMA Petrobras/Macae X1-3
X0-3
X0-3
X1-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X2-3
X0-3
X1-3
O3-2
X0-3
X2-3
---- O3-0
O3-1
O3-0
O3-1
O3-0
O3-1
7 13 28 44 0.636 1513 1625 0.931
REC Recreativa X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X1-3
X1-3
X0-3
X0-3
X0-3
X1-3
X1-3
X2-3
X2-3
X0-3
X1-3
---- O3-0
O3-0
O3-0
O3-2
4 16 21 50 0.420 1392 1677 0.830
FCA FOX/Sta Helena X0-3
X0-3
X0-3
X1-3
X0-3
X0-3
X0-3
X1-3
X0-3
X0-3
X2-3
X0-3
O3-0
X2-3
X0-3
X1-3
X0-3
X0-3
---- O3-2
O3-2
3 17 16 55 0.291 1441 1686 0.855
PFO Petrobras/Forca Olimpika X0-3
X0-3
X0-3
X0-3
X1-3
X0-3
X0-3
X1-3
X0-3
X0-3
X1-3
X1-3
X2-3
X2-3
X0-3
X1-3
X0-3
X2-3
X2-3
X2-3
---- 0 20 15 60 0.250 1416 1781 0.795

Top of This Page
World Volley Top
Top Page(Japanese)
Top Page(English)


各チーム印象

今シーズンのスーパーリーガ女子は11チーム2回戦総当たりという変則日程で行われる。今シーズンの参加チームを昨シーズンと比較すると、上位チームのうち、Uniban, Univ.Guarulhos, Leites Nestleの3チームがなくなっている。1チームは営業譲渡と解釈するとしても、2チームは解散したものと考えるしかない。上位6チームのうち2チームがなくなったのだから、リーグの存続そのものを危うくしかねない非常事態である。どうしても対応が間に合わなかったのか、あるいは段階的にチーム数を減らす計画なのかはわからないけれども、この事態が11チームという変則開催に関係していることは間違いない。
イタリアのチームがバーナ・ディアスの獲得に乗り出したことがあったようだが、そのあたりもこの事情が絡んでいるのかもしれない。ブラジルナショナルチームの主力級が外国に流出することはまずないからだ。おそらく、ディアスは一時的に所属チームがない状態だったと思われる。その後スーパーリーガのチームが名乗りを上げたことで、イタリア行きは立ち消えになったのかもしれない。

このリーグ全体を見ても、昨シーズンと比較して、主要な外国人選手のほとんどがイタリアに移籍したか引き揚げている。復帰・残留したのはタラ・バトル、ダニエル・スコットのアメリカのベテランと、Cristina Pirvくらいである。ブラジルの選手でも、ナショナルチームに入っていないドバル、サングラードはイタリアに出ていった。全体として、昨シーズンより迫力不足の印象は否めない。

なお、男子のスーパーリーガは今シーズン14チームに増やされたが、何と1チーム途中棄権という事態を招いてしまったようである。(14チームなら各節7試合にするのが素直だと思うのだが、6試合と7試合の節が交互にあるという日程が組まれていた。その上に棄権したチームが出たので、変則の上に変則の日程になってしまった。)女子のチームがこれだけ危うい状況にある一方で男子のリーグを拡張することには疑問が感じられたが、やはり無理があったことはほぼ間違いないだろう。

バレーボールを取り巻く環境はどこの国でも厳しいようである。

Flamengo/Petrobras
ディアス、バロス、シャガスというエース3人の破壊力は、他のチームを圧倒している。問題はセッターがこの3枚看板をどこまで使いこなせるかである。それができれば結果は自ずからついてくる。

Rexona
コインブラ、エリサンジェラ(オリベイラ)と、ブラジルナショナルチームの次世代を担う両エースが攻撃の中心となる。コインブラの対角にはアメリカのベテランエースタラ・バトルが入る。世界一の司令塔フェルナンダは健在。
ブラジルチームの将来を考えれば、このチームの若いエース2枚で、ディアス・バロスのFlamengoに勝てるくらいでないといけないのだが。

BCN/Osasco
今シーズンもダニエル・スコットが攻撃の中心となるだろう。その対角のセンターにはコンセイソンが入り、このセンター線はリーグ最強と言える。サイドアタッカーにはDenise Souzaがいるけれども、Flamengo, Rexonaに比べると層の薄さは否めない。昨シーズン同様、試合によって好調な選手を起用しながら戦っていくのかもしれない。

MRV/Minas
2シーズンぶりにブラジルに戻ってきたCristina Pirvと、若手のラクウェル・シルバが攻撃の中心となると思われる。ブラジルナショナルチームの司令塔、エリア・ソウザがセッターを務める。相変わらず大型のチーム構成が目立つ。

Top of This Page
World Volley Top
Top Page(Japanese)
Top Page(English)


ハイライト

第2節: Flamengo/Petrobras - MRV/Minas
一応上位が予想されるチームの最初の直接対戦だが、Flamengoのストレート勝ち。バロスが21打数16決定の活躍で、これだけ当たっていては手のつけようがない。
FLP3 (25-21, 25-23, 25-17) 0MRM

第3節: Flamengo/Petrobras - Rexona
早くも事実上の決勝戦と言える対戦である。しかし、ある程度は予想された結果だが、Flamengoがスパイク・ブロックでRexonaを圧倒。Flamengoにミスが多くRexonaは1セットは奪ったものの、Flamengoが問題なく勝った。ディアス・バロスはこれまでの試合ほど楽には決められなかったが、その周りを固めるセンターの選手が活躍した。
FLP3 (25-22, 25-16, 18-25, 25-21) 1REX

第4節: Flamengo/Petrobras - Petrobras/Macae
戦力的には優勝大本命のFlamengoに早くも黄信号がともった。ここまで3連敗のMacae相手に、ホームゲームでフルセットまでもつれ、最終セットも大接戦。ラリーポイント制になってから、ホーム・アウェーの影響はサイドアウト制より大きくなっており、アウェーだったら負けていたと思われる試合内容である。Flamengoは、第2セット途中で正セッターが下がり、それ以降セッターの交代はない。セッターに故障発生とすると、この先の戦いは非常に苦しいものとなる。
それにしても、第4節にしてようやく初めてのフルセットの試合とは。このリーグそのものが極めて深刻な状況と言わざるを得ない。
FLP3 (25-20, 21-25, 25-17, 22-25, 18-16) 2PMA

第5節: BCN/Osasco - MRV/Minas
BCN/OsascoのスコットとDenise Souza、MRV/MinasがシルバとPirv、試合は期待通り両チームのエース(スコットはポジションはセンターだが)の打ち合いとなった。その中でも、42打数24決定、ブロックも5本のスコットの活躍は一頭抜けていた。2セットダウンから3セット連取の逆転という形で、BCN/Osascoが熱戦をものにした。
なお、前節正セッターが途中で下がり心配されたFlamengoだが、この日は問題なく復帰。Petrobras/Forca Olimpikaとの対戦で、25点ラリーポイント制になって以降リーグで最も一方的なスコアで勝った。
BCN3 (21-25, 18-25, 25-23, 25-17, 16-14) 2MRM

第7節: Flamengo/Petrobras - Blue Life/Pinheiros
第4節のPetrobras/Macaeとの対戦以降、簡単に勝ったかと思えば意外と苦戦したり、どうもふらつき気味という印象のFlamengoだったが、Blue Life/Pinheirosによもやのストレート負け。試合記録を見る限り、選手交代はピンチブロッカーかピンチサーバー程度でセッターの交代もない。選手の故障があったとはうかがえない。PinheirosはFlamengoをサーブで崩しエース3枚の力を封じて、金星をものにした。いずれにしてもスター選手がこれだけそろったチームがこの相手に負けてはいけない。
ただし、Blue Life/Pinheirosも、アタッカーの力は四強に劣るものの、ブロックは非常に多くサーブも強い。甘く見てかかることは危険、というレベルには達している。
BLP3 (25-18, 26-24, 25-22) 0FLP

第8節: Gremio Londrina - BCN/Osasco, MRV/Minas - Rexona
唯一の全勝となったBCN/Osascoだが、この日は明らかに格下のLondrina相手に不思議なフルセットの試合をした。メンバーからいっても、得点からしても、ストレートで簡単に勝てるはずの試合である。それでも、ちょっとした気持ちの隙あるいはトラブルから、きわどい試合になってしまう。現在の全セットラリーポイント制の面白さと言えなくもないが、試合を見られない限りでは、だらしない、という印象のほうが先に立ってしまう。
Flamengoは本当にこけてしまい、Osascoもこの相手にフルセットを戦ったのと比べると、Rexonaのしたたかさは際だっている。このあたりも常勝チームのゆえんだろう。
この日の本来の注目カードは、MRV/MinasとRexonaの対戦である。しかし、この試合はRexonaが簡単にストレートで勝ってしまい、やや残念な結果に終わった。MRV/Minasはここ何試合か昨シーズンの大エースのRosangela Nascimentoが復帰の様子を見せているけれども、Rexonaを追いつめる力にはならなかった。
BCN3 (23-25, 25-10, 19-25, 25-16, 15-5) 2LON
REX3 (25-21, 25-23, 25-10) 0MRM

第9節: Blue Life/Pinheiros - BCN/Osasco
ここから難敵との対戦が続くBCN/Osasco、その最初のハードルがこの試合である。Osascoはダニエル・スコットに加え、エースのアナ・フェレイラの活躍で得点。一方、Pinheirosも、エースの決定力こそ劣るものの各選手がそれぞれの役割を果たし、さらに得意のブロックも出て食い下がった。これまで上位同士の対戦でも今ひとつ一方的な試合が多かったけれども、この試合は3セットデュース、第1セットは36-34というとんでもない激戦となった。今シーズンここまでのベストゲームであることはほぼ間違いない。
この試合には敗れたものの、Pinheirosについても、完全に上位の一角であると認識を改めざるを得ないようである。
BCN3 (36-34, 26-24, 24-26, 25-22) 1BLP

第10節: Flamengo/Petrobras - BCN/Osasco
この試合、Osascoは前節に続きフェレイラの活躍が目立った。さらに、コンセイソン・スコットのセンター線でシャット11本とブロックも炸裂した。それに対しFlamengoは、バロスの活躍が目立ったものの、ディアスは45打数11決定の大苦戦。さらに、全体的にスパイクミスが極端に多かった。BCN/Osascoは接戦の第3セットを落としてセットカウント1-2とリードされたものの、第4,5セットは簡単に奪い、全勝を守った。一方のFlamengoは優勝戦線から一歩後退となった。
BCN3 (21-25, 25-16, 25-27, 25-16, 15-9) 2FLP

第11節: BCN/Osasco - Rexona
前半戦最後にして最大の山場がこの首位決戦である。この試合、Rexonaはエリサンジェラ(オリベイラ)とカリン(ロドリゲス)が大活躍した。一方のOsascoは、スコットはいつも通りの働きをしたが、ここ2試合勝利の立て役者となったアナ・フェレイラがおさえられた。セットカウント3-1で、BCN/Osascoの開幕からの連勝は9でストップした。
REX3 (25-17, 20-25, 25-22, 25-20) 1BCN

前半戦終わってみると、横綱Rexonaが首位で折り返した。Flamengoにあっけなく負けた頃は不安が感じられたのだが、その後は全勝。単に勝つだけでなく、内容の悪い試合がない。他の上位チームと比較しても、隙を見せないという点で際だっている。ここで勝てばいいという最後のOsasco戦で勝ってトップに立つあたりは、力の差というよりしたたかさが強く感じられる。常勝チームだけに、勝ち方を知っている。

予想以上に強かったチームの一つがBCN/Osasco。Rexona, Flamengoに比べてサイドが弱いと感じられたのだが、ふたを開けてみれば、フェレイラとDenise Souzaの両エースとも、Rexonaのコインブラ・エリサンジェラ、Flamengoのバロス・ディアスに勝るとも劣らない活躍を見せている。セッターのフロレンティーノ(現在のブラジルナショナルの控え)の力もうかがえる。そうなれば、スコットという強力なセンターエースがいるだけに、攻撃面では最強と言える。スコットの破壊力も期待以上で、スパイク部門は完全独走、総得点でもトップに立っている。

Flamengo/Petrobrasが2敗でこの2チームを追いかけている。しかし、メンバーからいえば、このチームがアタック部門4位、それもRexona, Osascoに大きく水を開けられているのはかなり不満が残る。

Blue Life/Pinheirosには世界大会のベンチ入りメンバーは一人もいない。そのチームが四強に伍して3敗、5強6弱にリーグの構図を塗り替えたのは大健闘と言ってよいだろう。アタックの非力さは否定しようがないが、センター線のブロックが強い。BCN/Osascoもそうだが、センター線がきちんと仕事をしているチームは上位にいけると言えそうだ。

MRV/Minasは今ひとつ目立たず3敗。このチームは大型で本来ブロックも多いチームのはずなのだが、前半戦では、上位5チーム中ブロックが最も少ない。弱いところには完勝しても格上相手で今ひとついいところがなかったのは、このあたりが要因だろう。

第13節: Flamengo/Petrobras - MRV/Minas
前半の第3節までにライバルを次々倒し、最高のスタートを切ったと思われたFlamengoだったが、第7節のBlue Life/Pinheiros戦以降精彩を欠く試合が続いている。この試合もサーブレシーブが乱れる悪い形が出て、前半の同じ対戦では簡単に勝ったMRV/Minasに第2セット以降3セットを連取され逆転負け。上位との対戦はこれで3連敗となってしまった。一方のMRV/MinasはCristina Pirvが39打数21決定の大活躍だった。
MRM3 (20-25, 25-19, 25-15, 25-19) 1FLP

第14節: Rexona - Flamengo/Petrobras, MRV/Minas - Blue Life/Pinheiros
この試合、Rexonaは飛び抜けた働きをした選手はいなかったものの、それぞれの選手が役割を果たした。一方、Flamengoは、合計24得点のバロスの活躍が目立ったものの、ディアスが55打数12決定とほとんど決まらなかった。試合は最終セットまでもつれたものの、最終セットはRexonaが大差を付けて奪い、連勝を10に伸ばした。
第7節の金星以降、格上と言える相手でも食らいつく試合ができていたBlue Life/Pinheirosだが、この試合は、Patricia Cocco, Denise Teodoroの両エースでなんと9得点という惨状。MRV/Minasに完敗した。MRV/Minasではラクウェル・シルバの活躍が目立った。
REX3 (18-25. 25-18, 25-21, 22-25, 15-9) 2FLP
MRM3 (25-17, 25-18, 25-21) 0BLP

第16節: BCN/Osasco - MRV/Minas
この対戦の勝敗を分けたのはブロック。後半戦はここまで好調のMRV/Minasだったが、この試合ではブロックが4セットでわずかに3本。それに対し、BCN/Osascoは14本のシャットを決めた。スパイクでは相変わらずアナ・フェレイラの活躍が目立つ。
BCN3 (25-19, 25-23, 20-25, 25-22) 1MRM

第17節: Blue Life/Pinheiros - Rexona, Flamengo/Petrobras - Sao Caetano E.C,
ここまで上位集団についてきたBlue Life/Pinheirosだが、この試合では、Rexonaのエリサンジェラ(オリベイラ)、タラ・バトルの活躍の前に、何もできず惨敗。MRV/Minas戦に続く一方的敗戦となった。ここまで善戦と言えるPinheirosだが、16節のFox/Sta Helena戦を含めて内容の悪い試合が続いている。正念場にきているかもしれない。
さて、この日、今回リーグ最大の番狂わせが起きた。というか、Flamengo/Petrobrasがついに「やってしまった」と言うべきか。Sao Caetano相手に、1,2セットを難なく連取しながら、第3セットを奪われてから次第におかしくなり、何と2セット先行から3セットを連取されて逆転負け。シャットの数はSao Caetanoが上回った。今回リーグはここまで完全な5強6弱の展開となっていたが、6弱のチームが5強に勝った初めての試合となった。
REX3 (25-16, 25-13, 25-19) 0BLP
SCE3 (12-25, 18-25, 25-22, 25-20, 15-8) 2FLP

第18節: Blue Life/Pinheiros - Flamengo/Petrobras
このところチームの状態は下降気味と思われる両チームの対戦。上位争いの生き残りのためには、どちらのチームにとっても負けられない一戦である。そして試合は、3セットが2点差、残る1セットも25-22と、第9節、同じPinheirosとOsascoの一戦以来の激闘となった。しかし、FlamengoはセンターのTatiana Rodriguesだけ決定率が極度に高くエースはこの試合も不振。それに対し、Pinheirosは、エースも粘り強く打ち返し、センター2人は9本のシャットを決めた。持ち味が出ていたのはどう見てもPinheirosのほうである。試合結果もデュース2セットをいずれもものにしたPinheirosの勝ち。勝てない相手には簡単に負けても隙があれば食らいつくという、しぶとさも感じられる勝利である。Flamengoは悪夢のような連敗となった。
BLP3 (30-28, 25-22, 23-25, 26-24) 1FLP

第19節: Rexona - MRV/Minas
この試合で、Nascimentoのフル出場もあり、高さを生かしたMRV/Minasのバレーがついに全開となった。わずか3セットで14本のシャットを決めた。アタックではCristina Pirvの活躍が目立った。セットカウントだけでなく総得点も前半のこの対戦のきっちり逆という、完璧な雪辱を果たした。Rexonaは今シーズン初のストレート負け。
MRM3 (25-23, 25-12, 25-19) 0REX

第20節: BCN/Osasco - Blue Life/Pinheiros
BCN/Osascoは、前半戦と同様暫定首位に立って上位との最終3連戦を迎えることとなった。その初戦のこの試合、Osascoのアタッカーはこれまでと違いなかなか決められなかったものの、Blue Life/Pinheirosにはスパイクミスが多く、これが致命傷になった。
BCN3 (26-24, 25-20, 22-25, 25-19) 1BLP

第21節: BCN/Osasco - Flamengo/Petrobras
この試合、Osascoでは、ダニエル・スコットがアタック・ブロックの両面で大活躍した。また、Osascoはミスによる失点を非常に少なくおさえることができた。Flamengoのアタッカーの出来はそれほど悪くなかったと思われるが、Flamengoはブロックの多いチームでありながらそのブロックが少なかったことと、Osascoに比べてミスが多かったことが、敗戦につながってしまった。
BCN3 (19-25, 25-22, 25-18, 25-19) 1FLP

第22節: Rexona - BCN/Osasco
この対戦で勝ったほうが通常シーズン1位、負けたほうが2位という、通常シーズン最後にして最大の決戦である。しかしこの試合、Osascoのダニエル・スコットは、アタック得点10に対しFaultが6と、今シーズンこれまでにない不調。Osascoはブロックで対抗したが、攻撃の中心がこれだけ崩れてはいかんともしがたい。Rexonaがストレートでこの決戦を制し、前半戦を全く繰り返すようなパターンで通常シーズン1位で終えた。
REX3 (25-20, 25-23, 25-23) 0BCN

今回の通常シーズンを見ると、やはりRexonaは常勝チームだ、という印象を強くする。前半戦も後半戦も、首位のかかった決戦を簡単に勝ってしまうのは、技術の差よりも、常に優勝かそれに近い位置にいる中で培われた精神力・経験の差が強く感じられる。プレーオフもこのチームをどこが倒すかが焦点になると思われる。守備面および精神的な部分で優位にあるこのチームを倒すには、オーバーパワーするしかない。前半戦の絶好調時のFlamengo、後半戦のMinasはそれに成功している。BCN/Osascoもそれができそうな破壊力はあるが、通常シーズンでははね返されている。
BCN/Osascoは、後半戦も前半戦と全く同じパターンを繰り返し、通常シーズンは2位。アタック力はリーグトップだが、Rexonaだけはオーバーパワーできずに終わった。
MRV/Minasは後半に入り調子を上げてきた。後半は1敗でRexona, Osascoと並ぶ成績、通算成績でも3位に浮上している。後半に入り、昨シーズンの大エースRosangela Nascimentoが復帰したのが大きいと見る。昨シーズンのこのチームは高さを生かしたブロックを武器とするチームだったが、今シーズンはブロックは上位の中ではそれほど多くない。その代わり、Cristina Pirv, Rosangela Nascimento, ラクウェル・シルバと、高いところから打てる選手がそろい、破壊力はOsascoと並びリーグトップと言える。守備も堅いチームで、勝つときには手のつけられない力強さがある。
Blue Life/Pinheirosは、後半も前半と全く同じ相手に負け、同じ相手に勝って、通算6敗。4位は前半終了時と変わらない。チームの特徴としても前半と変わったところはない。内容は前半のほうがやや上回ったように思われるが、とにかくこのメンバーで上位の一角を崩したのは大健闘と言ってよい。
Flamengo/Petrobrasは、格下のSao Caetanoにまさかの取りこぼしをするなど、後半戦だけで5敗。結局最初の3試合を除いて、本来の力を出し切れなかったという印象が残る。このままではプレーオフも苦しい対戦になることは確実である。メンバー的にも本来は力のあるチームだけに、どこまでチームを立て直すことができるか。

今回のプレーオフは8チームで行われるようである。この通常シーズンの結果により、RexonaとBCN/Osascoは準決勝進出が確定したようである。残る準決勝進出チームを決定するラウンドでは、MRV/MinasとFlamengo/Petrobrasの対戦が組まれているようで、注目の試合となる。ただし、この組み合わせは普通ではない。8チームでのプレーオフでは、4位と5位のチームが対戦するのが通常だからである。それにしたがって決めれば、Blue Life/PinheirosとFlamengoの対戦となるはずである。

Top of This Page
World Volley Top
Top Page(Japanese)
Top Page(English)


非公式チーム別集計

Attack, Block

攻撃の集計

Rank Team         Hits Succ. Blocked Miss Succ. % Blo. % Miss % Efct. %
 1   BCN          2384 1012    135    146  42.45   5.66   6.12   30.66
 2   MRM          2211  943    164    122  42.65   7.42   5.52   29.72
 3   REX          2226  910    156    123  40.88   7.01   5.53   28.35
 4   FLP          2355  929    170    164  39.45   7.21   6.96   25.27
 5   BLP          2321  882    149    192  38.00   6.42   8.27   23.31
 6   SCE          2517  899    197    184  35.72   7.82   7.31   20.58
 7   PMA          2253  856    239    177  37.99  10.61   7.86   19.53
 8   LON          2472  850    235    199  34.39   9.51   8.05   16.83
 9   FCA          2402  799    199    197  33.26   8.28   8.20   16.78
10   PFO          2447  840    194    266  34.33   7.93  10.87   15.53
11   REC          2357  744    198    187  31.57   8.40   7.93   15.23
Total Tournament 25945 9664   2036   1957  37.25   7.85   7.54   21.86

守備の集計

                 Nb.  Opp. Opp.        Opp.  Opp.            Opp.   Opp.   Block
Rank Team        Set  Hits Succ. Block Miss Succ. % Block % Miss % Efct. % by Set
 1   REX          67  2341  741   197   200  31.65    8.41   8.54   14.69   2.94
 2   MRM          67  2240  740   188   175  33.01    8.38   7.31   16.82   2.81
 3   BCN          75  2592  917   225   222  35.38    8.68   8.56   18.13   3.00
 4   FLP          73  2367  831   207   178  35.11    8.75   7.52   18.84   2.84
 5   BLP          68  2376  841   208   182  35.40    8.75   7.66   18.98   3.06
 6   LON          74  2319  870   154   165  37.52    6.64   7.12   23.76   2.08
 7   SCE          79  2591 1042   193   217  40.22    7.64   8.38   24.20   2.51
 8   REC          71  2377  962   195   172  40.47    8.20   7.24   25.03   2.75
 9   FCA          71  2338  935   170   154  39.99    7.27   6.54   26.13   2.39
10   PMA          72  2146  866   133   156  40.35    6.20   7.27   26.89   1.85
11   PFO          75  2256  919   161   136  40.74    7.14   6.03   27.57   2.15
Total Tournament 396 25945 9664  2036  1957  37.25    7.85   7.54   21.86   2.57

攻撃ではBCN/Osascoがトップ。決定率が高いだけでなく、ブロックされたものやミスの割合も低い。MRV/Minasも決定力はあるが、高いエースが打ちまくるチームカラーのためか、ブロックされる割合がやや高い。Rexonaはこの両チームに比べると攻撃陣の迫力ではやや見劣りすると思われるが、それが数字にも出ている。Flamengoはディアス・バロスなど強力なエースをそろえながら、この3チームにはかなり差をつけられている。本来の力が出せなかったことが数字にも表れている。Blue Life/Pinheirosは、数字で見る限り本来の四強に見劣りするのは否めない。特に決定率ではリーグ平均と大差がない。しかし、勝てる試合はきっちりものにすることでここまできた。
一方守備面ではRexonaの安定感は群を抜いており、今シーズンも断然のトップである。それに続くのがMRV/Minas、こちらも昨シーズン以上に守備は堅い。BCN/Osasco, Flamengo/Petrobras, Blue Life/Pinheirosの3チームがそれに続いている。今シーズンは上位5チームの間でブロックに関してはほとんど差がない。

しかし、アタックおよびブロックに関しては全体として攻撃の強いチームは守備も堅いという数字がはっきりと出てしまっており、数字からも5強と6弱の差は明らかである。あまり見ていて面白くはない。

サーブについては公式集計を見ていただくとする。こちらは、6弱のうち3チームがトップを占めており、その3チームだけで全体平均もかなり押し上げている。ミスも特別多いわけではない。上位5チームの中ではPinheirosが最も高い得点率で、ミスも比較的少ない。

Top of This Page
World Volley Top
Top Page(Japanese)
Top Page(English)


プレーオフ

スーパーリーガの今シーズンのプレーオフは8チームで行われた。上位2チームのRexona, BCN/Osascoはシードされ、自動的に準決勝進出。それ以外の6チームが3チームずつ2グループに別れて1回戦総当たりのリーグ戦を行う。各グループ1位のチームが準決勝進出となる。
8チームのプレーオフの場合、4位と5位のチームが最初のラウンドで対戦するのが通常である。しかしながら、今回のプレーオフのグループ分けは、グループAが3位(MRV/Minas)・5位(Flamengo/Petrobras)・7位(Sao Caetano E.C.)、グループBが4位(Blue Life/Pinheiros)・6位(Londrina)・8位(Petrobras/Macae)。ただし、通常の組分けでは4位も5位もプレーオフを考えれば差はないが、この組分けでは4位と5位では大違いということになる。


準々決勝

グループA
この準々決勝ラウンドのハイライトは、何といってもMRV/MinasとFlamengo/Petrobrasの対戦である。第1セットから第4セットまでは両チームが交互にセットを奪い、3,4セットと両チームの間を流れが大きく動いて、試合は最終セットに突入した。しかし、最終セットを奪ったのは第2,4セットとものにしたMinas。Minasはチームのブロックが実に18本、うちAngela MoraesとKely Fragaのセンター2人だけで13本。この高い壁の前にFlamengoは沈んだ。Flamengoはディアスの29得点(アタック21・ブロック4・サーブ4)の活躍も及ばなかった。
MRM3 (25-14, 25-17, 25-18) 0SCE
FLP3 (25-17, 25-12, 25-23) 0SCE
MRM3 (23-25, 25-20, 15-25, 25-16, 15-12) 2FLP

グループB
今回幸運な4位チームはBlue Life/Pinheirosである。通常シーズンのFlamengoとの2戦で2勝したのが大きくものをいっている。通常の組み合わせなら2度の金星も意味がなくなってしまうが、今回の方式では準決勝進出への道を開く勝利となった。通常シーズン、LondrinaとPetrobras/Macaeとの4試合では1セットさえ落としていない。このプレーオフ、Petrobras/Macaeとの対戦ではアタックが極度の不調、1セットを奪われた。しかし、ここは今シーズンブロックNo.1のKatia Rodriguesの活躍と相手のミスにも助けられた。結局楽勝で、準決勝進出。
BLP3 (25-19, 26-24, 22-25, 25-18) 1PMA
LON3 (25-22, 23-25, 25-20, 25-22) 1PMA
BLP3 (25-13, 25-19, 25-18) 0LON


5-8位決定リーグ

準々決勝ラウンドで敗退した4チームは5-8位の決定戦に進む。今回の5-8位の決定戦はトーナメント方式ではなく、1回戦総当たりのリーグ戦である。当然のことながら、この4チームの中ではFlamengo/Petrobrasの力は飛び抜けている。1セットを落としただけで3連勝。しかし、メンバーからいえば、このチームがこのラウンドに回ることは本来なかったはずだ。むなしい印象ばかりが残る勝ちである。
残りの3チームは実力が拮抗、この3チーム間の直接対決3試合のうち2試合は最終セットデュースに突入となった。通常シーズン8位のPetrobras/Macaeが、Londrinaとはこのシーズン勝ち負けを交互に繰り返して今回は勝つ番、通常シーズン2敗したSao Caetanoにも雪辱し、2勝。Londrinaは通常シーズン連勝したSao Caetanoにも負けた。6-8位の順位は通常シーズンの逆順となった。


準決勝

今回のプレーオフは準決勝より前があっという間という印象を受けたが、準決勝以降は例によって3試合先取の長丁場である。

Rexona - Blue Life/Pinheiros
Blue Life/Pinheirosは大健闘の準決勝進出だが、この相手ではとうてい歯が立たない。Rexonaが難なく3連勝して決勝進出した。しかし、Rexonaも試合内容として満足できるものとは言い難かったようだ。常勝チームらしい勝ち方だったのは第3試合だけ。第1試合はアタックの決定率も低く、ブロックはRexonaの8本に対し、PinheirosはKatia Rodriguesの5本をはじめ11本。相手のミスに助けられた試合となった。第2試合は今シーズンのこの対戦で初めてフルセット突入を許した。前年は、この準決勝で内容の悪い試合が続き、決勝には進出したものの立て直しができず決勝でよもやの3連敗。この準決勝のスコアを見る限り、その危険は少なくないと思われた。
REX3 (25-22, 25-16, 28-26) 0BLP
REX3 (21-25, 25-17, 24-26, 25-14, 15-3) 2BLP
REX3 (25-19, 25-12, 25-19) 0BLP

BCN/Osasco - MRV/Minas
第1試合、Minasはサイドアタッカー以上にセンターのAngela Moraesが目立った。スパイク16本、シャット6本。一方Osascoはスコットは不調、しかしアナ・フェレイラがその分を埋め合わせてあまりある41打数19決定の活躍だった。試合はフルセットにもつれる激戦となったが、チームのブロック18本がものを言ったか、Osascoが初戦をものにした(Minasのブロックは13本)。
第2戦は第1戦とはうって変わって、Osascoのスコットは35打数20決定、リーグNo.1センターエースの力を見せた。一方、Minasのアタッカー陣は決定率という点ではかなりの苦戦。アタック決定率ではOsascoが4ポイント以上上回った。しかしそれ以上に大きな差になってしまったのが、ミスによる失点。Minasの20失点に対し、Osascoが29失点。第1戦に続きフルセット、第1戦以上の激戦となったが、第4セットをデュースの末29-27で奪ったMinasがその勢いで最終セットもとり、1勝1敗のタイとした。第1戦と比べると、どのセットをどちらが奪ったかも完全に入れ替わり、第1戦の全く逆のような展開になった。
第1,2試合と激戦が続き両チームとも1勝ずつとなった後、この対戦が大きく動いたと思われるのが第3試合。MinasはCristina Pirvが19得点の大活躍。一方、Osascoは15得点のダニエル・スコットを除きアタッカーはほぼ壊滅、Minasがストレートで勝った。
これで勢いの止まらなくなったMinasは、次の試合もデュースで1セットを落としたものの内容的には完勝。1敗の後3連勝の逆転で決勝進出を果たした。この試合でも前の試合に続きPirvが活躍、それ以上に炸裂したのがRosangela Nascimentoである。アタック37打数19決定というすさまじい当たりだった。BCN/Osascoは前年に続き登場した最初のラウンドで敗退、勝ち慣れていない弱点を露呈してしまった。
BCN3 (26-24, 20-25, 18-25, 25-23, 15-10) 2MRM
MRM3 (25-18, 23-25, 21-25, 29-27, 15-11) 2BCN
MRM3 (25-20, 25-21, 25-18) 0BCN
MRM3 (25-21, 24-26, 25-16, 25-20) 1BCN


3位決定戦

一発勝負の3位決定戦、BCN/Osasco対Blue Life/Pinheirosの対戦は、前年5-8位トーナメントと同じ対戦である。通常シーズン前半の対戦では4セットながらシーズン最大の激戦になっている。しかし、Pinheirosは来シーズンのテストのためか、Patricia Coccoなどを下げてこれまで控えの選手を何人か入れた。ベスト4に進んだことでもう十分という意識もあるのだろうか。Osascoが実に14本のブロックを決めてストレート勝ち。
BCN3 (25-22, 25-20, 25-18) 0BLP


決勝

今シーズンの決勝はRexonaとMRV/Minasの対戦である。Rexonaの正セッターは世界にその名をとどろかせたフェルナンダ、一方Minasの司令塔は現在のブラジルナショナルの正セッターのエリア・ソウザである。この二人は前年の決勝でも顔合わせ、このときはソウザのUniban/Sao Bernardoが3連勝。フェルナンダにとっては前年決勝の雪辱戦でもある。

準決勝の後半2戦でBCN/Osascoを圧倒、勢いに乗っていると思われたMRV/Minasだったが、第1戦はRexonaの前に本来の破壊力を出すことができなかった。Cristina Pirvもスパイク18本を決めたものの決定率は低く、それ以上にRosangela Nascimento、ラクウェル・シルバがそれぞれ10得点におさえられた。Minasがセットカウント2-1とリードしていたものの、第4,5セットは水を開けてRexonaが奪い、まず初戦をものにした。
第2戦は数字的にはRexonaが大苦戦の試合である。スパイク決定率はMRV/Minasを下回った。両チームの若手エース対決は、Minasのラクウェルは44打数16決定と健闘したのに対し、コインブラは43打数で9決定と完全につぶされた。ブロックではRexonaが17本と上回ったものの、それ以上に大きかったのはミスによる失点の多少。Rexonaが13失点におさえたのに対しMinasは21失点、これが結局勝負を分けた。
第3戦もRexonaがセットカウント2-1とリード、チャンピオンに王手をかけた。対するMRV/Minasもこのままおいそれと負けるわけにはいかないと、第4セットを取り返し、最終セットもデュースに。決勝にふさわしい激闘となり、両チームのアタック打数は200本を超えた。Rexonaはエリサンジェラ・オリベイラとコインブラの若い両エースがそれぞれ20得点を大きく超える活躍。果たしてこの活躍の向こうに、ブラジルナショナルチームの明るい将来は見えるだろうか。一方MinasはPirvがアタックで22得点、Kely Fragaがブロック8本とそれぞれ踏んばったが、及ばなかった。Rexonaが3連勝でブラジルチャンピオンの座を取り戻し、見事昨年の雪辱を果たした。
REX3 (21-25, 25-20, 21-25, 25-19, 15-8) 2MRM
REX3 (13-25, 25-18, 25-23, 25-17) 1MRM
REX3 (21-25, 25-21, 25-18, 22-25, 18-16) 2MRM

Top of This Page
World Volley Top
Top Page(Japanese)
Top Page(English)