ハ行のアクション映画


バリスティック(カオス監督 ルーシー・リュー、アントニオ・バンデラス出演)
アクション監督:ジョエル・クレイマー
アクションすげえ度:■■■□□ 映画おもしれえ度:■□□□□

前半のクライマックスDIA皆殺しシーン(殺してないけど)、『男たちの挽歌』っぽい、隠した武器を取りつつ戦うクライマックスなどは非現実的すぎて不発。ルーシー・リュー対レイ・パークのブルース・リー風アクションも、クローズショットが多くて格闘アクションのダイナミズムに欠けている。しかし爆破シーンの出来の良さはこの映画を救った。見所は爆破>>>>銃撃>格闘>>>ストーリーの順。


ペイチェック(ジョン・ウー監督 ベン・アフレック、ユマ・サーマン出演)
殺陣師:ロン・シュアルス
アクションすげえ度:■■□□□ 映画おもしれえ度:■□□□□

『ウィンドトーカーズ』に続いてジョン・ウー不発!途中のカーアクションに観る所はあったが、クライマックスのドタバタアクションはいらねーです。悪しきハリウッドの慣習に縛られず、好きなように撮ってほしい。ベン・アフレックの希望で拳銃突きつけシーンを撮ったそうだが、ジョン・ウーは自らの呪縛(鳩とか銃突きつけとか)からもそろそろ放たれていいのではないか?