1998

シノワ 2
(98/Jan : 自主制作/CT)
¥200 Sold Out !

1、たしからしいということ
2、GROOVY KIND OF LOVE(TONY WINE)
3、あめのうた


 京都のバンドでシノワという女性4人のギター・バンド。マイ・ブラッディ・バレンタイン風のノイジーなギターにウィスパー系のボーカルが乗るというスタイルですが女性バンドだからなのかどうか分からないけど妙に手触りが優しいというかふわふわした感じが好きでした。楽曲自体の魅力がもっと欲しいかな。とりあえずライブのビデオ送ってください。こういうデモを聞く時、演奏は上手いにこした事はないですが、あんまり気にしないようにしてます。何故かというとフリッパーズ・ギターを初めて見た時やってることは面 白いしセンスも感じるけどあまりに演奏が下手すぎると思って素通りしちゃったんですね。そこにいた吉田仁さん(後の彼らのプロデューサー)は「僕、このバンド日本で一番好きだ」と言ってて「でも、下手すぎないですか」と話した記憶があるからなんだけど。楽器はバカテクフュージョンバンドでもやるんじゃなければ上手くなりたいという気持ちがあればなんとかなります。(『MUSIC MAGAZINE』 1998 JUNE6  P110 「青田刈りデモテ塾 VOL3」: 東芝EMI 加茂啓太郎氏)