2001年の大阪近鉄を考える

2001年の大阪近鉄を考えるにあたって、2000年のデータをもって振りかえってみたいと思います。

気になるポイント千葉ロッテダイエー西武日本ハム・オリックス)


気になるポイント
昨年は、順位こそ最下位であったが、全球団にまんべんなく負けたというよりは、
ダイエー(7勝19敗1分)と千葉ロッテ(10勝16敗1分)に負けたという感じが強い。

そして、問題なのが週べでも取り上げられていたように投手の起用人数の多さに四球の乱発、代打の成功率の低さと盗塁阻止率の急激な落ちこみであろう。

四死球数
実際、セリーグ最多四球を誇った門倉が来ることで増えるだろうとは懸念していましたが・・・。
前川・石毛・高村のコントロールの悪さも分かっていたとはいえ、エルビラも多いし柴田を除く左腕の四球の多さには呆れるばかり。
面出・東瀬などはイニング数よりも多くの四球を出しているので、火付け役になっていますな・・・。
あとは、ロッテ戦の乱調が響いたのか、奈良の死球も多いですね・・・。山村の7個もかなり多いですけど。

四球 故意四球 死球 四球 故意四球 死球
前川勝彦 96 古池拓一
山村宏樹 48 藤崎鉱範
柴田佳主也 11 廣田浩章 13
大塚晶文 13 東瀬耕太郎 12
宇高伸次 ウォルコット 21
真木将樹 26 杉山賢人 15
丸尾英司 11 酒井弘樹
石毛博史 36 吉川勝成
門倉健 46 ユウキ 24
奈良将史 22 田畑一也 30
香田勲男 面出哲志 27
エルビラ 53 岡本晃 10
高村祐 35 西川慎一
赤堀元之 盛田幸妃
松本拓也 ツイドリー

投手起用について

梨田監督は左対左にこだわる癖でもあるのか、左腕ワンポイント投手を三人も一軍においてあったこともある(柴田・面出・東瀬)
そして、99年には27人の起用で最多投手起用記録を更新したにも関わらず、一年で30人と増加したのは問題であろう。
そのうち9人(松本・藤崎・東瀬・酒井・吉川勝・西川・盛田・ツイドリー赤堀)は10イニングも投げていないのですが、盛田・赤堀・酒井は故障明けということですし、西川は阪神に放出したのですから仕方ないとしても、松本・藤崎・吉川勝は、育成目的にしてもはっきりとしていない使われ方です。で、ツイドリーは論外だったというのが一番の問題でしょう・・・。

代打成功率の低さ

代打成功率の低さという点では、99年がパ首位の.245であったのに、最下位の.161に落ちこんだということで明らかでしょう。
その中で一番成績が良かったのが、的山(パワーは結構有る)だったりするんですが。
そして、問題なのは、明らかに代打としての役割を期待された選手(山下・鷹野・川口・内匠)の成績が無残なものであることでしょう。
合計したら、二割も満たないのですから…。
川口の場合は、レギュラーとして期待されたにも関わらず、期待に答えられなかったばかりか、代打でも全然成功していないかったのには呆然とするしかないであろう。

打者 起用回数 打数 安打 本塁打 打点 四死球 三振 打率
的山 .375
大村 .286
萩原 .286
平下 .250
山下 18 14 .214
エイバッド .200
鷹野 31 23 .174
川口 18 11 .091
内匠 17 16 .063
鈴木 .000
磯部 .000
高嶋 .000
水口 .000
その他 16 15 .200
161 137 22 18 17 38 .161

捕手の盗塁阻止率の減少については、はっきりとした原因がわからないのですが、磯部が21人連続・的山が18人連続で盗塁阻止できずという奇妙な記録が残りました。
的山が、企図44回・刺した数7で15.9%、磯部が企図55回・刺した数6でなんと10.9%とまさしく走り放題といった感じである。
特に、的山は強肩捕手であり、盗塁阻止率も38%とリーグ有数であっただけに奇妙な話である。
組むことが多かった、前川や大塚の癖が読まれていたのであろうか?


対千葉ロッテの成績

千葉ロッテに関してはホーム8勝5敗・ビジター2勝11敗と、あきらかに千葉マリンになると弱くなったという感じである。
(特に3タテが三度もあるというのは…)

全体 ホーム ロード
95 13勝12敗1分 8勝4敗 5勝8敗
96 13勝13敗 5勝8敗 8勝5敗
97 16勝10敗1分 6勝6敗1分 10勝4敗
98 15勝10敗2分 8勝5敗1分 7勝5敗1分
99 13勝14敗 7勝6敗 6勝8敗
00 10勝16敗1分 8勝5敗 2勝11敗


確かに、上の表を見る限り、ホームが藤井寺であった96年までは差し引いても、大阪ドームではしっかり勝っているのに、千葉マリンでの勝率は、極端である。今年は相性の良い年であれば良いが、世の中そう甘いものではない。

昨年の投手結果はというと、とにかく吉田と小林雅にやられているが、密かに注目なのが川井である。シーズン4勝4敗の投手であるが、近鉄戦は先発2試合14イニングで2失点しかしておらず、また救援で出てきても失点を許していないと、かなりの苦手である。小野も負けてはいないとはいえ、実は結構抑えられていたりするので要注意である。
また、近鉄側が相性の良い投手がいないというのも不安要素である。特にエルビラは短いイニングで打ち込まれてKOというケースが多い。前川が、すぐに降板か完璧に抑えるかの二択状態というのも不安。

大阪近鉄 千葉ロッテ
勝敗 山村(2−1)
廣田(1−1)
ユウキ(1−0)
石毛(1−0)
柴田(1−0)
奈良(1−0)
香田(1−2)
ウォルコット(1−2)
高村(0−1)
赤堀(0−1)
大塚(0−1)
門倉(0−3)
前川(1−4)

吉田(5−1)
小林雅(4−2)
黒木(2−1)
川井(2−0)
清水直(2−1)
ウォーレン(1−0)
竹清(0−2)
榎(0−1)
和田(0−1)
武藤(0−1)
先発回数 山村:6
前川:6
エルビラ:4
門倉:3
ウォルコット:2
田畑:2
ユウキ:1
岡本:1
高村:1
赤堀:1
黒木:5
吉田:5
小野:4
清水直:3
川井:2
ロバーツ:2
武藤:2
竹清:1
榎:1
和田:1
小林雅:1
セーブ 大塚:4 ウォーレン:3
小林雅:3
ホールド 石毛:2
香田:1
奈良:1
柴田:1

計:5
小林雅:4
藤田:4
武藤:1
竹清:1
河野:1
吉田:1

計:12


HR&被弾&長打&盗塁記録
圧倒的にホームランを打ちまくっているものの、野球はホームランで決まるものではないことを示す結果が。
ノリが黒木から三本打とうが、ローズが吉田から打とうが、これだけ勝敗に差がつくとはなんとも・・・。

盗塁・二塁打・三塁打と、ともにロッテの方が優勢で、二塁打で目だったのは、酒井(ロ)である。何せ、シーズン11本のうち5本を稼いでいるわけですから。しかし、ロッテの方は打線の固定が出来ていないことから、多くの選手の名前があるのが気にかかるところ。
盗塁では、やはり小坂が目立つ。33盗塁のうち、8盗塁と25%近くを近鉄戦で得たと言うのはカモにされていると考えるべき。

HR 被弾 盗塁 二塁打 三塁打
大阪近鉄 中村:9
吉岡:5
ローズ:5
クラーク:3
川口:2
磯部:2
鷹野:1

計:27
エルビラ:3
田畑:2
門倉:2
古池:1
前川:1
ユウキ:1
岡本:1
ウォルコット:1
盛田:1
山村:1
酒井:1
丸尾:1
赤堀:1
杉山:1

計:17
武藤:4
平下:3
ローズ:2
大村:1
水口:1
磯部:1
森谷:1
前田:1

計:14

武藤:7
大村:5
ローズ:5
中村:4
磯部:4
吉岡:3
平下:2
水口:2
鷹野:2
エイバッド:1
山下:1

計:36
武藤:1
大村:1
吉岡:1

計:3
千葉ロッテ 初芝:5
ボーリック:4
石井:2
諸積:1
早川:1
福浦:1
大塚:1
堀:1
サブロー:1

計:17
黒木:6
吉田:5
和田:4
清水直:2
武藤:2
ロバーツ:2
藤田:2
河野:1
竹清:1
ウォーレン:1
小林雅:1

計:27

小坂:8
サブロー:3
堀:2
大塚:2
本西:1
バリー:1
ボーリック:1
諸積:1
酒井:1

計:20
小坂:6
酒井:5
ボーリック:4
サブロー:4
石井:4
橋本:3
諸積:3
大塚:3
初芝:3
福浦:3
堀:1
立川:1
松本:1
清水将:1
平井:1
バリー:1
佐藤:1
里崎:1

計:46
小坂:2
諸積:1
初芝:1
福浦:1
佐藤:1

計:5


天敵福岡ダイエー戦の成績

さて、ここ2年ですっかり天敵となってしまったホークス。去年は惨敗としか言いようがない成績でした。
特に、六月十日から八月一三日までに引き分けを挟んで8連敗したというのが痛かったです。
他には2連敗2回・3連敗1回・4連敗1回と連敗街道まっしぐらという状況に・・・。

平均得点では、ダイエー4.74に対して近鉄3.15。と1点以上の差があり、
チーム打率に至ってはダイエー.256に対して近鉄.236と2分の大差をつけられています。

総合 ホーム ロード
95 10勝16敗 6勝7敗 4勝9敗
96 14勝12敗 8勝5敗 6勝7敗
97 14勝12敗1分 8勝5敗1分 6勝7敗
98 13勝14敗 9勝4敗 4勝10敗
99 9勝17敗1分 5勝8敗1分 4勝9敗
00 7勝19敗 3勝9敗1分 4勝10敗

また、戦績からもわかるように、福岡ドームでの相性が最悪といっていいぐらいの状態です。
やはり、グリーンモンスターが関係しているのでしょうかね?

投手成績

勝敗 先発回数 セーブ ホールド
大阪近鉄 ユウキ:1−1
香田:1−0
門倉:1−4
田畑:1−1
エルビラ:1−1
高村:1−0
ウォルコット:1−0
岡本:0−1
廣田:0−1
奈良:0−1
大塚:0−1
前川:0−2
石毛:0−3
山村:0−4
山村:7
門倉:5
エルビラ:4
前川:3
田畑:2
高村:2
ユウキ:2
岡本:1
ウォルコット:1
大塚:3

計:3
奈良:2
柴田:2
西川:1
廣田:1
石毛:1
香田:1

計:8
ダイエー 吉田:4−0
ラジオ:3−1
田之上:3−0
星野:2−0
永井:2−1
篠原:1−0
ペドラザ:1−1
若田部:1−2
斎藤和:1−1
渡辺正:1−0
松本:0−1
ラジオ:7
永井:5
斎藤和:4
若田部:4
田之上:3
星野:3
佐久本:1
松本:1
ペドラザ:8

計:8
吉田:5
篠原:4
渡辺正:2
若田部:2

計:13

見事に勝利の方程式の餌食にされてます。先発が5回を持たなくても、吉田が4勝しているわけですから・・・。
ペドラザが8セーブを挙げるのも納得するしかありません。
また、星野の二勝はいずれも完封というのも注意しなくてはなりません。
一方で、バファローズは誰一人として、ダイエーを得意としている投手がおらず、山村は特にカモにされていました。

打撃関連の記録

ホームラン 被弾 盗塁 二塁打 三塁打
大阪近鉄 中村:7
吉岡:3
ローズ:2
山下:1
大村:1
クラーク:1
的山:1

計:16本
山村:5
門倉:4
西川:2
岡本:2
香田:2
大塚:2
石毛:2
ユウキ:1
ウォルコット:1
前川:1
杉山:1
高村:1
面出:1
田畑:1

計:26
大村:3
武藤:2
川口:1
平下:1
市原:1

計:8
川口:7
吉岡:6
磯部:5
中村:5
武藤:4
クラーク:3
水口:3
ローズ:2
鷹野:2
山下:2
大村:2
平下:1
前田:1

計:43
磯部:2
武藤:1
平下:1
鷹野:1

計:5
ダイエー 小久保:9
松中:5
井口:3
ニエベス:2
吉永:1
鳥越:1
秋山:1
村松:1
林:1
柴原:1
城島:1

計:26
若田部:4
永井:2
斎藤和:2
佐久本:2
ペドラザ:1
篠原:1
水田:1
総司:1
星野:1
ラジオ:1

計:16
柴原:4
村松:3
出口:2
城島:2
小久保:1
鳥越:1
柳田:1

計:14
柴原:8
城島:6
松中:5
鳥越:4
大道:4
小久保:4
吉永:3
村松:3
秋山:3
本間:2
坊西:2
バンクス:1
林:1
井口:1

計:47
柴原:2
井口:2
小久保:1
城島:1
村松:1

計:7

小久保がとにかく近鉄と相性がいいようで、大塚の二本の被弾も小久保によるものである。まぁ、HR争いという点ではお互いライバルに塩を送っている状態なんですけどね。

あと、両チームとも、2・3塁打が同じぐらいなのですが、近鉄で注目したいのは川口でしょうか。ほとんど中盤までに稼いだとはいえ、二塁打7本は上出来でしょう(シーズン13本)。また、大村が盗塁3(シーズンでは7)を決めているのも注目。
ダイエーは、とにかく柴原でしょう。完全に一番打者としての仕事をされてますので、一番警戒すべき選手です。

左腕はここしか勝てないのか?な西武

序盤は前川が西武キラーとして名を上げましたが、結局負け越した西武戦。夏場の5連敗が効いた模様です。
やはり、西武は近鉄の大きな壁だと言えますね。
前川は後半で打たれましたし、今季はどうなることやら。

全体 ホーム ロード
95 7勝18敗1分 3勝9敗1分 4勝9敗
96 14勝12敗 8勝5敗 6勝7敗
97 12勝14敗1分 7勝7敗 5勝7敗1分
98 12勝15敗 7勝6敗 5勝9敗
99 11勝15敗1分 7勝6敗 4勝9敗1分
00 13勝14敗 6勝7敗 7勝7敗

大負けした95年を除けばホームでは善戦するものの、相手の本拠地ではからっきしという内弁慶ぶりを表してしまっています。

投手成績

勝敗 先発回数 セーブ ホールド
大阪近鉄 前川:5−3
エルビラ:3−3
門倉:2−0
香田:2−0
高村:1−2
山村:0−1
杉山:0−1
真木:0−1
面出:0−1
田畑:0−1
石毛:0−1
前川:10
エルビラ:7
高村:3
面出:2
門倉:2
真木:1
田畑:1
山村:1
大塚:3 柴田:2
西武 西口:5−0
竹下:0−1
豊田:2−4
許:0−3
谷中:1−0
西崎:2−1
松坂:2−2
石井:1−0
土肥:0−1
森:0−1
デニー:1−0
西口:7
豊田:5
松坂:4
許:3
西崎:2
富岡:1
石井:1
潮崎:1
竹下:1
森:4 橋本:3
デニー:3
豊田:1

計:7

やたらと、左腕である前川とエルビラをぶつけてます。また、中継ぎ専任の面出を二試合も先発させているのが目立ちます。
また、西武四本柱のうち、西口には0勝5敗と圧倒的に負けていますが、豊田に4勝2敗・松坂に2勝2敗というのは充分な成績と言えるのではないでしょうか?

打撃関連の記録

ホームラン 被弾 盗塁 2塁打 3塁打
大阪近鉄 ローズ:6
中村:6
水口:2
磯部:2
川口:2
的山:2
吉岡:2
鷹野:1
大村:1
平下:1
クラーク:1
エイバッド:1
クラーク:1

計:28
面出:3
高村:3
前川:2
杉山:2
門倉:2
真木:1
宇高:1
田畑:1
エルビラ:1
奈良:1

計:17
武藤:3
磯部:3
的山:2
大村:1
内匠:1
川口:1
ローズ:1
前田:1
鷹野:1

計:14

吉岡:9
中村:7
ローズ:7
川口:3
クラーク:3
水口:3
磯部:2
鷹野:2
武藤:1
鈴木:1
藤井:1
大村:1
平下:1

計:41
磯部:2
武藤:2
川口:1
吉岡:1
内匠:1
大村:1

計:8
西武 松井:5
ジェファーソン:3
伊東:2
鈴木:1
大友:1
垣内:1
和田:1
高木大:1
大塚:1
宮地:1

計:17
西口:9
豊田:5
許:4
松坂:3
森:2
谷中:1
西崎:1
青木勇:1
土肥:1
潮崎:1

計:28
清水:5
和田:5
松井:4
上田:2
赤田:1
玉野:1
伊東:1
高木浩:1
大塚:1
高木大:1

計:22
松井:8
高木大:6
フェルナンデス:4
平塚:4
ジェファーソン:3
和田:3
伊東:2
垣内:2
小関:2
玉野:1
貝塚:1
ポール:1
赤田:1
黒田:1
清水:1
大塚:1
中嶋:1
鈴木:1
大友:1

計:44
松井:3
小関:1
清水:1
高木大:1

計:6

足の速い選手が多いチームとは言え、松井よりも清水(11盗塁中5盗塁)・和田(9盗塁中5盗塁)の盗塁数が多いのは疑問。
しかしながら、3塁打の数は近鉄の方が多いなど機動力に関しては大差は無い様子。
中村・吉岡・ローズは自身が放った2塁打のうちの3分の1近くを西武戦で放っている。

本塁打に関しては、西口から9本も打っているにも関わらず、一勝もできないという奇妙な現象が。


終電が気になる試合ばかり日本ハムファイターズ戦

総合 ホーム ビジター
95 11勝14敗1分 8勝4敗1分 3勝10敗
96 13勝13敗 6勝7敗 7勝6敗
97 14勝13敗 8勝5敗 6勝8敗
98 13勝14敗 7勝7敗 6勝7敗
99 12勝15敗 7勝6敗 5勝9敗
00 13勝14敗 6勝8敗 7勝6敗

お互い特にカモとしているシーズンがないというのが特徴。ただ、去年を除けばお互いにホームゲームの方が強い模様。
2000年はお互いに投手陣が打ち込まれ、チーム打率が、ハム:.293 近鉄:.276。平均得点がハム:6.70 近鉄:5.85と
異常な数字となっております。

投手成績

勝敗 先発回数 セーブ ホールド
大阪近鉄 門倉:3−2
山村:2−0
柴田:2−0
エルビラ:2−2
石毛:1−0
大塚:1−0
田畑:1−1
廣田:1−1
真木:0−1
ユウキ:0−1
岡本:0−1
高村:0−1
酒井:0−1
ウォルコット:0−1
前川:0−2

門倉:6
エルビラ:4
高村:3
山村:3
山村:2
ウォルコット:2
田畑:2
前川:2
真木:1
ユウキ:1
岡本:1
大塚:5
石毛:1
面出:1

計:7
杉山:2
石毛:2
宇高:1
柴田:1

計:6
日本ハム 清水:3−2
立石:3−0
建山:3−3
関根:3−2
高橋憲:1−0
黒木:1−0
竹内:0−1
伊藤:0−2
岩本:0−3

建山:6
関根:6
清水:5
岩本:4
立石:4
下柳:1
オーミー:1
ミラバル:4
櫻井:1

計:5
黒木:3
下柳:1
関根:1

計:5


門倉の場合は負け数もあるにはあるが、先発陣の中ではハム相手に投げられる貴重な投手。
一方、ハムは金村との勝負がなかったのが意外。その中で、岩本をカモにし、立石を苦手にするという傾向が。
また、清水も6勝のうち3勝を挙げられており、自信を持たれているのではないか?

打撃関連の記録

本塁打 被弾 盗塁 二塁打 三塁打
大阪近鉄 中村:8
吉岡:6
ローズ:6
鷹野:3
エイバッド:2
クラーク:1
磯部:1
水口:1
大村:1

計:29
山村:7
ユウキ:6

門倉:3
田畑:3
ウォルコット:2
岡本:2
エルビラ:2
丸尾:2
石毛:1
高村:1
古池:1
杉山:1
宇高:1
前川:1
石毛:1

計34
武藤:9
ローズ:2
吉岡:1

計:12
水口:6
中村:6
ローズ:5
磯部:5
吉岡:4
大村:3
鷹野:3
川口:3
大村:2
クラーク:2
武藤:2
的山:2
前田:1
平下:1
吉田:1

計:46
クラーク:2
大村:1
磯部:1
武藤:1
平下:1
吉岡:1

計:7
日本ハム 井出:6
オバンドー:5
小笠原:5
ウィルソン:4
田中幸:3
野口:3
片岡:3
金子:2
奈良原:1
森本:1
上田:1

計:34
建山:5
櫻井:4
岩本:4
下柳:3
新谷:3
関根:2
立石:2
伊藤:2
清水:2
生駒:1
厚沢:1

計:29
奈良原:8
小笠原:6
井出:5
片岡:4
野口:2
金子:2
田中幸:1
西浦:1
オバンドー:1
古城:1

計:31
片岡:7
野口:6
田中幸:5
小笠原:5
ウィルソン:4
金子:4
上田:4
オバンドー:4
井出:4
島田:3
奈良原:3
中村:2
石本:1

計:48
野口:5
小笠原:1
片岡:1
石本:1
金子:1
井出:1
上田:1

計:11


なんといっても、三塁打王野口の三塁打の数が凄い(11本中5本)。また、守備代走要員の感がある奈良原には8盗塁(14盗塁中)も走られる、井出に6本被弾(13本中)などのマイナス点が目立つが、ウィルソンのHR数が37本中4本と少ないという面も。
これによって、ノリのホームランキングが決まったのだ。ちなみに、被弾数は他の球団相手よりも多い33本。
また、武藤も走りに走って9盗塁(20盗塁中)するなど、攻撃面では互角の戦いをしていると見てよいのでは?

ただ、山村・ユウキが無茶苦茶被弾しているのが不安材料であることは疑いない。

GS恐怖症復活の恐れあり?対オリックス戦

正直、イチローがいなくなって怖くなったという印象があるオリックス。戎のコメントは、ほとんどの選手の正直な気持ちであろう。
何せ、親友の田口ですら「なんでメジャーに行くって言ってくれなかったんだ」と言わしめたのだから・・・。
そのため、今年は今まで以上に手ごわい相手になる可能性大。
そして、BWにはヒットマン(暗殺者の方)が多いので注意(戎・岩下など)

総合 ホーム ビジター
95 8勝18敗 4勝9敗 4勝9敗
96 8勝17敗1分 7勝6敗 1勝11敗1分
97 12勝14敗1分 7勝6敗 5勝8敗1分
98 13勝14敗 6勝8敗 7勝6敗
99 9勝16敗2分 6勝6敗1分 3勝10敗1分
00 15勝12敗 9勝5敗 6勝7敗


今までの成績を見る限り、元々は苦手中の苦手チーム。しかも、GS神戸での成績はかなり悪い。
昨年も勝ち越しているとは言え、相変わらずビジターでは負け越している。

投手成績

勝敗 先発回数 セーブ ホールド
大阪近鉄 山村:3−2
前川:2−2
香田:2−0
真木:2−0
ウォルコット:1−1
西川:1−0
廣田:1−1
高村:1−1
田畑:1−1
門倉:1−0
ユウキ:0−1
大塚:0−1
エルビラ:0−1
前川:6
山村:5
高村:3
真木:3
田畑:3
ウォルコット:2
エルビラ:2
門倉:2
ユウキ:1
大塚:9

計:8
柴田:5
石毛:2
香田:2
奈良:1
杉山:1
廣田:1

計:12
オリックス 川越:2−1
小倉:2−1
戎:2−0
加藤:2−1
金田:1−2
小林:1−3
ブロウズ:1−1
木田:1−0
牧野:0−1
カルロス:0−1
水尾:0−1
嘉勢:0−1
杉本友:0−2
小林:5
加藤:5
戎:3
金田:3
川越:3
杉本友:2
ブロウズ:2
カルロス:2
水尾:1
小倉:1
小倉:2
木田:1
カルロス:1

計:3
小倉:1
高橋功:1
牧野:1
岩下:1

計:4

お互い、特に得意としている投手が不在。強いて言うなら、真木と戎なのかな?
ただ、このカードでは大塚の出番が多く、8セーブを挙げているのがポイントか?


打撃関連成績

本塁打 被弾 盗塁 2塁打 3塁打 打点
大阪近鉄 中村:9
ローズ:6
クラーク:3
吉岡:2
川口:1
武藤:1
エイバッド:1
磯部:1
鷹野:1

計:25
前川:4
田畑:4
ウォルコット:3
エルビラ:3
山村:2
門倉:2
石毛:2
山村:2
杉山:1
高村:1
大塚:1
丸尾:1
真木:1

計:27
平下:4
前田:4
大村:2
磯部:2
武藤:2
的山:1
ローズ:1
吉岡:1
鷹野:1
中村:1
川口:1

計:20
武藤:6
ローズ:5
大村:5
吉岡:4
中村:4
水口:2
磯部:2
平下:1
的山:1
クラーク:1
山下:1
内匠:1
鷹野:1

計:34
ローズ:2
大村:2
平下:2
水口:1
鷹野:1
武藤:1
吉岡:1
前田:1

計:11
中村:18
ローズ:13
武藤:12
大村:11
鷹野:9
吉岡:8
クラーク:7
平下:5
水口:4
磯部:4
的山:4
川口:4
山下:2
前田:2
エイバッド:1

計:99
オリックス アリアス:6
藤井:4
谷:3
ニール:3
ナナリー:3
イチロー:3
田口:1
五十嵐:1
日高:1
藤立:1
小川:1

計:27
加藤:5
川越:3
小倉:3
戎:2
栗山:2
金田:2
木田:2
水尾:1
小林:1
カルロス:1
杉本友:1
岸川:1
平井:1

計:25
イチロー:3
斎藤:2
ナナリー:1

計:6
アリアス:6
田口:6
谷:5
ナナリー:5
藤井:4
塩崎:4
小川:3
大島:3
イチロー:2
日高:2
五十嵐:1
藤立:1
五島:1

計:43
大島:1
塩崎:1
谷:1

計:3
谷:16
アリアス:16
イチロー:14
藤立:9
藤井:9
田口:7
塩崎:7
日高:7
五十嵐:5
ニール:4
ナナリー:4
小川:3
大島:1
佐竹:1
五島:1
三輪:1
松元:1

計:106

実は、オリックスの方がホームランと打点が多かったんですね〜。でも、盗塁では圧倒的だったんですが。
(フリーパスの時期の磯部・的山から走ってないし)
ノリは当初は全然ホームランが出ていなかったのですが、終盤に固め打ちされ、8本に。


で、まとめると、

本塁打 被弾 2塁打 3塁打 盗塁 セーブ ホールド
ダイエー戦 16本 26本 43 8個
西武戦 28本 17本 41 14個
日ハム戦 29本 34本 46 12個
オリックス戦 25本 27本 34 11 20個 12
千葉ロッテ戦 27本 17本 36 14個
合計 125本(3位) 123(少なさで4位) 200(6位) 34(1位) 68(5位) 26(4位) 33(5位)

となります。意外と被弾してないのですね〜。

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