プロ野球チームをつくろう(ドリームキャスト版)
1999年度のデータを元にして作られた、プロ野球球団経営ゲーム。

やきゅつくパッケージこのソフトですよ〜。


簡単なゲーム紹介


プレイヤーは低迷するチームを立て直すために、オーナーに雇われた社長である。そのた
めの資金として選手獲得のために8億円・運営資金として8億円が用意される。
が、選手獲得といっても、自球団の選手だけなので、実質的には戦力ダウンした状態でチ
ームの再建をしなければならない。
そして、残留しなかった選手は他球団に移籍もしくは引退ということになる。
前作のサターン版は、選手の能力が他球団と比べて落ちている状態ではあるものの、用意
された選手は全員残っていたことを考えると、好きな選手が年齢等の都合で放出せざるを
えないこのシステムは受け入れにくいかも。
ただし、このシステムのおかげで現実のプロ野球のように極端な戦力差が出なくなるのは
秀逸と考えられる(コンピューター球団も年俸という範囲枠こそないが、選手は大幅に整
理する)。巨人の場合だと、松井・高橋・清原・斎藤雅樹・ガルベスでもう他の選手を雇えずチームができないという有様・・・。また、当時の五億円プレイヤーである佐々木やイチローを雇おうものなら、残るは480万の架空選手を大量に雇うしか道はなくなるであろう。

ただし、このゲームは経営の概念が序盤にしか存在しないというのが、問題点である。
最初のころはお金を捻出するのに、青息吐息であったにもかかわらず、サイドビジネス施設がほぼ揃ってしまうと何もしなくても、MAXのお金が手に入るようになってしまい、意味がなくなってしまうのだ・・・。
(資金が好きなだけあるから、ドリームチームは作りやすいけど)

なお、プレイヤーは十年以内に自分の球団を優勝させられなかったらクビになるのであしからず・・・。