プロ野球チームであそぼう

1999年セガ・ドリームキャスト

ドリームキャストにおけるセガ初の野球ゲーム。使えるチームは12球団+両リーグのオールスター+カードをコンプリートすることで使えるようになる世界選抜と宇宙人のチームInfinityの計16チームと、プロ野球チームをつくろうの対戦データを使ったオリジナルチームである。

しかし、このゲームは慣れないと守備が辛い・・・(特に視点切り替えが)。打撃もトリガーを引いて、タイミングを合わせて離すというやり方で(ゲームセンターにおけるセガのダイナマイトベースボールの方式を家庭用に持ち込んだ結果ですな)、慣れないとやりにくいけど、そのうちバカスカ打てるようになります。
(ロックオンレベルが高いとよほどのくそボールでない限り、タイミングさえあえば当てることは出来るので)
また、投球もかなり癖があります。まず、ビジュアルメモリを見ないと、まずどこにボールを投げるのかすら分からないので、ビジュアルメモリは必需品です。
そして、ビジュアルメモリ上のボールの位置(コントロールが悪ければそれだけ外れやすくなる)に(直球だろうが変化球だろうが)ボールは投げ込まれます。
なので、変化球デッドボールは少ないです(思い切りスライダーを投げてもぶつけることは少ない)

また、このゲームはペナントモードを勝ち進めていくと、選手カードというものが入手できます。この選手カードがあれば、オリジナルチームを作ることが出来ます(現役選手480人に、OB選手、外国人選抜12人、宇宙人3人)。
このモードがあればどんな夢のチームも作ることが出来ますが、「つくろう」のデータからは選手を選べません。
(個人的には出来るようにして欲しいのですけど)

しかし、個人的にこのゲームで一番良いと思っているのは、
カープのスクワットコール&宮島さんが入っていることですね! スクワットコールも、最初から名前の連呼をすることなく(結構勘違いしている人がいるみたい)、ちゃんと2回目からはじめてくれるし、こちらは使う場面こそ、実際とは違うこともあるけど(ヒットを打った時にも流れる・・・)宮島さんもしっかり使われています。
よそのチームの個性的な応援は再現されていないんですけどね(せいぜい、ヤクルト(なぜかハムも)の「♪狙いすまして〜、鋭く打ち返せ。かっ飛ばせ―稲葉、稲葉篤紀頼りになる男」ぐらいでしょうか?)。

プロ野球チームをあそぼうネット

前作をネット対戦もできるようにしたバージョン(データは今年の春なので、金城とかは並み以下の打者になっています)。
しかし、前作よりもボールのスピードが遅く感じたり、CPUに任せた時の守備がザルになったりと、不満点がちらほらと・・・。


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