蒼天の拳気になるセリフその4

第21話:惨たらしき陵遅刑

「こいつが閻王か。悪そうなツラしてやがる。
こいつはとんでもねぇ悪党だぜなぁ!!」

取り巻きに、「あんたこそ怖えぇ〜よ」と思われるようではねぇ…。

「なあっ、兄ちゃんもそう思うよな。
こんなひでぇツラじゃすぐに見つかっちまうぜ
なあっ

「兄ちゃんはおとなしいカオしてんな!
ムシも殺せまいガハハハハ

って、閻王本人に言う親分が節穴過ぎて素敵です。

野郎ども、明日からは何をおいても閻王探しだ」

目の前にいるのに、気がつかない親分には見つけられないと思います。


「え、と、とんでもございません
私は肝臓が悪いし糖尿病で…
ああっ、いててっ、それに痛風が!
脚気もあった
「それにしては顔色いいな」

毒酒を閻王に断られて、あんたが飲めといわれたバーテンの反応。
そして、あっさりつっこむ閻王

「バーテン、これであんた死んだも同然だ」
「ぐ…そういうこと?」
「だって、だって、
親分が毒盛ればイチコロっていうから

横から毒酒を飲んでしまった親分。これでバーテンの命も…

「え!?、あっ、て、てめえは!? ごふっ」
「毒盛るつもりが…
も、盛られちゃった、どね…」

ようやく親分も目の前の男が閻王と気づくも手遅れ…。

「お、親分〜!! てめぇバーテン」
「ヒィ〜、私じゃない私じゃない

親分が死んだ結果、バーテンがボコられます。


「あ、ありがとうございます、ギーズ大佐」
勘違いするな。拳志郎を生かしておくためには、
お前も生かしておいた方がいいと判断したまで」

「拳さんの味方をしてくれるんで?」
「さらに勘違いだ。
フランス本国は、この魔都・上海の浄化を求めている。
だが、それは夢のまた夢。ならばゴロツキ同士で殺し合ってもらった方が都合がいい」

ギーズ大佐が沢田幹事長に見えてきますなぁ・・・。

「し、しかし、紅華会相手に俺たちだけでは…」
「ひとつだけ教えておこう、
お前たちにとって、心強い男がまだ生きている

一人増えても、あまり大勢に影響なさそうなんですが。


潘光琳!!
運がよければお前は奴と一緒にあの世に行ける。
よかったなぁ〜
ひゃひゃひゃ。よかったな〜えっ」

潘に陵遅刑をして楽しむ呉東来…。




第22話:艶ある黒!!

「あ?シラミに文句あんの?オッサン。
シラミの文句はーっ」
「誰に言ったらいい?」

って、子英くん拳さんの言葉をパクろうとしていたのか…。しかも、気づかなかったとはいえ、拳さんに言おうとしてたし。


ぁ〜はぁぁお」

呉東来氏、相手はノーリアクションなのに一人で楽しんでいる模様です。

「一体、俺のどこが不満なんだ! 潘の奴とどこが違うってんんだ? っ!?
なあ、金ならある。お前の主演映画を何本でも撮らせてやる
潘なんか忘れて俺の男になれ!

呉東来氏、いつの間にかお約束な悪党のくどき文句に入ってます。

「俺はどうせヤクザだよ。俺の金は汚れている。
だがな!それは潘も同じだろ ええ?
一体あいつと俺のどこが違うんだ

顔&性格(爆) しかし、このセリフって「なんで拳志郎は青幇なんてヤクザと組んでるの?」と思う人を思わせるなぁ…。


「このまま突っ込もうと思えば突っ込めるんだあ!」
「なら…いいわ」
「あっ!? だめ引いちゃ!出ちゃうよ」

このセリフだけだと、本当に青年誌な展開になっていると誤解してしまうんですが(爆)

「私を殺して、死体とやりな」

ん〜、美玉さんもキてますね〜。

「はうっ、はう、はうっ、
はうっ、はううっ。
わ、わかったーっ。
か、顔だあ、顔だろ、顔だ。
おまえ男を…顔で差別するのか」

鏡に写る自分の姿と、潘の写真を見比べて…。なんだぁ、自分のことはしっかり把握してるぢゃん。でも、心まではわからんらしい(汗

「ちがう…。
心の色…、確かに潘もあなたも同じ黒幇…。
黒と黒よ、でも潘の黒は下地に暖かい赤が塗り込められた
艶のある黒…。あなたの黒とは違うわ」

顔ではなくて、あくまでも精神に問題があると主張する美玉。


「うるせぇーっ、 顔、顔、顔、顔、顔、顔
顔だぁーっ

そこまで卑下しなくてもいいですぜ、呉親分。



第23話:血塗られた宿命ゆえに

「今は、あなた以上に上海で有名な人はいないわ」

そりゃ、閻王と聞いたら賞金目当てに襲ってきかねない所ですから…。


「素敵な挨拶だ…」
いきなり美玉にブン殴られた拳志郎。


「潘も、あなたも、
男ってどうしてそんなに勝手なの…
意地だ、友情だって勝手に死んで勝手にいなくなって…
残された女は…

確かに残された女にとっては、これ以上迷惑な方々もいませんな。
つーか、拳さん日本に北大路さん残してるし。


「一度でいい。拳志郎と一緒に…
行ってみたかった」
回想シーンの常連玉玲さん日本へのコメント。


「俺は…
玉玲を幸せにできる男ではなかった」

日本での生活を見ていれば、充分納得できます。

「ただ、義のために」

ホントにそれ以外理由なさそうだもんな…このヒト。
友達を助けたい以外、何も考えていなさそう。



第二十四話:裏切りの荒野

「かっ、くっ、くか」
「五形拳の達人、崔をこれほどまでに簡単に…
なんて強さなの」

って、崔は秒殺ですか〜。


「それほどの力があるなら、なぜ、
なぜ、玉玲の心を受け止められなかったの?」

力があれば受け止めていいというのも妙な話しですけどね(汗


「潘…お前、何回死に損なう気だ」

北斗神拳関係者に言われとうないとは思いますが…。


「お前さんの言うとおり、ヤクザは馬鹿だ。
欲と意地が先走って仲間が死んでいく。
財閥や政治家たちにいいように利用されている
無理は承知さ…でも、
手を繋ぎ合せなきゃみんな野垂れ死にだ」

って、卵な展開!? 龍星や九頭龍のヤクザはそんな風には見えませんでしたが。


「この上海で他にどんな生き方があったんだ。
俺も…ここにいる奴らも。
選ぶ道は無かった

ということは、好きでヤクザやっているわけじゃないってことでしょうな。


「止めねば…誰かが親父の野望を止めねば…
血の嵐は収まらねぇ」

光琳って、意外と平和主義者なのか、それとも翁が野望持ちすぎなだけなのか…。


「義と、絆を守るのが…青幇の掟だ」
どちらかというと、絆のケースですな。


「なぜ、すぐ撃たん!?
光琳よ、お前は優しすぎる。
この世界はお前には無理なんだよ」

と光琳がいい人だということをアピールしているよ…。


っあっ」

秘孔を突かれた翁…。


「俺は…
潘光琳…そして玉玲を愛していた…
だから、俺はその悲しみを背負った…」

悲しみよりも、責任を背負ってそうな感じですなぁ…。



第二十五話忍び寄る影!

ある紅華会の男が、新しい装置を装着しています。
それは、どうやら失った視力が回復する代物らしいのですが…
原先生!体をはったネタを描いているようにしか思えないのですが(汗)
さすがに洒落になりませんわ…。

「え〜!ついに…わが国の科学の粋を集め完成致しました」

やっぱり中国の科学力なんでしょうか? できればドイツの科学力を希望したいところです(って、JOJOじゃないとダメか)

おお、なんだか急に見えるように、って
いてっ、いててっ、あっ目が、目がぁーっ」

まるでムスカのような叫びを上げる男。どうやら、この装置ではないらしい。
っていうかこの人木人形ですか?

そして、その横では首がガクリとなったままの呉東来が。
「おい!!首が落ちてるぞ…
キコキコしてやれ」というと、呉東来は

「別動手!!」(ドント タッチ)と拒否。そして、美玉の写真によだれを垂らす呉東来。
ドントタッチよ〜、ドントタッチです〜ジュル」
と、部下が引きそうな光景。

陳は、そんな呉に
「女優狂いも大概にした方がいい…
目立つ女優相手じゃ、居場所をすぐ閻王に掴まれるぜ!!」
と忠告するも、
ふっ!やめられんなぁ〜」
とシンや獄長様の「聞こえんなぁ〜」以上に男らしいセリフが(爆)

そして、
「ああ〜没問題(メイウェンティー)、没問題」(大丈夫、大丈夫よ)
「もう閻王はこの俺に指一本触れられない!」
と自信ありげなコメント。

と、いうのも義兄弟の章元帥が頼りになる男を動かしてくれたからである。
「そお、霊王よ!!
中原が誇る伝説の北斗の拳は、
何も北斗神拳だけではないのよ!!」
と新たな強敵登場の予感・・・である。


いっぽう、拳志郎と美玉はまだトーク中。
「馬鹿ね、やっぱり潘もあなたもバカよ
全然わかっていない…」
確かに、頭良さそうには思えない2人ではありますなぁ。

「玉玲は、あなたたちが思う以上に強い女性だった、
きっとその哀しみにも耐えたはずだわ」
とコメント。これ以上何かいうと墓穴を掘りそうなのか、拳さんは
「もう…何も言うまい」とこの話を凍結。

そして、美玉は玉玲を殺した男が、霊王ということを拳さんに告げる。
再び、哀しみを背負う必要はないから上海を去るように拳志郎に言うが、

「確かに俺たちは馬鹿だ。
だが、義を失ってまで生きたくはない」
と開き直りとも取れるコメントを残して、去っていった。

舞台は、呉東来の屋敷の潘がいる牢に移る。
青幇の男が潘を救出しようとするも、謎の男が乱入。
「おえ…や…やめ…ろ」
「ぷぽ〜ぺは
と青幇の男に悲鳴を上げさせ、トドメを刺す。

そして、潘の様子を見て
「ほおう、たいしたものだ
こんなになっても、まだ命の気が張っている」
と感心した。この男こそ、霊王であった…。



第二十六話:好機迫る!!

車の中から美玉の広告を見ている拳さん。
しかし、運転手が包帯姿の葉・さらに窓からは拳さんのパイプの煙が流れているため、どう見ても不審な車である。

「ん…?(心なしか人が避けて通っているような
気のせい気のせい、大丈夫。これだけバッチリ変装してんだから)」

小便から戻ってきた子英は車の周囲にいる人々の様子を見て、こんな感想を抱く…ってダメぢゃん。

(だけど、こんな包帯だらけの運転手なんかいるか?)
最初に気づけや。

そして、急に正面に別の車が停車する(って、下手すれば正面衝突)
「バレた!?ああっ、やっぱバレたんだー」
子英君って…。


そしいて、車の中からギーズ大佐が登場。
「おまえたちに…知らせることがある」
「駐車違反か!?」
拳さんの切り返しがなんとも…。って、阿弖流為様よりは交通法規が気になるらしい。


そして、ギーズは呉が3日後にグランドシアターに現われることと、
「いいか、呉のそばには
霊王がいる
北斗孫家拳のな…<こっちが要件のメインらしい。

「七年前崇山少林寺が焼失した。
その時盗み出された秘伝書に
北斗三家の拳のことが記されていたのだ」
って、その秘伝書をどーやって読んだんですか、この大佐は…。

でもって、孫・曹・劉家の三英雄を守護するため分派した北斗神拳の秘話が書いてあった模様。
まぁ、三家の最後の君主は暗殺で死んでませんけどねぇ…。


そして、シャルルたんは拳さん達の居場所を知ったのは
「おまえたち自分の姿をよく見て見ろ
尾行も変装も目立ちすぎる。
…フランス陸軍情報部を甘くみないことだ」
とのこと。…別にフランス陸軍情報部でばくてもバレバレだとは思いますが。


そして、3日後、グラウンドシアターに呉が主賓として登場。
主賓として呼ばれたため、呉は大喜びである。
「えへへ、やっぱそぉお。可愛いじゃないのぉ
やっと、男は顔じゃないと分かったようだね。
これは潘に知らせねば」
と言いながら、ソレ用の薬を飲む呉親分。

「うう〜〜〜〜〜〜〜ん
来た来た来た来た
ドクンと来たあ
今夜はハッソォ!ハッソォ!!
ハッソオッハッソオッ
ハッソォーッ」
と完璧にキテます。
そして、誕生祝いに金の延棒10本を贈呈。
「まっ、とっときなさい
ああん、とっときなさい、とっときなさい
まっ、なぁに、ほんの
金の延棒10本だけど…まっと誇らしげな呉親分。

しかし、難関が待ちうけていた。それは記帳である。
「金…ん…、んがっくく…
まるでサザエさんのエンディング見たいな声を上げる呉親分

「えっ、機長!? えっ、ゴキチョウ???」
と困惑する呉親分を尻目にシアターの人は呉に筆を渡す。
「あ…そうォ…」と完全に困ってしまう

(はっ、お、親分は字が書けないってのに…
バカチンがなんてことを)と青ざめる部下達。

そして、横にいる異人さんが我慢しきれなくなったようで、
「オホン」と咳払いをし、
「まだですか?何してルンですか!?」

だが、呉はだからおれは銃以外にぎ」と答えるのが精一杯。
「マサカッ、名前が書けナイですか」
この暴言で呉の周囲の人間が逃げる。

さらに異人さんは追い打ちをかける。
「ハハ〜ン、書ーけナイデすか!!
じゃーブタの絵でも描いたらドーデスか
しるし!しるしでいいよ」と言ったため、呉親分キレる。

「なんだコノヤロォ〜
おれが豚に似てるって言うのか!?
「ホワッツ!?」呉親分は銃を異人さんに向ける
「ホワィ」

そして…
「ホワィじゃねぇ、ブタじゃねぇやーっ
なろーっ、なめやがって、
みんなブッ殺してやるーっ」
と乱射モード突入。

異人さんの断末魔は「アバッ」であった。


そんな状況の中で、閻王と霊王は出会ったのである。
(霊王って呉親分が乱射する際は逃げていたよーな)

「…おまえ、どう見ても
ボーイには見えねーぞ」
「あんたもな」