気になるセリフその2


第6話:北斗を継ぐ者!!

睡龍と呼ばれた青幇屈指の毒使い…
李永健も、老いと病に勝てぬか

李さんの過去を読者に伝えてくれる貴重なお言葉。


わ…わしのこと、知っていたのか
それなら、わしが生きてる価値がないことを……・
わかるだろ

自分が毒を使って多くの人を殺してきたことを恥じている李さんの心境が現れています。


閻王は、朋友よ

とにかく、自分のせいで閻王の正体が知られることだけはしたくない李さん。
顔を削いでくれと言われた金さんが戸惑っているのを見て、李さんが言った重みを感じさせる言葉。


ありがとう…………金さん、恩に着るよ

自分の望みを聞いて、鉄扇を投げようとする金さんへの言葉。


うわぁ!

拳志郎に発勁が通じず、さらに腕に手を添えられただけで力が入らなかったことに動揺した金さんの悲鳴。
これにて、金さんが格が下だということが鮮明に。

俺はあの時、伝承者ではなく、
ただ己の拳を追い求める
血に飢えた狼だった。

上海時代は、さすがにやり過ぎたと自覚している模様。


死に生くをいわず、
拳力を尽くさん

伝承者として闘うことを宣言するかのような拳志郎の言葉。


ふっ、はぁつ!!

迫りくる拳志郎の指に対して、完全に怯んでいる金さんがあげた悲鳴。


第七話:李永健の涙…


「死を覚悟したあんたはもう死人だ、
死人は殺せない」

花の慶次などですっかりおなじみとなった「○○は殺せない」のパターンのセリフ。
ついに出たかって感じです。


「金さん、あんたも凄いよ」
「あんたの拳法家としての本能は
それを感じていた…
圧倒的な拳格の違いを!」


読者が金に対しての失望感を抱いてると察知してのフォローか!?
とにかく、金を誉めまくり。


「こ…この血は……病の血よ…
金さんは関係ないよ」

李さんが倒れたのは、金さんにやられたのではないかと心配する拳志郎に対し、
さらに、フォローする李さん。


「俺を一生苦しめる気か?
それが、朋友への最後の仕打ちなのか?」

玉玲の匂いがする手紙のことについて、何も言おうとしない李さんに対する拳志郎の言葉
朋友という言葉を脅し気味に使っているのは気のせい?


拳志郎 何日君再来

拳志郎、いつ帰ってくるの?という意味の漢文。
玉玲の拳志郎を想う気持ちが強く現れている文章である。


「ああ…玉玲…よろこぶよ…
拳さん…に手紙が……届いたって」
李さんが、日本に来た本来の目的である、玉玲の手紙を無事に届けられたことを喜ぶ気持ちが現われている。


「さ……さよなら、朋友」
李さん、最後の言葉…。良い漢でしたよ…。


「…頼む。だが…、魂は俺が連れて帰ろう
上海へ!!

李さんの遺体を中国へ連れて帰ろうとする金さんに対して。
そして、李さんの想いを抱き上海へ行くことを決意する拳志郎!


「ま、まさか、上海を修羅の地に化す気か!?」

上海は修羅の国になるってこと!?それとも、すでに修羅のような男が大勢いるということか?


「死に場所は、どこでも構わんさ」

もはや、日本に残ることはなさそうな決意表明。これで、蒼天の拳の話も変化していくのでしょうか?



第八話:悪の栄えし都!

「あはっ、い、たっ!! あっ…いっ…たっ…」
「おいおいおいおいおいおい」

紅華会、仲間内でいきなり飛ばしてます。

「我らをこんな身体にした閻王は許さん!!」
「そう我らは閻王こそ豚の餌にすると誓ったはずだ!」

閻王を倒そうとする意思表示はいいのだが、そんな状態でできるのかしら?

「くく〜ん」
口に出して、ラーメンの匂いを嗅ぐ拳志郎さん。

「あん」
なぜか、真ん中の「あ」だけ大きいです。


「よせ、娘だ
紅華会が綾に銃を突きつけたので、父親として娘を守ろうとしています。

「あれ!? 押した? 押したよねーっ!?」
ラーメンの落し前なのか、霞さんが男の背中を押した時の相手の反応。
霞さんは、手にハシと丼を持ってます。

「ぶちがっ」
「あは、はっしっしっし」
「あっああ!!」
「あふん」
「へぷぼっ」
紅華会の方々の悲鳴。

「またあの耐えられないほど命の軽い魔都へ戻るか・・・」

上海ってそんなところーっ!? 止めろよ北大路パパ。


「君への借りは地獄まで
追いかけても返すから」

良いセリフなのか、なんか間違っているのかは気にしてはいけません。


「また会う時は…地獄で

朋友同士の会話でもここまでは言えませんな。


第九話:蒼天に願え!


「ぶちいぶがぼかばぁ」
ぁーっあぷあっぷごぼぼ
「おぼれるとこだったよーっ、
このバカー、
バカよ、バカバカ、
そんな中途半端な報告するアホよ−っ
拳志郎が東京にいたということはわかっていたが、もぬけの空だったという報告を受けて
紅華会の幹部はスープに溺れかけて半狂乱状態に。


「あひ、あう、あお、
すびばせん」
そして、そんな報告をしてしまった部下の断末魔。


「あやぁーっ

金藤教頭が綾に呼びかけるも相手にされずに、髪の毛で隠してあったスキンヘッド部分が見えそうになってのお言葉。


「綾さま、私が軽〜くおっぱらってきましょう」
絶対ムリ(爆)


「とにかく痛い目にあい…
あい、た……
まああ…、まああ…」

格好つけても、ステッキの一刺しであっさりダウンしてます


「臭ぇなぁ
どぶネズミの汗みたいな臭いだなぁ」

羅門(子供バージョン)の言葉。兄と変わらないぢゃん。

「誰がドブネズミだってぇーっ」

ぶ、ブタオさーんと同じ反応じゃん。


「鼻が効くからって、 犬じゃねぇんだよ、
オッサン」

北斗神拳伝承者は口が悪くないとなれないのでしょうか?


「どわぁ〜、あいててて、
ゆ、指、指、いっ
はぉうぅ〜」
羅門にやられた悪党の悲鳴。


「羅門!強くなったなぁーっ、
これで安心だ
いいか、俺が帰らなかったら、
お前が伝承者だ!!

そ、それでいいんですか? 今まで伝承者になれずに拳を封じられた人間の立場は?


バカーッ
勝手すぎるよ、そんなの無理だよーっ」

そりゃ、羅門からすれば当然ですわな。


「羅門、もし思い悩むことがあったら、
蒼天を思え!蒼天に願え!!
どんなに曇ろうとも、雲の上は常に蒼天だ
お前の望みは蒼天に!」

龍星のボーダレス発言の再現? しかし、蒼天・蒼天と連呼しすぎ。


第十話:上海に立つ!の巻


「失礼な奴め、タイだって着用してるだろが」

そんなヨレヨレな服と、ダラリとしたタイでは誰も高貴な人とは思いません。


「おまえはガキだから助けて貰えると思う?
ダ メ、
俺達の掟ではガキも大人も同じなのよ」

紅華会の下っ端による、紅華会の掟のレクチャー。


「あのねぇー、閻王なんて作り話よ。
いねぇんだよ、ホラ、
今、おまえは死ぬんだぁーっ、
まっぷたつんなってなーっ」

やはり、紅華会は閻王がいないことにしたいのだろうか?そうとう嫌いらしいですな


閻王がなんだって? ハァン?
閻王に文句があるのか?  ハァン!?」

基本線は、「〜に文句が」で行く模様。


「ちょっと離してくれない
閻王は関係ないよ」

ブタオさんとのやりとりがここに再現!?


「閻王の文句は俺に言え!」

で、決め台詞。



「あのさ、斬りたいの、
斬りたいのォー、 斬らせて−っ」
「じゃ、手伝ってやるよ」
「あっいん、
ちがうちがうちがうちがう、ちがう
う、痛っ、てててててててて」

拳志郎と悪党のやりとりはどーしても漫才になってしまうよーで…。


「おい、よく狙えよ!  ここだ」

自分の頭を指差して言うのも何かと思うのですが。


「バカだねぇ、頭は一番小さい的だ。
そこを狙うとわかっていれば
かわすのも簡単」


おおっ、隆慶一郎理論の登場だ!


「ぱいやっ」

ハート様っぽい悪党の断末魔


「あいつ、俺のカバンをスリやがった
ふぅー、上海らしいな」

上海らしいって、どういうこと?(まぁ、当時の上海はそんなものですが)


第11話:閻王の嗅覚!!


「まっ、こいつら頭おかしいから吹き飛び方もおかしんだろ?」
怪しげなターバンの男にこう言われてしまう紅華会の連中って…。


「大変だったなぁ〜〜、
おっ、意外と金目の物入っているぞ、
子英!」

息子が殺されかけたにも関わらず、このリアクション…。子英が暴発しないことを祈りましょう。


「ふっ・・・、また閻王か。
本物の閻王がいなくなってからというもの、
ちょっと拳法が使えるとどいつもこいつも閻王と
名乗りやがる」
「今日の閻王は、
ちょっと強そうだったよ」

!!そんなに上海には閻王と名乗る人間がイルノデスカ!
しかし、名乗ったところで賞金首として狙われるのがオチじゃ…。


「ありがたいな、
だがいいから飲め」
ワインが「鼻が曲がりそうな臭い」だと言っている閻王に対して、必死に弁解するも全然通じていないことを表している


「飲みましょお。
は〜〜〜〜っ、ふぉ〜〜〜っ」
拳志郎に「ずいぶん覚悟がいるんだな」と言われるのも当然な言葉。



「しっ、死んじまう」
毒入りワインに絶え切れず、鼻血が出た男の口から飛び出した言葉。そりゃ、無理もないわ。



「葉さんの早撃ち凄いねぇ」
「いや、拳さんのその鼻には敵わないよ」

相手を思いっきり虐殺しておきながらも、こんなほのぼのとした雰囲気でいいのか!?


第十二話:非道!青幇狩り

「ちがうだろ!!」
「う」
「何カッコつけてんだよ!!
この人が本物の閻王なら
本当のこと言えよ!!」

心暖まる(?)葉親子の会話


「あっ、だめだよ外に出ちゃ!
いくら閻王でもすぐ殺されるよ」
「いくらあんたでも、あの銃の多さじゃ
どうしようもない」


ある意味、問題発言。北斗神拳ってそこまで…


ああ!?誰だ、おれの名前を呼ぶヤツぁ」
おや、よくみると沈さんじゃないかぁ」
朱…鬼かアンタわ


「おう!まだ死んでねぇのか?」
「も、も…、もうすぐだよ…〜」
「へへ、すぐに死ぬのは生ぬるい」
「ゆっくり苦しみながら死ねや
「簡単に死んだらおめぇの息子を殺すぞ!」
青幇狩りの容赦ない要求。無茶苦茶や。


「ひぇへへ惨めだな、
上海を肩で風切って歩いていた男がこの様よ
これも、慈悲ってもんのせいよ〜〜
そんなもんのせいで、
お前らは地獄におちる
上海は“黒が黒を喰う”地獄よー」

かなりイッちゃってます。


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