プロレスゲーム特集
闘魂列伝4(ドリームキャスト):作・トミー
(EDITレスラーの名前にツッコミは禁止です)
1999年頃の新日本プロレスを舞台としたプロレスゲームです。
登場するキャラクターは以下の表の通りです。
新日本プロレス(ヘビー級) | nWoジャパン | U.F.O | フリー | ジュニア |
橋本真也:佐々木健介:藤波辰爾 越中詩郎:木村健悟:平田淳嗣 木戸修:山崎一夫:飯塚高史 中西学:永田裕志:安田忠夫 後藤達俊:小原道由 パワーウォーリア―:(長州力) (坂口征二):(マサ・サイト―) (田中秀和):(タイガー服部) |
蝶野正洋:武藤敬司 グレート・ムタ:ヒロ斎藤 天山広吉:小島聡 AKIRA |
小川直也 (アントニオ猪木) |
天龍源一郎 ドン・フライ 大仁田厚 |
獣神サンダーライガー:エル・サムライ 金本浩二:大谷晋二郎 ケンドー・カシン:高岩竜一 D・ワグナー:ザ・グレート・サスケ ドラゴンキッド:(SASUKE) |
と、新日本以外のメンバーもかなり登場してますが、なんといっても隠しレスラーで、レフェリーのタイガー服部とリングアナの
「ケロちゃん」こと田中秀和が登場するのが最大の特徴でしょう。
(全日のジョー樋口がレスラーとして出たらもっと驚くけど)
入場時の演出もしっかりとしているのも特徴で、EDITレスラーの作成の際にも好みの入場シーンを作りこむことができるぐらいのパターンが用意されています(EDIT用の音楽も、ゲーム中に登場しない新日レスラーの曲ばかり)
しかしながら、肝心のゲームという点では結構不満が残る内容になっています。
まず、ダッシュ攻撃がやたらと強いこと。乱発しても、ファイプロのように息切れすることはないですし、ジャイアントグラムのように防がれることもありません。そのため、ネットワーク対戦(現在はサービス終了)ではダッシュの割合を低くするようにロジックを組むことを明記してある大会もあったほどです。
そして、技の種類も相手がグロッキーにならない限りは、十字キーの入力の有無による二種類の技(打撃・関節・投げのそれぞれ)しか使用できないというのも、個人的には多いに不満です。
(EDITレスラーに入れられる技は、ゲーム中に出ていないレスラーの技も多くあるので、豊富ではあるのですが・・・。
そのため、このソフトはすぐにジャイアントグラム2000にとって変わられることになりましたとさ。
WWFレッスルマニア(SFC):作・アクイレムジャパン
かなり古めのSFCソフトです。もともと、このゲームを買ったのはゲームセンターにあった同じようなタイトルのWWFのゲームが良い味を出していたからです。
が、このゲームは「なんじゃこりゃ!」と言いたくなるような出来でした。
・出せる技がどのレスラーも一緒であるということ。
・体力無くなったら容赦無くフォール負け確定。
・操作方法は昔からおなじみの連射中心(でも、昔のFCゲームの方が技多い)
と、アクイレムジャパンの技術力を痛感させられるゲーム内容。
唯一まともなのは、レスラーセレクトの際にそのままにしておくと、そのレスラーのテーマソングが流れるというぐらいか・・・。
ちなみに、登場レスラーは
ハルク=ホーガン、ジェイク=ロバーツ、シド=ジャスティス、アースクエイク、タイフーン、テッド=デビアス、アニマル=ウォリアー、
ホーク=ウォリアー、ジ・アンダーテイカー、ランディ=サベージ
と、アンダーテイカーとロバーツ以外は、WCWの方が合っているんじゃないか思わせる当時のWWFの顔ぶれ。
ゲーセンの奴だと、サージャント=スローター、ザ・デモリッションズ、ミスター・パーフェクト(カート=へニング)などがいた記憶があります
レッスルエンジェルス(SFC):作・イマジニア
もとは、パソコンでシリーズ化されていた作品である。
このゲームは、自分がプロレス団体を率いて業界一位になることを目標とする、プロレス団体経営シミュレーションであるが、
当初「ポピュラス」などのマイナス実績があるイマジニアだけに購入時は不安を感じました。。
そして、ゲーム的にはプロレス団体経営の厳しさを感じさせる作りとなっていて、ひと安心。
・序盤のフリー選手獲得&新人選手(だいたい、実在の女子プロレスラーをモデルとした選手ばかり)獲得競争は熾烈であり
・興行を行えるようになっても、当初は人気がないから、小さい会場でしかお客さんが満員にならずに収入も少ないまま。
・選手の能力を急激に伸ばそうと特訓ばかりしていると、あっさり故障して興行に影響が出る。
・弱い相手ばかりをベルトの防衛戦相手に選んでいると、ベルトの価値が下がる。
・提携した海外団体が、相手の交渉によって、自団体との関係が消滅する。
・モラルが低いとすぐに反乱軍を作る
・有名になると相手団体に殴り込みを仕掛けられる。
などなどなかなかシャレにならないイベントが盛りだくさん!
ちなみに、肝心のプロレス部分も自分で操作することができるが、これはカードバトルという形式をとっている。
攻撃能力・防御能力とそれに対応した技の難易度によって、どちらの技が決まるのかが決定されるという内容で、
当然ながら、関節技によるギブアップもありえる。
また、画面上のレスラーの位置によって、関節技やフォールした時のロープブレイクに影響がでるなど、なかなかのシステムである。
プロレス(FCディスクシステム):作・任天堂
任天堂が、ファミコン黎明期に出していた「ゴルフ」「テニス」「ベースボール」などのソフトの仲間と考えられるゲーム。
当時、ディスクシステムをやっていた時はこのゲームが非常に面白く感じたものである。
ファミコンというだけあって、操作方法はいたってシンプルであった。
タイトル画面の音楽がベースボールと同じというのが印象深い。
登場レスラー:
・ファイター=ハヤブサ:得意技は延髄切りでアゴが長いと、モデルがどうかんがえても猪木な主役レスラー。
しかし、延髄切りは威力は高いが失敗する可能性が高すぎるため、周囲では不人気であった。
・スターマン:イメージ的には、キン肉マンのペンタゴンから羽を取って、星の部分を青・その他の部分をピンクにしたものである。
得意技は、フライングクロスチョップと、サマーソルトキック(見た目には正面式ドロップキックにしか見えない)。
・キン・コン・カーン:謎の中国系レスラー(恐らくモンゴル)。得意技は、モンゴリアンチョップとカラテキック(キラーカーン?)。
・ジャイアントパンサー:黒人レスラー。得意技は、アイアンクローとヘッドバッド
・ジ・アマゾン:半魚人のようなレスラー。得意技は、かみつきと凶器攻撃。
・キング・スレンダー:足四の字を使わないリック=フレアー(爆)。得意技は、シュミット式バックブリーカー。
・グレート=プーマ:全ての選手の得意技を使うラスボス的存在。
ボストン編集部に戻る