ー決戦関ヶ原大垣博ー
2000年は『関ヶ原の合戦』からちょうど400年後ということで、大河ドラマである『葵−徳川三代』を筆頭として様々な『関ヶ原の合戦』企画が行われていた。
そして、三英傑では家康が大好き(そして、信長・秀吉嫌い)な私はたまたま大垣に行く用事があったので、
ついでに行くことに。
JR東海道線(もしくは近鉄養老線)大垣駅に到着し、南口から外に出ると、商店街の屋根の下には各大名の家紋が描かれたバナーが飾られているという光景を見ることに。道路を挟んで東軍と西軍に分かれているという芸の細かさは良かったです。しかし、平日であったため大垣博目当ての人は少ない模様。
(実際、どのぐらい人が来たのか知らない・・・)
そして、すぐに会場である大垣公園に到着。チケットを購入し南口から中に入る。
みつなりくんといえやすくんが描かれたチケット
パンフレットより、内府こと徳川家康公 | 同じくパンフレットより石田治部少輔三成 |
最初に向かったのが、決戦関ヶ原館というコーナーである。ここでは、主に『葵−徳川三代−』を通じて関ヶ原の合戦を紹介するということを目的としているので、ドラマと同じ形の武具などが置いてあり(一部は触れることも可能)、ビデオでドラマそのものも放送していた。また、ジオラマで杭瀬川の戦いの様子が再現されているなど、中々ポイント高し。
満足して外に出て、今度は大垣城に向かおうとすると、前から謎の巨漢と黄色い物体がこちらに向かってくる。
帽子にはなぜか金石が在籍していたチームと背番号が刺繍されていたが、どう考えても熱狂的タイガースファンの松村氏であることは間違いない。
黄色い物体は東海テレビのマスコットである「やっぱ一番東海テレビ(チャンネルの番号が一番だしなぁ)」でおなじみのヤッパくん(これでよかったかな?)である。
どうやら、地元ローカルのTV撮影が行われているようである。
土産物横庁の品物を紹介しつつ、近くに貼ってあるスポーツ新聞調(戦国風味)を見て「○○(たぶんデイリー)スポーツはないんですかね」と言っていたのが印象的である。
また、ヤッパくんは子供達とジャンケンをしていて見事に負けていた。
で、気を取りなおして大垣城に入ると、中がいかにもパワー○ードみたいなもので作られたという感じで、
姫路城や彦根城など本格的な城と比べると風情がない代物・・・。窓はおもいっきりアルミサッシだし。
まぁ、名古屋城は中にエレベーターがあるのでそれよりはマシですが。
上の階は、江戸時代の城主の鎧兜などが展示されているのですが、下には「信長の野望」シリーズの生い立ちが紹介されていたり、「決戦」体験コーナーなど、ただのコーエーブースになっていました(苦笑)。
外に出て今度は東芝DVD館なるものに向かうことに。
中ではかなり怖いイラストをベースにした元経済企画庁長官堺屋太一(秀吉・秀長兄弟の小説などを執筆)氏が原作者であるDVD「SEKIGAHARA」が放映。内容はしっかり出来ているが、三成が怖すぎ・・・。
で、後は東西味の陣なる場所で「高山ラーメン(まぁ、岐阜県ですし)」を食べて、外に出ました。
感想:企画そのものは良いのですが、大垣城が城という感じがしないというのがちょっと残念。
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