恐怖の八番的山!


このコーナーでは、ここ4年で大阪近鉄バファローズ正捕手に定着した(梨田監督就任
以降は、大塚専任のリリーフキャッチャーという立場になっている)
的山哲也選手について私が思う事を書いて行きます。
キングこと、的山哲也(スラッガー)

↑私が描いた的山選手(応援歌つき)
プロフィール!
1970年10月1日生まれ、30歳
178cm80kg、右投右打
球歴:福崎高―新日鉄広畑―近鉄(94年ドラフト4位)8年目
年俸:3300万(推定)
2000年より、背番号を57から2に変更

的山選手の特徴!


その1・強肩である!

パリーグの捕手の中ではトップクラスの強肩の持ち主、盗塁阻止率は97年.364、98年.412、99年.378。
この数字はいずれも規定試合数に達した捕手の中ではパリーグで1・2を争う数字である。強肩捕手といえば、中嶋(西武)というイメージが強いが的山より成功率は低い。
2000年は急激に低下したものの、同じ捕手である磯部も急激に低下しているので、投手側に理由があるのかもしれない(的山の場合はランナーを気にし過ぎてはならないクローザーである大塚と組むことが多いので、そういうことになったのかも)

その2・意外と力はある
何せ、ここ最近のパワプロ(99決定版・2000)ではローズ・中村ノリ・クラーク・吉岡に続くチーム5番目のパワーを誇っている。と、まぁゲームでも評価はされているのだが、実際99年の4月みたいにツボにはまればホームランを量産することもあるのだ(5本)。
しかし、打率は低いのが玉にキズ。キャッチャーでなければ長距離砲も夢ではないかも・・・。

2000年の本塁打を打った相手:4月5日総司(ダイエー)・6月6日(豊田)6月7日西口(西武)
好調時は西武が誇る(松坂入団前は特によかった)豊田投手・西口投手から打っているというのがポイント。

その3・足も速いぞ!

常、捕手と言うポジションは足が遅い選手ばかりであると思っている方々が未だに多い。
実際セリーグで走れる捕手は、古田(57盗塁)と西山(ここ2年は3盗塁だが、31盗塁)だけである。
が、パリーグを代表する捕手伊藤勤は、若い頃はかなりの俊足ランナーで、ここ3年で合計10盗塁も、
通算すれば、127盗塁である。
そして、的山もレギュラーになってからの盗塁数は15と、それなりの数字を残している。
特に、99の盗塁数は7であったが、これはチーム4番目の数字である。
吉岡、吉田剛(現・阪神)、高須に次ぐ数字であり、俊足打者のイメージが強く1・2番を任されていた大村・武藤と同じ数字である。
もちろんノーマークであったからこそ走れたわけであるが、それにしても上出来な数字である。
今年も、3盗塁を既にマーク。セーフティバントを敢行するなど、本人も足には自信があるようである。
99年のオールスターでは、2盗塁を決めるという偉業を達成。
なぜ偉業かと言うと、今までに捕手で盗塁を成功させたのは、荒川昇司(よく知りません・・・)が1つ、野村克也が4つ、梨田監督が1つ、古田敦也が2つ、西山秀二が1つと、この5人の合計9個だけで、同じ年のオールスターで二個記録したのは的山選手が初めてなのです(古田が塗り替えそうな気はしますが)。
なお、ライバルの磯部選手は、通算6盗塁である。
2000年は、控えの役に回りながらも、3盗塁を成功させている。
通算では25回のうち21回の盗塁を成功させている。

ほかにも、犠打が得意などという特徴がある。

的山選手の通算成績

       試合   打数  安打 2塁打 3塁打 HR 打点 盗塁 犠打 四死球 三振  打率 盗塁阻止率 企図 阻止
94年 .000
95年 15 15 .133 .714
96年 51 64 13 25 .125 .341 44 15
97年 100 223 44 22 12 16 62 .197 .384 77 28
98年 105 222 51 18 20 29 48 .230 .412 68 28
99年 117 307 72 16 39 21 33 75 .235 .378 74 28
00年 87 151 26 16 14 18 32 .172 .159 44

  
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