恐怖の八番的山!


このコーナーでは、ここ4年で大阪近鉄バファローズ正捕手に定着した
的山哲也選手について私が思う事を書いて行きます。
的山哲也(突発的スラッガー)

プロフィール!
1970年10月1日生まれ、30歳
178cm80kg、右投右打
球歴:福崎高―新日鉄広畑―近鉄(94年ドラフト4位)8年目
年俸:3300万(推定)
2001年より、背番号を57から2に変更


2002年成績(2001年の成績はこちら
4月5月6月7月


4月

・4月1日(西武・大阪D) 藤井の後をうけて出場
4回裏:三振(西口) 7回裏:四球(橋本) 

・4月2日(西武・大阪D) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
3回裏:遊ゴロ(石井) 5回裏:三振(石井)

・4月3日(西武・大阪D) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
2回裏:死球(許銘傑) 

・4月12日(日ハム・大阪D) 藤井の後をうけて出場
打撃機会なし

・4月14日(日ハム・大阪D) 藤井の後をうけて出場
打撃機会なし

・4月15日(オリックス・GS神戸) 藤井の後をうけて出場
9回表:三ゴロ(嘉勢)

・4月21日(ダイエー・大阪D) 藤井の後をうけて出場
打撃機会なし

・4月22日(日ハム・東京D) 藤井の後をうけて出場
8回表:左安打(芝草) 今季初ヒット!! 

・4月23日(日ハム・東京D) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
3回表:左中二塁打(隼人) 6回表:中フライ(隼人) 

・4月26日(ロッテ・大阪D) 藤井の後をうけて出場
打撃機会なし

・4月29日(西武・西武D) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
3回表:右前安打(松坂) 5回裏:二フライ(松坂)

・4月30日(西武・西武D) スタメンマスク
3回表:三振(許銘傑) 5回表:投ゴロ失策(許銘傑) 7回表:中前安打(許銘傑) 8回表:一犠打(土肥)

4月成績
12試合出場 12打数4安打2四死球 打率.333 3三振 1犠打

西武戦:5試合 8打数2安打 打率.250 2四死球 1犠打 3三振
ハム戦:4試合 3打数2安打 打率.666 
オリックス戦:1試合 1打数0安打 打率.000
ダイエー戦:1試合 打席なし
ロッテ戦:1試合 打席なし


5月

・5月4日(オリックス・GS神戸) 古久保の後をうけて出場
打撃機会なし

・5月5日(オリックス・GS神戸) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
3回表:二ゴロ(川越) 4回表:三ゴロ(川越)

・5月6日(ダイエー・福岡D) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
3回表:三ファウルフライ(星野) 5回表:レフトフライ(星野)

・5月11日(日ハム・大阪D) 藤井の後をうけて出場(途中で古久保に交代)
6回裏:ニゴロ(佐々木)

・5月13日(西武・大阪D) スタメンマスク
2回裏:三振(松坂) 5回裏:左フライ(松坂) 7回裏:二ゴロ(青木) 8回裏:右フライ(内園)

・5月14日(西武・大阪D) 古久保の後をうけて出場
打撃機会なし

・5月18日(ロッテ・千葉) スタメンマスク
3回表:左前安打(加藤) 5回表:遊安打(加藤) 6回表:投併殺打(藤田) 8回表:三振(小林宏)

・5月19日(ロッテ・千葉) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
2回表:左フライ(ミンチー) 4回表:遊ゴロ(ミンチー)

・5月25日(西武・西武D) スタメンマスク
3回表:左中2点本塁打(西口) 5回表:中前安打(西口) 6回表:右フライ(西口) 9回表:左二塁打(森) 今季初猛打賞

・5月26日(西武・西武D) スタメンマスク
2回表:三ゴロ(富岡) 4回表:四球(富岡) 5回表:四球(内園) 7回表:四球(土肥) 9回表:中フライ(森)

・5月29日(ロッテ・大阪D) スタメンマスク
2回裏:三振(ミンチー) 5回裏:三振(ミンチー) 6回裏:四球(吉田) 8回裏:三振(山ア健)

・5月31日(オリックス・大阪D) スタメンマスク
3回裏:三ライナー(戸叶) 5回裏:投犠打 7回裏:捕犠打(今村)

5月成績 25打数 5安打 打率.200 1本塁打 2打点 4四球 2犠打 5三振 1併殺

西武戦:11打数3安打 打率.273 1本塁打 2打点 3四球 三振1
ダイエー戦:2打数0安打 打率.000
オリックス戦3打数0安打 打率.000 犠打2
ハム戦:1打数0安打 打率.000
ロッテ戦:9打数2安打 打率.222 四球1 三振4 併殺1


6月

6月1日(オリックス・大阪D) スタメンマスク
3回裏:三振(具台晟) 6回裏:捕犠打(具台晟) 8回裏:遊ゴロ(具台晟)

6月2日(オリックス・大阪D) スタメンマスク
3回裏:遊ゴロ(金田) 5回裏:中前安打(金田) 6回裏:投犠打失策(徳元)打点1 8回裏:三振(萩原)

6月7日(日ハム・ひたちなか) スタメンマスク
3回表:遊ゴロ(シールバック) 5回表:三振(シールバック) 6回表:三振(武藤) 8回表:二フライ(立石)

6月8日(日ハム・いわき) スタメンマスク
2回表:遊ゴロ(金村) 5回表:一フライ(金村) 7回表:三振(金村) 10回表:二併殺打(立石) 11回表:二ゴロ(井場)

6月11日(ロッテ・千葉) スタメンマスク
2回表:三振(ミンチー) 4回表:一ライナー(ミンチー) 6回表:中フライ(ミンチー) 8回表:三振(吉田)

6月16日(ダイエー・大阪D) スタメンマスク
2回裏:投犠打(田之上) 4回裏:遊ゴロ(田之上) 7回裏:遊安打(田之上) 9回裏:投犠打(ペドラザ) 盗塁1

6月19日(オリックス・GS神戸) スタメンマスク
3回表:三犠打(ヤーナル) 4回表:三振(ヤーナル) 6回表:中前安打(戸叶) 8回表:三振(戸叶)

6月23日(ロッテ・大阪D) スタメンマスク
2回裏:左中二塁打(清水直)3打点 4回裏:投犠打(清水直) 6回裏:二フライ(清水直)

6月24日(ロッテ・大阪D) スタメンマスク
3回裏:左前安打(加藤) 5回裏:中前安打(加藤) 8回裏:三振(加藤)

6月25日(ロッテ・大阪D) スタメンマスク
3回裏:遊ゴロ 6回裏;左ソロ本塁打(ミンチー) 

6月29日(ダイエー・福岡D) スタメンマスク
3回表:一フライ(山田) 5回表:三振(山田) 7回表:左越二塁打(松) 9回表:右前安打(ペドラザ)



7月

7月1日(日ハム・大阪D) スタメンマスク
3回裏:遊ゴロ(隼人) 4回裏:二ゴロ(隼人) 6回裏:左前安打(関根) 8回裏:左フライ(立石)

7月2日(日ハム・大阪D) スタメンマスク(途中で北川に交代)
2回裏:三振(ミラバル) 5回裏:右フライ(ミラバル)

7月5日(西武・札幌D) スタメンマスク
2回表:左越二塁打(西口) 4回表:一フライ(西口)  6回表:三ゴロ(西口)

7月6日(西武・札幌D) スタメンマスク(途中で藤井に交代)
3回表:四球(三井) 5回表:左前安打(三井) 6回表:三振(青木)

7月7日(西武・札幌D) スタメンマスク
3回表:一ゴロ(石井) 5回表:三ゴロ(石井) 7回表:三ゴロ(石井)

7月9日(日ハム・東京D) 藤井の後をうけて登場
8回表:右フライ(隼人)


的山選手の特徴

その1・強肩である!

パリーグの捕手の中ではトップクラスの強肩の持ち主、盗塁阻止率は97年.364、98年.412、99年.378。
この数字はいずれも規定試合数に達した捕手の中ではパリーグで1・2を争う数字である。強肩捕手といえば、中嶋(西武)というイメージが強いが的山より成功率は低い。
2000年は急激に低下したものの、同じ捕手である磯部も急激に低下しているので、投手側に理由があるのかもしれない(的山の場合はランナーを気にし過ぎてはならないクローザーである大塚と組むことが多いので、そういうことになったのかも)
2001年は再び、盗塁を阻止するシーンがよく見られるようになった。



その2・意外と力はある
何せ、ここ最近のパワプロ(99決定版・2000)ではローズ・中村ノリ・クラーク・吉岡に続くチーム5番目のパワーを誇っている。と、まぁゲームでも評価はされているのだが、実際99年の4月みたいにツボにはまればホームランを量産することもあるのだ(5本)。
しかし、打率は低いのが玉にキズ。キャッチャーでなければ長距離砲も夢ではないかも・・・。

2000年の本塁打を打った相手:4月5日総司(ダイエー)・6月6日(豊田)6月7日西口(西武)
好調時は西武が誇る(松坂入団前は特によかった)豊田投手・西口投手から打っているというのがポイント。



その3・足も速いぞ!

常、捕手と言うポジションは足が遅い選手ばかりであると思っている方々が未だに多い。
実際セリーグで走れる捕手は、古田(57盗塁)と西山(ここ2年は3盗塁だが、31盗塁)だけである。
が、パリーグを代表する捕手伊藤勤は、若い頃はかなりの俊足ランナーで、ここ3年で合計10盗塁も、
通算すれば、127盗塁である。
そして、的山もレギュラーになってからの盗塁数は15と、それなりの数字を残している。
特に、99の盗塁数は7であったが、これはチーム4番目の数字である。
吉岡、吉田剛(現・阪神)、高須に次ぐ数字であり、俊足打者のイメージが強く1・2番を任されていた大村・武藤と同じ数字である。
もちろんノーマークであったからこそ走れたわけであるが、それにしても上出来な数字である。
去年も、3盗塁を既にマーク。セーフティバントを敢行するなど、本人も足には自信があるようである。
99年のオールスターでは、2盗塁を決めるという偉業を達成。
なぜ偉業かと言うと、今までに捕手で盗塁を成功させたのは、荒川昇司(よく知りません・・・)が1つ、野村克也が4つ、梨田監督が1つ、古田敦也が2つ、西山秀二が1つと、この5人の合計9個だけで、同じ年のオールスターで二個記録したのは的山選手が初めてなのです(古田が塗り替えそうな気はしますが)。
なお、ライバルの磯部選手は、通算6盗塁である。
2000年は、控えの役に回りながらも、3盗塁を成功させている。
通算では25回のうち21回の盗塁を成功させている。



ほかにも、犠打が得意などという特徴がある。

的山選手の通算成績

       試合   打数  安打 2塁打 3塁打 HR 打点 盗塁 犠打 四死球 三振  打率 盗塁阻止率 企図 阻止
94年 .000
95年 15 15 .133 .714
96年 51 64 13 25 .125 .341 44 15
97年 100 223 44 22 12 16 62 .197 .384 77 28
98年 105 222 51 18 20 29 48 .230 .412 68 28
99年 117 307 72 16 39 21 33 75 .235 .378 74 28
00年 87 151 26 16 14 18 32 .172 .159 44

  
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