信長の野望戦国群雄伝
ファミコン・サターン・PC版など
信長の野望シリーズ三作目。信長の野望シリーズにおいて始めて配下武将が登場した作品。
また、天翔記まで続く行動力システムが最初に導入された作品でもある。
なお、このゲームは、私が信長シリーズや光栄作品にはまりこむ原因となった作品でした。
このゲームは、東北・下野・上総・下総・常陸・九州を除いた日本を舞台としています。信長シリーズでは二番目に国数が少ないゲームでしょう。
そのため、毛利家や北条家や上杉家などは、実際よりも守りやすくなっています。
もちろん目標は天下統一です。同盟統一なんてものは存在しません(同盟自体一年しか結べない)。
シナリオは、桶狭間直前の時代を扱うシナリオ1(でも、家康が織田と同盟を結んで独立している・・・)と、
本能寺の変直前のシナリオ2の二つがあります。
そして、群雄伝の特徴としては、シナリオ1よりもシナリオ2の方が能力が高い武将が多いことが挙げられます
シナリオ2の織田軍はほとんどの国に軍師の資格(政治+武力≧150)をもっている武将がいることからもそれが伺えます。
シナリオ1(武将の漢字については間違っているところがあるかも・・・)
大名家 | 領国 | 当主 | 代表的な武将 |
上杉家 | 越後・上野 | 上杉謙信 | 宇佐美定満・柿崎景家・直江景綱など |
北条家 | 相模・伊豆・武蔵 | 北条氏康 | 北条綱成・北条氏繁・北条氏照など |
里見家 | 安房 | 里見義アキ | 里見義弘・里見義頼・正木憲時など |
武田家 | 信濃・甲斐 | 武田信玄 | 武田信繁・山県昌景・高坂昌信・内藤昌豊など |
今川家 | 駿河・遠江 | 今川義元 | 朝比奈泰朝・今川氏真・岡部元信など |
畠山家 | 能登 | 畠山義綱 | 長続連・遊佐続光など |
神保家 | 越中 | 神保長職 | 小島職鎮など |
姉小路家 | 飛騨 | 姉小路良頼 | 姉小路頼綱など |
本願寺家 | 加賀 | 本願寺光佐 | 下間頼廉・七里頼周・下間頼竜など |
朝倉家 | 越前 | 朝倉義景 | 朝倉景連・朝倉景健・朝倉景鏡など |
斎藤家 | 美濃 | 斎藤義龍 | 竹中半兵衛・稲葉一鉄・氏家ト全など |
織田家 | 尾張 | 織田信長 | 柴田勝家・羽柴秀吉・丹羽長秀など |
徳川家 | 三河 | 徳川家康 | 酒井忠次・本多忠勝・榊原康政など |
浅井家 | 近江 | 浅井長政 | 海北綱親・雨森弥兵衛・磯野数昌など |
六角家 | 伊賀 | 六角義賢 | 蒲生定秀・後藤賢豊など |
北畠家 | 伊勢 | 北畠具教 | 北畠政成・鳥尾屋石見守・木造具政など |
足利家 | 山城 | 足利義輝 | 細川藤孝・和田惟政・京極高吉 |
鈴木家 | 紀伊 | 鈴木佐大夫 | 鈴木重秀・鈴木重朝・岡吉正 |
三好家 | 摂津和泉・大和・讃岐・阿波 | 三好長慶 | 松永久秀・三好義賢・十河一存など |
波多野家 | 丹波 | 波多野秀治 | 波多野宗長・萩野直正・波多野秀尚 |
一色家 | 丹後若狭 | 一色義道 | 一色義定・一色義清・稲富祐秀 |
山名家 | 因幡但馬 | 山名豊国 | 山名祐豊・森下一与・垣屋続成など |
赤松家 | 播磨 | 赤松義祐 | 赤松政秀・福原助就など |
尼子家 | 出雲伯キ | 尼子晴久 | 山中鹿之介・尼子義久・宇山久兼など |
宇喜多家 | 三備 | 宇喜多直家 | 宇喜多忠家・岡利勝・花房正幸など |
毛利家 | 石見・安芸・周防長門 | 毛利元就 | 毛利隆元・吉川元春・小早川隆景など |
河野家 | 伊予 | 河野通宣 | 平岡頼房・来島通総など |
長曽我部家 | 土佐 | 長曽我部元親 | 香曽我部親泰・吉良親貞・吉田重俊など |
どの大名も突出してはいないが、人材の豊富さで、武田・織田・毛利あたりが強豪か?
三好家は、国数が多く当主の長慶も優秀なのだが、いかんせん本人と三好義賢がすぐに死ぬので楽とは
言い難い。
シナリオ2
大名家 | 領国 | 当主 | 主な家臣 |
上杉家 | 越後 | 上杉景勝 | 直江兼続など |
北条家 | 上野・武蔵・相模・伊豆 | 北条氏政 | 北条氏照など |
里見家 | 安房 | 里見義頼 | 目立つ家臣なし |
武田家 | 信濃・甲斐・駿河 | 武田勝頼 | 真田昌幸・真田幸村など |
徳川家 | 遠江・三河 | 徳川家康 | 本多忠勝・榊原康政など |
織田家 | 能登・越中・飛騨・加賀・越前・美濃・尾張 近江・伊賀・伊勢・山城・大和・摂津和泉 丹波・丹後若狭・因幡但馬・播磨 |
織田信長 | 羽柴秀吉・織田信忠など多数 |
鈴木家 | 紀伊 | 鈴木佐大夫 | 鈴木重秀など |
毛利家 | 出雲伯キ・三備・石見・安芸・周防長門 | 毛利輝元 | 吉川元春・小早川隆景など |
長曽我部家 | 讃岐・阿波・土佐 | 長曽我部元親 | 香曽我部親泰など |
河野家 | 伊予 | 河野通直 | 目立つ家臣なし |
と、みるからに織田家に戦力が偏ったシナリオ・・・。なお、このゲームの同盟は信用できないので、
家康も信長には注意するべし。
ただ、里見・河野以外の当主はみんな優秀な能力値を誇る(毛利輝元や北条氏政はこのゲームだと、後の
作品では考えられないほど有能)。
とにかく、織田には有能な武将が多いので、引き抜きを積極的にすべし。それが一番の戦力差を詰める方法だからである。
武田・上杉はシナリオ1に比べて人材難(武田は真田親子次第)。
徳川は人材はよくなったので、何とか東の人材をまとめて織田と激突するべし。
北条は武将は微妙だが、国力はある。
毛利は国力に不安があるが、人材は揃っている。
長曾我部は、とりあえず人材を織田から奪わないと、キツイ。
そして、里見・鈴木・河野は・・・無茶苦茶厳しい・・・。
最大の戦術“引き抜き”
これがうまくはまれば弱小大名でも天下が狙えます!
なぜなら、このゲームは兵士が武将ごとに振り分けられているので、引き抜きをすることでその武将だけでなく、兵士も引き抜くことになるからです。
そして、なぜか金が1さえあれば引き抜きは可能!忠誠心が100(もしくは一族)でなければ引き抜く可能性があります。
(失敗したら捕まって首を斬られるか引きぬかれる可能性が高いので、邪道だと思わなければセーブしてから引きぬきをしましょう)
特にシナリオ2では織田軍の侵攻を止めるためにも必須になります(武将の能力差が激しいため)
ただ、引きぬいた武将はだいたい忠誠度が低いので、兵士は与えない方がいいです。
行動力
このゲームでどんな能力値よりも重要な数字です。各武将ごとに持っている数字です。
毎月政治力の20%ずつ増えていき、最大200まで増えます(サターン版では最大政治力の50%まで設定できます)。なので、政治力が低い猛将型の武将や忍者武将は移動すら大変・・・(これもサターン版だと、移動する際に行動力を消費する武将を一人だけにすることができます)。
なお、城主の行動力が10以下だと、相手に攻め込まれた時に無条件で敗北しますので、注意!
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