フィッシュバーン選手応援コーナー

作品中では、巨人の第5の外国人選手として来日。
いきなり巨人では永久欠番となっているはずの背番号4番をつけて登場したのには驚きである。

永久欠番4を背負う男さっそうと、背番号4をつけて登場するフィッシュバーン。

気性は荒いため、松本2軍監督が激励のつもりでかけた言葉に怒りを表す面も。
なお、登場した時はイースタンリーグの三冠王として君臨している。何せ、アメリカの3Aでは二年連続で三冠王になった実力の持ち主。
普通のチームなら一軍で使われる選手だが、素行の悪さとガルベス・マリオ・マックがいるために一軍に上がれずしまい。

毒島との初対決では、いきなり場外ホームランを打ち、その打棒を見せつける。
「久しぶりに力と力の勝負ができた」とご満悦。

が、トレード期限近く(6月上旬)になって近鉄へ金銭トレード(その時は、アスレチックスの4番打者渋谷がダイエーへ放出されたという記事がデカデカと出ていたので、ベタ記事扱い)。
そして、いきなり打ちまくるというどう考えても
トレーバーのような身体(顔も似てる)にブライアントの球歴を合わせた選手である。
近鉄へ行ったことで「今の俺は解き放たれたプロメテウスだぜ」と移籍を喜ぶコメント。

さらに、シーズン最終戦にはホームランキングのニールに追いつく32号を放つという離れ業をやってのける。
ブリトーやオバンドーでも無理な記録ですわ・・・。
それに、日本語習得スピードが異常に速いのも気になります。

そんなフィッシュバーンであるが、どうしてもホームランキングになりたいというのだ。
その理由は、自分を獲得に動いたミスターササキ(ヨッシャー)のためである。


そのエピソードは、
伊勢コーチが打撃フォームの改造をフィッシュバーンに指示し、それに対し「アドウォナ チェィンジ マイスタイル!!」
とおりからのホームシックも交えた怒りを爆発させた。
そこに、ヨッシャーが現れ、いきなり鉄拳制裁(けど、よけられる)。そして、二発目を放とうとした時、
フィッシュをナインが羽交い締めにし、こんどはボディへ命中。
「コラァ、フィッシュバーンナメたらあかんど!!
ワシの背番号誰から受け継いどる思とんねん!!」

と西本御大ばりの気合を見せる。

そして、急に涙をこぼし「お前のためにいうてんねんど」とこぼす。

その後、通訳から獲得に動いたのは、ミスターササキ自身であること、反対するフロントに自分の信任投票をやらせ、
一票でも反対意見があったら監督をやめるとまで言ったことを聞き
ミスターササキの拳は誰よりも痛く、誰よりも熱い
という状態になったわけである。
ちなみに、通訳のお好み焼き屋での話は脚色した内容であることを追記する。


しかしながら、毒島の直球にバットを折られ単独での本塁打王にはなれず。

97年シーズン前は
モントリオール=エクスポズに三年十億円というオファー(そんな余裕がある球団か?)で誘われ、新聞では決定的と書かれるが、
空港で、たまごっちの世話をしていて待っていたヨッシャーの元に来て、いきなりトイレに連れ込むという恐るべき行動に。
そして、上半身裸になって、腕に岡本太郎大先生作の「ツノマーク」のタトゥーをした腕を見せる。
フィッシュのタトゥー入り左腕

そして、「私はミスターササキに命を捧げます」と浪花節な発言をした。

そして、この年も39本の本塁打と113の打点を記録することに・・・。

また、ヨッシャーとのエピソードもさらに増え、

キャンプの時に「ホーム球場が広くなりこれからはつなぎの野球が大切になる」と思い、バント練習をしていたところを、
アホンダラァ!!がそんなセコいことしてまで一点が欲しいゆうだんじゃ!!お客さんがお前に望んどんのは胸がスカッとするどでかいイッパツやろ〜!!」と、現実では結構バントを使っていた監督とは思えないセリフを言ったエピソードや、
2冠王になったら、『Mrササキとオンセン』に行くことで恩返しをしようとしていたなど、
微笑ましいエピソードが盛り沢山です。

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