ハニスポの記事
(2007年1−6月)


2007年6月29〜7月1日
プロ野球セ・リーグ公式戦
カープ VS ジャイアンツ
(広島市民)

第7戦
チーム名123456789
ジャイアンツ00034014012金刃
6-2-0
カープ0000005106フェルナンデス
3-6-0
ホームランしんちゃん17号(3)[フェルナンデス]-表
新井17号(2)[金刃]-7裏
広瀬3号(3)[金刃]-7裏
しんちゃん18号(2)[広池]-8表
第8戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000041106GG
1-1-0
カープ21000500X8黒田
8-4-0
永川
2-4-13
ホームラン由伸18号(1)[黒田]-6表
小笠原18号(1)[黒田]-6表
二岡9号(2)[黒田]-6表
第9戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1210000059会田
3-1-0
上原
0-1-12
カープ0041000106永川
2-5-13
ホームラン小笠原19号(1)[青木(高)]-1表
スンヨプ15号(2)[青木(高)]-2表
新井18号(4)[尚成]-4裏
新井19号(1)[尚成]-8裏
<訃報>
 「自民党55年体制」を終焉させた第78代内閣総理大臣・宮沢喜一氏が28日昼、老衰のため東京都内の自宅で死去した(享年87歳)。

 だが、それ以上にジョッキングな訃報が舞い込んできた。
 同じく28日正午過ぎ、「仮面ライダー」シリーズをはじめ、数々のテレビ番組のナレーターとして永く人気を博した声優・中江真司(本名:佐藤良孝)氏が、肝細胞癌のため都内の病院で死去した(享年72歳)。

<3試合分の戦評>
 29日からセ・パ両リーグで公式戦が再開し、交流戦で貯金6を稼げたとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)は 広島でカープもとい”ミッキーとマーティー=ブラウン”を相手に3連戦を戦う事となった。
 その緒戦で、ミッキー(ryの先発が大黒柱・黒田、 2戦目のTHLZの先発がGGと予想され、THLZの連敗が予想された・・・のだが・・・

1戦目の1回表
マウンドには

誰ナンデス?
フェルナンデス?

 それでも、THLZ打線がフェルナンデスのナックルに手こずってこの試合を落とし、次の試合で黒田に抑えられて連敗か、とも予想された・・・のだが・・・

THLZ打線
フェルナンデス相手に
7得点

 これで左団扇でいたTHLZファンだった・・・のだが・・・

THLZ先発
金刃
2本塁打
5失点
orz

 しかし8回表にしんちゃんこの日2本目の一発等で4点を追加し、何とか緒戦をものにした。

 続く2戦目は、外出していた上に地上波のテレビ中継も16時前に終了し、ケーブルで見られなかったわけですが、どおやら黒田を打ち込めたにも関わらず、それ以上に投手陣(GG−会田−林−西村)が打ち込まれて黒星だったそうで・・・。

 それはそうと・・・

遠峯ありさ・・・

羽賀研二・・・


 1勝1敗で迎えた3戦目で、THLZは1回表に小笠原の一発、2回表にスンヨプの来日100号、3回表には1アウト満塁から二岡の犠牲フライで4点を積み重ねた。その裏、THLZ先発・尚成がノーアウト満塁のピンチを迎えても、簡単に2アウトを稼ぎ、後1人抑えてピンチ脱出と思っていたら、その1人が4番新井で・・・

4番新井
グランドスラム

あっと言う間に
同点
⊂⌒~⊃。Д。)⊃

 その後、4回表に2塁ランナー・ヤノケンが牽制死すろと、その裏に石原のタイムリーで逆転され、5〜8回表に毎回先頭打者を出しながらも点が取れず、8回裏に新井に駄目押しの一発を喰らって、9回表にはミッキー(ry守護神が登場し、簡単に1アウトを取り、勝負が決したかに思えた・・・のだが・・・

サード新井
サードゴロを
簡単に裁いて
一塁へ

悪送球

 谷(夫)の通算1500本安打で1点差に追い上げ、小笠原三振で2アウト2、3塁で、バッターボックスに前日ゲッツーで最後のバッターとなった 今日ノーヒットのしんちゃんを迎え、「反撃もここまで」と誰もが思った・・・のだが・・・


しんちゃんの打球が
サード新井の
グラブのわずか先を横切って
レフト前へ

 その後更に2点を追加したTHLZは、最後に上原が三者凡退に締めて逆転勝利を収め、リーグ再開のカードを勝ち越した。


2007年6月8〜9日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS イーグルス
(東京ドーム)

第2戦
チーム名123456789
イーグルス0000000002有銘
1-4-0
ジャイアンツ00000000X3尚成
8-1-0
上原
0-1-7
ホームラン山崎(武)23号(2)[尚成]-4表
ホリンズ 7号(3)[有銘]-6裏
第3戦
チーム名123456789
イーグルス0000010001松崎
1-5-0
ジャイアンツ20203004X12内海
7-2-0
ホームランしんちゃん11号(2)[松崎]-1裏
谷(夫)7号(2)[松崎]-3裏
しんちゃん12号(3)[川井]-5裏
山崎(武)24号(1)[内海]-6表
小笠原16号(1)[松本輝]-7裏
小笠原17号(4)[吉田(豊)]-8裏


2007年6月10〜11日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS ファイターズ
(東京ドーム)

第3戦
チーム名123456789
ファイターズ0100020003グリン
5-3-0
江尻
3-0-1
ジャイアンツ0000001012木佐貫
5-2-0
ホームランセギノール13号(2)[木佐貫]-6表
第4戦
チーム名123456789
ファイターズ0000000000武田勝
2-1-0
ジャイアンツ00000001X1
2-1-3
上原
0-1-8
ホームランヤノケン4号(1)[武田勝]-8裏


2007年6月13〜14日
プロ野球セ・パ交流戦
バファローズ VS ジャイアンツ

第3戦
(京セラドーム)
チーム名123456789
ジャイアンツ0001001103福田
3-3-0
バファローズ02102100X6デイビー
5-5-0
加藤(大)
2-3-9
ホームランローズ20号(1)[福田]-2裏
ローズ21号(2)[西村]-5裏
スンヨプ13号(1)[高木]-8表
第4戦
(スカイマーク)
チーム名123456789
ジャイアンツ40000310210GG
1-0-0
バファローズ0002200004平野(佳)
4-5-0
ホームランしんちゃん13号(4)[平野(佳)]-1表
ローズ22号(2)[GG]-4裏
しんちゃん14号(1)[平野(佳)]-6表


2007年6月16〜17日
プロ野球セ・パ交流戦
ホークス VS ジャイアンツ
(福岡Yahooドーム)

第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000303尚成
9-1-0
上原
0-1-9
ホークス0000000202杉内
9-2-0
ホームラン由伸14号(3)[杉内]-8表
第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0010000012豊田
1-2-4
上原
0-1-10
ホークス0010000001ニコースキー
0-1-0


2007年6月19〜20日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS マリーンズ
(東京ドーム)

第3戦
チーム名123456789
マリーンズ0000002002小野
2-6-0
ジャイアンツ11000210X5木佐貫
6-2-0
上原
0-1-11
ホームラン由伸15号(1)[小野]-1裏
しんちゃん15号(1)[高木(晃)]-6裏
ホリンズ8号(1)[高木(晃)]-6裏
根元1号(2)[木佐貫]-7表
谷(夫)8号(1)[川崎]-7裏
第4戦
チーム名123456789
マリーンズ1110001004藤田
1-2-0
ジャイアンツ00031040X8会田
2-1-0
ホームランベニー7号(1)[GG]-2表
スンヨプ14号(2)[渡辺(俊)]-4裏
早川3号(1)[林]-7表


2007年6月23〜24日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS ライオンズ

第3戦
(ひたちなか)
チーム名123456789
ライオンズ0010000012ジョンソン
0-2-0
ジャイアンツ03200000X5尚成
10-1-0
第4戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
ライオンズ0011000024西口
7-6-0
小野寺
1-2-13
ジャイアンツ0000100023内海
7-3-0
ホームラン中島7号(1)[内海]-3表
高山1号(2)[林]-9表
しんちゃん16号(1)[小野寺]-9裏


2007年6月26日
プロ野球セ・パ交流戦
イーグルス VS ジャイアンツ
(フルキャスト)

第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000011026木佐貫
6-3-0
イーグルス03002221X10田中(将)
5-3-0
ホームラン由伸16号(2)[田中(将)]-3表
由伸17号(1)[田中(将)]-7表
鉄平4号(2)[GG]-7裏
<交流戦後半について>
 とうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)が去年の交流戦で「地獄を見た」のは、主力が続々と離脱し、7勝13敗と大きく負けまくった後半戦にあった。そしてTHLZは、その後半戦に突入した。

 5月2日に通算5000勝を達成した記念として、東京ドームで行われる後半開幕4試合は「V9シリーズ」と銘打たれ、選手達はV9当時の復刻版ユニフォーム(対”ノムさんと楽天家な人々”戦はホーム用、対”劇団ひちょり”戦はビジター用)を着用してプレーする事となり、その初戦には・・・

投手
堀内恒夫

捕手
森昌彦(現・祇晶)
(海外移住のため欠席)

吉田孝司

一塁手
王貞治
(監督業のため欠席)

二塁手
土井正三

三塁手
長嶋茂雄

遊撃手
黒江透修

左翼手
高田繁
(GM業務のため欠席)

中堅手
柴田勲

右翼手
国松彰

末次利光

そして
監督
川上哲治

伝説のV9選手達が(欠席者が出たものの)グラウンドに立ち、始球式に臨んだ。

くそっ!
仕事のおかげで
始球式も試合も
見れんかったよっ!!


でも
でかしたぞ
二岡!
しんちゃん!
ホリンズ!

よくぞ
2アウトから
チャンスを作って
逆転して
非常に大切な試合を
ものにしてくれた!!

感動した!!!



 続く第2戦では、ここまで不振のスンヨプ、二岡の打順を落とし、しんちゃんが第72代4番打者の座に就き、その記念すべき第1打席で2ランホームランをブチかまし、それをきっかけにTHLZ打線が猛打が爆発して大勝し、今年の対”ノムさん(ry”戦の勝ち越しを決めた。

<訃報>
6月9日
伝説のチーム
”西鉄ライオンズ”
5番・左翼手
関口清治
逝く
(享年81歳)
(慢性閉そく性肺疾患のため)


 札幌での雪辱を晴らすべく、前日連勝記録がストップしてしまった”劇団ひちょり”をドームに迎えたその緒戦、THLZ打線が前日と打って変わって”劇団ひちょり”先発・グリンを打ちあぐねた。
 そして6回表ノーアウト1塁の場面で、2番・田中賢介のバントを処理しようとしたしんちゃんが人工芝で左足を取られ、左足首をひねって退場し、この回セギノールの一発でリードを広げられた。
 7回裏2アウト1塁で7番二岡がセンターフライに討ち取られたと思いきや、グリンのボークで命拾いし、その後タイムリーが出て1点を返すと、9回裏、二岡のタイムリー2ベースで1点差に追い上げ、なおも1アウト1、3塁のチャンスで9番代打・ヤノケン。
んがっ、
ヤノケンがバントぉっ!?

 その後、由伸敬遠、2番実松に代打が出せず(ベンチ入り捕手がいなくなるため)、その実松がサードゴロで追いつけず、この敗戦で対”劇団ひちょり”戦の負け越しを決めた。


6月9日
(現地時間)
桑田真澄
メジャー昇格
(日本人最高齢記録)
背番号18

 6月10日(現地時間)、ヤンキース戦の5回裏から登板し、5回裏を3者凡退、6回裏にA-ROD(アレックス=ロドリゲス)の2ラン)を浴び、松井には四球も後続を抑え、2回2失点でメジャーの第一歩を踏み出した。

 伝説の左腕・カネやんが始球式を務めた2戦目は、THLZ・金刃、”劇団ひちょり”・武田勝の両左腕の投手戦となった。
 両軍ともに7回表裏に0を並べ、8回表に2アウト1、2塁のピンチをTHLZ2番手・林が切り抜けると、その裏の先頭打者の9番代打・ヤノケンが前日の鬱憤を晴らす一発をレフトスタンドに叩き込み、このリードを守り切って、対”劇団ひちょり”戦今季初勝利を挙げた。

 左足首捻挫で月曜の試合を欠場し、良くてDHでの出場と思われたしんちゃんだったが、水曜の京セラドームでの試合に、よりによって5番捕手でスタメン出場という無謀な真似をしやがりました。
 で、THLZはその試合を落としたわけですが、どんな試合だったかイマイチ覚えてない・・・。

 天気が雨な上に、THLZの先発が最近獲得したばかりのGG(本名:ジェレミー=ゴンザレス)という、「どう見てもTHLZの捨てゲームです。本当にありがとうございました」な2戦目は、しんちゃんが左足首捻挫にも関わらず球団通算200本目となる満塁ホームランで先制したものの、5回までに追いつかれてしまうという、「どう見ても(ry」な試合展開になったものの、6回表にしんちゃんが左足首捻挫にも関わらず勝ち越しホームランを叩き込むと、それをきっかけに打線が爆発して、GGに今季初勝利をプレゼントするとともに、対バファローズ戦を負け越しを免れた。

 神戸から福岡入りし、”王さんの福岡発銀河系(?)軍団”との一戦を控えた土曜の昼下がり・・・

2007年6月16日
プロ野球セ・パ交流戦
マリーンズ VS タイガース
(千葉マリン)

第3戦
チーム名123456789
タイガース10000100911桟原
1-0-0
マリーンズ0021202007小林(雅)
1-2-14
ホームラン林10号(1)[清水]-1表
庄田1号(1)[清水]-6表
サブロー5号(1)[橋本(健)]-7裏
里崎4号(1)[橋本(健)]-7裏
F(藤田)
K(コバマサ)
Y(薮田)
大炎上
キタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━━!!!


 さて、THLZにとって、福岡Yahooドームは去年の交流戦と今年のオープン戦で準完全試合を食らった「鬼門の中の鬼門」であり、THLZは緒戦の先発に尚成を立てたものの、”王さん(ry”の先発が杉内である事を考えると、勝ち目の薄い戦いになる事は明白だった。
 実際に尚成は
 1回裏1アウト2、3塁
(本多四球、多村二塁打)
 3回裏1アウト1、2塁
(川崎一塁ゴロエラー、本多ライト前)
 4回裏1アウト1塁
(大村ライトフェンス上部直撃単打)
 5回裏1アウト1、2塁
(松田レフトフェンス上部直撃二塁打、川崎四球)
 7回裏1アウト1、2塁
(田上センター前、アダム送りバント、松田四球)
と、何度もピンチを迎えては青色吐息で凌ぎ続けるという苦しいピッチングを展開した。
 一方の杉内は7回までたった2安打と、全く危なげないピッチングを展開していたが、8回表2アウトからヤノケン死球、キムタクセンター前でこの試合初めてのピンチを迎えると、由伸に2球目のスライダーをライトスタンドに叩き込まれ、まさかの先制点を奪われた。
 すぐその裏、”王さん(ry”が本多のライトフェンス上部直撃二塁打で4度目のチャンスを作ると、2アウトとなるも6番代打・柴原のライトオーバー二塁打で1点を返して尚成をマウンドから引きずり降ろすと、続く上原から大村がレフト前に運び1点差に詰め寄った。
 だが、上原が何とか後続を抑え切り、THLZが今年の対”王さん(ry”戦の勝ち越しを決めた。

 THLZが”王さん(ry”との2戦目に備えていた昼下がりに、神宮球場では、 早稲田大学が、第56回全日本大学野球選手権決勝戦で東海大学に4対1で勝利し、33年ぶり3度目の大学日本一に輝いた。

ハンカチ王子
斎藤佑樹
大学でも
日本一


 続く2戦目は、THLZ先発・内海と”王さん(ry”先発・和田の投げ合いになり、3回に両軍ともに1点ずつを取ったものの、5回表と7回表に「小笠原敬遠、スンヨプ勝負」で抑え込まれたTHLZが精神的に徐々に追い込まれていった。
 8回裏、THLZ2番手・林が本多センター前、多村レフト前&送球の間の進塁でノーアウト2、3塁、更に小久保敬遠でノーアウト満塁の絶体絶命の大ピンチを作ってしまい、大村を三振に斬ってマウンドを豊田に託したものの、迎えるは代打・松中という絶望的な状況・・・。


んがっ、
松中、柴原連続三振!!
大ピンチ脱出!!

 そして9回表、代打・大道の2ベース、由伸ショートゴロで作った1アウト3塁のチャンスで谷が生かして1点を勝ち越し、その裏を上原が完璧に抑え、THLZが苦しみながらも”王さん(ry”相手に連勝し、今年の対”王さんの福岡発銀河系(?)軍団”戦の全勝を決めた。

 こうして「鬼門の中の鬼門」福岡Yahooドームで連勝して東京に戻ってきたTHLZだったが、その前に立ちふさがったのが、交流戦3連覇へもう負けられない「鬼門の中の鬼門」”幕張バレンタインランド”(ここまで足掛け3年9連敗中)だった・・・。
 その緒戦で、「早く連敗を止めた〜い!!」という意気込みを見せるべく、再びスンヨプを6番に降格し、しんちゃんを4番に据え、二岡をスタメン落ちさせて試合に臨み、初回に由伸の先頭打者ホームランで先制し、幸先の良いスタートを切った。
そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。




てな事には
ならなかった。

 2回裏のキムタクタイムリー以外は一発攻勢で追加点を挙げ、先発・木佐貫がお約束の一発病で2点を返されたものの、最後は上原が締めて、
THLZ
対”幕張バレンタインランド”戦
連敗を9でストップ

 続く2戦目は、金刃という大方の予想を裏切って、GG(本名:ジェレミー=ゴンザレス)が先発し、案の定3回まで1点ずつ取られて「どう見ても(ry」となったものの、4回裏にこの日今期初スタメンの5番亀井のセカンドゴロと6番スンヨプの2ランで追いつくと、5回裏に4番しんちゃんのタイムリーで逆転し、同点に追いつかれた7回裏にも再びしんちゃんのタイムリー等で4点を勝ち越して、”幕張(ry”との対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだだけでなく、”幕張(ry”の交流戦3連覇をも阻止した。

 今年に入っても訃報が相次ぎ、ここ数年
「何か簡単に人が死ぬなぁ・・・」

と思えてしまっているのだが、THLZに限っても、昨オフにスンヨプの実母が、春季キャンプ中には金刃の実母がお亡くなりになっていたのだが、今週に入って、19日に今年の2段階ドラフト(高校の部)1位の坂本勇人の実母が、21日には尚成の実父がお亡くなりに・・・。


 そんな尚成だったが、翌日22日にはチームの全体練習に参加し、23日の先発マウンドに登った。
 カンカン照りの太陽、海風、雨水を吸った内野という、守備陣にとって厳しいコンディションの中、
 1回表2アウト満塁
 3回表ノーアウト満塁
 5回表ノーアウト満塁
という3度の大ピンチを、尚成は3回表の犠牲フライの1点のみで凌ぎ、7回1失点でマウンドを降りた。
 ただ、別の見方をすれば、それらの大ピンチが尚成の涙を枯らせた様にも思えた。
 最終回、上原が1アウト満塁という4度目の大ピンチを迎えて犠牲フライの1点を失いながらも、カブレラを三振に打ち取ると、 両リーグ10勝一番乗りかつ6月中での10勝到達(1990年斎藤雅樹以来)を果たした尚成は、お立ち台で人目はばからず涙を流した。

 それから数時間後の甲子園球場で、11回表に小谷野の2ランで勝ち越し、その裏をマイケルで無失点に締めた”劇団ひちょり”が、交流戦初優勝を果たした。

1996年8月3日
対ファイターズ戦勝利以来
足掛け10年で5連敗

ライオンズのエース
西口文也にとって
東京ドームは
”鬼門”だった

 1回裏、由伸の初球2ベース、谷(夫)が送って1アウト3塁のピンチを迎えた西口だったが、小笠原の強烈なライナーとともに、試合の流れをつかんだ。
 2点リードで迎えた5回裏、1アウト満塁のピンチから谷(夫)のタイムリーで1点差に追い上げられ、なおも満塁のピンチ。しかし、小笠原をゲッツーに討ち取って、勝利投手の権利を手にした。
 9回表に味方が2点を追加して、これで試合が決まったと思えた9回裏、しんちゃんの一発と二岡のタイムリー2ベースで1点差に追い上げられ、「またしても勝てないのか・・・」とレフトスタンドのライオンズファンが思ったものの、ヤノケンがセンターフライに討ち取られ・・・

ライオンズのエース
西口文也

11年ぶりとなる
東京ドームでの
勝利

<訃報>
 正直、この知らせは信じたくは無かったけれど・・・
 確かなレスリングテクニックを持ち、かつて日本で”ペガサスキッド(ワイルドペガサス)”として活躍し、WWEでも数々の名勝負を演じてきた”レスリング職人”にしてWWEスーパースター・クリス=ベノアが、25日(米現地時間)に自宅で、妻や息子とともに遺体で見つかった(享年40歳)。


 今年の交流戦最後の試合は、前回雨で流した”ノムさん(ry”との一戦で、しかも”ノムさん(ry”の先発が

マーくん!!
(田中将大)

 当然THLZ打線はマーくんに抑えられ、6回以降は四死球4つに悪送球2つとミスのバーゲンセールで試合をブチ壊し、THLZはマーくんに易々と勝利をプレゼントしやがりました。

 しかもTHLZは、連敗でスタートした交流戦を連敗で締めくくりやがりましたよ・・・。

THLZ

交流戦後半
9勝4敗

予備日1敗

対”幕張バレンタインランド”戦
2勝2敗

対”劇団ひちょり”戦
1勝3敗

対”王さんの福岡発銀河系(?)軍団”戦
4勝0敗

対ライオンズ戦
3勝1敗

対”ノムさんと楽天家な人々”戦
3勝1敗

対バファローズ戦
2勝2敗

交流戦通算
15勝9敗

2位オレ竜とは
3.5ゲーム差


まぁ・・・
去年と比べりゃ
はるかに
上出来か・・・


2007年5月22〜23日
プロ野球セ・パ交流戦
ファイターズ VS ジャイアンツ
(札幌ドーム)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1000000001福田
2-1-0
ファイターズ01101000X3グリン
2-3-0
MICHEAL
0-0-7
ホームラン由伸10号(1)[グリン]-1表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ2000000002金刃
4-1-0
ファイターズ40000000X4ダルビッシュ
5-2-0
ホームラン田中(幸)5号(2)[金刃]-1裏


2007年5月25〜26日
プロ野球セ・パ交流戦
イーグルス VS ジャイアンツ
(フルキャスト)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツちゅーしぃー
ちゅーしぃー
イーグルス
第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ2200000004内海
6-2-0
上原
0-0-5
イーグルス0000001001青山
3-6-0
ホームラン小笠原10号(2)[青山]-1表
ホリンズ4号(2)[青山]-2表


2007年5月27〜28日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS バファローズ
(東京ドーム)

第1戦
チーム名1234567891011
バファローズ000220000026高木
1-0-0
加藤(大)
2-2-4
ジャイアンツ000301000004上原
0-1-5
ホームランラロッカ17号(2)[尚成]-3表
小笠原11号(1)[ユウキ]-6裏
ローズ15号(2)[上原]-11表
第2戦
チーム名123456789
バファローズ0010001002カーター
1-3-6
ジャイアンツ10321010X8木佐貫
4-1-0
ホームラン小笠原12号(1)[カーター]-1裏
日高1号(1)[木佐貫]-3表
小笠原13号(3)[カーター]-3裏
ローズ16号(1)[木佐貫]-7表
小笠原14号(1)[金子]-7裏


2007年5月30〜31日
プロ野球セ・パ交流戦
ジャイアンツ VS ホークス
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
ホークス0000000022和田
4-4-0
ジャイアンツ00010104X6金刃
5-1-0
ホームランスンヨプ12号(1)[和田]-4裏
ホリンズ5号(2)[小椋]-8裏
松中10号(1)[金刃]-9表
第2戦
チーム名123456789
ホークス0021000003福田
3-1-0
ジャイアンツ00000043X7篠原
0-1-0
ホームラン多村8号(2)[内海]-3表
田上3号(1)[内海]-4表
ヤノケン2号(4)[篠原]-7裏
しんちゃん10号(3)[篠原]-8裏


2007年6月2〜3日
プロ野球セ・パ交流戦
ライオンズ VS ジャイアンツ
(グッドウィルドーム)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ00006500011尚成
7-1-0
ライオンズ1100002206西口
5-5-0
ホームラン二岡8号(3)[山崎]-5表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0010200104木佐貫
5-1-0
上原
0-1-6
ライオンズ0010000001ギッセル
1-6-0
ホームランホリンズ6号(1)[ギッセル]-5表
由伸11号(1)[三井]-8表


2007年6月5〜6日
プロ野球セ・パ交流戦
マリーンズ VS ジャイアンツ
(千葉マリン)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ2000000204金刃
5-2-0
マリーンズ0302000005久保(康)
5-3-0
小林(雅)
1-1-14
ホームラン小笠原15号(2)[久保(康)]-1表
TSUYOSHI3号(1)[金刃]-1裏
サブロー4号(2)[金刃]-1裏
由伸12号(2)[久保(康)]-8表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1000001215福田
3-2-0
マリーンズ20150000X8小林(宏)
7-1-0
ホームラン由伸13号(1)[小林(宏)]-1表
ヤノケン3号(1)[薮田]-9表
<訃報>
 戦前から甲子園夏・春優勝投手として名を馳せ、セネターズでプロ野球人生をスタートさせ、投手のみならず打者としても活躍し、プロ通算237勝139敗、防御率1.96(歴代2位)という輝かしい成績を残した名投手・野口二郎氏が、5月21日に肺炎のため死去した(享年87歳)。

 5月28日午前に、信じられない訃報が飛び込んだ。
 1991年にデビューし、「負けないで」、「揺れる思い」等のヒット曲を放ち、1990年代を代表するアーチストとなった人気グループ・ZARD(ザード)のボーカル・坂井泉水(本名・蒲池幸子)女史が、26日明朝に入院先の都内病院の非常階段から転落していた所を発見されたものの、27日午後に脳挫傷のため死去したと発表された(享年40歳)。
 坂井女史は去年6月に子宮頸癌摘出手術を受けたものの、癌が肺に転移している事がわかり、今年4月から都内病院に再入院していたとの事。また、今秋には新アルバムのリリースとライブツアーを計画していて、再起を目指していたとの事。

 そして同日午後、またしても驚きの訃報が飛び込んだ。
 松岡利勝・農林水産大臣が、28日正午過ぎに都内の衆議院議員宿舎の自室で首吊り自殺を図って心肺停止状態となっていた所を秘書と警護官に発見されて都内病院(ZARD坂井女史が死亡した場所)に運ばれたものの、午後に死亡が確認された(享年62歳)。
 松岡氏は去年9月の安倍内閣発足時に農林水産大臣に就任したものの、政治資金収支報告書に計上した「光熱水費」について虚偽記載の疑惑(俗に言う「何トカ超神還元水」)が浮上して、野党側から厳しい追及を受けた上、最近になって官製談合事件が告発された農水省所管の独立行政法人「緑資源機構」からの献金に関しても野党側から厳しく追及されていた。

 更に6月1日、「おくさまは18歳」や「パパと呼ばないで」や「噂の刑事トミーとマツ」等、数多くのテレビドラマに出演し、独特なアフロヘアに加え、時にコミカル、時にシビアかつハードな演技を見せて、昭和という時代にお茶の間の人気を集めていた名優・石立鉄男氏が、急性大動脈瘤破裂のため静岡県熱海市の病院で死去した(享年64歳)。
 静岡県内の自宅で、家族が石立氏を起こそうとした時には、石立氏は既に息をしておらず、病院へ搬送後に死亡が確認されたとの事。

 加えて、人気ピアニストであり、テレビ番組やアニメ作品の音楽の作曲に数多く携わった作曲家の羽田健太郎氏が6月2日夜、肝細胞がんのため死去した(享年58歳)。

それにしても
何なんだよ・・・

この
<訃報>の
量産っぷりは・・・




<交流戦前半について>
 去年13勝23敗と、とうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)にとってまさに「地獄を見た」と言っても過言ではなかった交流戦の季節が、またしてもやってきた。
 去年までの36試合から12試合へって24試合となり、日程的に楽となったように見えるが、1カード2連戦しかない事から、緒戦を落とすと2連敗で終わってしまう恐れのある、別の意味で厄介な日程となった。

 さて、THLZの最初の相手は、去年のアジア一である”劇団SHINJO”改め”劇団ひちょり”。
 その緒戦、”劇団ひちょり”の先発がダルちゃんかと思いきや、”ノムさんと楽天家な人々”から移籍してきたグリンだったという幸運を生かすべく、初回先頭バッター由伸がリーグ開幕戦に続いて交流戦開幕戦でいきなりスタンドイン。実に幸先の良いスタートを切った。
そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。

 その後、交流戦開幕投手を任された福田が
 2回裏先頭四球→送りバント→タイムリー2ベース
 3回裏先頭四球→タイムリー2ベース
 5回裏先頭四球→2盗&悪送球、タイムリー

と、”劇団ひちょり”相手に効果的に点を失った。
 一方THLZ打線は、
 1回表の2アウト満塁
 5回表の1アウト3塁
 9回表の1アウト2塁

と、3度の大チャンスを尽く潰しまくって、THLZは交流戦開幕戦を落としやがった。

だが
幸いにも(?)

セ・リーグ全球団
開幕戦全滅


 続く第2戦も、THLZが”劇団ひちょり”先発・ダルちゃんから初回に2点を先制したものの、すぐその裏に小谷野のタイムリー3ベースと2000本安打達成の田中幸雄の2ランであっさりとひっくり返された。
 その後、由伸が2度出塁して谷(夫)が2度ともゲッツーで潰すシベリアンジョークをかまし、THLZはダルちゃんに易々と完投勝利を献上し、その上首位も陥落し、去年の悪夢を思い起こさせる交流戦連敗スタートとなった。


 嫌な思い出の残る札幌から逃げ出したTHLZは仙台に辿り着き、嫌な思い出を雨で流し切って、”ノムさんと楽天家な人々”相手に内海で交流戦初勝利を期した。
 1回、2回と”ノムさん(ry”先発・青山から2ラン1本ずつで計4点を奪ったTHLZ打線だったが、”ノムさん(ry”2番手・有銘相手に完璧に抑え込まれてしまい、だんだん嫌なムードに・・・。
 一方、THLZ先発・内海は、どうもノリが悪いながらも、意地で何とか凌ぎ切っていた。しかし7回裏に”ノムさん(ry”打線に捕まって1点を失い、1アウト1,2塁で豊田にマウンドを譲り、THLZファンは逆転負けを覚悟した。
 だが、豊田が後続を2者連続三振に切ってピンチを凌ぐと、8回裏にも去年サヨナラホームランを打ったフェルナンデスから三振を奪ってリベンジを果たす等して好リリーフを見せ、最後は上原が締めて、THLZは見事交流戦初勝利を飾り、良いムードのまま仙台を後にし、帰京した。

 東京ドームに戻ったTHLZの相手は、パ・リーグのドベながらも、ラロッカ、ローズら中軸の爆発力でここまで6連勝と好調のバファローズ。
 その緒戦の序盤は、THLZ先発・尚成とバファローズ先発・ユウキの完璧な投手戦の様相を呈していたが、4回表のラロッカの2ランが口火となって、中盤は点の取り合いとなり、小笠原のプロ通算250号ホームランも飛び出した。
 そして終盤はリリーフ陣の凌ぎ合いとなったものの、9回裏、10回裏と2度のサヨナラ勝ちのチャンスを潰し続けたツケが、11回表の上原被弾に繋がった・・・。
 しかし第2戦では、小笠原が前日の無念を晴らすべく、人生初の1試合3ホームランと大爆発し、それを含めてTHLZ打線は計8得点を挙げ、投げてもTHLZ先発木佐貫が2ホームランの7回途中を2失点だけに抑え、THLZはバファローズ相手に1勝1敗のタイに持ち込めた。

 THLZの続く相手は、ここ最近波に乗れていないものの、地力のある”王さんの福岡発銀河系(?)軍団”。緒戦の試合前にはONが再会を果たした。
 THLZ先発・金刃、”王(ry”先発・和田の両先発の投げ合いで始まった緒戦の序盤は両チームとも無得点で終わったが、4回裏スンヨプの1発でTHLZが先制すると、6回裏には満塁からホリンズの犠牲フライで1点を追加した。しかし和田は、7回をこの2失点だけに抑え切り、8回表に代打を送られて先発投手としての役目を果たした。
 7回まで2安打4出塁のみに”王(ry”打線を抑えていた金刃だったが、8回表に先頭のアダムにレフト前ヒットで出塁されると、続く代打・ブキャナンには初球あわや「ホームランか?」というどでかい当たりをレフトポールぎりぎりに運ばれて肝を冷やし(最後は三振)、代打・田上にレフト前に運ばれてピンチを広げられ、続く代打・荒金を討ち取ったもののその次の大村を歩かせて満塁にしたものの、本多を討ち取って何とかピンチを切り抜けた。
 ピンチを切り抜けたすぐその裏、THLZ打線が”王(ry”リリーフ陣の乱調につけ込んで、”王(ry”4番手・小椋の暴投、しんちゃんのタイムリー2ベース、ホリンズの2ランで計4点を追加して、”王(ry”を突き放した。
 大量リードを得てプロ初完封を目指して”プロ初”となる9回表のマウントに登った金刃は、1アウト後に松中に意地の一発を浴びて完封を逃し、その後1点を返されたものの、最後のバッター・田上を三振に取って・・・

金刃
150球
(今期最多投球数)
費やし
プロ初完投勝利


 続く第2戦、金刃の熱投に続きたかったTHLZ先発・内海だったが、金刃にやり込められて王さんの怒りが爆発したのに触発された(?)”王(ry”打線に初回から襲い掛かられ、1回表2アウトからスペランカー、松中の連打(この回は小久保三振で無失点)、2回表田上にあと少しで「ライトスタンドへスタンドイン」の2ベースを打ち込まれ(この回も無失点)、とうとう3回表にスペランカーの2ランで先制され、続く4回表には田上にレフトスタンドへ「正真正銘の」スタンドインされ、更に2アウトから連打を浴びて、4回途中8安打失点でマウントを降りた。
 一方”王(ry”先発・新垣は、ストレートとスライダーを自在に操ってTHLZ打線を翻弄し、6回裏には2塁ランナー・脇谷をけん制で刺したのにセーフと判定され、その後ピンチを広げられたものの、気持ちを切らす事無く小笠原を討ち取ってピンチを脱し、好投を続けていた。
 7回表、この回から登板したTHLZ3番手・野口が2アウト後、スペランカー、松中に連続四球を出し、THLZ4番手・福田が小久保に対してボール先行となって、”王(ry”に待望の追加点が入る事確実と思われた。2-3からの小久保の打球は三遊間深い所に飛び、”王(ry”に追加点が入ったと思われたが、その打球をつかんだ二岡が一塁へ矢の様な送球を放り、この回無失点に切り抜けられた。
 前日に続き、ピンチを切り抜けたすぐその裏、スンヨプ、しんちゃんのヒットで1アウト1、2塁のチャンスを作ると、王さんが新垣を諦めて2番手・佐藤誠に継投。しかし、ホリンズが2-0から四球で歩いて1アウト1、2塁とチャンスを広げるとはらぼうが代打・清水を送り、それを見た王さんが3番手・篠原をマウンドに送った。すると、はらぼうが代打の代打・矢野を送り、カウント0-1からの2球目のストレートを・・・

代打の代打
ヤノケン
代打逆転満塁
ホームラン

ヤノケン自身としては
人生初
(満塁弾自体はプロ入り初)

球団としては
1987年の4月19日の
はらぼう
以来20年ぶり
(「代打の代打」となると球団史上初)

奇しくも
その時
はらぼうを
代打に送ったのは
その年
監督として初優勝を飾った
王さんだった


 その後、8回裏にしんちゃんの3ランでリードを広げる一方、8回表に豊田が、9回表に上原が完璧に抑え切って、 THLZが”王さんの福岡発銀河系(?)軍団”相手にまさかの連勝を飾った。
 一方”王(ry”は、THLZ先発・内海から8安打を浴びせてKOしたものの、THLZリリーフ陣(西村−野口−福田−豊田−上原)に2四球のみと抑え込まれ、逆に自軍のリリーフ陣が打ち込まれて新垣の好投をフイにし・・・

この敗戦で
球団通算
4000敗
達成・・・


 再び東京ドームを離れたTHLZの相手は、交流戦に入っての失速っぷりが去年のTHLZを髣髴とさせているライオンズ・・・。
 その緒戦の1回表に2アウト1、3塁のチャンスを二岡で潰したTHLZは、すぐその裏に先制点を許し、更には2回裏に1点追加され、3回表のノーアウト1、2塁のチャンスもまたしても二岡で潰して、劣勢に陥っていた。
 だが5回表、下位打線で1点を返す(7番ホリンズレフト前、8番脇谷ライト前、9番尚広の一塁内野安打)と、由伸の左中間2ベースで試合をひっくり返し、谷(夫)の送りバントでライオンズ先発・西口がマウンドを降りた。その後、2アウト1、3塁の追加点のチャンスでバッターボックスに立ったのが二岡。ライオンズ2番手・山崎の2-3からの6球目・・・

二岡のプロ1000本目のヒットは
THLZファンの待つレフトスタンドへと
吸い込まれていった。


 その後6回表にも、ライオンズ2番手・山崎と3番手・長田から二岡のプロ通算1001本目の安打等で計5点を追加し、試合の主導権を握った。
 THLZ先発・尚成は、調子が今一つながらも6回途中まで2失点に抑え、7回裏の2アウトまで漕ぎ着けながらも2点を奪われた所でマウンドから降りた。  8回裏に2失点、9回裏にノーアウト2、3塁のピンチを作ったものの、THLZ3番手・林が2者連続三振等で無失点に抑え、THLZがライオンズに先勝した。
 続く第2戦は、3回表にTHLZが9番尚広の走塁を掛りにして2番谷(夫)の左中間タイムリー2ベースで先制したものの、すぐその裏にTHLZ先発・木佐貫がライオンズの3番G.G.佐藤に右中間タイムリー2ベースを打たれ同点に追いつかれた。
 しかし5回表、THLZが7番ホリンズの一発で勝ち越すと、9番尚広の出塁を掛りに2番谷(夫)のレフト前タイムリーでもう1点追加した(この試合、ライオンズ先発・ギッセルに対して中軸が不発だったものの、下位打線が足掛りを築き、1番由伸凡退の間に進塁し、2番谷(夫)で返す得点パターンで得点を重ねた)。
 すぐその裏、ライオンズが1アウトから1番栗山レフト前、2番片岡四球で1、2塁のチャンスを作ったものの、3番G.G.佐藤の場面で2塁ランナー栗山が挟殺され、G.G.佐藤がセンターフライに倒れて大きなチャンスを逃した。
 THLZ先発・木佐貫が6回まで1失点に抑えると、7回裏を林が、8回裏を豊田が、9回裏を上原が無失点に抑え、THLZが今季初の5連勝を飾った。

 こうしてTHLZが5連勝を飾った頃、神宮球場では、ハンカチ王子(斎藤佑樹投手)擁する早稲田大学が東京六大学野球春季リーグ戦で2季連続39度目の優勝を遂げた。

 さて、「鬼門」と言うべき交流戦前半戦の最後の相手は、「鬼門の中の鬼門」”幕張バレンタインランド”(過去2年1勝11敗)だった・・・。
 その緒戦で、「今年は違うぞ!!」という意気込みを見せるべく、初回に小笠原の一発で2点を先制し、幸先の良いスタートを切った。
そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。

 その裏、”幕張(ry”がTHLZ先発・金刃相手に一発攻勢で易々とひっくり返し、3回表に由伸の2ベースで本塁に突入した尚広を寸前で刺し、その後の1アウト2塁のピンチを無失点に切り抜け、その裏の2度のランナー3塁のチャンスを易々とものにし、その後しんちゃんが死球で退場するは、5回表ノーアウト3塁、9回表2アウト3塁と2度の大チャンスを尽く潰しまくるはのTHLZに、「鬼門の中の鬼門」っぷりを思い知らせた・・・。


 その頃”劇団ひちょり”は、球団新となる12連勝を飾っていた(交流戦10戦全勝中)。

 何としても対”幕張(ry”戦の連敗を止めたいTHLZだが、”幕張(ry”の先発が「鬼門の中の鬼門の中の鬼門」小林宏之(交流戦10連勝中、対THLZ戦4連勝中)で、THLZの先発が予想される内海がここの所精彩を欠いていて、連敗記録更新の可能性が高かった。
 で、試合はと言うと、自宅に着いた時点で3回裏終わって1対3で2点ビハインドで、
「内海でも”幕張(ry”に勝てないのか・・・」

と落胆しつつ向かえた4回裏、マウンドに上がったのが・・・

・・・福田?

実況席の話を聞いてみると・・・

THLZ先発
・・・福田?

内海ぢゃなくて?

 その後、4回裏に福田が2点を追加され、なお1アウト満塁でマウンドを降りた所で、自宅マンションの管理人から理事会に出るよう頼まれて、それが終わって8〜9回の攻防もといTHLZの悪あがきを見る事が出来て、「2番手以降も無抵抗で終わらず、3点は取れたから、まぁ良いか。」と半ば満足しつつ、「先週のホークス戦での内海の不振っぷりがあって、今日の試合の先発を回避したのかな?」と思案にふけつつ、対”幕張(ry”戦の連敗記録更新(9連敗)という結果に「どないせっちゅうんじゃぁっ!?」という気分になっている一方で、
セ・リーグ2位オレ竜がお付き合いし連敗してくれて、”劇団ひちょり”が連勝の球団新記録を更新(13連勝、交流戦11戦全勝中)して、マー君がどんでんず相手に好投し、”王(ry”とライオンズとが交流選に入ってかなり不振だなという情報を手にして、交流戦前半戦最後の夜を過ごした。
 ちなみに、仕事帰りで見られなかった今日のTHLZの先制点は、初回に飛び出た由伸の先頭打者ホームランで、今日も幸先の良いスタートを切った。
そう・・・
スタートだけは幸先良かった・・・。



・・・てな事が、今日も繰り返されたとさ。



かくして
THLZは
プロ野球セ・パ交流戦
前半戦を
6勝5敗0分1雨
で終えた

正直、”王(ry”とライオンズから4勝稼げたのが非常にデカかったなぁ・・・。

2007年5月15〜17日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第7戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0001130005福田
2-0-0
ベイスターズ0000000000工藤師匠
0-4-0
ホームランしんちゃん8号(1)[工藤師匠]-6表
第8戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000053008金刃
4-0-0
ベイスターズ0001000045寺原
4-2-0
ホームラン村田(修)8号(1)[金刃]-4表
スンヨプ9号(3)[寺原]-6表
二岡6号(1)[寺原]-6表
谷(夫)5号(3)[ホセロ]-7表
吉村4号(4)[山口(鉄)]-9裏
第9戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0001104129木佐貫
3-1-0
上原
0-0-4
ベイスターズ0011002026那須野
1-3-1
ホームラン谷(夫)6号(1)[吉見]-5表
しんちゃん9号(3)[那須野]-7表
仁志5号(2)[上原]-9裏


2007年5月18〜20日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第10戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000020002内海
5-2-0
ドラゴンズ00030110X5川上
2-2-0
岩瀬
0-1-11
ホームランスンヨプ10号(2)[川上]-6表
ウッズ18号(1)[真田]-7裏
第11戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0100020003
1-4-0
ドラゴンズ00310000X4中田
3-2-0
岩瀬
0-1-12
ホームランスンヨプ11号(1)[中田]-2表
第12戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0020030005尚成
6-1-0
ドラゴンズ0000100001山本昌
2-4-0
ホームラン由伸9号(1)[山本昌]-3表
二岡7号(3)[山本昌]-6表
<訃報>
 奇抜なヘアスタイルと過激な言動で人気を博し、幾度と無く癌を克服していった塩沢とき(本名・登代路)女史が17日、スキルス性胃癌のため死去した(享年79歳)。

<6試合分の戦評>
 今週とうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)、今季好調の2位ベイスターズと、本来の実力を発揮し始めた3位オレ竜を相手にするという、またしても苦行に直面する事となった。
 ところで、5月の試合日程を見てみると、5月だけでオレ竜と9試合組まれているわけですが、これって「嫌いなものから先に片付ける」という小学校の給食みたいに思えるのは漏れだけでせうか?

 さて、火曜から2位ベイスターズとの3連戦を迎えたTHLZだったが、火曜のTHLZ先発がカラクリ人形(福田)なわけで、ベイスターズ自慢のマシンガン打線の前に火ダルマになると両軍のファンから予想された。
 ベイスターズの先発は復活を期す工藤師匠であり、過去の登板で序盤から滅多打ちを食らった悔しさをバネにした成果を序盤3回を無失点に抑え、4回1アウト2、3塁の大ピンチを犠牲フライの1点のみに凌ぐ事で示した。だが、5回表に1点を追加されると、6回表にしんちゃんの一発を皮切りに2ベース3本を浴びて3点を失い、6回途中でマウンドを降りた。
 一方ベイスターズ自慢のマシンガン打線はというと、カラクリ人形相手に7回で9安打と打ちまくったのは予想通りだったものの、4併殺でチャンスを潰しまくって無得点という予想外な展開となり、両軍10安打ずつ放ったにも関わらず、片や5得点(THLZ)に対して片や無得点(ベイスターズ)と対照的な結果となり・・・

野球って面白ー!!

 続く第2戦は、THLZ戦初先発となるベイスターズ先発・寺原が3回までパーフェクトに抑え、4回表に迎えたノーアウト2、3塁の大ピンチに、小笠原をファーストライナー、4番スンヨプをピッチャーライナーでゲッツーに斬って取るという熱投を見せ、それに触発されたベイスターズの4番・村田が一発を放ち、この試合ベイスターズがものにしそうな流れになっていた。
 だが、6回表にTHLZ打線が寺原に襲い掛かって、2アウトと追い込まれながらも谷(夫)のタイムリーで同点に追いつくと、スンヨプ、二岡の2発を浴びせて計5点を奪い、試合をひっくり返した。
 その後、谷(夫)の3ランで試合を決したものの、6回裏に石井琢朗の死球の流れ球がしんちゃんの右腕前腕部に直撃して病院送りにされ、9回裏に山口(育成枠出身)が吉村に満塁弾を食らうなど、第3戦に大きな不安を残した。
 その嫌な予感が的中したのか、第3戦でTHLZが、1回表に2ベース2本で無得点をはじめ、5回まで9安打を放ちながら2得点という”シベリアンジョーク”をかまし、5回終了時点で同点にも関わらず、静岡まで駆けつけたTHLZファンは敗色濃厚な気分になった。

 だが、その嫌な予感を払拭しようと、この日誕生日のTHLZ先発・木佐貫が奮起し、6回裏のノーアウト2塁のピンチを三振2つ等で無失点で凌ぎ、THLZ打線もそれに触発されてか、7回表に二岡がバットをへし折られながらも1点を勝ち越すと、右腕の痛みを押してスタメン出場のしんちゃんが3ランをブチかまし、4点を勝ち越した。
 しかし、すぐその裏にTHLZ2番手・会田が集中打を浴びて2点を返されると、8回裏にはTHLZ3番手・林が1アウトから2連打を浴びた挙句に5番代打・種田のピッチャーゴロを取り損ねて1アウト満塁・一発逆転の大ピンチを作って降板し・・・




上    原    投    入



6番内川
7番吉村
2者連続三振!!

 9回表に2者連続押し出しで2点を追加し、その裏に仁志の2ランという御愛嬌はあったものの・・・

THLZ
ようやく
今季初
同一カード
3連勝!!

 その頃、他球団では・・・

 5月17日、ファイターズ一筋22年の“ミスター・ファイターズ”田中幸雄内野手が、かつての本拠地・東京ドームでのイーグルス戦に8番一塁手として先発出場し、第2打席で3球目をライト前に弾き返して、日本プロ野球史上35人目の通算2000安打を達成した。
 K(桑田)K(清原)の同級生であり、かつては一発のある”大型遊撃手”として鳴らし、1995年には80打点を挙げて、遊撃手としては日本球界初の打点王に輝き、パ・リーグの顔として一時代を築いたものの、ここ数年は怪我と世代交代のために出番を失い、プロ22年目および2205試合という史上2位の遅さでの達成と遠回りしながらも、ファイターズを支え続けた男が諦めずにつかんだ「栄誉」だった。
 ちなみに、規定打席に到達したシーズンで打率3割以上を1度もマークせずに2000本安打を達成したのは、柴田勲(巨人)に次いで2人目だそうで。

 元・暴力団員が警官1人を射殺しつつ丸1日立てこもっている愛知県に乗り込む羽目になったTHLZは、先発に内海を立てて必勝を期したものの、3回裏にオレ竜に3点を先制され、6回裏には2アウト満塁カウント2-3から2番荒木の内角をえぐった1球をボールと判定されて1点を失い、打線も先週の屈辱を晴らす気満々のオレ竜先発・川上に2点に抑えられ、オレ竜の前に完全にひれ伏して、3タテの恐怖が付きまとう事になったわけですが、その試合終了10分前に立てこもった元・暴力団員が逮捕された事が何よりであった。
 続く第2戦では、スンヨプが先制の一発の放ったものの、3回裏にTHLZ先発・姜が突如としてストライクが入らなくなり、連続押し出しで逆転されると、代わった2番手・西村がすぐさま1点失い、更に4回裏にも1点追加されて、5回終了時点で3点ビハインドになったものの、3回裏に同点にされた後のバッターがウッズだっただけに、下手にストライクを取りに行って満塁弾食らうより被害を小さく食い止める事が出来たと考えていそうなTHLZ打線が6回表に2点を返して追い上げはじめ、西村−豊田−野口−会田が5回以降オレ竜を0に抑え続けて逆転への望みを繋いだものの、中田−岩瀬のリレーで逃げ切られ・・・

THLZ
交流戦前に
またしても
首位陥落

と言うより
同一カード
3タテに
リーチ・・・

 THLZにとって絶対に負けられない第3戦だったが、1回表の1アウト満塁のチャンスを二岡がゲッツーで潰し、すぐその裏に先頭バッター・井端の打球がライトフェンスを直撃し、井端が2塁に到達・・・

THLZ\(^o^)/オワタ!!

・・・する寸前でタッチアウト!!

THLZ\(^o^)/ハジマタ!!

 井端を”レーザービーム”で刺したライト・由伸は、3回表に先制の一発を放つと、更にスンヨプの2ベースで1点を追加し、5回裏に1点差に詰め寄られたものの、6回表に初回のチャンスを潰した二岡の3ランで突き放した。
 守っても6回裏の1アウト1、2塁のピンチでウッズの打球がレフトフェンス手前で失速するという幸運もあり、THLZ先発・尚成が8回1失点に切り抜けると、9回裏のマウンドに登ったTHLZ2番手・上原がノーアウト1、2塁のピンチを作りながらも後続を抑え切り・・・

THLZ
交流戦前に
何とか
首位返り咲き

と言うより
同一カード
3タテ回避



かくして
THLZは
今季初の
同一カード3連勝の
甲斐あって
この苦行を
4勝2敗で終えられはした

しかし

次週から

プロ野球セ・パ交流戦





「ここからが本当の地獄だ!!」


2007年5月8〜10日
プロ野球セ・リーグ公式戦
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第7戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0120400007福田
1-0-0
タイガース0000000101ジャン
2-2-0
ホームランスンヨプ8号(2)[ジャン]-3表
第8戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0040000026山口(鉄)
1-0-0
上原
0-0-3
タイガース2100110005藤川
0-1-7
ホームラン林3号(2)[金刃]-1裏
葛城1号(1)[会田]-6裏
第9戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0100010002木佐貫
2-1-0
タイガース20001000X3福原
1-1-0
藤川
0-1-8
ホームラン金本8号(2)[木佐貫]-1裏
しんちゃん6号(1)[福原]-2表
鳥谷2号(1)[木佐貫]-5裏
しんちゃん7号(1)[福原]-6表


2007年5月11〜13日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ドラゴンズ
(東京ドーム)

第7戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0001000001川上
1-2-0
ジャイアンツ41000012X8内海
5-1-0
ホームラン谷(夫)4号(2)[川上]-1裏
小笠原8号(1)[川上]-2裏
ノリ7号(1)[内海]-4表
小笠原9号(1)[鈴木(義)]-7裏
由伸8号(2)[鈴木(義)]-8裏
第8戦
チーム名123456789
ドラゴンズ3114000009中田
2-2-0
ジャイアンツ0011030005きゅぼ
2-2-0
ホームラン森野5号(3)[きゅぼ]-1表
井端3号(1)[野口]-4表
キムタク1号(1)[中田]-4裏
第9戦
チーム名123456789
ドラゴンズ1001010216山本昌
2-3-0
岩瀬
0-1-8
ジャイアンツ0100002003
1-1-3
ホームラン二岡5号(1)[山本昌]-2裏
ウッズ16号(1)[尚成]-6表
谷繁2号(1)[姜]-9表
<訃報>
ウルトラセブン
誕生40周年
の今年

5月4日
ウルトラ警備隊
ソガ隊員
(阿知波信介(本名・信雄)氏)
鹿児島にて
逝く
(享年67歳)

 そして、沖縄の高校野球をを全国トップレベルに引き上げた名将・栽弘義監督(沖縄県立沖縄水産高校)が5月8日午前、肺炎のため死去した(享年65歳)。


 ゴジラ松井(ヤンキース)は5月6日(米国現地時間)、ヤンキースタジアムで行われた対マリナーズ戦の6回裏に迎えた第3打席でレフトに打ち上げたところ、レフトが捕球できず「失策」と記録されたものの、7回表の守備中に「2塁打」と訂正されて・・・

ゴジラ松井
何とも締まらない形で
日米通算2000本安打
達成!!
(日本で1390本、メジャーで610本)
(史上36人目)

<6試合分の戦評>
 GW9連戦という苦行を無事に終えたとうきょうはらぼうらんど(以下、THLZ)だったが、甲子園でどんでんず3連戦と東京ドームでオレ竜3連戦という更なる苦行が待っていた・・・。
 火〜木の相手となるどんでんずだが、GW9連戦を2雨挟んで7連敗というドツボ状態。しかし、THLZの火〜木の先発が

カラクリ人形(福田)
ルーキー(金刃)
病み上がり(木佐貫)

という、どんでんずの連敗ストップはおろか3タテ確実な陣容だった。
 甲子園の9割がたを埋めたどんでんずファンが胸躍らせた第1戦だったが、どんでんず先発・ジャンがジャンジャン失点し、7連敗中湿り放しだった打線もTHLZ先発・カラクリ人形の荒れ球を打ちあぐね、カラクリ人形に先発初勝利をみすみす献上した挙句に8連敗・・・・
 8連敗のみならず、カラクリ人形に易々と抑え込まれた事を深刻に受け止めたどんでんずは第2戦で、ここまで絶不調の3番シーツをスタメンから外し、代わりに今期好調の林(”リン”と呼ぶ)を3番スタメンに起用した。
 その林(”リン”と呼ぶ)が初回に先制2ランを放つ等3点を先行して、

「今日こそは連敗ストップやっ!!」

と、甲子園の9割がたを埋めたどんでんずファンが胸躍らせた・・・のだが・・・、どんでんず先発・下柳が4回表にTHLZ打線の猛攻を喰らい、一挙4失点であっさりと試合をひっくり返された。
 それでもどんでんずはあきらめず、調子を取り戻せないTHLZ先発・金刃を攻め、5回裏に今期絶不調の今岡のタイムリーで追いつき、更に6回裏にはTHLZ2番手・会田から代打・葛城が3年ぶりとなる一発を放ち、再び勝ち越す事に成功した。
 どんでんずは6回表から久保田を、7回表からウィリアムスを前倒しで投入し、8回表に1アウト1塁となると、




藤    川    投    入



 その藤川が8番・ホリンズをあっさりと三振に斬って取り、9番代打・ヤノケンを9球粘られながらもレフトフライに打ち取って、1点リードを保ち、

「今日こそは連敗ストップやっ!!」

と、甲子園の9割がたを埋めたどんでんずファンが胸躍らせた。

だが・・・
8回表途中
という
いつもより早い
タイミングでの
藤川投入が
9回表に
仇となった・・・

ヤノケンが9球粘った
おかげで
タイミングが取れた
1番・由伸
レフト前ヒット
ノーアウト1塁

はらぼう
すかさず
由伸に代えて
代走・尚広

2番・谷(夫)
の初球
尚広二盗成功
ノーアウト2塁

2番・谷(夫)
の2球目
捕手・矢野
パスボール
ノーアウト3塁

2番・谷(夫)
レフトオーバー
タイムリー2ベース
5-5
同点
ノーアウト2塁

3番・小笠原
三振
1アウト2塁

4番・スンヨプ
三振
2アウト2塁

5番・二岡
の初球
暴投
2アウト3塁

ヤノケンに9球粘られた
おかげで
威力を削られた
藤川の149km/hを
5番・二岡
詰まりながらも
ライト前に落として
6-5
逆転
2アウト1塁

6番・しんちゃん
レフトフライ
3アウトチェンジ

 その裏のマウンドに上がった上原が、先頭の林(”リン”と呼ぶ)を出塁させるも、後続を討ち取り・・・

どんでんず
9連敗・・・


その一方で
何気に
山口鉄也
プロ初勝利
しかも
「育成選手枠」出身投手
として
最初の勝利
達成


 ここまで来てどんでんず10連敗を狙ったTHLZだったが、病み上がりのTHLZ先発・木佐貫が今期発病した「一発病」をここで発症し、初回金本に17試合ぶりの一発で先制され、5回には鳥谷にも一発喰らって降板すると、THLZ打線も6回までにしんちゃんの2発のみで、4回表の1アウト満塁のチャンスをどんでんず先発・福原に凌がれ、6回表の2アウト1、2塁のチャンスも2番手・久保田に潰されて点が取れず、どんでんず1点リードのまま終盤を迎えてしまった。
 前日と同様、久保田(6回表途中)、ウィリアムス(7回表)を前倒しで投入し、どんでんずがまたしても前日の失敗を繰り返すと思いきや、8回表をウィリアムスが無失点に凌ぎ、藤川を9回表に投入できる体制を整えた。
 9回表のマウンドに上がった藤川は、前日の速球一本槍ではなく、緩い変化球で打者を惑わせ、3者凡退に斬って取り・・・

どんでんず
連敗脱出!!


 甲子園で2勝1敗と勝ち越して終えたTHLZは、先週6連敗を脱して巻き返し中のオレ竜を東京ドームに迎えた。
 その緒戦で、初回にオレ竜先発・川上から谷(夫)が送りバントを2度失敗した挙句の2ランで2点を奪い、更に二岡も送りバントを失敗した挙句のタイムリー等で初回一挙4点を先制し、2回裏には小笠原の一発で1点を追加して、川上を2回で降板させた。  一方のTHLZ先発・内海は、ノリの一発での1失点のみに抑え、THLZが緒戦をものにした。
 続く第2戦では、この日誕生日の井端がオレ竜打線を引っ張った。
 1回表の第1打席でTHLZ先発・きゅぼから2ベースで口火を切って森野の先制3ランを引き出すと、2回表には自らのタイムリーで1点を追加し、更には4回表にTHLZ2番手・野口からは一発を放ってビックイニングの足がかりを築き、自らの誕生日を勝利で祝った。

かくして
井端は
きゅぼから
<FICTION>スモークチーズよりも</FICTION>
価値のある
プレゼントを
頂いた

 両軍とも1勝1敗で迎えた第3戦は、2回に追いつけれたものの、中盤に2点を勝ち越して、常にオレ竜が試合の流れをつかんでいた。
 THLZは7回裏にヤノケンの3ベースで同点に追いついたものの、9番代打・清水、1番由伸に一本出ずに勝ち越せず、8回表に林が打ち込まれて2点を奪われ、結局オレ竜の流れのまま試合を決した。

かくして
THLZは
この苦行を
3勝3敗の
5割で終えられはした

ただ
次週も
今期好調
2位ベイスターズ
敵地3連戦
またしても
3位オレ竜
敵地3連戦
しかも
同一先発投手同士
での対決

まだまだ苦行は続く



2007年4月28〜30日
プロ野球セ・リーグ公式戦
スワローズ VS ジャイアンツ
(神宮)

第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1001100104内海
3-1-0
スワローズ31001100X6藤井
3-2-0
高津
0-1-4
ホームランしんちゃん4号(1)[藤井]-4表
由伸4号(1)[藤井]-5表
城石1号(1)[内海]-5裏
スンヨプ6号(1)[木田]-8表
第5戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0200000002きゅぼ
1-1-0
スワローズ00100230X6松井(光)
1-0-0
ホームランガイエル2号(1)[きゅぼ]-3裏
ラミレス4号(2)[きゅぼ]-6裏
第6戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1130022009尚成
5-0-0
スワローズ0100010013石川
0-3-0
ホームラン由伸5号(1)[石川]-1表
しんちゃん5号(1)[石川]-2表
由伸6号(2)[花田]-6表


2007年5月1〜3日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ドラゴンズ VS ジャイアンツ
(ナゴヤドーム)

第4戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0010024119野口
1-0-0
ドラゴンズ0030200005石井(裕)
1-1-0
ホームランヤノケン1号(2)[石井(裕)]-7表
第5戦
チーム名1234567891011
ジャイアンツ101010000025
1-0-3
上原
0-0-1
ドラゴンズ001002000003岩瀬
0-1-5
ホームラン由伸7号(1)[朝倉]-3表
第6戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0010000405会田
1-1-0
ドラゴンズ000010041X6岡本
2-0-0
ホームラン小笠原6号(1)[川上]-2表
ウッズ10号(1)[木佐貫]-5裏
森野4号(3)[林]-8裏


2007年5月4〜6日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ
(東京ドーム)

第7戦
チーム名123456789
スワローズ0000010001藤井
3-3-0
ジャイアンツ10000111X4内海
4-1-0
上原
0-0-2
ホームラン小笠原7号(1)[藤井]-1表
米野2号(1)[内海]-6表
第8戦
チーム名123456789
スワローズ0000000000松井(光)
1-1-0
ジャイアンツ11140010X8きゅぼ
2-1-0
ホームランスンヨプ7号(3)[松井(光)]-4裏
二岡4号(1)[松井(光)]-4裏
第9戦
チーム名123456789
スワローズ0000011002石井(一)
3-3-0
高津
0-1-5
ジャイアンツ0000000101尚成
5-1-0
ホームラン宮出1号(1)[尚成]-7表
<9試合分の戦評>
 GWに入り、9連休を取れる人々もいる事もあって、日本プロ野球では全球団が9連戦を戦う事となった。
 とうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)の9連戦は、神宮幕府3つ(神宮)、オレ竜3つ(ナゴヤドーム)、またまた神宮幕府3つという日程。
 ここまで3カード連続緒戦負けで、何とか残り2戦を獲ってはいるが、毎回上手くいくとは限らず、神宮での緒戦は絶対獲っておきたいところ。
さもないと
3タテどころか
9タテの恐怖が・・・・。

 9連戦の緒戦で、THLZはここまで3連勝中の開幕投手・内海を立てて必勝を期し、ファンも緒戦勝利を期待した・・・のだが・・・ その内海が5回2/3を6失点と撃沈し、THLZは見事出足で躓いた。
 今までだったら2戦目で勝って立て直していってたのだが、狭い神宮で2戦目の先発がきゅぼという時点で、戦う前から連敗&負け越しが決まっていたようなものだった。

 ただ、この時点で優勝候補のオレ竜およびどんでんずも連敗スタートを切っていた事が、THLZにとって「不幸中の幸い」だった。

 GWの出だしの2日間は引きこもっていたが、昼間にアキバへ出かけ、その帰りにふと神宮へと足を向け、18時30分頃に外野自由席1500円を入手し、三塁側から入場すると、既に1回裏2アウト、バッターは青木で、1回表のスコアーに”1”が記されていた(由伸の先頭打者アーチによるもの)。
 2回表にしんちゃんの一発で1点を追加はしたものの、その裏2アウトからヒット、四球&悪送球でピンチを作ると、何とよりによってピッチャー・石川の打球がショートの頭を越えてレフトの前にポトリと落ちて1点差に・・・。
 この瞬間、3タテが頭を過ぎった
のだが、その嫌な空気を一掃したいTHLXが、3回表にタイムリー2本と押し出しで3点を奪って石川をマウンドから引きずり下ろした。
 4、5回表に四球を2つずつ貰いながらもそれをフイにして、すんごく嫌な予感がしてきたが、尚成の危なげないピッチングで相手にペースを渡さなかったおかげで、6回表にこの日2本目となる2ラン、7回表には途中出場の尚広の3ベースで2点ずつ追加して、試合の大勢を決した。
 7回あたりから、レフトスタンドからの歓声が湧き始めていたのだが、7点リードの9回裏に入ろうとするあたりから、そのボルテージが最高潮に達した。

エース上原
今期初登板

 だが、今期の初球で先頭の度会にセンターオーバーの当たりを飛ばされ、その後2アウトを取ったものの、飯原にはフォークを拾われ左中間に飛ばされ、易々と1点を献上し・・・
「腐ってやがる・・・
「打たれてやがる・・・
まだ早過ぎたんだ・・・」

 それでも、この3連戦でTHLZ投手陣を泣きを見させたガイエルをストレートで見逃し三振に斬り、エースの意地を見せつけた。

 こうして3タテを免れたTHLZだったが、その次には敵地・ナゴヤドームでオレ竜との3連戦が待っていた。
 そのオレ竜は、何故かベイスターズ相手に3タテを食らって、何故か4連敗中だった。
 オレ竜がどうであれ先手を取りたいTHLZだったが、先週まで火曜の先発担当だった姜が一軍登録抹消で、代わりに先発のマウンドに上がったのは、去年までリリーフ専任だった”ラッキーマン”福田・・・。
 その福田が福留、ウッズ、森野といった主軸に打ち込まれ、5回を終わって4点のビハインド(1対5)で、 オレ竜の先発はベテラン山本昌と来れば、誰もがオレ竜連敗脱出を予想した・・・のだが・・・ 6回表に谷、小笠原の連打で作ったチャンスを二岡のタイムリー、しんちゃんの内野ゴロで2点を返すと、何故か7回表のマウンドには山本昌が登らず、リリーフしたの”サイレントK”石井裕也から8番ホリンズが四球で出塁すると、9番代打ヤノケンの2ランで追いつき、更には小笠原、二岡のタイムリーで2点を勝ち越して逆転。
 その後、2点を追加したTHLZが、野口(6回裏)−会田(7回裏)−林(8回裏)−上原(9回裏)のリレーで逃げ切り、オレ竜相手に先勝し・・・

球団通算5000勝

リーチ!!

通算2000勝
対ドラゴンズ戦

通算3000勝
対ドラゴンズ戦

通算4000勝
対ドラゴンズ戦

するってぇと
通算5000勝も
対ドラゴンズ戦で
決めろって事か?

 てなわけで、5000勝のかかったこの試合、オレ竜先発・朝倉の暴投で先制し、2回裏にはオレ竜の主砲ウッズの退場で、THLZ優位に進むと呑気なファンだけがそう思っていたが・・・

試合開始時
レフト森野
センター英智
ライト福留

ウッズ退場後
レフト英智
センター藤井
ライト福留
(森野は一塁へ)

タダでさえレベル高い
外野の守備力
更にレベルUP!!

 その結果、5回表は1点のみ、6回表の満塁のチャンスで無得点と、朝倉を叩き潰すチャンスを逃し、6回裏、1アウト1、2塁で藤井の併殺崩しのスライディングで二岡が悪送球し1点差に詰め寄られ、ノリのライトオーバーで追いつかれてしまう。
 その後、8〜9回表を岡本に締められ、10回表を岩瀬に締められる一方、8回裏には豊田が、10回裏には林が1アウト1、2塁のピンチを作っては何とか凌ぐ青色吐息なピッチングを展開し、11回表も2アウトとなって、誰もがTHLZの5000勝など忘却の彼方へと追いやっていた
・・・のだが・・・、 この試合8番スタメンの尚広が内野安打で出塁すると、この試合スタメンを外れた9番代打ホリンズが外角高めをライト線に弾き返し、 尚広が一塁から生還して勝ち越すと、由伸が左中間にダメ押しタイムリー2ベースを放ってリードを2点にすると、 上原がピシャリと締めてプロ初セーブを挙げるとともに・・・

1934年7月3日の
チーム創立から
73年

1936年7月3日の
公式戦初勝利から
71年
の時を経て

5月2日
22時10分
THLZ
日本プロ野球史上初
球団通算5000勝
達成!!

 オレ竜相手に3タテを狙うTHLZと、連敗脱出に執念を燃やすオレ竜の3戦目は、THLZ先発・木佐貫とオレ竜先発・川上の凌ぎ合いとなったものの、8回表にオレ竜2番手・久本に代わった途端、THLZが集中打で4点のリードを奪った・・・のだが・・・、 いくらオレ竜が6連敗中とは言え、林、会田、上原が連投続きとは言え、真田を出して逃げ切れるという油断を見せて勝てる程、オレ竜は甘くなかった。
 井端、荒木の連打と福留の犠牲フライで1点を返すと、ウッズが繋いで一発逆転の場面を作ると、森野が結局4連投する羽目となった林の甘いスライダーをライトスタンドに叩き込み、あっちゅー間の同点に追いついた。
 「何であの場面で真田ではなく会田を投入しなかったんだ!?」というファンの罵声を上げるのもつかの間、9回裏にマウンドに登った会田が1アウトから井端に打たれ、2アウト2塁から福留敬遠でウッズ勝負を選択した果てに、そのウッズがまさかのライトヒッティングで・・・

その結果
何気に
会田
プロ初黒星
しかも
恐らく
プロ野球史上初
「親子2代での敗北」
達成

それだけに留まらず
オレ竜連敗ストップ

THLZ首位陥落

<訃報>
 元・大阪府知事でお笑いタレントの横山ノック(本名・山田勇)氏が3日、兵庫県内の病院で死去(享年75歳)。

 一応、オレ竜相手に2勝1敗と勝ち越し、3勝3敗のタイにして東京ドームに戻ったTHLZは、前回負け越した神宮幕府との3連戦を戦った。
 前回の登板で散々な目に遭った内海は、初回の小笠原の一発しか味方の援護が無く、とうとう6回表に追いつかれてしまったわけだが、その裏に先頭バッターとして四球を選ぶと、谷の長打で一塁から一気に勝ち越しのホームインし、更に8回裏には自ら四球で繋いで、駄目押し点のお膳立てをした。投げても8回1失点に抑え、前回のリベンジを果たした。
 また、前回の登板で二発に沈み、<FICTION>スモークチーズにありつけなかった</FICTION>THLZ先発・きゅぼは、8回までの8安打を打たれ、再三再四ピンチを作りながらも、<FICTION>スモークチーズへの欲望を力に変えて</FICTION>9三振を奪って凌ぎ切り、序盤からの打線の援護(16安打8得点)もあって、8回まで神宮幕府を無失点に抑え、9回表を迎えた。そして、2アウトランナー無しで、最後のバッターをサードゴロに打ち取って・・・

この瞬間
きゅぼは

<FICTION>スモークチーズよりも</FICTION>
かけがえの無いもの
(プロ初完封勝利)

手に入れた

 今期5連勝中の尚成を先発に立て、神宮幕府相手に3タテを狙うTHLZだったが、連敗脱出に執念を燃やす神宮幕府の先発・石井一久の前に8回1失点と抑えられ、9回も高津に3者凡退に抑えられ、

神宮幕府連敗ストップ
それだけに留まらず

尚成
今期初黒星

てなわけで
THLZは
2度の同一カード3連勝の
チャンスを逃しはしたが
GW9連戦を
5勝4敗
(2カード勝ち越し)

まずまずの成績を
残した


2007年4月24〜26日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ベイスターズ

第4戦
(フルキャスト)
チーム名123456789
ベイスターズ2031001108牛田
1-0-0
那須野
1-1-1
ジャイアンツ0122000106
1-3-0
ホームラン二岡3号(1)[土肥]-2裏
第5戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
ベイスターズ0000001001加藤
1-1-0
ジャイアンツ40400400X12金刃
3-0-0
ホームラン小笠原4号(2)[加藤]-1裏
ホリンズ3号(3)[加藤]-3裏
スンヨプ5号(3)[高崎]-6裏
内川1号(1)[金刃]-7表
第6戦
(東京ドーム)
チーム名123456789
ベイスターズ0110100003那須野
1-2-1
ジャイアンツ20000003X5会田
1-0-0
豊田
0-2-4
ホームラン小笠原5号(2)[三浦]-1裏
<訃報>
ソビエト連邦を
崩壊へと導いた
ロシアの
アル中
じゃなかった
初代大統領
ボリス=エリツィン

4月23日
逝く
(享年76歳)。


<3試合分の戦評>
 ここまで3失点、2失点と抑えているのに2連敗だった松坂君は、22日(米現地時間)の地元でのヤンキース戦で6失点して「負け決定」のはずが、打線が4連発する等奮起したおかげで、メジャー2勝目を挙げる事が出来まつた。

野球って面白ー!!

 さて、先週、先々週と、火曜負け、水〜木曜連勝で来ているとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)だが、そう毎回うまくいく保証がないわけで、いい加減火曜勝って、3タテへの恐怖に怯えずに気楽に3連戦を観戦したいと、ファンは切実に願っていた・・・のだが・・・ ベイスターズとの緒戦で、またしても姜で星を落とし、またしてもファンは3タテへの恐怖に怯える事で頭がいっぱいで、この敗戦で首位陥落した事に気落ちする余裕など無かった。 (ちなみにのこの試合、遅くまで本業が長引いたために、見れませんでした。)
 しかし、そのファンの不安を察してか、第2戦ではTHLZ打線が序盤から大爆発して大量12得点を叩き出し、3タテの危機を楽々回避した。
 さて、こうなったら3連戦を勝ち越したいTHLZだったが、その前に立ちはだかったのが・・・えっ!?三浦番長ぉっ!!?
 先に2点を失ったものの、開幕戦で初球いきなりスタンドイン!の由伸を3打席連続三振とリベンジを果たす等、三浦番長は 熱いピッチングで7回まで1点リードを守り切っていた・・・のだが・・・8回裏・・・「5億3千万円の男」がその男意気を台無しに・・・
 残り1イニング・・・豊田に一縷の望みを託したベイスターズだったが、その思いは見事に裏切られた・・・。

その結果
何気に
会田
プロ初勝利
しかも
プロ野球史上初
「親子2代での勝利」
達成


かくして
THLZは
またしても
3連戦を勝ち越し
そして
またしても
オレ竜の敗戦により
セ・リーグ首位に立ち
GW9連戦へと
臨む事となった

THLZ
球団通算5000勝まで
あと3勝

2007年4月17〜19日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS カープ

第4戦
(スカイマーク)
チーム名123456789
カープ0002001003黒田
2-2-0
永川
1-0-4
ジャイアンツ0000000011
1-2-0
第5戦
(京セラドーム)
チーム名123456789
カープ1000001002青木(高)
0-3-0
ジャイアンツ01001010X3金刃
2-0-0
豊田
0-1-3
ホームランスンヨプ4号(1)[青木(高)]-2裏
しんちゃん2号(1)[青木(高)]-5裏
前田(智)2号(1)[金刃]-7表
第6戦
(京セラドーム)
チーム名123456789
カープ0010000001長谷川
1-1-0
ジャイアンツ01043000X8木佐貫
2-0-0
ホームランしんちゃん3号(1)[長谷川]-2裏


2007年4月20〜22日
プロ野球セ・リーグ公式戦
タイガース VS ジャイアンツ
(甲子園)

第4戦
チーム名123456789101112
ジャイアンツ0010000000034豊田
0-2-3
タイガース000000100004X5X江草
1-0-0
第5戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0300000205きゅぼ
1-0-0

0-0-3
タイガース0001010002能見
1-2-0
ホームランホリンズ2号(3)[能見]-2表
狩野1号(1)[きゅぼ]-4裏
第6戦
チーム名123456789
ジャイアンツ02104003010尚成
4-0-0
タイガース0001000023小嶋
2-2-0
ホームラン谷(夫)3号(2)[渡辺亮]-8表
狩野2号(2)[アゴ倉]-9裏

4月17日
現職の長崎市長が
暴力団員に射殺される

4月16日
(米現地時間)
韓国人留学生が
32人を射殺

4月20日
東京・町田市で
暴力団員が
発砲&立てこもり

くそっ!
何て時代だっ!!


<6試合分の戦評>
 対戦が一巡りして、ここまで勝ち星を積み重ねているとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)。
 この週の火〜木は先週と同じくカープとの3連戦となり、当然THLZの火〜木の先発陣は
姜(プロ3年目)
金刃(ルーキー)
木佐貫(病み上がり)

 その緒戦で、カープはよりによって黒田をぶつけてきて、当然の如くTHLZ敗戦・・・。

またしても
THLZ
3タテピ〜ンチ!!

 しかし、そのピンチを救ったのが、カープの貧打線地元で凱旋登板を飾った金刃と、完全復活を目指す木佐貫だった。
 第2戦は同点に追いつかれながらも脇谷の3ベースとホリンズのボテボテの当たりで勝ち越し、林−豊田の完璧リレーで逃げ切り、第3戦は打線が大爆発してすんなりと勝利を手繰り寄せ、THLZが見事2連勝&3連戦勝ち越しを果たせた。
 THLZがそんな3連戦を戦っていた頃、 4月17日(現地時間)に松坂君が6回を2失点に抑えながらも、味方の援護に恵まれずに2敗目を喫し、4月18日に”イーグルスのマー君”(田中将大、プロ1年目18歳)が”王さんの福岡発銀河系(?)軍団”を相手に13奪三振を奪い、プロ初完投でプロ初勝利を飾った。そして・・・
4月18日
(現地時間)
水戸の電車男
井川
(ヤンキース)
松坂君と同じ
6回2失点
だったけど
打線のおかげで
メジャー初勝利!


 さて、THLZは今季初となる甲子園での3連戦を迎えたわけだが、ここまで金曜(内海)、日曜(尚成)で3連勝ずつ挙げている 一方で土曜(アゴ倉)が3連敗中と、金曜もしくは日曜を落とすと負け越し、下手すりゃ3タテの大ピ〜ンチ!!
 で、金曜のゲームはと言うと、核弾頭の由伸がいないためか打線が振るわず、内海のタイムリーの1点しか取れず、そうこうしているうちに7回に追いつかれて延長戦に突入し、JFKが危なげなく完封していく一方で、会田と林が青色吐息で凌ぎ切り、12回表に3点を勝ち越した・・・のだが・・・
前日オレ竜に6点差をひっくり返されたどんでんずの打者一巡の猛攻で豊田大炎上!!

この時点で
負け越し(ほぼ)決定!

下手すりゃ
3タテ

大ピ〜ンチ!!
 第2戦のどんでんずの先発が能見である一方、THLZの先発はアゴ倉と予想されてはいたのだが・・・

<FICTION>
「かんとく〜かんとく〜
スモークチーズくださいな」
「今日先発して勝てたらね」
きゅぼ〜ん・・・



「きゅぼ〜んきゅぼくん」
今シーズン中に公開
(予定)

</FICTION>
 かくしてTHLZ先発・きゅぼは、再三再四ピンチを作りながらも、<FICTION>スモークチーズへの欲望を力に変えて</FICTION>凌ぎ切り、5回1失点で先発の役目を終えた。
 一方どんでんずは、昨日豊田からプロ初安打をサヨナラヒットで飾った狩野をスタメン起用したところ、その狩野が第1打席をヒットが出ると、第2打席にはきゅぼからプロ初ホームランを放ち、6回裏の第3打席にヒットで出塁すると、関本の2ベースで一挙にホームに突入し、キャッチャーしんちゃんのタッチをかいくぐる芸術的なスライディングでホームインして、どんでんずの追い上げムードを盛り上げていった。
 だが、その盛り上げムードを沈下させたのが、先制スリーランを放った<FICTION>ほりん星人</FICTION>ホリンズ。8回に2ベースを放って駄目押し点を奪い、由伸のタイムリーでホームを踏んで、どんでんずを引き剥がした。
 そして、最後を豊田ではなく林で締めたTHLZが、見事3タテの危機を回避し、先発として2年ぶりの勝利を挙げたきゅぼは<FICTION>スモークチーズにありつけた</FICTION>。

 開幕してから25イニング連続無失点のTHLZ先発・尚成だったが、4回裏に今岡の2ベースと矢野のライト線ヒットで今季初失点となった。
 しかし、打線が中盤と終盤に連打で追加点を叩き出して(今期最多の17安打、谷(夫)プロ通算100本塁打のオマケつき)、尚成は8回1失点で勝利を手にした。

 金曜の緒戦を最悪な形で落とし、誰もがTHLZの負け越しを予感したこの3連戦だったが、土曜の投手陣の奮起とホリンズの4打点、日曜の尚成の安定感と打線のつながりのおかげで、THLZは上出来過ぎと言える敵地2勝1敗を飾った。

かくして
THLZは
2カード連続勝ち越し
そして
オレ竜の敗戦により
遂に
セ・リーグ首位に立った

THLZ
球団通算5000勝まで
あと5勝

2007年4月10〜12日
プロ野球セ・リーグ公式戦
カープ VS ジャイアンツ
(広島市民)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000301004
1-1-0
カープ00041000X5長谷川
1-0-0
永川
1-0-3
ホームラン新井5号(3)[姜]-3裏
栗原1号(1)[姜]-4裏
由伸2号(1)[長谷川]-7表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000002002金刃
1-0-0
豊田
0-1-2
カープ0001000001黒田
1-2-0
ホームラン新井6号(1)[金刃]-4裏
第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0200000013木佐貫
1-0-0

0-0-1
カープ0000001001青木(高)
0-2-0
ホームラン小笠原3号(1)[河内]-9表


2007年4月13〜15日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS スワローズ
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
スワローズ0000010102石井(一)
1-1-0
ジャイアンツ30001000X4内海
3-0-0

0-0-2
ホームラン由伸3号(1)[石井(一)]-1裏
ラミレス2号(1)[内海]-8表
第2戦
チーム名123456789
スワローズ0030100206藤井
2-1-0
ジャイアンツ0000001102アゴ倉
0-3-0
ホームラン飯原3号(3)[アゴ倉]-3表
第3戦
チーム名123456789
スワローズ0000000000増渕
0-1-0
ジャイアンツ00700002X9尚成
3-0-0
ホームランスンヨプ3号(2)[増渕]-3裏
しんちゃん1号(2)[増渕]-3裏
ホリンズ1号(2)[増渕]-3裏
谷(夫)2号(2)[松井]-8裏
<6試合分の戦評>
 先週、多くの野球ファンが6連敗を予想していたオレ竜&どんでんずとの東京ドーム6連戦を3勝3敗の5割で終える事が出来、胸を撫で下ろしているとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)。
 この週の火〜木はカープとの3連戦となったのだが、THLZの火〜木の先発陣は
姜(プロ3年目)
金刃(ルーキー)
木佐貫(病み上がり)

であり、緒戦の姜で落とすと3タテの危険性が出てくるまさに「裏ローテ」である。一方、カープの火〜木の先発陣(予想)は、
長谷川(勝てるかも?)
黒田(言わずもがな)
青木高広(初物の左)

であり、THLZは長谷川を叩いて3タテを免れたい所である。

第1戦
姜で落としたジャン・・・
orz
そして
THLZ
3タテピ〜ンチ!!

 それはさておき、8回表2アウト2塁、バッターは9番代打・古城がカウント1-0からのど真ん中のスライダーをやる気なさげに見逃してブチ切れた瞬間、
「ボール!」


「はぇっ!?」


更に、古城がカウント2-1からのまたもど真ん中のスライダーをやる気なく見逃した所、
「ボール!」


「ほぇっ!?」


 こっちがブチ切れる気力が萎えた一方で、マーティーがブチ切れまくった上にホームベースを埋めてしまいまつた。

第2戦
金刃
奇跡の
(黒田に投げ勝った)
プロ初勝利
豊田
ヨレヨレながら
通算150セーブ
(プロ野球5人目)


4月11日
(現地時間)
1億ドルの男
松坂君
(レッドソックス)
イチローに勝って
(4打席無安打)
試合に負けた
(0-3でメジャー初黒星)


第3戦
松坂君とタメ年の
木佐貫
973日ぶりの勝利


 その頃仙台では、”イーグルスのマー君”(田中将大、プロ1年目18歳)がプロ初勝利を目指して先発マウンドに立ったのだが、プロ初勝利をつかんだのは一応”イーグルスのマー君”(松本輝、プロ12年目30歳)だった。

 さて、カープ相手に3タテを免れたTHLZは、去年14勝8敗と貯金を荒稼ぎした神宮幕府との3連戦に臨んだ。
 その緒戦で、古田幕府は苦手・石井一久を投入して先勝を目論んだのだが・・・
工藤師匠
山本昌
下柳に続き
THLZ打線相手に
5回4点で・・・

って
前の3人と比べて
「轟沈」
って感じじゃないなぁ

一方
先週の勝利で
”打撃の神様”
川上以来の
開幕2連勝だった
内海
開幕から3連勝
しかも
球団史上初


4月14日・昼
ハンカチ王子
斎藤佑樹
(早稲田大学)
1年生にして
春季リーグ開幕投手
(極めて異例)
東京大学相手に
6回1安打8奪三振
無失点
8-0
大学初勝利


 さて、第2戦なんですが・・・
正直
アゴ倉
いらんだろ!?

アゴ獲って
工藤師匠
ふんだくられやがってっ!?


 両チームとも1勝1敗で迎えた3戦目で、神宮幕府は”ハンカチ世代”の高卒ルーキー・増渕を先発に立ててきた。
 THLZは過去に高卒ルーキー相手にノーヒットノーランを喰らわされるという赤っ恥をかけ、去年も数人の高卒ルーキーにあっさりとプロ初勝利をプレゼントするという赤っ恥をかいただけに、この試合でも同じ失態を繰り返すのかと、THLZファンは暗澹たる気持ちでプレーボールの声を聞いた。
 だが・・・
ドツボにハマった
スンヨプ
ここまでノーアーチの
しんちゃん
スイングがデタラメな
ホリンズ

地雷3発
見事に踏んで

増渕
計7失点
3回持たずに
轟沈・・・

一方
先週の登板で
完封勝利を飾った
尚成
開幕から3連勝
2試合連続完封
しかも
開幕から
25イニング連続無失点
(球団新記録)


 さて、アゴ倉の人的補償でベイスターズにふんだくられてしまった工藤師匠なのですが、日曜の昼・・・
どんでんず相手に
2アウト取っただけで
7安打7失点で
轟沈・・・


てなわけで
THLZは
全チームと一通り
対戦し終えて
9勝6敗0分貯金3
リーグ2位に
つける事が出来た。

THLZ
球団通算5000勝まで
あと9勝


2007年4月3〜5日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS ドラゴンズ
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0200000002山本昌
0-1-0
ジャイアンツ00214000X7
1-0-0
ホームラン森野2号(2)[姜]-2表
小笠原1号(2)[山本昌]-3裏
二岡1号(1)[山本昌]-4裏
第2戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0001020036岡本
1-0-0
岩瀬
0-0-1
ジャイアンツ0003000003豊田
0-1-1
ホームラン二岡2号(3)[長峰]-4裏
ウッズ1号(2)[会田]-6表
森野3号(1)[豊田]-9表
第3戦
チーム名123456789
ドラゴンズ0100020205グラセスキ
1-0-0
岩瀬
0-0-2
ジャイアンツ1000200003前田(幸)
0-1-0
ホームランウッズ2号(1)[木佐貫]-2表
ウッズ3号(2)[木佐貫]-6表
ウッズ4号(2)[前田(幸)]-8表


2007年4月6〜8日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ジャイアンツ VS タイガース
(東京ドーム)

第1戦
チーム名123456789
タイガース0000010001下柳
0-2-0
ジャイアンツ03030000X6内海
2-0-0
ホームランスンヨプ2号(3)[下柳]-4裏
第2戦
チーム名123456789
タイガース0130000004能見
1-0-0
藤川
0-0-4
ジャイアンツ2001000003アゴ倉
0-2-0
ホームラン林1号(1)[アゴ倉]-2表
第3戦
チーム名123456789
タイガース0000000000小嶋
1-1-0
ジャイアンツ00010100X2尚成
2-0-0
ホームラン小笠原2号(1)[小嶋]-6裏
<6試合分の戦評>
 ベイスターズとの開幕3連戦で貯金1を稼いだとうきょうはらぼうらんどぜぇた(以下、THLZ)。
 そういえば第3戦の8回裏にプロ初登板を達成した会田投手(下手投げ)は、親も一軍登板を果たしたことのある元・スワローズの投手(これまた下手投げ)だったので、何とプロ野球史上初となる「親子2代での一軍登板」を達成したというのに、すっかり気付きませんでした。
 そんな大ボケはさておき、THLZは3日にようやく本拠地開幕戦を迎える事が出来たのですが、その相手というのが
去年のリーグ覇者にして
対戦成績6勝16敗
開幕3連勝の
オレ竜

しかもその後が
去年のリーグ2位にして
対戦成績11勝11敗
JFKが健在の
どんでんず

どう考えても
6タテ確実です
本当に
ありがとうございました
orz


 ドーム6連戦の緒戦は、開幕4連勝を狙うオレ竜の先発が苦手・山本昌という時点で、誰もがTHLZの敗北が確実と思っていたのだが・・・
工藤師匠に続き
THLZ打線相手に
5回途中7失点で
轟沈・・・

 かくしてTHLZは対オレ竜戦全敗を免れた。

 続く第2戦は、THLZ・金刃とオレ竜・長峰の若き両先発左腕の投げ合いが中盤まで繰り広げられたものの、8回を林で抑えながらも9回を豊田でブチ壊したTHLZに対し、8回1アウト満塁のピンチを岡本がしのいで9回を岩瀬で3者三振でキッチリと締めたオレ竜とで、終盤での地力の差が出た。

 1勝1敗で迎えた第3戦で、オレ竜が新外国人左腕・グラセスキを先発させてくると予想され、次のどんでんずとの3連戦では下柳、能見、小嶋の3左腕が先発してくる事が決まっているため、今週THLZは全試合先発左腕を相手にするというブラジリアンジョークをかますと思われたのだが、オレ流監督は空気を読まずに川上を先発のマウンドに送ってきた。
 さて、第2戦の2打席目に今期初ヒット、3打席目に初ホームランをマークし、ようやく「開幕」できたオレ竜の主砲・ウッズがこの第3戦で
3ホーマー
5打点
まさに満開
まさに
原辰徳の憂ウッズ・・・


 かくしてTHLZは、オレ竜の開幕からの連勝を止めはしたものの、加速をつけさせてしまうというマヌケをやらかしたばかりか、ドームで5連敗という大失態へと転がりかねない事態に陥った。

4月5日
(現地時間)
1億ドルの男
松坂君
(レッドソックス)
7回108球
10奪三振1失点
メジャー初登板
初勝利


 早朝の松坂君の活躍に沸いた後をうけ、今期最初の「伝統の一戦」が幕を開けた。
 その緒戦は、オレ竜追撃を目論むどんでんずの先発が苦手・下柳という時点で、誰もがTHLZの敗北が確実と思っていたのだが・・・
工藤師匠
山本昌に続き
THLZ打線相手に
4回途中6失点で
轟沈・・・

 かくしてTHLZは対どんでんず戦全敗&ドーム5連敗を免れた。

 これを気に波になりたいTHLZだったが、先制はしたものの、絶不調のおさむちゃんに代わってスタメン出場を果たした林(”リン”と呼ぶ)の2安打1本塁打3打点で逆転を許し、4回裏に1点差に詰め寄ったまま、両軍息詰まる投手戦の末にどんでんずに逃げ切られた。

4月7日
(現地時間)
水戸の電車男
井川
(ヤンキース)
5回97球
2奪三振7失点
メジャー初登板
初黒星

免れる
(A-RODのおかげで)


 早朝の井川の屈辱を他所に、勝ち越しを狙うどんでんずは井川の後の背番号29・ルーキーの小嶋をマウンドに送ったが、THLZの先発が尚成という事もあって前日2安打1本塁打3打点の林(”リン”と呼ぶ)を外して絶不調のおさむちゃんをスタメンに起用したおかげで打線が沈黙して尚成に完封され、小嶋を見殺しにした。

てなわけで
THLZは
本拠地6連戦を
3勝3敗と五分で終える事が出来
貯金1の2位をキープでけた・・・

THLZ
球団通算5000勝まで
あと13勝


2007年3月30〜4月1日
プロ野球セ・リーグ公式戦
ベイスターズ VS ジャイアンツ
(横浜)

第1戦
チーム名123456789
ジャイアンツ1002000003内海
1-0-0
豊田
0-0-1
ベイスターズ1010000002三浦
0-1-0
ホームラン由伸1号(1)[三浦]-1表
スンヨプ1号(1)[三浦]-4表
ゴンザレス1号(1)[三浦]-4表
第2戦
チーム名123456789
ジャイアンツ0000000000アゴ倉
0-1-0
ベイスターズ00000002X2土肥
1-0-0
クルーン
0-0-1
ホームラン古木1号(1)[アゴ倉]-8裏
第3戦
チーム名123456789
ジャイアンツ10240010210尚成
1-0-0
ベイスターズ0000000011工藤師匠
0-1-0
ホームラン谷(夫)1号(1)[工藤師匠]-1表
鈴木(尚)1号(1)[吉武]-9裏
<3試合分の戦評>
昨年
球団史上初となる
4年連続V逸

2年連続Bクラス

この大きな屈辱を晴らし
リーグ優勝
日本一
アジア一
になるべく
とうきょうはらぼうらんどぜぇた
(以下、THLZ)

2007年シーズンが
始まった。

しかし
今年もまた
上原いない
パウエルいない
二岡いない
いないいないバァ〜

しかも
開幕カードの相手は
苦手のベイスターズ
その後
オレ竜(去年の覇者)
どんでんず(去年リーグ2位)

開幕9連敗が確実だよ・・・
orz


開幕戦

 関東地方では9時ぐらいまで雨が降ってはいたが、昼になると見事に晴れた。
さすがはTHLZ!
「晴れチーム」の面目躍如!!


 で、試合はと言うと・・・
名古屋へ出張のため
試合見れんかったよっ!!

だが
THLZ開幕勝利!
開幕9連敗は免れた!!

由伸が
第1球をいきなりスタンドイン!
(プロ野球史上45年ぶり2人目)
(セ・リーグでは史上初)

上原の代役
内海が
球団史上42年ぶりとなる
左腕投手の開幕勝利!!
カネムラさんカネヤン以来!!)

第2戦

 関東地方では朝から曇りがちで後から雨が降るとの予報があったが、昼になって雨は降りませんでした。
やっぱりTHLZ!
日本最強の「晴れチーム」!!


 去年の2戦目、打線が先発・土肥に抑えられて敗北を喫したわけですが、
今年も土肥が打てません!
しかも
一方のアゴ倉は
THLZを出てった仁志に
タイムリーを浴びる等
7回1/3で2失点!


ってアレ!?
2回1/3で7失点じゃなくて!?
先発投手としちゃあ上出来ぢゃねぇの!!

しかし
ここから8連敗の可能性が・・・
orz

第3戦

 この日は嘘をついても笑って許せる「エイプリルフール」だったワケだが、東京埴輪スポーツでは何か特別な企画を やらなかった。
 確かに、企画を練っていなかった事もあったけど、一番の理由と言えば、 この国が年がら年中「エイプリルフール」だから、この日が特別だと思えなくなったからである。

 閑話休題
 晴天の空の下、アゴ倉と引き換えにベイスターズへと追われていった工藤師匠がTHLZの前に立ちはだかった。
んがっ
4回途中7失点で
轟沈・・・

てなわけで
THLZは
開幕カードを
2勝1敗と勝ち越し
貯金1の2位に着けたワケですが
何か?

THLZ
球団通算5000勝まで
あと16勝


2007年3月29日
今頃更新するのも何だが・・・

 前回の記事をUPした25日の朝、能登半島で震度6強の地震を襲い、
「今年もロクでもねぇ年になるなぁ・・・」
とぼやいていたら・・・
またしても
自分の人生に
大きな何かを
与えてくれた
「昭和の顔」が
天に召されていった。

3月27日午前
「日本一の無責任男」
植木等氏
逝く
(享年80歳)

2007年3月25日
パ・リーグ開幕しますた・・・

 日本プロ野球パ・リーグ公式戦が開幕した日まで、本業が忙しい等でとても記事を書く気力が起きずにいて、その間に様々な出来事が起こっていた。

まずは、早くも量産体制に入った<訃報>を・・・。
 大杉(旧姓・鈴木)君枝・日本テレビアナウンサーが2月2日早朝、都内の自宅マンションから転落死した(享年43歳)。遺書らしきものがあり、警視庁は自殺とみて調べている。
 大杉アナは育児休業中であり、去年秋に出産した後、全身に痛みが走る難病との闘病生活を過ごしていたとの事。

 また、ゴリラっぽい風貌が印象的な俳優の高松英郎(本名・武市哲郎)氏が2月26日午前、心筋梗塞のため自宅にて死去した(享年77歳)。

 更に、メガネとモジャモジャ頭といった風貌で人々に馴染み深く、昭和の時代にテレビで顔を見ない日が無いほど大活躍していた俳優の鈴木ヒロミツ(すずき・ひろみつ、本名=弘満)氏が3月14日午前、肝細胞癌のため都内の病院で死去した(享年60歳)。

 そして、”2時間ドラマの帝王”船越栄一郎の父であり、好々爺的なキャラクターで人々に親しまれて、1989年に紫綬褒章、1995年に勲四等旭日小綬章を受章した”テレビドラマの皇帝”船越英二(本名・栄二郎)氏が3月17日午後、脳梗塞のため死去した(享年84歳)。

いずれの方々も
テレビっ子として育った
自分にとって
馴染み深い顔ばかり
でした。

 他にも、「何とか超神水」とか色々アホくさい事があったけど、中でもすごかったのが
ライオンズが
東京ガス投手と
早稲田大学外野手に
裏金支払い発覚・・・
 更に、それに伴うドラフトでの希望入団枠廃止へ向けての話し合いの席での
ジャイアンツ
久々な感じの
ゴリ押し

 日米ともにシーズンが始まろうって時に、何だかなぁ・・・。


2007年1月30日
アレの発売日に
今年初更新

 こうして記事をファイル転送しているこんな夜中に、アレを買う行列が出来ているんだろうかねぇ・・・。
 さて、今月はイノシシ年なわけですが、この1ヶ月間イノシシが駆け抜ける勢いで、ネタになる様々な事件が起こったりしていました。

「アゴ倉FA移籍と引き換えにされたのが工藤師匠」

という、質の悪いロシアンジョークに衝撃を受ける余地もなく、

「3浪生、自分を馬鹿にした女優妹を殺害して解体」
「前川がひき逃げ、しかも、無免許」
「ノリ、オリッ糞の策略にはまってニートに」
「新宿・渋谷のバラバラ殺人の犯人はセレブ気取り」

そんでもって
極めつけは

2ちゃんねる閉鎖!?」

と、「コイツぁ新年早々からトバしまくりだなオイッ!!」って言いたくなるほどのペースでネタが量産され続けました。

 んで、これだけネタが量産されているのに、何故に今まで記事書かなかったのかというと・・・

「コイツぁ新年早々トバしまくりだなオイッ!!」
って
言いたくなるほどのペースで
仕事が量産されてたんだよぉぉぉぉ!!!!!


 はてさて、今年は更新のペースを上げられるだろうか・・・ねぇ・・・。

 最後に、今年もハイペースな予感の<訃報>を・・・。

 インスタントラーメンの生みの親で、日清食品創業者会長の安藤百福氏が1月5日夕方、急性心筋梗塞のため死去した(享年96歳)。
 女優・工藤夕貴女史の父で演歌歌手の井沢八郎氏が1月17日夜、食道癌のため死去した(享年69歳)。
 そして、往年の人気プロレスラー”バンバン・ビガロ”(スコット=ビガロー氏)が1月19日(米現地時間)、死去した(享年45歳)!!


ハニスポの記事(06年7−12月)