赤城山  (1,828m) − 群馬県                 1998.11.22 (日)

山ある記

  桐生から122号線を足尾方面に、東武線の水沼駅の手前を脇に入ると更に梨平茶屋キャンプ場への林道になる。キャンプ場に車を停め、ここからは鳥居峠を大沼(”おの”と読むらしい)に向けて1時間の歩きだ。天気は快晴だが、登り口からも赤城の山頂が白く見える。鳥居峠から覚満淵の脇を大洞(だいどう)のほうへ少し下り、駒ヶ岳(1,685m)の登り口に到着。赤城の最高峰・黒檜山へは駒ヶ岳を越えて行くことにした。木々は着氷して一面銀世界。気温は低いが心地良い山歩き。駒ヶ岳には30分ほどで到着。いったん、下りになって、更に30分ほど歩くと、黒檜山山頂。多くの登山者で既ににぎわっていた。一面が笹で覆われた山頂からは、遠く北東に皇海山、日光白根、南西には先週登った浅間山までが望めた。陽が高くなり、登りで踏みしめた霜の降りた山道は緩みはじめ、あちこちぐちゃぐちゃになっていた。
帰りは鳥居峠をケーブルカーの線路跡脇の階段を何段も下った。途中には名水が採取出来る小屋もある。

東武水沼駅構内には温泉センターがあり、予定どおりゆっくり入浴して赤城をあとにした。

標高差約 540m(大洞から)。
 

<参考地図>
アルペンガイド5「奥日光・足尾・那須」(山と渓谷社)