読書メモ ・「声に出して読みたい日本語 音読テキストB 歎異抄」 ・歎異抄(たんにしょう)は弟子・唯円が親鸞(浄土真宗)の語った言葉を書き留めたもの。 声に出して読むと親鸞が生の声で語ってくれる感触。 生きた言葉の威力。歴史を生き抜く力をもつ。親鸞が究めた認識を相手の心に届くように語った。 念仏を唱えることの意味、「他力」が本質であることが分かる。 ・親鸞が著した「教行信証」は難解な書物 ・宗教家を心の中に住まわせることは、よりどころになる。 ・供養のために念仏しない ・念仏は修行でも善行でもない ・念仏は滅罪のために唱えるのではない ・本願(=他力):阿弥陀仏の力に頼って、来世に悟りを開く。浄土で生まれ、救われる。浄土門。 ・自力(自分の力で往生しようとすること)は本願に背を向けていることになる ・聖道門:自力の修行により、この世で悟りを開くことを目指す。学問を重視する ・念仏は自分の考えで行うことではない。自力を超越している。私たちの分別や思慮を超えたもの ・文字も読めず、経典が理解できない人が唱えやすいように「南無阿弥陀仏」の名号が選ばれた ・他宗派と言い争うな。私は本願を信じておりますので、私どもにとっては、この上ない素晴らしい教えなのです、 念仏するのをさまたげないでください。論争の場からは遠く離れるべき。 ・善行も悪行も全ては過去の縁によるもの。それにとらわれることなく、ひたすら本願の働きにお頼みする。 ・厳しい修行をすることなく、仏法を理解する力もない私たちが、この世で悟りを開くことなどできるはずがない ・この世で悟りを開くことができる人は、お釈迦様のように教えを説いて人々を救うことができる ・信心が定まったなら、浄土に往生するのは阿弥陀仏のはからいによる ・本願のはたらきにより、安らかで落ち着いた気持ちになる。耐え忍ぶ心が起こる。こざかしい考えをはさまず、我を忘れる。 ・自然(じねん):おのずとそうなる。自ずと念仏が口をついて出てくる ・専修念仏禁止の弾圧により親鸞は越後へ流罪となる。 ・感謝の気持ちをもって生きる ・「南無阿弥陀仏」は心を整えるために、常に自分のかたわらにある。一番よかった心の状態を、念仏を繰り返すことで、 いつでも蘇らせることができる。 |