読書メモ

・「台湾論
(小林よしのり:著、小学館文庫 \619) : 2013.12.23

○印象的な言葉
・ゴーマニズム:直感と常識を頼りに、あえて傲慢を貫く
・自我の死:自我を否定して公につく(李登輝)。日本には自我・私欲だけの小市民しかいない。
・強力なリーダーシップをとれる政治家は独裁者も含めて魅力的
・第二次大戦後、米国は朝鮮半島全土を占領する余裕がないため、一時的措置として38度線で米ソの分割統治とした
・日本の長い歴史。秩序、信頼、勤勉、団結心、道徳、武士道、文化の深み、模倣と創造性などが公共の財産。
・「国のため」を考えるナショナリズム、愛国心。⇒排他・排外的ではないナショナリズム
・日本人を作っているのは「血」ではなく、国土や言語、歴史。
・中国四千年の歴史などは幻想、誇大妄想。異民族に支配されるたびに歴史は断絶してきた
・中国には歴史的に公共性を作り上げていく「世間」が存在しない。他人は信じない、徹底的な個人主義の国。←米中の共通点。拝金主義も。
・「みっともなさ」が日本人
・台湾と中国の関係の本質は「兄弟げんか」
・慰安婦問題:大東亜戦争に始まったことではなく、昔から娼婦は「戦地や外地は金になる」といって、どんどん出て行った
・三国人:戦後、占領軍の威を借りて、傍若無人に振舞った「準戦勝国民」から日本人が差別を受けていた状況で生まれた言葉
・日本ではエリート育成のための優遇政策が取れない。一部の者にだけ良い環境を与えるのは差別と批難される
・日本人は本来、お金や成功だけが人生を充実させる価値と思わない
・健全で「地道」な人々が国を支える
・世界のハイテク産業の「下請け工場」であることは、イコール「国防産業」でもある
・危機を感じない者は生存本能も失われる
・金もうけにも出世にも興味がない、ただ自分が好きで没頭できる何かを見つけた。認知されて生の実感をつかみたい。 「自分の神」を発見した一握りの「趣味人」が、世界が瞠目するブランドを確立する
・日本の台湾統治時代、日本は割りに合わない衛生・医療、教育に投資した。その効果が出るのに20、30年かかる。 英国、スペイン等は植民地で長期的な投資をしていない。
・大日本帝国は朝鮮人を同胞と考え、日韓併合前から陸軍士官学校などの入学を認めていた。
・鳳梨酥(パインケーキ):台湾のお菓子
・過去の歴史の有益な部分を未来につなげていく
・必ずどこかに突破口があると信じる
・台湾では神様として祀られている日本の軍人、警察官が多い。
・台湾人には日本と同じ島国からか、「日本精神」が伝わる気質があった