読書メモ

・「小飼弾の「仕組み」進化論 〜生き残るための”新20%ルール”
(小飼弾:著、日本実業出版社 \1,500) : 2013.12.29

○印象的な言葉
・仕組み作りを仕事にする
・プログラマーの三大美徳「怠慢」「短気」「傲慢」。怠慢:同じ作業の重複を嫌がる。自動化する。労力を減らすために手間を惜しまない。 先回りして仕組みを作る「短気」。後に起こることを想定する。
・変更される部分と変更されない部分を見極める
・使う人が自分でカスタマイズできる仕組み。メンテナンスを容易にする
・”本当の”20%ルール:既存の仕組みを回す仕事を勤務時間の20%で終わらせ、80%を新しい仕組み作りに当てる。 仕組みを作って仕事を効率化したら、それ以上、その仕組みの中で働きすぎないこと。残りの80%を仕組み作りに注ぐ。
・仕組みは「テコ」と「奴隷」の組み合わせ。奴隷:自分以外の力を他から借りてくること。他力。テコ:自分の力を別の形に変換する道具。 奴隷にテコを持たせれば、仕事はもっと楽になる。
・ロボット三原則の「ロボット」を「仕組み」に置き換えれば「仕組み三原則」となる。仕組みが危害を加えるようになってはいけない。
・「罪を憎んで人を憎まず」:正確な証言を得るため。貴重な教訓を得られる。
・日報用メーリングリストで、部署内で日報を共有。誰が今、どんな仕事をしていて、どんなフェーズにいるかを知る。 作業内容と残っているToDoを書くだけ。
・自”働”化:いざというときに安全方向に動けるように自分自身の行動を習慣化する
・アウトソーシングには大きなリスクがある。自分でコントロールできる要素が減る。よほど信頼性が高くない限りは凶。 コミュニケーションに関するコストが高くつく。アウトソーシングは信頼性が下がるため、それを補填しようとすると、 コミュニケーション・コストが跳ね上がる。時間コストが高くつく。
・顧客の要望を汲み取ってサービスを提供するコンサルタントビジネスの利幅が大きくなるのは、コミュニケーションコストが高い案件
・生物ならではの仕組みの特徴:最適である必要はない、仕組みは手放さない、できないことは無視。その仕組みは驚くほど非効率。
・生物の凄みは、個体や細胞を犠牲にして、仕組み自体を生き延びさせてきたこと★
・生物にとっては、生き残ったものが正しい
・得意分野について突き詰め、あと1ピースが揃ったら完成という状態にしておく。「仕掛品を作っておく」。一人では実現できないプランでも チャンスが来たときにいつでも捕まえられるよう準備しておく。足りないピースを明確にしておく。
・西森拓教授(広島大学)の研究によれば、餌集めの下手な蟻が集団にいたほうが、優秀な蟻だけの場合よりもたくさんの餌を集められた。 優秀な蟻は餌を効率よく集めるが、新しい餌は発見しにくい。下手な蟻はうろうろすることで新しい餌を発見できるチャンスが高まる。
・継続的に事業を行う企業を”going concern”。解散を前提にプロジェクト単位で事業を行う”ending concern”。