読書メモ

・「人生の王道 〜西郷南洲の教えに学ぶ
(稲盛 和夫:著、日経BP社  \1,700) : 2013.06.29

西郷隆盛が残した言葉「南洲翁遺訓」。 王道の本質は道徳、仁義。

○印象的な言葉
・上質な日本人、上質な日本
・正道、徳、覚悟、ビジョン、一心不乱、大義、信念
・両極端を併せ持つ(独裁と協調、強さと弱さ、非情と温情、を調和させる)。→最高の知性
・成功を持続させる方が難しい
・小人を使ってこそ大きな仕事ができる。7、8割は小人。その長所をとって才能や技芸を発揮させる
・知識→見識→胆識
・地獄と極楽は人の心の違いにあり。少し見ただけでは同じような場所。
・上に媚びず、下には謙虚に。他に善かれかしと思いやる
・品格、誇り、心配り、思いやり、人間の機微
・敗者への配慮、敬意。度量の大きさ
・上に立つ者は行いを正しくし、贅沢を戒め、社員の手本になる。最前線に出る。後ろ姿で社員を奮い立たせる。前線と後方を行き来しながら指揮。
・自分は完全な人間ではないと考える。人の意見を聞く。
・情に生き、義を貫く。冷徹なほどの「理」
・心を支えるための哲学
・人を登用するには才能よりも人物を見よ。人間ができている、徳がある、人柄、信頼
・失敗しても「人をとがめず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」
・「人間として正しいことを貫く」ことを物事の判断基準とする
・自分がすべきことを貫けばいい
・国政の基本は文・武・農
・徳に基づく外交施策、他国から尊敬と信頼を得て、侮られることのない国
・人類の歴史はリーダーの歴史(蘇洵)
・GDPの総額は増えなくても、常に新しい産業が芽生え、新陳代謝が行われる、健全でダイナミックさが失われることのない経済社会
・損得で動かない。誠・仁・義で動く
・上層下層が互いに騙し合い、官吏と国民が敵対し、国が分離崩壊
・国家公務員の唯一の基準は「国民にとってよいことかどうか」
・天に恥じない。人としてどうあるべきか
・正道を貫くことが一番楽。繕い隠すものが何もないから。正道を行う者は困難に遭う。淡々と正道を行い、楽しむ。
・人物を才覚や努力だけで評価してはならない。人格こそが才覚をコントロールできる。
・一生をかけて自分の器を大きくする
・魂を磨く。気を抜かない、気を込める。
・他によって生かされている。他人に分け与えることの喜び
・禅宗は来世のことを教えない
・運命という縦糸に、因果応報という横糸を織り込む。人生という布地

-目次-
プロローグ
第一章 無私
第二章 試練
第三章 利他
第四章 大義
第五章 大計
第六章 覚悟
第七章 王道
第八章 真心
第九章 信念
第十章 立志
第十一章 精進
第十二章 希望