読書メモ

・「日経新聞の真実 〜なぜ御用メディアと言われるのか
(田村秀男:著、光文社新書 \740) : 2013.09.28

○印象的な言葉
・ダブルチェック。確実に「裏を取る」という強いプロ意識
・「官報」とまで擬される日経の惨状。経済ジャーナリズムの貧困さ。世論をミスリード。
・財務官僚や日銀官僚のポチ化する経済記者。いともたやすく利用されている。日本経済の衰退を後押ししている。 官僚寄りの記者で上から下まで固まっている日経。
・ジャーナリストとしての独立性、主張を貫くための覚悟
・新聞社の管理職にはある種の政治力が求められる。組織が円滑に機能することに神経を使う
・記事の初めのほうにポイントが書かれている
・ミクロに深く精通するようになれば、自ずとマクロ的な全体像が見えてくる。ミクロを疎かにしていては、全体像を思い描くことはできない
・5%の消費税増税は消費サイドで5%、生産者サイドで5%、合計10%も実体経済を縮小させる★
・100年後の世代に役立つ震災復興事業の財源は、100年かけて償還する方法をとるべき
・政府保有の米国債100兆円を日銀に譲渡し、日銀から100兆円の資金を引き出せる
・日経は「経済教室」欄を使って増税促進キャンペーンを展開してきた
・伊藤元重は世渡り上手な御用学者。厚顔。
・消費税率が2倍になれば、社会的な損失は2乗の4倍になる(浜田宏一)
・現行日銀法では日銀は政府から強制されずに、政策目標を決めることができてしまう。FRBやECBですら「政策目標の独立性」は与えられていない
・日本は政治家もマスコミも、国民全体も「大政翼賛会的体制」の支配下にある。それは高級官僚組織が意図的に、時には無自覚に生み出している
・日本のマスコミは歯止めになれていない
・米国はマクロ経済学が現実に適用できるという前提で政策を組み立てている
・2011年の日本の物価は1997年から3%下がっているのに、家計収入は16%も下がった
・記者は日々与えられた業務をこなすだけで精一杯。疲弊し、最初の情熱や理想は消え失せ、ルーティンワークに埋没。 独自の視点で記事を書きたいという欲求。
・勉強する時間はなかなか取れなくても、わずかな時間でも日々、知識を増やすことに努める。疑問も増えてくる。それを現実と 照らし合わせることで、独自の視点、疑問が生まれる。それが武器になる。
・官僚主導で国民益を無視する政策は国難を呼ぶ
・どのデータをどれと組み合わせるか。データやグラフの重要性
・世の現実を平易に分析する
・押し付けられた仕事でも、それを人並み以上にやりこなさないと、希望の部署にいける道は遠のく
・勉強を怠らず、投げやりにならず、手抜きをしない
・一年契約の年俸制にすれば、自ずとスキルを磨くようになる
・アベノミクスはうわべだけの変化に終わるだろう
・ネットにより、いながらにして情報が手に入るようになり、かえって容易に洗脳され、ミスリードされるようになった