読書メモ ・「木を育て森に生きる」 ・山と立ち木にかかる相続税 ・木は若いときには手がかかるが、ある程度年齢が高くなると細かい世話、下刈りや枝打ちをしなくても、自然の力で育つ ・グリーンシャワー、緑の気 ・戦後の農地改革は森林は対象にならなかった ・杉山は湿気を含んでいるため蒸し暑い ・寒の最中には杉の立ち木の水分が夜半に凍り、朝、陽が昇って温度が上がって来ると膨張して幹が破裂することがある。凍裂。 ・海軍の「宜う候(ようそろ)」の精神。時間内にきちんと下準備をしてから出発する。 ・山林の評価額は宅地よりも非常に低い ・日本の林業をだめにしている一番の要因は相続税。相続税の手当てのために計画以上の立ち木を伐ることで森林のバランスが崩れる。 ・施業計画を出すと所得税控除があり、相続税では延滞の利子税の割合が低くなるメリットがある ・搬出する材の通り道の立ち木にタイヤのゴムを巻いて、傷が付かないようにする ・田植え機のように苗木を植える機械の開発 ・伐採は秋から冬にかけてのほうが木材の質がよい。秋の彼岸から春の彼岸の間。秋の彼岸を過ぎると根から水を吸い上げる働きが止まる。 冬場は水分が少なく乾いた状態のため、運び出すときに傷つきにくい ・上等な材は痩せた土地で太らせないよう時間をかけて生長させた材 ・材の価値は、一に「真円」、二に「通直」 ・腐葉土になった表土が大事なので火入れはやめたほうがいい ・段をつける地拵え(こしらえ)。土が流れないよう、いらない枝葉で階段をつくる ・梅雨の終わりから8月いっぱいまでが下草、低木の一番伸びる時期 ・葛(かずら)が苗木に巻きつく被害。蔓(つる)が巻きつく。生長すると木性の蔓になり、木を堅く締め付ける ・下手に枝打ちすると、打ったところにコブが残る ・林業の産地形成には一つのエリアにコンスタントに同じ質の材が出荷できないといけない ・桧は火山灰地など地味の悪いところが適す。表土が浅いところが適す。根を浅く横に張る。 ・杉は根を土中深くに張る ・適地適木:峰松、中杉、裾桧 ・MORIMORIネットワーク ・森林と共に生きる「森林化社会」。川下から川上へ人の流れが逆流 <感想> ・放置されている民有林は国が引き取ってはどうか?統合して管理を合理化できる。管理は民間へ委託。 |