読書メモ

・「アジャイルソフトウェア開発エコシステム
(Jim Highsmith:著、(株)テクノロジックアート:訳、ピアソン・エデュケーション \4,000) : 2013.12.07

○ポイント
・プロセスへの執着は、その信者にはほとんど役に立たなかった。プロセスの厳密さは正しいレシピでは決してなかった。 (開発の)各ステップを事前に予測することは愚か。太ったプロセスの時代は終わった。 スキルよりもプロセスの方が客観的に見えるため、プロセスに焦点が当たる。プロセスの形式化により革新と創造性が排除される。
・プロセス、儀式、優れた見積など、無駄なことを課すことにより、制御不可能なことを「制御」しようとするのが問題
・人を機械的に扱うプロセス中心な観点
・(あえて)極端な立場をとり、論争を引き起こす
・早急に発展する技術、ビジネスモデル、製品⇒納品速度の必要性が加速
・人とその相互作用に重点を置く。プロセスへの自己適応力
・「変化」駆動。変化を受け入れる、促進する。「変化」指向。変化を急速に創造し、競合他社を息切れさせる。
・プロジェクトによって必要なプロセスや方法論は異なる。プロセスと計画よりもスキル、コミュニケーション、コミュニティに注目。
・予測不可能で、自発的で、常にシフトする「秩序」
・ギリギリの状態で「持ちこたえる」ことを生き甲斐にする
・リアクション(反応)だけでなく、アクション(行動)
・優れたバランス、判断、即興のスキルのある人
・動じないこと
・計画は変わりやすいもの。計画は予測ではない。協調のためにある。決定の実施を支援するもの。
・納品フィーチャ契約:フィーチャの定期的な納品に基づく契約。コストが最も低い
・インクリメンタルな開発による小さな勝利、連続的なフィードバック、人同士の会話
・見習いには長期間を要する。技巧の文化と倫理を吸収する時間を要する
・暗黙知は知識を持つ人を動かすことで伝達できる。スキルの本質は暗黙知。スキル構築のための要件は指導と、学習内容のテストとの フィードバックサイクル。
・(開発における)ベストプラクティスとは、特定のコンテキストで「ベスト」であるに過ぎない。適切なプラクティスを選択し、 特定の状況に調整する。
・変化を市場の激動に対応するのに役立つ機会として歓迎する
・計画能力よりも適応能力に自信をもつ
・リーン(Lean)生産:カンバン方式
・品質レビュー:顧客の観点から、技術的な観点から
・アジャイル開発の焦点:人、協調、不確実性
・ソフト開発は、予測可能な線形の計画プラクティスと実行プラクティスでは管理できず、成果は予測不可能で、プロセスは再現できない