読書メモ ・「里山再興と環境NPO 〜トンボ公園づくりの現場から」 ・ボランティア組織の難しさ。地主や農家の意向。資金調達の課題 ・「新・生物多様性国家戦略」策定(2002年) ・環境保全には適度に手を加えることが不可欠 ・環境系NPOの課題:経済的自立ができない。助成金にありつこうと多くのNPOがしのぎを削る。各NPOは自分たちのことで精一杯で、 協力するゆとりがない。役員の世代交代が進まない。会費の滞納者の増加。市民を巻き込むことができた反面、矮小化される。 営利企業はNPO法人に名を変えて事業受託に乗り出す ・「自然再生推進法」の成立(2003年) ・高度経済成長期に失ったものの価値 ・地権者や農家には市民団体は独りよがりの信用のおけない輩と映る ・自然を生かした手作りリゾート。自然と共生した地域づくり。トンボのミニ博物館、キャンプ場 ・トンボはその地の環境の良し悪しを測る生物として優れる ・トンボ公園:用地取得から整備、管理を市民が行う。自立的、対案的な運動。自然にトンボが棲み付くのを待つ ・利用することが里山の保全につながる ・環境学習の場、観察会、トイレ整備、会報、他の市民団体との交流、体験の場、自然案内人 ・ボランティアの力を上手に導き出すコーディネータ。継続にはボランティアでない人々が必要 ・昆虫標本づくりが排斥されてきた:採集が自然破壊、残酷な行為だと ・自然を守るには、自然を守る活動に専念する人間が必要。それで飯が食えるような社会にしなければならない ・里山保全に対する地主や農家の考え:下刈りの時間がない。経済的利益がない。管理する人がいない。必要性を感じない。 市民団体が管理してくれれば依頼してもいい。少額なら出費してもいい。行政等の補助金を充当できれば活用したい。 無償で手伝ってくれるなら依頼したい。 ・農地に対する地主や農家の考え:貸してもいい(借りて欲しい)。市民団体に管理を任せてもいい。荒れないのなら無償で貸してもいい ・地道に活動を継続し、信用を得ながら協力者を増やし、地域全体が動き出すのを待つ ・3つの事業:交流、調査研究、普及啓発。子供を核とする ・生産者と消費者の調整をNPOが担う ・笹を根絶するには真夏がいい。二年目以降は時折、下草刈をすれば十分 ・里山ギャラリー:思いを伝える場。お茶や食事を楽しみながら語り合う。出会いの場。小さな出会いから新しい道が開ける ・町内にたくさんいる無名の芸術家 ・環境保全という公益的な事業は損得勘定で行うことではない。役所が使っていた税金をNPOに還流させる。 スタッフの人件費や事務所の光熱費など経常経費に助成金を使えるようにすべき。 ・資金調達法:軽食堂運営、グリーンツーリズム、契約栽培、作品販売 -目次- 里山ブーム 里山保全の問題点 生物保全を切り口に里山保全 トンボ公園づくりからのスタート トンボ公園づくりの意義 トンボ公園づくりの実際 トンボ公園のトンボ保全効果 トンボ公園の他の生物の生息状況 トンボ公園づくりの評価と限界 ビオトープづくりの疑問〔ほか〕 |