読書メモ

・「報道災害【原発編】〜事実を伝えないメディアの大罪
(上杉 隆、烏賀陽弘道 :著、幻冬舎新書 \840) : 2012.11.25

○印象的な言葉
・権力と一体化した日本のメディア「官報複合体」
・正義の仮面をかぶり続けるメディア
・多様性に乏しく偏狭なメディア
・メディアが「報道災害」の加害者
・既得権益の死守に汲々とするメディア
・情報最貧国、情報敗戦
・記者クラブが日本を滅ぼす。→日本社会の病理の根源
・記者クラブ問題は世界でも有名
・メディアは政府や東電の「広報機関」
・「安全デマ」を広めたメディア。自らに対する批判も、反省の色も、事実の訂正もない。
 国民を被曝させ、放射能汚染水で人類共通の財産である海を汚した
・国民が生死のかかった決断をするのに役に立たない報道
・クエスチョニングのない記者
・議論ができない国民性
・疑いの目をもつ
・「情報災害」デマが広まる、情報伝達の錯誤によって身体や財産が毀損される
・TVは脳死状態。能力や意思の高い記者はいるのに、組織として彼らの資質を読者・視聴者に還元する能力や意思を失った
・国民も思考停止することで進んで洗脳されてきた
・自主規制による横並びのメディア。異論を排除、単純な言論社会

-目次-
第1章 繰り返された悪夢―70年目の大本営(日本の報道は何のためにあるのか
3・11で露呈したこと)
第2章 日本に民主主義はなかった(海外メディア戦いの歴史
自由報道協会の意味
ソーシャルメディアを可能にするもの、不可能にするもの)
第3章 アメリカジャーナリズム報告2011(アメリカのジャーナリズムは劣化したか
日米メディアリテラシー比較)
第4章 死に至る病 記者クラブシンドローム(信じられない!シリーズ
王様は裸だ)
第5章 報道災害からいかにして身を守るか(今こそ変わらなければ次はない
多様性こそすべて)